ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

丸市 @岐阜県岐阜市 (6)(※閉店)

2016年12月24日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

今年も残すところあとわずか。最も印象に残った店2店を思い返す。夏(8月末)に閉店してしまった岐阜市花沢町の老舗食堂「丸市」と、北一色の喫茶レストラン「コロムビア」。もう味わうことが出来なくなってしまった貴重な戦前からの食堂の味と、皆に愛された昭和の喫茶店の味をいくつか記憶として記しておこうと思う。

ある夏の夕方に伺って注文したのは「冷やし中華」。この日は女将さんだけで、主人の姿は見当たらない。鋳物コンロの上に置かれた昔ながらの下駄のような木の蓋(正式名称何だろう?)がのった羽釜で麺が茹でられる。いつものように静かに包丁で刻まれた具材は、キュウリ、ハム、カマボコ。それに刻み海苔が振られている。麺は細ストレート麺。中華そばの時と同じ麺じゃないかと思う。スープの酸味もほどほど。市販のマヨネーズとカラシが置かれたが、カラシだけちょこっとつけていただいた。(勘定は¥480)

別の日には、始めてこの店に入った時に食べて、そのクラシックなスタイルと素朴な味に感動した「オムライス」をもう一度注文。白い平皿に盛られたシンプルな姿のオムライスには少なめのケチャップがたらされている。薄皮玉子に包まれた中身は、いつにも増してあっさりとした味付け。いつも女将さんがウスターソースを置いてくれるので、この日は少し垂らしていただいた。(勘定は¥500)

また別の日にいただいたのは「ヤキソバ」。テレビの音だけが流れる静かな店内に、いつもの静かな調理と違い、珍しく炒める音が響く。白い平皿に盛られたヤキソバは、キャベツと、下味の付けられた(苦手な味付けの)豚小間切れ肉、それに紅生姜がのっている。細ストレート麺なので、例の中華麺と同じだろうか。ウスターソースの容器も一緒に置かれたが、ソースで味付けはされている。優しい味。(勘定は¥450)

そして壁に貼られた閉店の告知に記されていた8月31日。何とか営業終了時間(午後8時)までに店にたどり着けそうだったので、思い切って車を走らせる。最後にあの旨いハヤシライスを食べておきたい。近くに車を停めて勇んで店まで歩くが…、無情にも回転灯は消え、暖簾はしまわれ、カーテンが引かれていた…。あぁ、最終日は早仕舞いだったか…。無念。

少しだけ開いていたカーテンの隙間からはテーブル席で老齢の御主人と女将さんが仲良く2人だけでテレビを見ながら食事していらっしゃる姿が見えた。これで店の歴史は終わりとなるが、何も特別なことはせず、今まで通り、いつものように過ごしていらっしゃったんだろう。長い間お疲れ様でした。ほんの少しの間とはいえ、この店を味わうことが出来て幸せでした。

以前の記事はこちら (1)(2)(3)(4)(5

 

丸市(丸市食堂)

岐阜県岐阜市花沢町3-25

 

( 岐阜市 ぎふ まるいち まるいち食堂 洋食 麺類食堂 大衆食堂 戦前 戦後 洋食 中華そば 天ぷら中華 やきそば 焼きそば オムライス 閉店 廃業 )

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北京飯店 @岐阜県各務原市 (※閉店)

2016年12月23日 | 岐阜県(岐阜)

各務原市の市役所近く、国道21号線を1本入ったところにある中華料理店「北京飯店」へ。この店への訪問は何年ぶりになるだろう。ずっと昔に嫁に教えられて一緒に行った覚えがあるから、もう四半世紀前だったろうか。正直、まだあの店あるのかな、という感じで店の前まで来てみた。同じ建物だったかは覚えがないが、店の前はもちろん、道を隔てたところにある駐車場にも車がいっぱい。店に入るとカウンター席も小上がり席もほぼ満席という盛況ぶりだった。昔も流行っていたが相変わらずでスゴイ。いわゆる町の中華料理屋の風情だが、それが安心。ちょうど大きめのテーブル席しか空いていなかったので座らせてもらい、後から来た客と相席になった。昔もこんな内装だったかどうかはさすがに思い出せない。昼時とあって日替わりランチやセット・メニューに注文が集中しているようだったが、「中華風かつ丼」という品を見つけたので注文した。

さほど待たずに「中華風かつ丼」が運ばれた。中華スープとたくあんが付いている。大きめで深めの平皿に盛られたかつ丼は、ご飯の上にのっている細目にカットされたかつの上から、たっぷりの餡がかけられている。味付けは意外にもやや甘め。いわゆる中華っぽさはあまり無いのだが、野菜がたっぷり入っているし、かつと合わない訳がない。れんげを使ってワシワシと食べ進め、あっという間に平らげて、後から来る客に席を空けた。(勘定は¥700)

中国料理 北京飯店

岐阜県各務原市那加住吉町2-62

※令和6年12月29日を以って閉店されました

 

( 各務原 かかみがはら かがみはら ペキン飯店 中華料理 中国料理 中華 カツ丼 かつどん 閉店 廃業 )

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手作りキッチン マルミツ @岐阜県郡上市 (※閉店)

2016年12月22日 | 岐阜県(中濃)

岐阜県郡上市の城下町・郡上八幡で昭和5年(1930)に八百屋として創業し、地元の方に慕われた「まるみつ本店」が今年閉店してしまったそう。ずっと以前からこちらの名物と言っていいパリパリに焼かれた「焼きそば」を味わってみたいと思っていたが、ほんの少しの差で果たせず涙を飲むことに。ただ、同じ郡上八幡に分店があり、そちらでいただく事が出来ると聞いて訪れたのが、ここ「手作りキッチン・マルミツ」。本店は町の甘味処といった風情だが、こちらは垢抜けて洒落た感じ。店に入るとファミレスにあるようなドリンクバーの機械もあったりする。カウンターもあるようだったが、空いていたのでテーブル席に腰を下ろした。キッチンではコックコートに帽子を被った主人と思しき方と若いのの2人。メニューを広げると洋食が中心のようだったが、「けいちゃん定食」や「奥美濃古鶏親子カレー」などの地方色溢れるメニューもあった。もちろん目当ての焼きそばは「八幡名物・パリパリ焼き・ミックス焼きそば」の名で載っている。これを並盛りで注文した。

しばらくして焼きそばののった平皿が運ばれる。ミックスの名の通り海老とイカ、肉の姿が見える。上には刻み海苔と紅生姜と炒めた玉子がのっていて色鮮やか。早速箸を入れる。確かにパリパリの食感にまで焼かれていて、味付けはソース。焦げている訳ではないので意外と食べづらさはなく、香ばしく旨い。これが本店と全く同じ仕様なのかは知らないが、これ以上麺が硬いと食べづらく、食感も良くないだろうという絶妙の焼き加減。これなら大盛にしてもペロリといけただろう。今度は奥美濃古地鶏を使ったというカレーを食べてみようかな。(勘定は¥650)

 


 

↓ 写真下左は「旧・堀谷医院」(大正9年・1920・建造 ※登録有形文化財)。下右は改修されてはいるが古い建物の雰囲気と門柱を残す「國藤療院」(建築詳細不明)。

 

↓ 古い町並み保存活動の一環で古民家を改造した、美濃和紙を売る「柳楽庵」と、そのすぐ近くに建つ民家。玄関先の雰囲気がとてもいい。夕暮れに電灯を灯した姿を見てみたいナ。

 

↓ いつ来ても思うが、街の中心にある古い庁舎「旧・八幡町役場」(現・「郡上八幡旧庁舎記念館」)の脇に清流が流れるこのシチュエーションの素晴らしいこと。

 

 


 

手作りキッチン マルミツ

岐阜県郡上市八幡町小野70

※令和4年に閉店されたそうです

 

( 郡上 ぐじょう 郡上八幡 ぐじょうはちまん 郡上踊り 徹夜踊り まるみつ本店 味の店 甘味処 マルミツ小野店 maru mitsu 郡上焼きそば バリバリ焼きそば 近代建築 )

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百老亭 上飯田店 @名古屋市北区・上飯田

2016年12月21日 | 名古屋(東区・北区)

今池店と大須店が取り上げられることが多い餃子の「百老亭」。実は上飯田駅近くにもあり、他の2店ほど知られていない(たぶん)。自分も用事で上飯田駅周辺を歩いていた時にたまたま店の前を通るまで知らなかった。店は創業が昭和46年(1971)だとか。この日は夜遅く、嫁に上飯田駅近くで車で拾ってもらう時に、待ち合わせの時間まで少し空いたので、これ幸いと店へ。店は赤い色をしたカウンター10席のみでこじんまりとしている。店内にはAMラジオが流れていて昭和感たっぷり。カウンターの向こうには鋳物コンロが並んでおり、フライパンがのせてある。オープンな厨房の中は主人1人だけ。先客は1人。

先客と談笑していた主人に、まずは瓶ビールをもらう。銘柄はアサヒのスーパードライ(あまり好きなビールではないが)。注文は「鍋貼餃子」と「搾菜(ザーサイ)」。焼き方は他の2店と変わらない(と思う)。白い平皿に盛られた餃子は焼き目が下。これも一緒だ。手作りの餃子を口に放り込んでみると「うん、百老亭の餃子」と口にしてしまいそうになるあの味。餡は少なめで、下味も濃くなく、皮は少し乾いたようなヒダの部分がもちっとして独特の食感。軽いのでパクパクといけてしまう。ビールに合わない訳がない。ザーサイは切っただけなのか、かなり塩辛い。あっという間に平らげてしまったので、次は「炊餃子」を追加。たぶん同じ餃子だと思うが、丼ぶりに湯ごと盛られて出てきた。皮の部分の乾きが無いぶんこちらの方が口当たりがいい。他の店でもそう思ったが、自分はやっぱりこちらの方が好みかな。こちらにもヤサイイタメ(炒菜)や、ヤキソバ(炸麺)があるので、次はそれも頼んでみよう。(勘定は¥1,900程)

この後の記事はこちら

大須店の記事はこちら

自家製・手作り餃子専門 百老亭 上飯田店

愛知県名古屋市北区上飯田北町2-14

 

( 上飯田 かみいいだ ひゃくろうてい ひゃくろう亭 餃子専門店 餃子 ぎょうざ ギョーザ 水餃子 ヤキギョーザ スイギョーザ 池波正太郎 )

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Kiss / Kiss

2016年12月20日 | ハードロック・へヴィーメタル

Kiss / Kiss (1974)

1974年に発売された記念すべきキッス(Kiss)のファーストアルバム。邦題は「キッス・ファースト 地獄からの使者」。本国でも初めの売上げは全然大したことなくて、売れるのには時間がかかったそう。このジャケットのアートワークはビートルズ(The Beatles)を意識したんだっけ(ホントかなァ)。よく見るとピーター(Peter Criss)のメイクが怪しいし、他のメンバーのメイクも後年とは若干の違いがある。収録された曲の多くが現在もセットリストに入れられることが多いので、メンバーにとっても、ファンにとっても重要であり続けているアルバムなんだろう。

メンバーがヴォーカルを分けているのでバラエティに富んでいる。音はシンプル過ぎるくらいなので、ド派手なメイクとのギャップは大きい。自分も若かりし頃にそのギャップに戸惑ったくち。自分が初めて聴いた時はまるでイギリスのスレイド(Slade)みたいだと思ったが、当時の人もそうだったかもしれない。スカスカな音だと揶揄されることが多いアルバムだが、自分はこの音がかなり好き。3「Firehouse」のグッと腰を落とした”タメ”なんかは最高。同時代のエアロスミス(Aerosmith)のファースト「Aerosmith」(1973)もスッカスカで大好きだったが、それに通じるシンプルさと痛快さがある。若い頃にもっとしっかり聴いていたらなァとも思うが、好きになる音楽ってそんなもん。

中古店にて購入(¥750)

  • CD (2014/6/5)
  • Disc : 1
  • Format: CD, Import
  • Label : Mercury
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漢斗利 @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2016年12月20日 | 岐阜県(岐阜)

大きい道路に面した店の表側のシャッターはいつも半分閉まっているが、実はちゃんと営業しているということで逆に有名な(笑)、岐阜市北一色の中華料理屋「漢斗利(カントリー)」。客はほぼみんな裏の広い駐車場から店に入る。自分ももちろん裏に停めて裏口から店の中へ。カウンターに座ってメニューを眺める。こちらは盛りのよい店として有名なので、1人の時は一品物でも通常サイズで注文するのは危険。実は中途半端な時間に昼食を食べて、あまりお腹が空いてなかったので、ご飯も小でお願いし「餃子」と、「フーヨーハイ(かに玉)」の”半分”を注文した。店内の様子は昭和中華らしさいっぱい。客はしっかり入っていて、家族連れやグループ客が賑やかにやっていた。とても愛想の良い主人と、そうでもない女将なのだが、とやかく言うほどでは全然ない。

最近はいわゆる愛想が無いことと、接客が悪いことを同列に語る人が多いので、すぐにそんな話ばかりがひとり歩きするが、みんながみんなファミレスやコンビニのような型にはまった応対をする必要は全然無いのだ。自分が小さい頃、若かった頃は、店のオッサンが客に小言を言うような場面はいくらでも見たので(理不尽なのは別として)そんなに気にしないし、面白いとさえ思う(笑)。それよりも慇懃無礼なだけで自分で考えない店員の接客の方が苦手だ。みんな打たれ弱くなっているのかなァ。

平皿の上にテキトーに盛られた(笑)餃子は、そのままでもしっかりとした下味が付いていて、餡は少なめ。大きくはないが7個も入っている。焼きの油は多めでカリッとした部分も。値付けは安いが旨い。かに玉は見た目からするとパンパンに硬そうだが、食べてみると意外とふわっとしている。濃い色と味付けの餡がかかっていて、ご飯に合うこと間違いなし。中にはしめじも入っているし、小海老も5匹くらい入っていていい感じ。でもこれ別に半分じゃなく普通の量だよ…。ちなみにご飯も小のわりに茶碗に大盛だった。ひとりでももちろん、家族やグループで来たら、とても値打ちに沢山いただける店だ。次は家族を連れてこようかな。その時には肉団子(もちろん半分)と、唐揚げ(もちろん半分)を頼もう。(勘定は¥830)

 


 

↓ 店を出ると今年最後の入道雲が(訪問は9月だったか10月だったか…)。怪しい雷光が雲の間に光ってとてもきれいだった。

 


 

漢斗利 (カントリー)

岐阜県岐阜市北一色2-11-22

※令和5年6月店主急逝の為、閉店されました

 

( 岐阜 ぎふ 北一色 きたいっしき かんとりー 中華料理 中国料理 大盛 デカ盛 ガツめし 唐揚げ 餃子 ギョーザ ぎょうざ 閉店 廃業 )

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新雀本店 @名古屋市中区・大須

2016年12月19日 | 名古屋(中区)

以前から団子が美味しいよと教えられていた大須の仁王通商店街入口にある「新雀本店」。もちろん今までに店の前を何度も通ったことがあったが、人の多い休日には行列が出来ていたこともあったと記憶する。その頃はこんなに綺麗な赤いテント屋根じゃなかったと思ったが…。創業は昭和41年(1966)とのこと。店先に焼台が置いてあり、焼いた団子が山積みにされている。声をかけると店から主人が出てきて、焼く準備。焼き直してくれるようだ。「みたらし団子」を注文すると、主人がじっくりと火を入れ直してくれ、壺に入ったタレにドボンと漬け、もう一度火入れ。しっかりと焦げ目がついた団子を1本手渡してくれた。

団子はふわっと柔らかめで、それ自体も旨い。タレはよくあるようなドロッとした甘いものでなく、とろみも少なくサラッとした感じ。焼きが入っているので少し辛めに感じるくらいだが、とても旨い。この塩梅はいいなァ、何本でもいけそう。団子屋で冷めたものが出てくるとゲンナリするが、串1本といえども、丁寧な仕事がうれしい。もう1種類の「きなこ団子」も食べてみればよかったと後悔(→行儀は悪いが、歩きながら食べたので店を離れてしまっていた)。たかだか1本のみたらし団子で幸せな気分になれた。次は両方買おうっと。(勘定は¥90/本)

新雀本店

愛知県名古屋市中区大須2-30-12

 

( 大須 おおす しんすずめ 商店街 大須仁王門通商店街 大須商店街 にいすずめ だんご みたらしだんご 大須名物 きなこだんご おばあちゃん ) 

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長麺うどん @岐阜県可児市

2016年12月18日 | 岐阜県(中濃)

周囲は飲食店が全く見当たらない田んぼの中に、ポツンといった感じの「長麺うどん」へ。店の名前からなんとなく引っ掛かっていたが、帰ってから調べてみると、以前は「長命うどん可児店」だったそうだ。どうして系列を離脱したのかは分からない。ある休日の昼に伺ったのだが、広い駐車場にたくさん車が停まっている。周りは何も無い場所なので皆ここを目指してわざわざ来ている客ばかりだ。暖簾をくぐって店の中へ。カウンターもあるが、テーブル席主体の店。老若男女の客がしっかり入っていて大人気。店員は5人も居てみな若い。早速「ミックスざる」の中と「野菜天」を注文した。うどんと蕎麦の合い盛り。元・長命うどんだと知っていたら当然あって然るべきだろうが、訪問時は知らなかったので「おっ、合い盛りがあるんだ」と思わず注文してしまった。

出てきた「ミックスざる」は麺量300gとのこと。たぶん全部でという意味だろうが、やはり多い。つゆは小さい椀に入っており、濃くてやや甘めの東海地方仕様。葱と練りわさびが別にしてある。早速うどんを手繰る。しっかりと角が立っているが、コシは強過ぎず、なかなか旨い麺だ。長命うどんと比べるつもりで食べていなかったので細部は思い出せないが、こちらの方がやや太めの切りだろうか。蕎麦は…うーん。天ぷらはかき揚げで、揚げ置きのもの。前身を知っていたらそばの出来も、天ぷらの揚げ置きも当然だろうと思っただろうが、冷めて硬い天ぷらが、締められて冷たい麺と合うはずもなく、今ひとつ(←勝手なこと言ってる)。うどんはとても良かったので、次はうどんだけで3種食べ比べ出来るという「長麺セット」か、「みそころ」あたりを試してみよう。(勘定は¥890)

この後の記事はこちら

 


 

 ↓ 帰りに寄った美濃加茂市にあるJR高山本線「古井(こび)駅」(大正11年・1922・建造)。国鉄の古い木造駅舎らしさがそのまま残っている。

 

↓ 古井駅前の旧道には近代建築はほとんど残っていないが、こちらの平屋がそれらしき建物。鬼瓦に「〒」とあるから元郵便局だろうか。現在は使われていない様子。

 


 

長麺うどん

岐阜県可児市羽崎1441-4

 

( 可児 かに 古井 こび ちょうめんうどん 長命うどん 可児店 うそ 饂飩 うどん 蕎麦 そば 近代建築 )

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さぼてん @名古屋市昭和区・鶴舞

2016年12月17日 | 名古屋(昭和区・瑞穂区)

一日一記事と決めていましたが、飲食店訪問の記事が溜りに溜まって、もう師走だというのに、どの写真もまだ葉っぱが「青い」程になってしまいましたので、購入したアルバムのレヴューをした時も、訪問記を載せる事にします(でもアルバム・レヴューも山ほど溜まっている…)。どちらにせよ(以前からですが)タイムリーな訪問記でないことをご了承下さい。

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名古屋市の鶴舞公園の東の端にある洋食屋「さぼてん」へ(※読みは「つるま」公園だが地名は「つるまい」と読む)。ここが実際に公園内なのか外なのかは分からないが、周りは鶴舞公園の緑がいっぱいで、贅沢な借景だ。周辺には大学や病院があるのでそちらからの客も多いだろう。店に入ると厨房にはコックコートとコック帽を被った老齢の主人と女将さん、それに息子と思しき親子体制。この日の先客は休日だったからだろうか、学生よりも労働者の姿が多かった。濃茶色を基調とした洋食屋らしい内装。みそかつと唐揚げが人気のようだったし、サービス定食という値打ちなメニューもあったので迷ったが、フライが食べたかったので「ミックスフライ定食」を注文した。ちょうど隣に座った女性客がご飯を少なくしてと頼んでいたが、学生が多い店だから盛りがいいんだろう。

しばらくして運ばれた「ミックスフライ定食」は白身魚と海老のフライと小さめのカニクリームコロッケ。脇にはトマト、キャベツの千切り、スパゲッティーのサラダ、それに味噌汁と桜漬けが付く。プラスチックの丼ぶりに入ったご飯の盛りは予想通り多い。白身は鱈のようなやや大味な魚。衣は細かいもので好み。サクッと揚がったフライを皿に添えられたた手作りのタルタル・ソースや、卓上のウスターソースを垂らしていただく。ちょっと多いかなと思っていたご飯も、バラエティに富んだ旨いフライがあれば、あっという間に無くなった。後ろのテーブル席に座った若者は「ご飯多めに」なんて頼んでいた。無料でやってくれるのかどうかは知らないが、学生の胃袋を満たす素晴らしい台所だ。(勘定は¥750)

 


 

↓ 近くの名古屋工業大学の敷地内にある「創立記念碑(旧・名古屋高等工業学校汽罐室)」(明治38年・1905・建造・部分)。

↓ 同じく敷地内にある名古屋の近代建築の父と言っても過言ではない建築家・鈴木禎次を記念した「鈴木禎次記念碑」(大正12年・1923・建造、写真下)。

 

 

↓ 鶴舞公園の東側、昭和区の古い街並みを散策。いくつかそれらしい名残りのある古そうな建物があった。

 

↓ 鶴舞公園内にある、以前は和食店だった古民家を改造したカフェ「ヌンク・ヌスク」(明治42年・1909・建造)と、公園の端にある「加藤高明像台座」(昭和3年・1928・建造)。愛知県出身で総理大臣も務めたが、銅像は戦中に供出されたまま。

 

 


 

 さぼてん

愛知県名古屋市昭和区鶴舞1-1-44

 

( 鶴舞公園 つるま公園 つるまい つるまい公園 サボテン 洋食 洋食屋 ランチ 近代建築 鈴木禎次 名工大 めいこうだい 加藤高明 内閣総理大臣 首相 金属供出令 )

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Live! Greatest Hits From Around The World / ZZ Top

2016年12月17日 | クラシック・ロック

Live! Greatest Hits From Around The World / ZZ Top (2016)

今年発売されたZZトップ(ZZ Top)のライヴ・アルバム。各所でのライヴの寄せ集めとなっており、ゲストに一緒にツアーを行ったジェフ・ベック(Jeff Beck)が参加している曲が2曲収録されている。かつてはワーナー所属で、プロデューサー(兼マネージャー)もビル・ハム(Bill Ham・本年逝去)体制がずっと続いていた彼らも、1994年の「Antenna」以降はレーベルが変わり、1999年の「XXX」からはプロデュースもビリー・ギボンズ(Billy Gibbons)が手掛けるようになった。リック・ルービン(Rick Rubin)が共同プロデューサーになった2012年の「La Futura」以降オリジナル・アルバムが出ていないのは寂しいが、ライヴ活動は精力的に行っている。フェスとかじゃなくて単体で来日して欲しいナ。

さてこのライヴ・アルバムでは名曲の数々を安定した演奏で披露していて、いぶし銀のかっこよさを堪能出来る。と手放しで喜びたいところだが、寄せ集めライヴにありがちな1曲、1曲フェードアウトする編集。全体の流れは過去に発売されているDVD作品などがあるから、という訳ではないだろうが、ちょっと上手いこと繋げてくれりゃいいようなものを…。自分は年代的にもちろん80年代のエレクトリック仕様のヒット曲にシンパシーがあるが、年月を積み重ねてどの時代の曲もしっかり馴染んでいるので違和感は全然無い。基本的に70年代から音楽スタイルが変わっておらず、メンバー3人もオリジナルのままだから変わりようもない。ブルース・ハープで参加しているJames Harmanの演奏もいいアクセントになっている。このライヴ盤の発売も、なぜかあまり話題にはならなかったが、かっこよさは不滅。

amazonにて購入(¥1,270)

  • CD (2016/9/9)
  • Disc : 1
  • Format: CD, Import
  • Label : Suretone

 

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