12期生の大深です
仕事柄、ラウンダーと称してホームセンターを覗くことがよくあります。地方出張の際も、時間があれば極力そうするようにしています。
私の勤める会社の商品は主としてホームセンターが主戦場です。自社の商品の値段や売れ行き、競合商品の状況などをチェックします。しかし正直なところ、私自身、ホームセンターという業態へはあまり興味は湧いてきません。たいていはホームセンターのチェックをそそくさと済ましてしまい、足は地元の食品スーパーの方へ向いていきます。
大手のホームセンターならば全国何処のお店でも、売り場のレイアウトは似たり寄ったりです。売られている商品も一部のPB商品を除けば、何処でも同じようなものです。ところが食品スーパーは違います。特に地域一番店といわれる地場の食品スーパーはまるでワンダーランドです。地元ならではの新鮮な食材が所狭しと並べられており、パンや調味料などの既製品もその土地でなければお見かけしないメーカーのものが数多く並べられています。
昨年の夏休みに実家に帰省した折、地元のスーパーを覗くと、5000円のオードブルセットが総菜売り場に山のku謔、に積まれていました。
商品を物色している老夫婦の顔から、久しぶりに顔をを合わせる息子や娘、孫たちとの楽しそうな夕餉の風景が見て取れます。地場の食品スーパーを覗いてみるれば、そこに暮らしている人達の暮らしぶりを垣間見ることができます。
良いお店に巡り会うたびに、中小企業診断士としてこのようなお店を少しでも多く作ることのお手伝いができたらと思います。
赴任先の豊橋でも暇を見つけては、スーパー巡りを楽しんでいます。