ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

小町酒造株式会社 @岐阜県各務原市

2016年12月16日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

「長良川」という銘柄で有名な岐阜県各務原市の小町酒造へ。創業は明治27年(1894)。「ヒーリング音楽」を流して酒を醸す蔵としても有名だ。市街地からは離れており、一帯の集落には古い建物が何軒も残っている。細い路地を辿っていくと風格ある建物と黒塀、それに脇に立つ赤い郵便ポストが目に入った。玄関口には杉玉がぶら下がっており、この建物が事務所と販売所を兼ねていて、裏と横に酒造場があるようだ。玄関ガラスに「金武酒造株式會社」とあるので前身はそういう名前だったのだろうか。車を工場側に停め、店へ。木戸を開けると土間にいくつかの銘柄の瓶が並んでいた(ちなみにここは音楽は流れていなかった)。定番の「長良川」は酒屋で何度も買って呑んでいるので、この日は初めて「長良川・超辛口」を買ってみた。もちろん1升瓶では口に合わなかった時に持て余すので、4合瓶で。

↓ 酒造の建物は、店舗兼主屋(昭和29年)、門及び塀(昭和初期)、通用門(明治30年)、離れ(明治45年)、土蔵(大正14年)がそれぞれ国の登録有形文化財に指定されている。

  

日本酒の辛口度を示す”日本酒度”はなんと驚きの「+20度」。辛口で有名な同じ岐阜県多治見市の「三千盛酒造」の定番酒が+12度~+16度くらいだから、その突出ぶりが分かる。口に含んでみると、想像したよりはガツンとくる訳ではないが、やはりボディというか押しが強いことは間違いない。まずは冷や(常温)で呑み、試しに燗もつけてみた。温度が上がると風味が増す酒が多いが、こちらはあまり印象が変わらない。アルコール度数も18度以上とかなり高いので量に気を付けて呑み進めた。口中の隅々まで押してくる感じがあるので、さすがに普段使いは無理だが、なかなか面白い。「ロックで◎」なんて書いてあったが、なるほど氷の冷たさで、強い押しとアルコール度数を抑えて、夏にでも飲ったらいいかもしれない。来夏試してみよう。(勘定は¥1,296)

 

 


 

↓ 酒蔵の通りを挟んで向かいにある「清水家住宅」(昭和6年・1931・建造)。養蚕農家の建物だそうだ。こちらも登録有形文化財。

↓ 車で10分位のところに建つ「前野町火の見櫓」(昭和12年・1937・建造)。全長19mの鉄骨製で、こちらも登録有形文化財に指定されている。

  

 


 

小町酒造株式会社

岐阜県各務原市蘇原伊吹町2-15

 

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そば家 @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2016年12月15日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜駅方面から、行列の出来ている「台湾ラーメン大吉」を過ぎると「究極のそば」と書かれた幟が乱立している蕎麦屋がある。以前からずっと気になっていたが、とうとう車を停める気になった。「究極のそば」なんていう自信たっぷりの言葉を聞いてしまうとハードルも上がってしまいそう。店の暖簾は「古式御膳蕎麦」と染め抜かれているが、意味するところは不明。店に入ると靴を脱いで上がるようになっている(店で靴脱ぐのあまり好きじゃないけど)。何組も先客が居る中、奥にある小さなカウンター席を案内された。まずはもちろん基本の「もりそば」を注文。店内には色々な貼り紙や、新聞雑誌の記事の切り抜きやコピーが沢山貼られているので少々雑然として見える。

そんなのを眺めながら待っていると、まず蕎麦を揚げたものが置かれた。強めの塩がかかっている。ポリポリといくつかを口に入れていると「もりそば」が運ばれてきた。更科粉と甘皮粉を挽き分けて、2つを合わせるという変わった製法の蕎麦は、よく見ると色も緑と白の2層になっていて面白い。初めて見る蕎麦だ。まずはつゆを味見。辛口でかなり濃いめのつゆ。そして平皿に盛られている蕎麦を手繰る。きれいに角が立っていて、盛られた蕎麦の量は多め。口に含んでも鼻腔を抜ける香りが残るようなかんじの蕎麦ではなかったが、のど越し良く、なかなか旨い。あまりに他の蕎麦と(見た目が)違うのでびっくりしているうちに食べ終わってしまった。これが「究極」かって言われると困っちゃうけどナ(笑)。サラッとした蕎麦湯でつゆを飲み干した。この蕎麦を温かいつゆに入れたらどうなるのか興味が涌くので、また出かけてみよう。(勘定は¥750)

酒菜 そば家

岐阜県岐阜市敷島町9-9-1

 

( 岐阜 ぎふ そばや 蕎麦 更科 さらしな 甘皮 あまかわ 挽きぐるみ 蕎麦切り 究極のそば 俺のそば 閉店 移転 居食家 慎゛じん

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どて大安 @名古屋市北区・大曽根

2016年12月14日 | 名古屋(東区・北区)

どこで知ったかは忘れてしまったが、メモに名前が残っていたので大曽根で降りた際に「どて大安」に寄ってみた。店は駅から北上して少しのところにあり、古い店なのかなと思っていたが、そうでもなさそうだ。土間に簡易テーブルとパイプ椅子が並んでいるだけで、壁紙変わりはビール会社の立て看板という安普請。基本的にはとん焼きと串カツの店。まずは冷蔵のお酒とどて、それに串カツをお願いした。酒は地酒がいくつか用意してあるようだが、せっかくなので選んだのはすぐ近くの酒造「金虎」の酒。一升瓶から小皿の上のコップにこぼしてもらう。

串に刺したどては2本。もちろん八丁味噌仕立てで、やや甘口の味付け。串カツも2本。これはボトルごと置かれたソースをかけていただいた。生キャベツを間に挟みつついただく。店は若いサラリーマン客が多かった。自分は会社の同僚と仕事終わりに呑みに行く、というような環境で仕事をしたことがないので、楽しそうに、ああだこうだと大声で喋る若い彼らを見ているとちょっと羨ましい気も…。ここは値段も安いし使いやすい店だろうナ。換気が良くなくて焼きの煙がモウモウだったので(スーツの方など注意)、早めに勘定をしてもらった。(勘定は¥1,200程)

どて大安

愛知県名古屋市北区山田1-3-23

 

( 大曽根 おおぞね どてたいあん どてだいあん どておおやす 居酒屋 酒場 とん焼き やきとん どて どて煮 どて串 串カツ 串かつ ナゴヤドーム ナゴヤドーム前 )

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Alone / The Pretenders

2016年12月13日 | クラシック・ロック

Alone / The Pretenders (2016)

出たばかりのプリテンダーズ(The Pretenders)の新譜。ベテラン勢の新譜ラッシュだ。バンドとしては8年ぶりの新作となる。なんとプロデュースとギターでブラック・キーズ(The Black Keys)のダン・オーバック(Dan Auerbach)が参加している。前回はクリッシー・ハインド(Chrissie Hynde)名義のソロ・アルバム「Stockholm」(2014)だったので、もうバンド名義での復活はないだろうと思っていた。どういう面子かとクレジットを見てみると、もうオリジナル・メンバーのドラマー、(Martin Chambers)は参加していない模様。クリッシー以外は2006年以降から参加の連中ということになるが、あえてプリテンダーズを名乗ったのはどういう訳があったんだろう。ギターで参加のDuane Eddy(御年78歳)は伝説のロカビリーのギター・ヒーローだ。

さて、肝心の音。これは…、まさに「The Black Keys feat. Chrissie Hynde」というのが相応しい音。かなりプロデューサー色が強く、メンバーは違えど、まるでブラック・キーズの演奏にクリッシー姉御が参加しているかのよう。さすがのプリテンダーズ・ファン&ブラック・キーズ・ファンを自負する自分でも、心情的にはちょっとどっちつかずと言うか、夢の競演と手放しには喜べないところがある。とは言え、音楽そのものに身を委ねると心地良いのも確かなのだが…(両方好きなもので)。「Don't Think It , Feel It」というところか(笑)。クリッシーのヴォーカルは相変わらず自分の琴線に触れまくるのでまともな感想は書けないが、曲としてはプリテンダーズらしいポップなメロディーは少し後退し、ダルで武骨な音がダマになってやってくるようなロックンロールとなっている。昨年予定されていたブラック・キーズとしての来日公演は無念の中止(チケット買ってたのに…)となってしまったので、ダン込みでプリテンダーズとして来日してくれないかな。

amazonにて購入(¥1,278)

  • CD (2016/10/21)
  • Disc : 1
  • Format: Import
  • Label : Bmg Rights Management
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高橋商店 (2) @岐阜県関市

2016年12月12日 | 岐阜県(中濃)

また知り合いと関市の居酒屋「高橋商店」へ。やや遅い時間に店に入ったが何組かで賑わっていた。たまたま知人を発見し、ご挨拶。前回と同じ同行者と、まずはビールで乾杯。同行者は少しもうお腹に入っているらしいが、自分は飲まず喰わずで来ているのでビールがシミるー。こちらは以前にも紹介したことがあるが、酒肴が沖縄テイストで、この日もゴーヤのフライや、らふてい、もずくの天ぷら、クラゲなどをいただく。飲み物はすぐにカラになり、次は黒ビール、ハイボールなどと、どんどん空けていく(大丈夫か…)。

仕事の話や、共通の趣味であるバイクの話などいろいろだったが、だいたい次の日には半分くらいしか覚えていなかったので大した内容じゃなかったんだろう(笑)。ま、気楽でいい。酒のピッチが早かったし、チゲ鍋も頼んだので、お腹も気分も絶好調。シークワァーサー酎ハイ、モヒートなどを追加して、締めには(まだいくのか)日本蕎麦で作られる油そばを注文。もともと品数は多くない店なので、注文した料理は前回とそう変わらない品々になってしまった。よく呑んだなァ。帰りをどうする? 嫁は来てくれなさそうなので、バスにでも乗って帰ろうか。(勘定は¥5,700)

以前の記事はこちら

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高橋商店

岐阜県関市栄町3-7-30

 

( 関市 関 せき たかはし商店 居酒屋 沖縄料理 酒場 ライブ ライヴ インストアライヴ )

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天秀 @岐阜県岐阜市

2016年12月11日 | 岐阜県(岐阜)

名鉄(名古屋鉄道)切通駅近くにある古い街道沿いにある食堂「天秀」。岐阜市と各務原市を繋ぐ街道沿いは道幅も広くなく、いくつか古い建物も散見できるものの、店の数も多くなく、交通量も多くなさそう。そんな町の一角にあるこのお店。店に入るとアルミ製や木製の岡持ちが所狭しと置いてあるし、店先には配達用と思しきカブが置いてあるところをみると、使い勝手の良い大切な地元の食堂なのだろう。土間にテーブル2つと、小上がりが2卓のこじんまりとした店内はご夫婦で切り盛りされている。壁に貼られた黄色いプラスチック短冊の品書きには洋食もいくつかあったが、屋号に「天」の文字が入るし、丼ものの先頭が「天丼」だったので「天丼」を注文した。

のんびりとテレビを眺めながらしばらく待って出てきた丼ぶりには、大きめの海老天が2本と茄子、南瓜がのっている。この値段で海老2本はうれしいな。つゆの色は薄めで、味付けは少し甘め。たっぷりとつゆがかけられていてご飯の下に溜まるほど。しっかりめの衣を纏っているので、つゆをたっぷり吸っていて旨い。小皿の刻みたくあんを挟みながら一気にいただいた。次はカツカレーかなんかにしてみようかな。(勘定は¥700)

この後の記事はこちら

 


 

↓ 店から車で10分ちょっとにある各務原市の「旗本徳山陣屋公園」近くで見つけた下見板貼りの建物。法蔵寺という寺に隣接しているが詳細は不明。ピンク色に塗られているのが面白い。

 

 


 

天秀

岐阜県岐阜市切通6-17-2

 

( 切通 きりどおし てんひで 大衆食堂 麺類食堂 食堂 天婦羅 天ぷら 天麩羅 洋食 中華そば  )

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大須亭 @名古屋市中区・大須

2016年12月10日 | 名古屋(中区 老舗)

末廣屋」からのハシゴで焼鳥の「大須亭」へ。といっても数時間は空いている。創業は昭和21年(1946)とのこと。ずっとこの場所かどうかは知らないが、新陳代謝が激しいこの界隈では最も古い居酒屋のひとつじゃないだろうか。暖簾をくぐって店の中に入ると長いカウンターが。奥にはテーブル席も見える。ここではビールを注文。サッポロの黒ラベル。カウンターの上の大皿には惣菜もあったが、焼鳥の「きも」と「なんこつ」をお願いした。まだ早い時間だがしっかり客は入っており、常連率が高そうだ。焼き場には2人、給仕は女性1人。みんな常連客と楽しそうに会話していて、この店の居心地の良さが伺える。

お通しにマカロニサラダが出てきた。そいつを箸でつまみつつ、テレビのニュースをぼんやりと眺めて炭火での焼き上がりを待つ。この時間って幸せ…。しばらくしてどちらも2本づつ出てきた。鶏肉の刺身も出している店だけあって「きも」の調子もいいし、ゴリゴリの食感の「なんこつ」も旨い。次は「砂肝」と「つくね」を。酒を「ひや」でお願いすると升+コップにお姉さんが1升瓶から注いでくれた。銘柄は「ねのひ」。砂肝のザラっとした食感のあとは、茹でてから焼きを入れるつくね。少し生姜が効いていて、これまた旨い。ここの焼鳥は旨いなァ。まだ食べたいものがたくさんあるけど次回に。(勘定は¥2,800程)

この後の記事はこちら (2

名古屋 味処 大須亭

愛知県名古屋市中区大須3-44-22

 

( 大須 おおす おおすてい 八岳 備長炭焼 焼鳥 焼き鳥 やきとり ヤキトリ 居酒屋 酒場 老舗 )

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We're All Somebody From Somewhere / Steven Tyler

2016年12月09日 | カントリー

We're All Somebody From Somewhere / Steven Tyler (2016)

ベテランの新譜続き。エアロスミス(Aerosmith)のスティーヴン・タイラー(Steven Tyler)による初のソロ・アルバム。今までもソロ活動はしていたが、アルバムとしての発表は初めて。長い長いキャリアの中でむしろ今まで出ていなかったのが不思議なくらい。彼が今まで単発で発表してきたソロ曲やゲスト参加曲、サントラなんかに収録された曲なんかは出来の良いものが多かったので期待も大きかった(その割に購入が遅いが)。ただ「カントリー」アルバムだという情報が流れていたので若干の心配もあり…。個人的には2011年のソロ・シングル「(It) Feels So Good」の路線で行って欲しかったんだけどなァ。

アメリカにおいては日本では考えられないくらいカントリー・ミュージックの市場や影響がデカいので、やり過ぎて彼の良さがスポイルされていなければいいと思っていたが、アルバムを通して聴くと心配は杞憂に終わる。最初から最後までスティーヴン節は全開だし、音楽性もバンドの構成こそフィドルやバンジョーなんかが入っているのでカントリー色がかなり強い事に間違いないが、あまり「カントリー」と意識する必要もないくらい。でもある意味この中途半端さが批評家連中からの低評価につながっているのかもしれないナ。

2511などのPVが作成されているシングル曲(もういわゆるシングル・カットという形態ではないのかもしれないが)の出来はさすがに抜きん出ている。エアロスミスの名曲14「Janie's Got A Gun」をカントリー(というかアコースティック)ヴァージョンでリメイクしていたり、ジャニス・ジョプリン(Janis Joplin)で有名な15「Piece Of My Heart」(オリジナルはErma Franklin)を演っていたりと、ちょっとしたフックも効いている。ミドルテンポの曲が多いので、ちょっと中だるみするきらいもあるが(出来ればあと2曲くらい削っても…)、総じて楽しめた。でも傑作!と言えるかというと正直ちょっと微妙なのは間違いない。バンドの面子がどんなだかは映像を見ただけではピンと来ないが、来年4月に予定されている来日公演がどんな内容になるのか楽しみ(大阪へ行くのか、東京に行くのか、それとも行けないのか…)。

amazonにて購入(¥1,135)

  • CD (2016/7/15)
  • Disc : 1
  • Format: CD, Import
  • Label : Universal
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一凰 @名古屋市熱田区・金山

2016年12月08日 | 名古屋(熱田区・中川区 老舗)

純系名古屋コーチンを使った親子丼が食べられると聞いて金山の「一凰(いちおう)」へ。こちらは創業が昭和28年(1953)だそうだ。金山駅を南側に出て線路沿いに店がある。ずっとこの建物を使っているのかは知らないが、とても趣のある門構えの立派な建物。玄関を入ると帳場があり、老舗らしからぬインカムを付けた若い店員が案内している。どこかの資本が入っているのかな。1人であることを告げ、靴を脱いで上がると、入口すぐ横の個室に案内された。個室で1人なんてなんだか申し訳ない。足を踏み入れた個室は卓が2つあるのだが、なぜか座椅子がバラバラに乱れていたりと目は行き届いていないかんじ。また玄関横なので電話や店員の声が丸聞こえで、内輪の話まで聞こえてきてしまうので、あまり落ち着かない。注文は決め打ちで一択、名物だという「極上親子丼」を。

しばらくして膳の上にのせられて出てきた親子丼が登場。多めのグリーンサラダと赤だしが付いている。丼ぶりは蓋付きのプラスチック製。これ瀬戸物に替えた方がいいと思うけどナ。それはさておき、綺麗な黄色をした親子丼は、つゆと混ぜて調理して溶き卵をかけたというよりは、つゆに溶いて火入れした玉子の上に焼いたコーチンがのっているという感じ。肉はコーチンらしいしっかりとした歯応えで、旨い。玉子に混ざった玉ねぎはシャキシャキ。火入れは弱めにしているのだろう。つゆは薄めの味付けだが、肉の味がよく分かり好感がもてる。なかなか旨い丼ぶりだ。上には三つ葉がほんの少し散らしてあったが、もう少しのせて欲しいのと(好きなので)、風味のいい香辛料(山椒か七色か)が置いてあると気が利いていたかな。(勘定は¥1,500)

名古屋コーチン・旬菜 一凰 (いちおう)

愛知県名古屋市熱田区金山町2-2-1

 

( 金山 かなやま 金山総合駅 いちおう 名古屋コーチン 純系名古屋コーチン 老舗 親子丼 おやこ丼 )

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マエジマ製パン @岐阜県可児市

2016年12月07日 | 岐阜県(中濃)

可児市にある人気のパン屋「マエジマ製パン」。記事にはしていなかったが、随分と前から時々訪れている。いつも人気で、時間を外すと陳列されているパンが少ないことも。なぜかこの近くに居る時は、店が休みの日ばかりで相性は良くない(←ちゃんと定休日調べろ)。以前は岐阜市内を除く中濃地方で本格的なパンというと、関市の「ペイザン」かココが有名なくらいだったが、最近は岐阜市内はもちろん、各地に本格的なパン屋がたくさんオープンして頑張っているので、以前ほど利用することはなくなった。久しぶりに寄ったら新しい駐車場が出来ていた。以前は中途半端な場所しか無く、車を停めるのに難儀していたから有り難い。店に入ると以前とレイアウトが変わった訳ではないが、店員は10名以上に増えている様子。大きくない店なので以前の人数(4~5人)でも多いと思っていたが、すごい繁盛ぶりだ。

こちらのパンは、子供向けのものも含めて惣菜パンが多く、シンプルなパンは意外と多くない。この日購入したのは「丸パン」「クロックムッシュ」「ベーグル」など。丸パンはシンプルでほんのりとした甘み。チーズやら具がのっているクロックムッシュはパン自体の味は分かりにくいが、減ったお腹にはぴったり。特に「チーズのせベーグル」は、もちっとした生地にたっぷりのチーズで、塩加減はチーズのみ。カリッとしたチーズがアクセントになっていて、シンプルで旨かった。ワインに合わせたいナ。今度は久しぶりに昔のようにバゲットを買ってみようか。(勘定は¥340)

この後の記事はこちら

 

マエジマ製パン

岐阜県可児市今渡2499-7

 

( 可児 かに まえじませいぱん マエジマ 前島製パン フランスパン バゲット 食パン そうざいパン ブーランジェリー )

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