こんにちは。
19期生の廣瀬達也です。
緊急事態宣言が解除されいよいよ落ち着いてきたのか…と思っていたら、来ましたね「オミクロン型」。
それでも、今年も12月です。そして、「あの頃、コロナ禍がこんなに続くとは思わなかったよね」と思わず会話してしまう「あの頃」…。
いよいよ「年末」が始まってきたということもありますので、今回は初めての緊急事態宣が出された「あの頃」をちょっと振り返ってみます。
「緊急事態宣言」の開始は、2020年4月9日から。前日の4月8日の夜には安倍首相(当時)の会見があり、その夜のNHKニュースは妙な緊張感と共に思わず録画しました。
そして、こんなnote(のマガジン)を開始し、60日間ほどちょこちょこ書き続けていました。当時住んでいたのが東京都文京区にある「地蔵通り商店街」だったことからこのタイトルになっています。
みなさんの生活は「あの頃」と比べてどのように変化したでしょうか?
僕の場合は、今年の4月に異動(お客様先への出向)となり、業務内容がITベンダーの営業担当からお客様側のシステム運用責任者に代わりました。そして、住居も東京都内から神戸市内に(勤務先は大阪市内)。勤務形態はテレワークメインから、できるかぎり電車に揺られて出社。11月からは在宅勤務はなくなりました。
自分の「こんなnote」を読み返しつつ、あの頃を振り返ると(食べまくっている感ありですが)なんだか遠い昔のようです。
ちょっと振り返ってもこんな感じです。
●テレワークは慣れているつもりだったけど、「ザ・イ・タ・ク・キ・ン・ム」がメインとなるとさすがにいろいろ勝手が違ってた。(緊急事態宣言前から自社にはテレワーク制度はあり、職場はフリーアドレスになっていたので、「慣れてる。延長線上だよね」と思っていたのですが、「在宅」はかなり勝手が違ってました)
●「Web飲み会」なる新たな娯楽?を経験することになった(しかし、最近はめっきりやらなくなりましたね)
●テレワークで多数の人がネットワークに繋がる頻度が増えたせいか「ブックカバーチャレンジ」なるものが流行った(「コレってチェーンメールの派生形では?」と思ったりしました。あれはなんだったんでしょう?参加したみなさんはどんな本を紹介したでしょうか?僕は最初の1冊は感染症を意識したコレでした)
●診断士活動のイベント、研究会などが一気にWebシフトし、日本全国・海外からイベント等に参加可能。というように「距離の克服」が実現した。(「距離の克服のカギは高速移動技術の進歩」と勝手に思っていたのですが、「こういう(Web化による克服)実現方法があったのか…」とちょっと感動しました。ただ、「進化系でイイとこ取り」のような響きのある「ハイブリッド開催」なるものは、上手に運営しないと「距離の克服」に加えて実現されたせっかくの「フラットな関係」を侵食するのではないか…と最近は若干の心配をしています。これはが現在僕自身が「地方在住」で「距離」の壁を経験する可能性を持っているからかもしれません)
●最初の緊急事態宣言が開始された当時、ZoomなどのWebツールについて貪欲に挑戦し、新しい動きをおこそうとアクティブに活動する人をみて、「あぁ、こうやってグイグイ動くこと必要だよね」と傍観してしまった。(イマイチ動ききれない自分にある意味「自分自身の真の姿」を再確認しました)
●ハンコ出社をするようになり、「テレワークのラストワンマイルが届かない…」と感じた。(僕の職場では社内承認行為は電子決済なのですが、決済により承認採れた後の生産物となる契約書、見積書のハンコは自社だけではなくせない。そして、コロナ禍前はこのハンコ行為を派遣社員さんにやってもらっていたので、社員には表面化していなかったです)
●それでも会社制度的には、テレワーク手当制度ができたり、交通費が実費払いになったりと「時代に適用」しようとする動きは見せていた。(ここはまずまず会社として努力していたと思う)
●「愛の不時着」などのネットテレビドラマにハマった…(過去形でなく今も続いているかも。「イカゲーム」は見ました)
●(異動して4月以降)毎日のように電車通勤してみると、実はフツーに電車通勤している人は少なくないことを実感した。(在宅勤務していると気づかなったですが、ある程度「フツーに社会は回っている」を実感しました)
●日々の通勤はけっこう体力が必要 と痛感するものの、職場で同僚にリアルに会えるというのは実は何気に救いでもある(特に一人暮らしなので…)
などなど
また、人間模様的にもコロナ禍における人々の振る舞いを見聞きするたびに、
「あぁ、そういうことするのね」「そうなるのね」
というように、「自分とは異なるいろんな環境・属性の人たちがいる」ということを改めて学びました。人としての生な部分がチラリと見える場面も少なからずあったように思います。
と振り返ってきましたが、自分自身を振り返ると
「コロナ禍を言い訳にせず、自分が出来ること、やるべきことを粛々と進めるのだ」
と、カッコよく自分に言い聞かせていたつもりですが、やはり、どこかズルズルと「逃げ」をしている面も否定できません。ちょっと意識してネジ巻かねばな…と考えている最近です。