ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

天むす千寿 @名古屋市中区・大須

2014年07月07日 | 名古屋(中区)

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なぜか名古屋名物として知られるようになった「天むす」の発祥が、実は三重県だとはよく知られたこと。昭和30年代初めに生まれたというその元祖の店と全く同じ店名のお店が名古屋・大須にある。それが「天むす千寿」。あえて名物でなく「めいふつ」と名乗る天むすはもちろん、店の中で売っているきゃらぶきの梱包まで似ている。ちなみにこちらの店は創業が昭和55(1980)年と紹介されている。どちらにも登録商標と書いてあるのだが、元祖の店のHPにはこの大須の店について何の記述もないし、どちらの系列店も重複していないという不思議。しかも三重の本店の方の系列店は、どっかの資本(ベンチャー企業)が関わっているようす。HPの記述をよく見ると、使っている油やお米の記述も微妙に違うのだが…。何だろうこのアンタッチャブルな雰囲気。という訳で少しウィキペディアで調べてみました。うーん、何だろう分かった様な、分からない様な感じ…。

栄~大須付近の古い建物を自転車で見て廻る際に、朝食として選んだのがここ。昼どき以外は店内で食べる事は出来ないので、持ち帰り用に包んでもらう。店内に入るとテーブルがいくつかあるだけの小さな佇まい。割烹着を着た女性の方々がせっせと天むすを作っている真っ最中。テーブルの上に置かれたたくさんの包みからすると、すでにまとめて注文が入っているのだろうか。ひと包みもらい、自転車の停められる近くの公園でいただく。包みには確かに製造「藤森時計店」と記述が…。包みを開けると中はアルミホイルで包まれていてホカホカ。嬉しい事にまだ握りたて。早速ひとつを口に放り込む。ひと口で食べるには少し大きいのだが、丁度いい塩加減で、小海老の天ぷらの香ばしい味と一緒になって旨い。いつもは冷めたものしか食べた事がなかったので、余計に旨く感じる。海老は単純な天ぷらではなく、三つ葉が入っている。途中で添えてあるきゃらぶきをつまみつつ、あっという間に5個が胃袋に収まった。(勘定は¥756)

このお店を紹介しているHPはこちら

(元祖のお店のHPはこちら、元祖の関連会社が作ったと思われるHPはこちら

この後の記事はこちら

 

めいふつ 天むす千寿

愛知県名古屋市中区大須4-10-82

 

(めいふつ てんむす せんじゅ 千寿 天むす千寿 千寿本店 天むす千寿本店)

 

↓ 写真は自転車で見て廻った古い建物のうちのいくつか

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 ↑ (左:愛知県庁大津橋分室、右:伊勢久と愛知県庁大津橋分室) 

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 ↑ (左:上前津の三井住友銀行、右:東別院)

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