事務局の佐々木です。こんにちは。海外はコロナの規制の解除が進んでいますね。私の会社の海外取引先も徐々に来日が復活しています。外交で日本を訪れる海外政府の要人も増えてるようです。
5/10にはフィンランドのマリン首相が来日しました。彼女は36歳。首相が女性であることも30代であることも、我々日本人にとっては新鮮です。さらに驚いたのは、連立を組む5党の党首はいずれも女性で、そのうち4人はマリン首相と同じ30代。国会議員の47%が女性とのことです。さすが男女平等の先進国と言われるフィンランド。世界経済フォーラムが実施するジェンダーギャップ指数が152カ国中2位だけのことはあります。
日本は何位かご存知ですか?120位です。先進国の中では最下位。アジアの中でも中国や韓国、ASEAN諸国と比較して低い順位です。私は会社でシンガポール(56位)の会社と仕事をしていますが、対応するチームのメンバーはマネージャーを含め9割が女性。海外企業と仕事をすると、女性の社会進出の差を感じることが多いです。私の会社でも女性の管理職が増えてきましたが、まだまだマイノリティであることは否めません。
ビジネスのアイデアの多様性や、業務の生産性向上を追求する上で、女性の活躍は非常に有効です。女性の積極的登用を訴えると、「男女を問わず能力ベースでフェアに評価」と言われることがあります。でもその評価自体が男性をモデルとした能力や仕事の進め方を基準にしているような。フィンランドとのジェンダーギャップ指数の差を実感し、価値観を変えていくことが大事だと改めて思いました。
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