東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

醍醐味

2016-05-21 04:45:46 | OB生の近況報告・活動報告

こんにちは。講師の金子です。

私は、独立コンサルタントとして中小企業支援を行っています。

一昨日は某事業の事業説明会、中小企業支援機関との交流会の後、

昨年からご支援を続けている商店街の打ち合わせに行ってきました。

こちらの商店街では、各種会議への参加及びセミナーなどによるご支援

に加え、個店のご支援も行っています。

打ち合わせには遅れて参加しましたが、理事長からは、今までの取り組

みで街が変わってきていることを感じるというお言葉をいただきました。

個店の経営者の方々に積極的な動きが出始めているということで、地域の

支援機関の方も驚かれているそうです。

私自身も手ごたえを感じていますし、これからこの街が変わっていくという

確信を持っています。

以前、こちらのブログでも自分がコンサルタントになったきっかけについて

書きましたが、起業前からやりたかったご支援が形になっていることを感じ

ると嬉しいです。

以前の記事↓

http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/2087a390bd33705f47907de1472ec3e3

独立コンサルタントの仕事は、個人への依頼をいただくことが多く自分で

やることが多いため、身体への負担は大きいのですが、支援成果を直接

感じることができるということが醍醐味です。

この仕事をしていると、お客様から御礼のお言葉をいただかない日はほ

ぼないです(活力を下さるお客様にいつも感謝しています。この場を借りて

御礼申し上げます。ありがとうございます。)。

実は、昨年稼プロ!の実務診断先としてご協力いただいた飲食店様から

も営業状態が大きく好転したというお声をいただいています。

中小企業支援は、とてもエキサイティングでやりがいがあると思います。

ブログをご覧になられている方の中で、中小企業診断士資格を取得した

けれど、これから何をしていけばよいかわからないという方がいたら、是非

稼プロ!の講義を見学してみてください。

独立してコンサルティングを行うというだけではなく、中小企業支援の方法

は様々です(私自身いろんな取り組みをされている人を知っています)。

稼プロ!講師陣にはいろんなタイプの方がいますので、今後の活動を

行っていくうえでのヒントが得られると思います。

五月雨式ですみません、情熱を持って中小企業支援に取り組んでいける

多くの支援者の方と巡り合い、交流・連携していきたいと思ってます。

ご縁があれば嬉しいです。

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Internet of Things 3

2016-05-20 22:30:32 | 15期生のブログリレー
皆様
 
いかがお過ごしでしょうか。
5月は空豆が美味しい季節です。そして、6月からいよいよ枝豆が美味しくなります。大好きな季節です。
 
15期生の田本秀行です。
 
さて、またしてもIoTです。同じ話題で3回目の投稿、お許しください。
 
この頃、ずっとIoTを一通り調べています。それは、自分の今後の活動のキーワードのひとつとして重要と考えているからです。これで完結ですので今少しおつきあいください。今回は、IoTの用途について整理したいと思います。
 
さて、IoTはいったいどんな形で我々の役に立つのでしょう。
IoTの特徴を簡単におさらいすると、いろいろな「もの」がインターネットにつながっている、つまり、
①「もの」が搭載するセンサーやカメラでまわりの情報を収集
②「もの」がインターネットへ常時接続しており、収集した情報をクラウドへ送る
③クラウドで受け取った情報をビッグデータとして処理し、意思決定する
④その結果をものへフィードバックする
です。このような特徴から、これまでインターネットの世界でのみ行われていたサービスが、
実際の物質世界と結びつく、そんなイメージです。
ちょっと強引ではありますが、以下のような用途に分類することができると考えます。
 
(1)リアルタイムサービス
①空き探し
 駐車場、会議室などの空きをカメラやセンサーで探し、探している人の場所や目的などの条件に最適なところを提示するサービスです。
IoT機器を設置するだけで、空きの監視ができます。決済や予約システムとも連動させることもできます。
すでに、いくつかの企業が駐車場や会議室向けのIoT機器とシステムを製造販売していますが、
単にシステム製品を販売しているだけで、IoTらしいビジネスモデルにまで踏み込んではいないようです。
IoTらしいビジネスモデルというのは、つまり、駐車場や貸会議室を供給したい企業が安価で気軽に参加できるプラットフォームにしていけば、
使い勝手の良い食べログのようなシステムができるように思います。売上課金で食べていけるような。甘いでしょうか。。。
②見守り
 すでに監視カメラやIPカメラの分野で少し以前から出現しているサービスです。高齢者やペットを常に見守ることができます。何か異常があればスマホなどへ通知します。監視カメラにウェアラブルを組み合わせることで、
バイタルデータからも異常がないかいち早く検知できます。バイタルデータは人によってケースバイケースになるので、
その人のデータを蓄積して統計情報にすることで正常な状態を数値化しておくことができます。
③稼働状況の確認
 コインランドリーの稼働状況をスマホから確認できます。空き探しと同じような使い勝手に見えますが、自分が使っているときに終了通知をもらうようにするといった、あくまでも稼働状況を監視することが主役です。道路の渋滞情報や事故情報をそこにいる人や車からの発信情報によってスマホで確認できます。この場合は人が介在するケースがすでにYahooとか交通情報にありますが、車や人にセンサーがついていれば、人が意識しなくても網羅的に情報を確認できます。個人情報の問題があるので個人を特定できない情報にうまく変換して公開しないとなりません。
 
(2)アフターサービス
①補充
 プリンタを買ってインターネットに接続しておくと、インクがなくなりそうになったら注文してくれて、切れる前に家に発送される、そんなサービスです。カメラやセンサーで在庫状況を常に監視し、足りなくなったら補充の手続きをインターネット上で自動的に行うのです。この場合、案外いろいろなメリットがあります。注文した分を代金いただくのではなく富山の薬売りみたいに使用した分だけ代金をいただくようなビジネスモデルにすることができます。ユーザーからすれば、使った分だけ払えば済むというお得感があります。また、ユーザーの使い方を指導することができたり、使い方からかゆいところに手が届く販促を行うことが可能になります。その反面、常に監視されている不安感があります。
②予防保全
 車の全ての部品にセンサーをつけておき、摩耗して故障する前に交換を促すサービスです。ドローンやロボットに部品点検の機能を持たせると、インフラや建造物のメンテナンスに役立ちます。GEのインダストリーインターネットがまさにこのサービスです。また、デンソーがつい先日産業用ドローンをニュースリリースしています。
③アプリ
 「もの」は、今のスマホのようにアプリをダウンロードして、欲しい機能を追加していくことができます。不具合があれば修正版にバージョンアップできます。供給側からすればソフトウェアを改良するだけで「もの」を次から次へと開発しなくても売上を伸ばすことが期待できます。例えば、テスラ社の電気自動車は、いずれ自動運転の機能がネットワーク上で配信されるとのことです。
 
ここまで非常に乱暴ですが、IoTの用途を分類してみました。
21世紀に入って、ソフトウェアのオープン化がインターネット上で多様なサービスを生み出しました。たぶんIoTが架け橋となって現実世界で同じサービスの多様化が起ころうとしています。ですので、この新しい産業の流れをうまく取り込んで経営改革に活かすことを提案していきたいと考えます。ただ、一方で、人工知能やロボットの世界では、まるで人智を超えるかのような取り組みも進んでいたりします。ちょっとそれはテクノロジーの傲慢というか行き過ぎのように思います。人類が本来果たすべき遺伝子上の発達を阻害することがないように願っています。
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3年間有難うございました!

2016-05-19 12:00:00 | 事務局からのメッセージ

こんにちは、事務局の佐野です。

16期ブログリレーの投稿スケジュールによりますと、今日が私の最終投稿日のようです。
実は6/25の卒塾式を持ちまして、事務局としても卒業させていただくことになりましたので、これが当ブログへの最後の投稿になります。
13期生として入塾して以来、3年間に渡って投稿させていただきましたが、毎度稚拙な文章ばかりで、お読みいただいた方にはさぞかしご苦労をおかけしてきたのではないかと思います。1字でもお読みいただいた方には御礼を、そしてご迷惑をおかけした方には臥してお詫びを申し上げます。

今日は最終投稿ですので、私の育成塾での3年間の振り返りにお付き合いください。

2012年に診断士資格を取得したものの、いわゆる燃えつき症候群により何も活動することなく1年が過ぎ去りました。気づくと資格を錆付かせている自分に焦りを感じて、育成塾の門を叩いたのが2013年の6月です。
育成塾では、緻密に組み立てられたカリキュラムと、何度読み返しても新たな学びが得られるテキスト、そして講師やOB生から語られる金言の数々に、毎回新鮮な刺激と発見を得ることができ、毎月講義の日が来るのが待ち遠しくて仕方ありませんでした。
何より、塾長、講師、スタッフ、そして同期の皆さまが作り出す温かく、そしてとても和やかな雰囲気がとても居心地がよく、講義時間(懇親会も)があっという間に過ぎ去ったことを覚えています。
世知辛く、そして生き馬の目をくり抜くようなIT業界に身をおく自分にとっては、かつて経験したことが無いほど心から充実した、そして幸せな1年間でした。

そんなすばらしい育成塾との出会いを、是非後進にも勧めたいとの思いから自ら手を挙げ、14期・15期向け事務局員を2年間勤めさせていただきました。
しかし、塾生の時と比べものにならないほど苦労の連続でした。塾生の勧誘に始まり、講義の準備や塾生へのサポートなど、多くの仕事を通じて裏方の大変さを思い知りました。それとともに、これまで育成塾を献身的に支えてこられた先輩事務局の皆さまのことを心からご尊敬申し上げております。
自分の力だけでは何もできず、塾長や講師、OB生の皆さまからのご支援により、やっとの思いで勤めることができたように思います。つたない事務局運営に我慢を重ねてお付き合いいただきました14期と15期の皆さま、そして叱咤激励をくださいました先輩方には、この場を借りて厚く御礼を申し上げます。

今年に入り16期以降を支えてくださる新事務局メンバーが決まりました。今はそのメンバー中心に次期16期生の勧誘活動が行われています。すでに何名かのお申し込みを頂いておりますので、きっと16期も賑やかになることでしょう。
なにより嬉しいのは、この素晴らしい育成塾が今年も来年も続くことです。
これから一人でも多くの塾生をお迎えし、そして巣立ち、立派な「稼げる!」コンサルタントになって活躍されることが、卒塾生そして事務局経験者としての切なる願いです。これからも、育成塾は診断士界にとって欠かすことのできない存在で在り続けて欲しいと思います。

今後は、OB生(7期生)である寺嶋さんが立ち上げられたマスターコース「経営コンサルタント養成塾」の事務局として、運営に携わることになりました。「稼プロ!」で得た経験とノウハウを活かして、中小・零細企業の事業再生に取り組むコンサルタントの育成に力を注いでいきたいと思っています。
こうして「稼プロ!」を源流とするDNAは我々卒塾生の手によりどんどん増殖し、日本の中小企業のために役立つ人材を輩出し、その人たちの手で中小企業は活性化し、日本経済を力強く支えていくに違いありません。

最後になりますが、育成塾関係者の皆さま、3年間本当にお世話になりました。
皆さまの一層のご活躍とご家族のご多幸をお祈りするとともに、「稼プロ!」の益々の発展を祈念して、最後の投稿とさせていただきます。

有難うございました!

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「診断士としての力量が問われる小規模企業の経営指導」

2016-05-18 17:10:44 | OB生の近況報告・活動報告

15期の小林 隆です。

昨日、東京都が実施する「中小企業活力向上プロジェクト」の説明会に参加して参りました。

「中小企業活力向上プロジェクト」とは、中小企業の「底力向上」と「将来の成長」に向けて、経営課題を発見し、短期・中長期の課題解決を切れ目なく支援しようという東京都のプロジェクトです。
名称や内容のマイナーチェンジを経ながら、8年目を迎えることとなりました。

私たち中小企業診断士は、その入り口で診断を行い「経営課題の発見(気づき)」を与えるところが役割となっています。

この制度を利用し、診断を受ける中小企業は、おおむね59%が5名以下の小規模企業、20名以下の企業までで82%の企業となっています。

診断の手順は、診断希望の企業にあらかじめ実施して頂いたチェックシートから大筋の課題読み取り、その後の2時間のヒアリングを通じて課題を特定し、報告書に課題と改善提案を記載をしゆきます。

私たちの仕事の主な部分は、経営課題を発見と改善提案ですが、経営の知識に乏しい小規模企業の経営者にわかるよに説明し、やる気になって頂く。これは、大変に力量がいる仕事だと思われます。

説明会の冒頭の挨拶でも、(一社)東京都中小企業診断士協会の小黒会長より、
「診断士ばかりが話をしていて、また、その内容が難しくてわからない。」
といった話が中小企業経営者から寄せられていると、注意喚起のお話がありました。

先日、私も、新潟県の十日町の商店商店主で、仲間を集めて、経営の勉強会を行っていいるという方のお話を聞く機会がありました。

そこでは手始めに、それぞれの商店主に、「自社が提供をしている商品や機能は何か」、
という設問からスタートして、自分の商店の地域での役割を認識するところから始めているとのことでした。
その上で、自分の店の「重点商品」すなわち自店を覚えてもらうための商品(自店の逸品)は何か、
その一方で売上や利益を上げるための「中心商品」はなにか、といった質問を投げかけるそうです。

最初は、これらの答えに対し、まったく答えられない方がほとんどで、
本来ならば自店が求めれれるニーズから「品揃え」の幅と深さといった視点で考えて頂くのが趣旨だと思われますが、「わからない」というのがほとんどで、「今は○〇がトレンドだからウチの重点商品はコレ」といった答えは、良い方だったそうです。

今も一歩づつ歩を進めながら、勉強会を行っているそうですが、10名程度の参加者にこれらの質問に対する答えを認識してもらうまでに、月1回の勉強会で6か月の時間を費やしたとのことでした。

「中小企業活力向上プロジェクト」の受診企業も、多くは小規模企業です。

私の専門は、「店舗型B to C」企業の戦略とマーケティングですが、
多くの企業では、元をただせば戦略が間違っていたり、戦略そのものがなかったりというのが現状です。
しかし、それを指摘しても、何も生まれません。

まずは、現状の中でできること行い、それを進めながら、中長期のビジョンを描く作業を行う。

前出の小黒会長お話によると、「まずは、よく話を聞いて、仲良くなる」がポイントだそうです。
そのためにも、小規模企業でもできる施策の引き出しを用意しておく。

日々の情報収集やアンテナの高さが大切に、精進してまいりたいと思います。

小林 隆

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文章執筆時に気をつけていること

2016-05-17 22:01:32 | 講師大草からのメッセージ

こんにちは。講師の大草です。

皆さんは文章を書く時にどんなことに気をつけてますか?
私は自分が読んだ時にわかりやすいかどうかを気にして書いています。

自分の文章だから内容はわかっているし、自分にとっては
わかりやすいものになっているはずです。

でも、本当にわかりやすい文章になっているのでしょうか?
一読者として、一読者の気持ちになって読み返してみると、
ここはわかりにくいかも、これでは伝わらないなぁといったことに
気づくことがあります。

自分で読んでもわかりにくかったら、きっと誰が読んでも
わかりにくいですよね。
だから私は、最低限、自分で読んだ時にわかりやすい文章を
書こうと思っています。

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