東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

ギャップ

2014-11-14 23:25:54 | 14期生のブログリレー

14期生の北方謙です。


恋愛の古典的なハウツーで
「ギャップを見せろ」「意外性をだせ」とかって、
いわれましたよね。

人はきっと予想していたものとは異なる現象をみたときに
「驚き」が発生し、そしてそこへ自然と注目するようになり、
深く知ることが好感に変わり、恋愛感情が芽生えてくるんだと思います。


恋愛だけではないですが、触れ幅の大きい人には、
とても興味を惹きつけられてしまうものですよね。
たとえば、「偏差値38から東大合格」とか、
「自己破産からの大復活」「大怪我してから復活したスポーツ選手」とか。
山あり谷ありに共感を呼ぶものだと思います。

ビジネスにおいても人から好かれることは非常に重要なことから、
意識的にギャップをつくりだすというのも、
重要なことのように思います。


一昔前のBMWの広告ですが、
このコピーのようなことをやってみたら、
それっぽく魅力的に映るかもやです。

----------------------------------------------
『人生に多くのことを求める人へ、BMW』


大人の哲学をもち、子どものような純粋さを持つ人。


主流なのに、心は反主流である人。


スーツを着こなすが、ジーンズもはきこなす人。


人生も語れるが、ジョークもうまい人。


有意義も好きだが、無意味なことも好きな人。


ワインにも詳しいが、恐竜にも詳しい人。


常識は持っているが、決して縛られない人。


ITには強いが、手紙は万年筆で書く人。


家庭を愛しているが、時には家庭を忘れられる人。


孤独も好きだが、社交も上手な人。


常に冷静だが、時に情熱的になれる人。


クラシックも聴くが、ロックも愛している人。


自信はあっても、過信はしない人。


美術館にも行くが、ジムにも行く人。


協調もできるが、反論もできる人。


夜更かしはするが、朝きちんと起きる人。


守るものが多くても、冒険できる人。


部下には優しいが、上司には厳しい人。


食べるのも好きだが、料理もできる人。


上質にこだわるが、 贅沢は好きじゃない人。


自分の誕生日は忘れても、約束の時間は守る人。

------------------------------------------------------

私は「ITには強いが、手紙は万年筆で書く人。」をするような
人に惹かれます。

やや、どうでもいいようなネタで失礼いたしました。

14期生 北方謙

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャパニーズ・ウイスキーの実力

2014-11-13 18:57:01 | 14期生のブログリレー

こんにちは!

14期生の日野卓郎です。

ブログリレーも7週目となりました。今回も宜しくお願い致します

 

今回は日本のウイスキーについて書きたいと思います。

皆さん、日本のウイスキーは世界的に非常に評価が高いこと、ご存知でしたか?

海外で毎年行われているウイスキー業界の一大イベント「ワールドウイスキーアワード(WWA)」で、

日本のウイスキー「竹鶴17年ピュアモルト」が世界最高賞を取得しました。

この竹鶴17年は2012年にも世界最高賞を受賞しており、2度目の取得になります。

  

このワールドウイスキーアワードは世界で最も権威あるウイスキー賞と呼ばれ、

イギリスのウイスキー雑誌「ウイスキーマガジン」が毎年主催しています。日本のウイスキーは2001年に初めて大賞を受賞しまして

(「シングルカスク余市10年」というブランド)、以降は毎年のように受賞を続けています。

選考では審査員が目隠しをしてノミネートされたウイスキーを1つずつテイスティングして、受賞作品を決定するようです。

  

今では日本にも沢山のウイスキー製造会社があるかと思いますが、中でもサントリーとニッカウヰスキーは業界を代表する会社です。

私はあまりウイスキーを飲まないのですが、ハイボールでよく飲む「山崎」はサントリーのウイスキーです。

因みに今年大賞に選ばれた「竹鶴17年ピュアモルト」はニッカウヰスキーの代表ブランドです。

   

そもそもの話、ウイスキーって何だ?という方(というか私)のために、簡単にウイスキーの概要をご説明しますと、

ウイスキーとは「穀類を原料として、糖化、発酵の後に蒸溜をおこない、木製の樽で貯蔵熟成させてできるお酒」のこと。

ビールや焼酎と違って、2回蒸留させた後に樽に保存・熟成させるのが特徴です。

この樽で何年熟成させたか?がウイスキーの価値を決める大事な基準らしく、長く熟成させたもの程、高価になるようです。

ざっとインターネットで確認しましたが、先の竹鶴17年とか山崎21年とかは軽く10万超え。。こりゃホントに好きじゃないと買えませんわ。

   

また、ウイスキーの品種は原料で大きく2つに分けられ、

モルトウイスキー(大麦麦芽が原料)とグレーンウイスキー(トウモロコシなどの穀類が原料)とがあります。

一方で、最終製品でも2種類に分けられ、シングルモルトウイスキー(=モルトウイスキーから造られたもの)と

ブレンデッドウイスキー(モルトとグレーンが混ざったもの)の2種類があります。

有名どころでいえば、山崎や白州はシングル、響がブレンデッドに分類されるそうです。(味の違いが分かる方はぜひご教示頂きたいです)

   

最後に、皆さん朝の連続ドラマ小説、略して朝ドラはご覧になってるでしょうか?

現在放送中の「マッサン」のストーリーは偶然にもウイスキーに関するものなんですよね。

亀山政春(=マッサン)が国産初のウイスキー会社を立ち上げる為に、スコットランド人の妻と奮闘するというお話で、

日本ではますますウイスキーに注目が集まる予感。。

普段はビールや焼酎しか飲まない方も、良かったらこれを機にウイスキーにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

   

因みにこんなことを書いてる僕は昨夜、「銘酒を楽しむ会」で日本酒を楽しんできました(笑)

鴨志田先生の素晴らしいアドバイスのおかげで、いつもより多く、そして気持ちよく日本酒を楽しむことができました!

「良いお酒は(翌日に)残らない」コレほんとですね!!

    

最後まで読んで頂き、どうもありがとうございました。

14期生 日野 卓郎

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

商店街ネーミング

2014-11-12 23:39:14 | 14期生のブログリレー

皆さん、こんにちは、富岡です。

 

商店街支援は、独立以来ずーと続けている仕事のひとつです。

今支援している商店街は羽田空港にほど近い「西糀谷商店会」

 

この商店街のテーマは「商店街の名前を変える」という大胆なもの。

その理由は「京急糀谷駅再開発で人の流れが変わる危機感」「羽田

国際化などに対応し新しい顧客を開拓したい」「となりの糀谷商店街と

いつも間違われてしまうから」といったこと。

 

会長はずーとこのことを考え話し合いもしてきたけど、どーしても

実行できずにいました。そこで大田区を通して私に依頼がきたのです。

 

私は顧客の声や役員以外の加盟店の声を集めることにしました。

調べてみると、ネーミング変更にはかなり懐疑的。「名前だけ変えても

中身が変わらなければ意味がない!」という厳しい声も。

 

私たちは、これらの声を真摯に受け止めつつ、これを商店街が生まれ

変わるチャンスととらえ、ネーミング変更に対する理解を得る努力を

しつつ取り組むことにしました。

 

加盟店を含む地域の人たちに対し、商店街ネーミングを公募したところ、

128通もの案が集まりました。ネーミング案はさまざまでしたが、その

理由がびっしり書かれた用紙が何枚もあって感動しました。

 

審査の結果決まったのは、

正式名称)おいで通り糀谷商店会

通称)おいで通り こうじや

 

「おいで祭り」というイベントを10年連続実施していて、「おいで」という

キーワードが一番多く集まりました。OIDEは外国人にとっても言いやすく、

ポジティブな言葉。国際化にも対応できると考えました。

 

これから、レタリングデザイン、ネーミングに合ったキャラクターの公募、

街路灯の看板新設へと活動は続いていきます。そして、調査でもあったように

ネーミング変更に合わせ、加盟店が一致団結して活動の中身を良い方向に

変えていかなければいけません。

 

富岡 淳

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒霧島の魅力

2014-11-11 23:33:34 | 14期生のブログリレー

日経ビジネスで、「芋焼酎の黒霧島が美味しい3つの理由」と題し特集されていましたので、ご紹介致します。

私は、焼酎については明るくないのですが、黒霧島の名前と味は覚えています。
焼酎独特のツンとしたアルコールの香りよりも、芋焼酎独特の甘みがまろやかに溶け合う、なんとも絶妙な一杯。
(
本当は飲みながら書けばもっと素敵な表現ができたのかも)

製造会社である霧島酒造は芋焼酎シェアの約40%を占め、同社の売上シェア85%が黒霧島だというから驚くばかりです。

その魅力について、3つの視点で描かれていました。

一つ目は、ブレンダーの存在と育成。
1996年まで社長を務めた2代目の順吉氏は、初代ブレンダーでもあり、徹底した品質管理を行ったそうです。
例えば、外部の人材に生産を頼る杜氏制度をいち早く廃止し、生産面における機械化を他社に先駆けて推進。
機械化できる部分は機械に委ねましたが、最後製品の手前でこだわったのが人手によるブレンド作業が社風として強く残っているのです。
この社風を継承していくために、ブレンダー課という部署を設け、40年のノウハウを次世代へ承継できる仕組みがつくられています

具体的なノウハウとは、連立方程式のようなブレンド比率があげられます。これは、例え同じ原料や水を使ったとしても作る場所(工場)により微妙に変わってくるためだそうです。
そのため、1%
単位でのブレンド調整を行い、安定した品質を確保しているといいます。

二つ目は、原料の徹底管理。芋は痛みやすく病気にもなりやすいため、全て手作業で確認。もし一つでも病気の芋があれば全部を農家へ返品することもあったといいます。また、霧島酒造は原則、収穫して3日以内の芋を仕込みに使うため、鮮度が高い原料を使用することで、風味が増すようです。

最後は、霧島酒造の強みはどこよりも豊富に使える水にあります。本社がある宮崎県都城市は火山灰の影響で水はけがよいシラス台地として形成され、地下150メートルに40億トンとも見込まれる水が自噴し、適度なミネラルと炭酸ガスを含み、黒霧島に適した飲みやすい味わいをもたらすそうです。

素材を活かした商品作りには、どこまでいっても「ヒト、モノ、カネ、情報」という経営資源のバランスが大切です。
このように、こだわりある商品を日々試行錯誤し研究し続けている日本の中小企業のお役にたちたいと、改めて感じた記事でした。

そして、この記事を読んでから、無性~に黒霧島が飲みたくなったのでした。 。。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

競合は誰か?

2014-11-10 12:43:01 | 14期生のブログリレー

こんにちは、14期生の加藤敏幸です。

本日は、第6周目のブログリレーになります。

最後までお付き合いいただければ、幸いです。

 

 

仕事帰りに「ちょい飲み」したい気分になること、ありますよね(私だけですかね)。

では、世の中にはどれくらい選択肢があると思いますか?

 

すぐに思い浮かぶのは、「居酒屋」です。でも、「ちょっと飲みに行きたい」のであれば、「居酒屋」は選択肢の一つにすぎないのが今の世の中です。今や、「ラーメン店」「ハンバーガー店」も選択肢になるのです。

 

「ラーメン店」では長崎ちゃんぽんのリンガーハットや日高屋

「ハンバーガー店」ではR・ベッカーズ

 

などがあるのです。ちなみに、R・ベッカーズとは、JR東日本のグループ会社、ジェイアール東日本フードビジネが展開する、JRの駅にあるハンバーガーショップです。駅ナカの便利な場所にあるので、利用される方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

R・ベッカーズとリンガーハットは、日経MJで次のように紹介されています。

 

■R・ベッカーズ(2014年4月7日付け日経MJ(15面)より)

・夜間はソーセージなどのつまみ類やアルコールが充実した「ちょい飲み仕様」に切り替わる。来店客の多くは、ビールやワインを1~2杯飲んで店を出て行く。客単価は1,000円程度だ。

 

・これまでの「ベッカーズ」では、夜間の客は学生や女性が大半であった。しかし、今や仕事帰りの会社員で溢れている。

 

■リンガーハット(2013年11月18日付け日経MJ(19面)より)

・駅前に立地する店舗を中心にサイドメニューを充実させて、仕事帰りの会社員の「ちょい飲み」需要を取り込んでいる。

 

・午後3時以降はサイドメニューやアルコールを充実させ、午前4時まで居酒屋メニューで営業する。客単価は昼600円程度、夜1,200円程度を見込んでいる。

 

売り手は、競合を「業種業態」で考えてしまいがちです。でも、お客様は、ラーメン店やハンバーガー店も選択肢に入れて「さて、どこに行こうか?」、と考えるわけです。したがって、「業種業態」で事業を考えると、異業種に足元をすくわれるご時世なのでしょうね。

 

参考までに、「居酒屋・ビヤホール等」の市場規模として以下のデータが公表されています。

 

1992  14,629億円

2002  11,473億円

2012  9,780億円

 

(公益財団法人 食の安全・安心財団)

 http://www.anan-zaidan.or.jp/data/index.html

 http://www.anan-zaidan.or.jp/data/2013-1-1.pdf

 

このように、居酒屋市場はかなり縮小していることがわかります。20年前から比べると3割以上減っています。

 

ただし、この数字を見て、「日本は人口減少社会に入っているからなぁ」「最近は若者のアルコール離れが進んでいるからなぁ」、などと考えるのはちょっと早計だと思うのです。もしかすると、「夜にちょっと飲む」需要はそれほど減っておらず、ラーメン店やハンバーガー店など他業種にシフトしただけかもしれませんからね。

 

ではどうするか。

誰が競合になって誰が競合にならないかという「戦場の範囲」を「お客様の価値(=ベネフィット)」で決めて、その戦場にけるお客様の満足度を高めていけばよい、というのはいかがでしょうか。

 

・自社の戦場はどこか?

・自社はお客様に具体的にどんな嬉しさを提供する何屋なのか?

 

とても厳しい競争環境に晒されている企業を支援する経営コンサルタントという仕事に、さらに魅力を感じる今日この頃です。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする