一宮市役所の東にあるラーメン屋「かんちゃん」へ。いかにも呑んだ後に寄ってしまいそうな昭和な佇まい(笑)。雰囲気から昼はやっていないと思っていたのだが、通りかかったら暖簾が掛かっていたので、はす向かいの駐車場にバイクを停める。店に入ると赤くて長いカウンター席のみ。主人かどうかは知らないが女性が1人で賄っていた。壁に貼った品書きから選んだのは「ワンタンメン」と「餃子」。のんびりとしたある祝日の午後に、テレビの音と何やら携帯電話で揉めている外国人と思しき女性客の喋り声が響く。
先に「ワンタンメン」が到着。スープの色が濃い。”ブラック”と呼んで差し支えないくらいの濃さがある。ワンタンは餡の無いデロンデロンのタイプ。これはこれで好きだ。このワンタンもまたスープに染まっていく。水面には他にチャーシュー、カマボコ、刻みネギ、歯応えのあるメンマ、そして海苔が1枚。麺はやや縮れぐらいの細麺。量は少なめだがスープにはよく合っていた。あっという間に手繰り終わる。チャーシューは噛み応えのある好みのタイプ。しっかり味も滲みている。後から来た「餃子」は小振りなのが8つ。しっかりと餡が詰まっていて焼き色良く、旨い。そのまま食べたり、卓上のタレをつけたり。どちらも呑んだ後だとこれより1.2倍くらい美味しく感じるだろうナ(笑)。コロナ禍が落ち着いて、次は呑んだ後に寄れますように。(勘定は¥1,050)
かんちゃん (かんちゃんラーメン)
愛知県一宮市大江3-1-8
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