岐阜市中心部から少し離れたところにある創業昭和5(1930)年の和菓子屋「月丘堂」。「みょうがぼち」(空豆の餡をつつんだ饅頭が茗荷の葉でくるんであるもの)という素朴な菓子で有名なお店。岐阜限定の郷土料理だそうだ。知らなかった。茗荷の季節になったので買って帰ろうと思ったが、この日はバイクのサイドバッグに入れて持って帰るには暑すぎる気温だったので、もうひとつ有名な「自家製アイスクリーム」を買い求める。
店はとても綺麗で新しく、まだ最近建て直されたのだろう。店に入るとショーケースにいくつか菓子が並んでいたが、右側にある冷凍庫に入ったアイスを選ぶ。この日はバニラ、抹茶、アズキがあり、季節によって内容が変わるそう。味によって値段も少々違う。抹茶を選び、店の外の日陰を探し、その場でかぶりついた。
大きめの最中種(皮)の中にぎっしりとアイスが詰められている。カチカチに凍っているが、脂肪分が少なく口当たりは爽やかで、サラッと溶けるので旨い。バイクに乗っていてもじりじりとするくらい暑かったので格別。以前に食べた同じ岐阜の老舗のアイス最中もこういうアイスだったなぁ。大きいので1個食べると満足。今度は自動車で来て、家族にも買って帰らねば。(勘定は¥160)
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岐阜県岐阜市月丘町3-1-2
(つきおか堂 つきおかどう お菓子処月丘堂)