岐阜市の長良福光の旧高富街道沿いにある「志乃多゛や」(しのだや)。現在は商店街の一角となる場所にあり、正確な創業年は分からないが100年以上の歴史があるらしい。様々な麺類とご飯もの、和に加え洋もある典型的な麺類食堂だ。どこかで見たこちらのオムライスの写真がとても綺麗で旨そうだったので、麺類は後回しにしてオムライスを食べようと伺った。
商店街の少し離れた場所に駐車場があり、そちらにバイクを停めて暖簾をくぐる。もう典型的としか言いようのない和式の店内。昼時とあって店の中はお客さんで賑やか。横にバイパスがあるため、この細い通り自体は活気のある通りとはいえないが、さすがに地元で永年愛されているお店だ。やさしい物腰の老齢の男性(主人かな)に注文を訊いてもらい、迷うことなくオムライスを注文。しばらくして期待通り綺麗な形のオムライスが運ばれた。小鉢のサラダ付きで、白い平皿の上にのったオムライスの横には真っ赤な福神漬けが添えられている。その景色がいい。上にはケチャップではなく少しとろみのあるソースがかけられている。ソースは酸味が強く、薄くしっかり焼かれた玉子やライスとの相性もピッタリ。旨い。次は是非とも麺類を。(勘定は¥630)
志乃多゛や
岐阜県岐阜市長良福光2666-3
(志乃多や しのだや 志のだや 志乃だや 志乃田や )