新栄と吹上の間の飯田街道沿いにある和菓子屋「菊里松月」へ。創業は大正12年(1923)とのこと。交通量の多い街道を歩いて店に向かうと、店の前の道路にはひっきりなし車が停まっては出て行く。想像していたよりも大きな建物の1階が店舗になっていた。中に入るとガラスショーケースの中には色々な菓子が並んでいた。店員も何人も居て対応に大わらわ。人気があるんだなァ。この日の目当ては表の幟にもあった好物の「くさ餅」。もちろんケースの中に並んでいたが、もう残り少ない感じ(補充されるかもしれないが)。嫁の分と2つのみ購入した。
当日中の消費と言われたが、食べることが出来たのはその日の深夜。ちょっと時間が経ってしまったが包みを開けて取り出す。ずっしりと重量感のある「くさ餅」は俵型で、大きくてあんこもたっぷり。最近は上品な菓子が多いので他所ではあまり見ない大きさかも。皮も厚く、やや硬め。でもこれは時間の経過があったからかも。大きな口でかぶりつくと口の中はよもぎの香りとあんこでいっぱいに。深夜に食べるものじゃないが、熱いお茶と一緒に美味しくいただいた。次は「あんだんご」か「醤油だんご」を買ってみようっと。(勘定は¥432)
↓ 飯田街道沿いの渋い佇まい「丸山歯科」(建築詳細不明)◇。木戸、木枠窓、タイル壁、中も昔のままだったら見てみたいなァ。
↓ 喫茶店などが入る長屋タイプの建物(建築詳細不明)◇。昔の街道沿いは商店が軒を連ねていたのでこういうスタイルの建物が多かったが、最近は少なくなっている。
愛知県名古屋市中区新栄3-23-10
( 名古屋 なごや 新栄 しんさかえ 吹上 飯田街道 きくざとしょうげつ 和菓子 老舗 草餅 くさもち 近代建築 )