19期生の田中宏樹です。
私の出身は山口県です。山口には高校を卒業するまで暮らしていました。
その後、大阪の大学に行き、社会人に入り、一年目は岡山、二年目から東京勤務になり、以後、東京を中心に生活をしています。
山口県の観光名所と言えば、錦帯橋、秋芳洞などが有名ですが、最近では角島大橋も人気のスポットになっています。
角島大橋は、全長が1780mあり、離島に掛かる無料で橋を渡れる一般道路としては、国内で屈指の長さを誇ります。
本題に移りたいと思いますが、山口県のガードレールは黄色です。黄色になった理由ですが、昭和38年の山口国体開催にあたって、山口県で何か特色のあるものを作ろうと考える中で、県道のガードレールを県特産の「夏みかん」の黄色にしようという発想からだそうです。
最近でこそ、黄色のガードレールは減りましたが、私が子供のころは山口の道路のガードレールはほぼ黄色でした。このため、私は山口を出るまでガードレールは黄色が標準だと思っていました。この思い込みに、おかしいと気づいたのは、社会人になって東京に出たころだったと記憶しています。友人との会話の中で、私が「最近、ガードレールが白くなったよね」と言ったところ、友人から「ガードレールは白でしょ。白以外って何」と言われたことでした。それまで自分がガードレールは黄色と思っていたことが、そこで初めて違うということに気づいたということです。
私が仕事をしていて思うことは、思い込みが違っていたということが少なからずあるということです。以前に勤めていた会社での話ですが、私はグループ会社の賀詞交歓会を担当していました。案内状の本社の住所や代表者などは昨年をベースに作成します。住所については間違っているとは思っていないため、チェックに力が入らないことが多くあります。校了の前に時間が少し余ったことから、念のため、子会社の住所についてホームページを確認してチェックしたところ、本社の住所が二箇月前に変更しているということがありました。
申請書などは些細なミスで、台無しになることがあります。当たり前だと思っているところに意外な落とし穴があります。忙しいとついついチェックをおろそかにしてしまいがちですが、こうした経験から、しっかり時間を作ってチェックするようにしています。
最後に、皆さんも山口に行く時がありましたら、ガードレールに注目してみてください。行く機会が無い方は、ネットで検索して頂ければ幸いです。