名古屋市北区の歴史ある中華料理店「名北飯店」へ。以前からこの店の前を通ると「おかげ様で50周年」と書かれたポスターが飾ってあったので気になっていた店。昨年で創業50年だそうなので、創業は昭和40年(1965)かな。現在は2代目だとか。店はあえて最寄りの駅を言うと上飯田駅かもしれないが、駅からは少し遠い。かつては市立城北病院のあった辺り。店はちょっと古くなってきているが、モダンなコンクリート打ちっぱなしの3階建て。1階はさほど広くないが厨房が占めているのだろう、この日は2階に案内された。老舗らしからぬ洒落た店内のカウンターに座る。ステンレス・ポットにはすっきりとした烏龍茶が入れられている。日替わりランチなども充実していたが、迷いに迷って注文したのは「天津飯」と、50年変わらないという「餃子」。
しばらくして、まず小皿から運ばれる。昼時だったからかもしれないが、ポテサラと搾菜の漬物、それに何と鶏手羽元煮が付いていた。スゴイ。そして先に白い深めの平皿に入った天津飯が運ばれる。メニュー写真ではごく普通の天津飯だったが、運ばれたものは「白い天津飯」。玉子の部分はクラシックなしっかりめの焼きなのだが、餡に白身が混ぜられていて、色付けも薄いので白く見える。面白い。餡はしっかりと基本のスープの味が分かる旨いもので、サラッとしていて旨い。遅れて運ばれた餃子は、薄皮で小さめだが9個もある。ニラがたっぷりと入っていて、皮に透けて緑色が見えるほど。綺麗な焼き色が付いている。これもなかなか旨い。シューマイやカイコー飯も旨そうだったから、また行かなくては。(勘定は¥1,050程)
愛知県名古屋市北区安井1-34-23
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