みなさん、こんにちは
稼プロ!19期生の森です。
さて、今のところどなたも使われていないようですので、先日発表された2021流行語大賞からブログネタを拝借。
大賞は「リアル二刀流/ショータイム」ということで、大谷翔平選手絡みでした。コロナ禍で大谷選手だけが明るいニュースだ、なんて言葉もよく耳にしましたし、私などは毎日速報をチェックすることが“習慣”になっていたように思います。
ノミネートからは「Z世代」なんかはよく使われてた印象。今の概ね10代の世代のことで、デジタルネイティブと言われる世代よりさらに後のスマホネイティブとも言われる世代。TikTokなんて何が楽しいのか、なんて言ったら化石扱いでしょう。ジェネレーションXからミレニアル(Y世代)ときてZまできたら次はどうなるのだろう?と調べてみたらα(アルファ)世代説が有力のようで、さもありなんという感じです。
その他で、診断士的に注目すべきは「フェムテック」と「NFT」でしょうか。いずれも、流行りで終わる言葉ではなく、これから社会的にも市場的にも非常にインパクトの大きな存在になっていくと思われます。
「フェムテック」とは、狭義・広義はあれ、一般には「女性が抱える健康の課題を、テクノロジーで解決する製品やサービス」と定義されています。フェムテックによって女性特有の健康面に起因する労働損失を軽減し、女性の社会進出を支援し、女性の地位および所得の向上と関連産業の発展が経済成長に繋がっていくことが期待されます。そのためには、ただ良いテクノロジーやサービスがあるだけでは不十分で、社会(企業など)がいかにそうした女性特有の(かつ個人差もある)健康課題を受容して、課題を解決するためのテクノロジーを取り入れていくか、というあり方に関わってきます。このことからもフェムテックは、一つのカテゴライズされた市場にとどまらず、社会の意識や制度をも変えていくポテンシャルを持っていると言えると思います。
そして「NFT」。非代替性(Non-Fungible)トークンのことで、ビットコインなどと同じ暗号資産ですが、ビットコインが1BTCは1BTCであって個々に識別されるものではないのに対し、NFTはその一つひとつが識別され、固有の価値を持つところに特徴があります。アナログ資産と同じように、所有者や、本物であることが証明され、それゆえに希少なものは価値が高くなるというわけで、今年、Twitter創業者の最初のツイートのNFTが約3億円で落札されたり、デジタルアート作品がやはりオークションで高額で落札されるニュースなんかも話題になりました。オンラインゲームなどの中で自分が創造したり獲得したものをNFT化して売って稼ぐことを「Play-to-earn」と言うらしいですが、なるほどそれは確かに新しい市場だなと思いますし、デジタルで所有するという新しい概念は、ゲーム、アートだけでなく、ジャンルレスに応用が効くので、フェムテック同様に大きな市場を創っていくのではないかと思います。