皆さんこんにちは。17期卒の渡邉です。
本日は補助金申請業務について思うことを書かせて頂きます。
以前このブログでも少し話題になっていたかと思いますが、
補助金申請だけを請負うのは診断士の仕事としてどうなのか?という事で
少しざわついた事がありました。
私の個人的な意見ですが、良いか悪いかはお客様が決めることであって、
支援者側が是非をどうこう言うことでは無い、と思っています。
私も今年から補助金申請業務を行っています。(とは言え、そんなに件数をやっているわけでは
ないので偉そうには言えませんが…)
私の対応したお客様の中はほぼ皆さまがしっかりしたビジネスプランを持っているけど、それを
「事業計画書」として落とし込むにはどうしたら良いか分からない、という人たちばかりです。
ですので、私はヒアリングをしっかり行い、社長の思いや考えを事業計画書という形にしていく
ということを仕事として考えています。
お客様側からしたらビジネスプランは明確に持っているので、補助金に採択されて設備投資ができれば
事業を上手く軌道に乗せられるのです。その様な場合はお客様が診断士に求めるのは「事業計画書の作
成」のみであり、それ以上の支援は別に必要とされていません。
診断士が事業計画書を書くのを手伝って補助金に採択され、お客様のビジネスが上手くいくのであれば
それは立派な支援として成り立っているのではないでしょうか。
「成功報酬型で高額報酬をとるのが悪」と言う様なことも言われますが、それもお客様が納得して支払
っているのであれば、外野がとやかく言うことではないと思います。
もちろん、診断士が悪知恵を働かせて架空の話をでっちあげて事業計画書をつくるという様なことがあ
ると良くないと思いますが、お客様の持っている構想を事業計画書と言う形で綺麗にまとめてあげるこ
とは良いことだと思います。
実際、私のお客様からも計画書を読んで頂いた時には「改めてやるべきことが明確になった」と言って
もらえたこともあります。
ということで、改めてまとめると、お客様が補助金申請支援のみを望むのであれば、それはそれで立派
な支援として成立しており、外野がその仕事に対してとやかく言うことではない、というのが私の考え
です。
あと、個人的な話ですが、採択された時の気持ち良さとそれをお客様と一緒になって味わえる、という
のは他の仕事には無い達成感を感じるので、私は補助金申請支援業務は好きな仕事の一つです。
駄文にお付き合いいただきありがとうございました。