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内容とやり方は別?

2019-02-03 10:00:35 | 18期生のブログリレー
事務局の藤田です。
昨年転職しましたが、その会社の強みが私の専門分野と違いがあり、必要性を感じて、ある資格試験の勉強をしています。

厚生労働省のキャリアアップ給付金で自己負担で受けていることと(自己研鑽)、日々の業務などもそこそこ忙しく、意思に反してたまに寝込んでしまうので、合格は長い目で考えています👁


診断士とこの勉強をしていて気づいたのが
「学習って内容とやり方(プロセス)は別」
ということです。


資格試験は、一般的に取得に必要な基準や内容があり、それにあった内容を問う試験で基準点に到達することが合格とされています。

その基準や内容は、資格試験の目的によって専門家のかたによる検討で決まったものでしょう。ただ、そのプロセスは(カンニングをするとかモラルに反しない限り)制限はかけられていません。


資格学校の先生は短期間で合格に導く為、内容とやり方も「これでなければ」とセットでおっしゃるケースもあるように思います。


やり方を指定する色合いの高い講師のかたは、
受験生としてはプロセスを取捨選択しなくて良いという思いやり、講師本人がそのやり方が正しく、誇りであり信念があるように思います。

これらの先生は、特に実績のある優秀な先生は、多くの方を合格に導いた実績があり、メソッド、コンテンツも素晴らしいことも多く、人としても魅力的でその先生に定期的にコンタクトしてモチベーションを保ちながら、短期間で習得できるのはその先生に教わるメリットです。


一方、講師のプロセスと不整合を起こすと内容、基準の理解に至らず、巻き返しも難しく、モチベーションが落ちたり、自信を失ったり、その後が苦しい展開になるのはリスクがあるのは、デメリットです。


幼い頃から
「人にできることがなんでできないのか」
「人にわかることがなんでわからないのか」
と言われてきて、先生との相性が0点と100点でたぶんひとと違うと思わざるを得なかった私は、みんなにいい先生のやり方で不整合を起こしてきました。

その経験から、
「内容とプロセスは別」
と認識した上でプロセスを選んで学習に至る方が理解度が高いと思っています。

●教わったやり方や型から覚えていく人⇒いわゆる講義形式、マニュアルから学ぶ
●多くの事例や実践で学ぶ人⇒修行、OJT
●自分のやり方で学ぶ人⇒独学

私のような人間は「独学」ですが、自らの意思でスケジューリングをしないといけないという難関があります。
習得が独特なのと、意志やスケジュール能力があるのは別もので、いや、相関もないと思われます。

オンライン、イーラーニングなどの教育環境の発達、AIに基づく個人の傾向の分析の可視化など技術面の変化、人生100年時代で学ぶ層が増えてくると、価値観も変わってくると思われます。学習効果の追求という意味で「アクティブラーニング」などの新しい手法で、プロセスと内容を分けて選べる教育方法が出てくるのが密かに楽しみです。

勉強時間はコメントできませんが、に、逃げていませんよ!!

コメント (5)
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