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副業を考える

2019-04-27 12:00:00 | 18期生のブログリレー

皆さま こんにちは。

稼プロ18期の舌歯 昌洋です。

稼プロブログの14回目になります。

 

今回は、最近よく目にする副業(複業)や働き方改革について感じるところを書いて行きます。メインは副業についてで、それが働き方改革にどのように繋がるのかという観点での意見となります。最近それに類する経験をしましたので、ある意味体験談となります。

 

まず、本稿における副業ですが、世間一般とほぼ同様に、「会社勤めの方が勤めている会社ではないところから報酬を得て仕事をすること」と捉えてみます。そうすると典型的なパターンは、いわゆる会社員が外でバイトしているイメージですね。

 

バイトは多様で、原稿執筆かもしれないですし、補助金申請書作成かもしれないです。中小企業診断士の約半数が企業内診断士であるという調査(*)もありますので、診断士にとって副業は避けては通れない論点でしょう。

(*)データで見る中小企業診断士2016年

http://j-net21.smrj.go.jp/know/s_hiroba/data2016/p01.html)。

 

実際にやってみてわかったことを以下にまとめます。

【時間】

とても長時間労働になります。通常の勤務をした後に、帰宅後などに別の仕事をすることになります。私は夜帰宅して夕食後、30分仮眠してから副業に入りました。9時から仮眠、9時半から1時まで副業というイメージでしょうか。

体力的に辛いのでネガティブ評価です。

 

【経験】

普段の業務とは異なる仕事をすることが出来ます。そのため、新しい経験をすることができます。取得した資格を活用するという観点では非常に良いと思います。更に、本業との関連などがあれば相乗効果も見込めますので、一石二鳥・一石三鳥もありえます。

これは非常にポジティブ評価です。

 

【人脈】

一緒に勉強会に出て、懇親会で話をするだけの関係よりも、人間関係は濃くなります。仕事を一緒にやっていると、相手の技量がわかって来ます。当然自分の技量も相手に伝わるはずで、信頼関係が生まれることも失われることもあるでしょう。

これはポジティブ評価です。

 

【やりがい】

これは人それぞれだと思います。その人が何を考えてその活動をしているかによります。

ニュートラルですね。

 

【楽しさ】

難しい切り口だと思います。

これもニュートラルです。

 

【お金】

仕事である以上報酬は必要です。ただ時給で考えると、副業の報酬が一定水準を超えるかどうかは分かりません。経験を優先すれば、報酬は減るでしょう。すでに持っている技量を活用できる場合は、相対的に高い報酬が得やすいでしょう。

ゼロではないが、多くもないというのが平均的な姿ではないでしょうか。

 

最後に働き方改革との関連を考えてみます。

労働時間という観点で見ると、副業をすると長時間労働になりますので、「いわゆる働き方改革」とは相反する結果になります。勤務先での労働時間は、勤務先企業が責任を負います。しかし、副業による長時間労働は完全に自己責任となります。副業による長時間労働で体調を維持できなくなるなど、本末転倒もいいところだと思います。

 

自分の選んだ仕事をやれるというところは素晴らしいです。また、実際に報酬をもらえるレベルのアウトプットを出す必要がありますので、インプット中心のお勉強と比較して、圧倒的に成長します。自分の成長という観点では、やるしかないでしょう。

 

副業で得た知識・経験・スキルなどを現在の仕事に活かすもよし、転職・独立に向けた準備にあてるもよしです。好きなことを仕事にできるのが最高の働き方改革ではないかと考えています。会社の規定などで不可能な方はしょうがないですが、一度やってみてはいかがでしょうか。

 

長文お読みいただきありがとうございました。

コメント (2)
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