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東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

酸っぱいブドウ

2019-02-18 12:00:01 | 講師小野田からのメッセージ
2匹のキツネが話しています。

キツネA「みてみて! 木の上に美味しそうなブドウがなってるよ。
美味しそうなブドウだね。食べたいなぁ」
キツネB「でも、あのブドウはきっと酸っぱいよ」
「そんなもの食べなくても、いつもの草を食べよう」

イソップ童話にでてくる「酸っぱいブドウ」の一説です。

美味しそうなブドウが目の前にたわわに実っているのに

・自分には無理だ
・どうやって取ったら良いかわからない。

という勝手な思い込みだけで、

・どうせ酸っぱいぞ
・取りに行くと危険だ
・時間の無駄だ

などと自分に言い聞かせてる状況ってありますよね?

私たちの認知は、9割が無意識で決まってしまい、
意識的に出来るのは1割だけだそうです。

無意識の意思決定はどうやって決まっているかというと、

・自分の過去の経験
・自分の周りの人の話
です。

心理学で、コンフォートゾーンというのがあります。

例えば、定期テストで自分はだいたい60点。良くて75点と思っている。これをコンフォートゾーンと呼びます。
こういう人はいつも90点や95点をとっている人と物の捉え方が違うでしょう。

次のテストでも100点を目指して勉強するでしょう。

コントートゾーンが65点の人は、永遠に100点はとれないけども、それで満足なわけですね。

コンフォートゾーンを変えると自分が変わる。
というか、自分を変えるにはまず、コンフォートゾーンを変えることが必要なのです。

このコンフォートゾーンを作っているのが、先ほどの無意識の認知です。
美味しそうな果実を見ても、「あのブドウは酸っぱい」と口にする前に脳が指令を出してしまうのです。

自分はこんな人間。と決めてかかっていませんか?

人脈が会社の同僚だけになっていませんか?

年収600~700万円の人といつも一緒にいると、
年収600~700万円の思考が無意識に染みこみます。

年収1500万円の人とずっと一緒にいれば、1500万円の人の思考になります。
少なくとも、無意識にブロックすることが減ってくるはずです。


まず何から初めて良いかわからないという方。もしあなたが、中小企業診断士の資格を持っていれば、マスターコースというスキルを身に付けられるカリキュラムが年間で組まれているスクールが存在するので、そちらに通ってみることをお薦めします。


自分はこれが普通 と思っていたことが、異業種、異年齢の方々と継続的に触れあうことで、ガラガラと変わってきます。

稼プロ!関係者が運営するマスターコースは、以下の3つのタイプに分けられます。

・コンサルタントとしての基礎をまんべんなく身に付けるもの
・専門的なスキルと知識を体系的に学べるもの
・企業内に勤務する人が、診断士の資格を活かして何が出来るかを伝授するもの

3月から4月にかけて、
上記の3種類のマスターコースの説明が一度に聞ける
合同説明会を開催します。

✔ 自分を変えたい、新しい自分に出会いたい
✔ プロの経営コンサルタントの基礎を身に付けた
✔ 何が出来るか自分の可能性に気付きたい
✔ 業績不振の中小企業に入り、業績を回復させたい
✔ 人前で気後れせず発表できるようになりたい
✔ 本を出版して名刺代わりにしたい
✔ 勤務先の仕事も充実しているが、診断士の資格も生かしたい

以上にひとつでも当てはまれば、是非参加してみてください。


「あのブドウは酸っぱい」といってスルーして、結局損をするのはあなたです。


<マスターコース合同説明会開催日>
第1回 3月1日金曜日
第2回 4月8日月曜日
第3回 4月18日木曜日
第4回 4月24日水曜日


開催時間、開催場所、お申込みなど詳細は
稼プロ!のfacebookページでお知らせいたします。。

長文お付き合い頂きありがとうございました。
稼プロ!講師 小野田
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自分のためにプロになれ!

2019-02-17 12:00:00 | 18期生のブログリレー
 稼プロ!18期生の佐々木(晋)です。先日Facebookの友達から、トヨタの豊田章男社長の年頭挨拶の動画をシェアしてもらいました。キーメッセージは“自分のためにプロになれ!”です。
「皆さんは、自分のために、自分を磨き続けてください。トヨタの看板がなくても、外で勝負できるプロを目指して下さい。私たちマネージメントは、プロになり、どこでも闘える実力をつけた皆さんが、それでもトヨタで働きたいと、心から思ってもらえる環境を作り上げていくために、努力してまいります。他人と過去は変えられませんが、自分と未来は変えられます。皆さん、一緒にトヨタの未来を創っていきましょう!」
 実は私も以下のようなことをチームに言っています。
・自分で勉強すればナレッジを得る
・それを会社で活かせばスキルになる
・スキルが身につけばキャリアが見えてくる
・キャリアが見えればモチベーションが高まる
・だから働き方改革は自分の為にやって勉強する時間を作ろう!
 実際、これができると自身と会社がWin-Winになりますので、勉強→成果→勉強の好循環が生まれます。そして、スキルを活かせる機会を見つけることが上司の役割だと思っています。トヨタのようなエクセレントカンパニーのトップが同じような考えを述べてくださり、とても嬉しく思いました。
 それと同時に、このメッセージを伝えるにあたり、豊田社長には相当の覚悟があったのではないかと思います。どこでも闘える実力を身につけた社員は、より良い処遇を得ることができますので、自社を選んでもらう不断の努力が必要になります。激動の時代を突き進むトップの決意のようなものを感じました。スピーチの様子はトヨタイムズのホームページで見られますので、是非ご覧になってください。イチローさんも出てきます。
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再びブランドが重要視される時代へ

2019-02-16 12:00:00 | 講師亀田からのメッセージ

最近、ブランド戦略の重要性が見直されています。

 

ここ10年くらいは、

デジタル化が進展してきてすばやく結果を出すこと、

ドックイヤーの競争に負けないことばかりに目が向けられ、

「ブランドをじっくり育てる」なんて、時代遅れと考えられてました。

 

ただ、ここにきて、

デジタル化が進めば進むほど、逆にブランド戦略の重要性が増したり、

関心が高まったりしています。

 

なぜかというと、デジタル化が進むことで、

むしろ、ブランドと生活者との接点が増えたり、より蜜になったりしているからなんです。

 

特に、InstagramやTwitter、FacebookといったSNSの普及により、

ブランドが情報を発信することのハードルが一気に下がりました。

さらに、アカウントを複数つくることも簡単なので、企業アカウントに加えて、

商品ブランド別にアカウントを持つことも当たり前になってきています。

 

各アカウント別に何を発信すべきなのか。

それこそが、ブランドそのものをあらわしているので、ブランドを見つめ直すきっかけになります。

 

ところで、皆さんは中小企業診断士としてSNSで発信をされていますか?

企業同様に、中小企業診断士のセルフブランディングも簡単にできるわけです。

 

中小企業診断士として、どういうような価値を発揮し、どのように思われたいのか。

これが決まれば、

Facebookが最適なのか?Twitterが良いのか?

それぞれの媒体で、どのくらいの頻度で、何を発信すべきかが見えてきますね。

 

ブランド戦略が見直されてきた昨今、

ご自身のSNSを活用したブランディング戦略を考えてみてはどうでしょうか?

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笠森観音

2019-02-15 12:00:00 | 18期生のブログリレー

皆さんこんにちは。稼プロ!18期生の小野澤です。前回日本の観光産業に触れましたが、伸びているものの地方の観光資源開発が課題になっています。私の住む千葉県も成田空港と言う絶好の観光資源がある割に、Inboundの観光客は千葉を素通りして東京など他の地域に行ってしまう、いわゆる千葉Passingが問題になっています。

そんなおり先日千葉の観光資源になりそうなお寺に行ってきましたので、そのご紹介をしたいと思います。2月の初め、妻が何を思ったのか、昨年結婚したばかりの末娘のために、突然子授祈願に笠森観音に行きたいと言い出したので、ドライブがてらに笠森観音堂に行ってきました。笠森観音(http://kasamori-ji.or.jp/)と言うのは房総半島の真ん中の内陸部にある小高い観音山と言う小さな山の上にある笠森寺と言うお寺で、最近子授のご利益があるとかで、若いカップルに人気があるそうです。このお寺の観音堂は「四方懸造」と呼ばれる独特の建築様式で有名で、崖の上に清水寺のように60本以上の柱で堂を支える構造になっています。地面からお堂までは20m近くあるでしょうか。 木製の急な階段を上がってお堂まで行くと妙に高く感じられ少し怖いです。頼むから自分がここにいる間は地震が起きないで欲しいと祈りたくなる高さです。

なんでこんな建物をこんなところに建てたのかなと思いながら、お寺のパンフレットを見ると、このお寺結構古くて、いわゆる伝教大師、最澄上人が782年に十一面観音像をここに安置して開基したのが始まりとか。その後、1028年に後一條天皇がこの観音堂を建立したのだそうです。道理であちこち菊のご紋が目に付くお寺でした。それにしてもあの時代はこの辺りはジャングルだったと思うのですが、良く超エリートの最澄上人がこんなところまできたものだと思います。昔から神社仏閣の建つところは、大地のパワースポットがあるところだったということを言う人もいますが、ここもそんなところだったのでしょうか。

たまたま我々が行った日は節分の日で、ちょっとした伝統セレモニーに遭遇しました。境内をぷらぷらしていると、なにやら厳かな雅楽の音色が聞こえてきたかと思うと、小学校の運動会のような花火のどんどん言う音が聞こえてきました。なんだろうと思っていると、お堂のある山頂から下った麓の別棟から観音堂で節分の儀式をするために、お坊さん達が上がってくるのだとか。しばらく待っていると長い鉄の杖をしゃらしゃら引きずっては、どんと地面に打ち付けながら歩く二人の先導者に続いて紫だの黄色だのきれいな衣装を纏った偉そうなお坊さんの一団があがってきました。お堂の上から地上の我々に節分の豆まきをしてくれるのかと思ったら、残念ながら、お堂の上で予めエントリーしていた特定の人にのみ豆が振舞われたとのことでした。でも、儀式が終わってお堂から降りてきたお坊さん達をを物欲しそうに眺めていると気の毒に思ったのか、大きめの桝に入った豆をお裾分けして頂きました。豆をぽりぽり頬張りながら麓の駐車場に戻ってゆくと途中に古色蒼然とした松尾芭蕉の句碑がありました。曰く『五月雨やこの笠森をさしもぐさ』

さしもぐさとはヨモギのことだそうで、モノの本によれば、この句は『森が笠となってよもぎを五月雨から守っているように、人々もまたこの笠森に守られている』 と謳ったものだそうです。当時多忙を極めていた芭蕉が本当にこんなジャングルまで足を運んだのか怪しいと言う説もあるようですが、国定天然記念物に指定されている笠森寺の自然林の中で読むとなんとも風情のある句のような気がしてきます。

日本もこれから地方の観光資源をもっと開発して、観光立国を目指すなら、こういう貴重な文化遺産をもっと大切にして、観光資源として活用して行くべきではないかと思います。

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広告稼業の棚卸 その10「バレンタインと販促」

2019-02-14 12:00:00 | 18期生のブログリレー

稼プロの関係者の皆様。18期の市原です。

しばらく広告から離れていましたが、改めて広告視点で、バレンタインデーと販促の関係についてお話しします。

ご存知のように海外のバレンタインデーは、必ずしも女性が男性にチョコを贈るものではありません。むしろチョコ以外のものの方が多く、男性からも贈られます。そして、ホワイトデーという風習もありません。現在のバレンタインデー「イベント」は日本における独特のものなのです。

ことの起こりは、昭和初期、神戸のモロゾフの広告と言われています。

http://www.morozoff.co.jp/quality/valentine/ (サイトの中ほど)

しかし、この時からイベントが定着したわけではありません。これ以降、メーカーや流通があの手この手で盛り上げようと試行錯誤して来ました。

そして定着は70年代の高度成長期と言われています。では、高度成長期に自由を謳歌する大人の女性から広がったのでしょうか。実はそうではなく、子供たちからの普及といわれています。

好きな人にチョコをあげるというイベントが、子供たちに「告白が許される日」という解釈を生んだと考えます。つまり、普段なら告白に躊躇する子供たちにとっても、この日だけはそれが許される、むしろ告白を後押しする雰囲気が学校に生まれるのではないでしょうか。この文脈の付加が子供にとっての普及の本質だったと考えます。このように、周辺に作られる文脈は非常に重要です。広告コミュニケーションの多くは、この文脈作りないし文脈強化なのです。

 

また、他にも大切な視点があります。それはコーホートです。

子供の頃の原体験は大人になっても大きく変わりません。バレンタインデーイベントを経験した彼女たちは、大人になってもこのイベントを継続する可能性が高いということです。これによって、一定の市場規模が毎年生み出されることとなります。

 

さらに、販拡戦略としても優れたマーケティングがありました。

本命チョコだけでは市場が限定的です。そこで、義理チョコという市場が考え出されました。これは本命の高級価格帯と義理の普及価格帯という、商品戦略も可能にしました。さらに、このお返しという意味でホワイトデーが作られました。これによって、女性だけの市場に男性市場が生まれました。

以上のように、バレンタインデーというイベントはマーケティングの成功事例の宝庫といえます。

 

ちなみに、近年のバレンタインデーの広告で、抜群のインパクトを誇ったものといえば、こちらでしょうか。

https://adgang.jp/2016/03/119475.html

さて、今年はどんな盛り上がりを見せてくれるのでしょう。

コメント (3)
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