ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

かたぎり @岐阜県郡上市

2022年08月24日 | 岐阜県(中濃)

久しぶりに晴れたある休日、バイクのご機嫌を伺うために156号線を北上。どこへ行くというあては何も無かったが、昼近くに郡上八幡辺りに到達したので市内の繁華な地域に進入。ここは風光明媚な町でバイクに乗ってやって来る観光客も多いのにも関わらずバイクを停められる場所があまり無く、一般車の駐車場もバイク禁止になっていたりするのが痛い。駐車場のあるところ…とウロウロしていて思い出したのは特徴ある”郡上焼きそば”で有名な「かたぎり」。店は旧役所などがある場所から少し離れた路地にある。たしかこの店は以前日曜休日だったはずだけれど、ネット地図を眺めていたら最近は日曜に営業しているのに気が付いて機会があればと狙っていた。市内では「マルミツ」「まるみつ」「キャベツ畑」で郡上焼きそばを食べたが、こちらの店は早くから知っていたものの、やっと初めての訪問になる。バイクを少し離れた駐車場に停めて歩いて店に着いた。営業開始時間は過ぎているはずだが暖簾は掛かれどまだ”準備中”の札が置いてある。中を覗くともう先客が座っていて主人が炒める姿も見えたので入ってみた。普通に「いらっしゃいませ。」と言われたのでカウンター席の端に腰掛ける。お願いしたのは「焼きそば・肉玉子入り」。玉子は”目玉焼き”と”まぜ玉子”が選べるようになっていたので「まぜ玉子」でお願いしてみた。

主人は1人で調理や接客もしていて、調理している間にもひっきりなしに電話がかかってくる。手一杯という感じ(だから準備中の札を替えるヒマもないのだろう)。「んー、まだアルバイトの人が来なくてー」なんて答えている。後客も続々。豚バラ肉をヘラでカットして炒め、最後には急須に入っているサラッとしたソースを回しかけ仕上げている。丸い平皿に盛られた「焼きそば」は、上から青海苔がかけられ、脇には刻み紅生姜。細麺で基本の具材はキャベツのみ。「まぜ玉子」がどんなのか興味があったので頼んだのだが、ただ普通に炒められているだけで、麺の間からポロポロと姿を現す程度。追いソースもしたようなので濃いめのソース味。「郡上焼きそば」といえばしっかりと焼かれてパリパリになった細麺が特徴。全部がパリパリになっている訳ではないが、咀嚼していると顎が疲れるほど。モソモソして喉にもつっかえそうになり、咽る。これ、何度も食べているわりには特に自分の好物という訳ではなかったりする(苦笑)。水で流しながら綺麗に平らげた。次はお好み焼きも食べてみよう。この後そのまま観光もせず、すぐにバイクで帰路に着いたので「焼きそば」を一皿食べるだけに一体何十km移動したんだろう(笑)。(勘定は¥500)

 

焼そば・お好み焼 かたぎり

岐阜県郡上市八幡町島谷159

 

( 郡上 ぐじょう 郡上八幡 ぐじょうはちまん 焼きそば 焼そば 郡上やきそば パリパリ焼そば 片桐 )

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ガスビル食堂 @大阪市中央区・淀屋橋

2022年08月23日 | 大阪府

今回の大阪短期滞在で唯一予約をして伺ったのが、御堂筋沿いの大阪ガスの社屋「大阪瓦斯ビルヂング(大阪ガスビルディング)」にある西洋料理の「ガスビル食堂」。昭和8年のビル竣工時からあるレストランなので89年もの歴史がある。平日だから大丈夫だろうとは思ったが、遠方なので万が一を考えて訪問の数日前に電話を入れる。しかし、なんと昼時は予約で埋まっており、訪問予定日の「13時45分からでしたら…。」とのこと。半端な時間だったが他に行けそうな日が無かったのでお願いした。

少し早く着いたのでウロウロと建物を観賞しつつビルの中に入る。エレヴェーターで食堂のある階まで上がるとクローク(写真下)があった。この階には他に一般の人が利用できる設備が見当たらないので食堂専用のクロークだろうか。行った時には稼働していないようだったが、こんな所にも歴史あるレストランの面影が残っている。

中に進むとソファーが並ぶロビーがあり、食堂の歴史を説明する写真などが飾ってあった。こちらのロビーで少し待ち、中に案内される。折しも同窓会か何かだろうか、ご高齢の方達の集まりが終わったところのようだ。他に先客は数組。レストランとして使われているフロアーは意外にもそう広くはないようだ。予約したので窓際のテーブルかと思ったが、残念ながら入口に近い席に案内された。1人だったし仕方がない。客層はさすがに年配者が多い。内装はデコ調で落ち着いているが思いのほか質素。メニューを見せてもらい、あれも食べたいこれも食べたいという品の中からお願いしたのは、”サラダ”から「ハートセロリ」、そして”一品料理”から「セルリ・オー・ジュ」、「ムーサカ」の3品と、グラスワイン(ピノ・ノワール)。

カトラリーがセッティングされ、しばらくしてからワインが運ばれる。そして1品目の「ハートセロリ」が供された。ガラスの器に氷が盛られ、その上には生のセロリがそのまま。自分がセロリ好きだし”ハート”って何だろうと選んだのだが、その姿に拍子抜け。でも後で調べてみると創業当時からの名物だそうで、当時の会長が「本物の西洋料理にセルリーは欠かせない」と種子をアメリカから取り寄せて自ら栽培したのだとか。塩でいただく。ポリポリとやっていると「セルリ・オー・ジュ」が運ばれた。こちらはセロリをフォン・ド・ボーでとろとろに煮込んだもの。うん、旨い。煮込まれたセロリは香り良く、スプーンで切れてしまうぐらい軟らかい。スープにも旨味がたっぷり。中にはベーコン片も見られる。これはメニューに”復刻一品料理”と紹介されていて、昭和初期の名物料理だったそうで「天皇の料理番」として知られた秋山徳蔵氏直伝のレシピで、当時は常連客のみに出されていたのだとか。グラスワインばかり続けるのもつまらないので「シーバスリーガル12年」をロックで追加。

そしてメインの名物料理「ムーサカ」が熱々の丸い鉄板に盛られて運ばれた。1週間かけて作るというこちら伝統のデミグラス・ソースを使った料理で、元々はギリシャ料理なのだそうだ。中には煮込まれた軟らかい牛フィレ肉、それにトマト、人参、ピーマン、茄子、マッシュルーム、カリフラワーが入っていて、周りはマッシュ・ポテトで綺麗に飾られている。仕上げはオーブンで焼かれているようだ。野菜類と合わせることもあってか、かなり濃厚なデミグラス・ソース。肉や野菜と共にマッシュ・ポテトを合わせると何とも言えず旨い。1人でいただくには結構な量もある。本当はワインなりウイスキーなりを追加したかったが、中途半端な時間に酔っぱらうと後の予定が立たなくなるのでグッと我慢(笑)。歴史あるレストランの名物料理を3品もいただけて素敵な昼食になった。(勘定は¥5,600程)

 


 

↓ 現代的なビルが並ぶ中、御堂筋沿いに独特の雰囲気を漂わせる「大阪瓦斯ビルヂング(大阪ガスビルディング)」(昭和8年・1933・建造)。今はどうなっているのか知らないが、3階分が吹き抜けた講演場や、美容室や喫茶、グリル、そしてもちろんガス関連の展示施設や教室などがあったのだそう。戦争中は空襲に備えて外壁を真っ黒に塗装したのだとか。国の登録有形文化財にも指定されている。

 

 

 

 

 

ガスビル食堂

大阪府大阪市中央区平野町4-1-2

 

( 大阪 おおさか ガスビル 大阪ガス 大阪ガスビルディング 洋食 レストラン 西洋料理 近代建築 登録有形文化財 )

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伊勝 @名古屋市昭和区・名大

2022年08月22日 | 名古屋(昭和区・瑞穂区)

以前に同じ並びにある食堂「ひさや」に寄った時に気になった昭和区伊勝町にあるお好み焼の「伊勝」。以前からある店だが全然目に入っていなかった。ある日に暖簾をくぐってみる。店内は鉄板前のL字のカウンター席の他、テーブル席が2つ。テーブル席に腰掛ける。ご高齢の女将さんが1人でやっていらっしゃるようだ。壁に掛かった品書きには、お好み焼、焼そばの他、いくつか定食などもある。「お好み焼」と「焼そば」で迷ったのだが、気分でお願いしたのは「焼きそば・イカ入り」。女将さんの調理の様子とテレビを交互に眺めながら出来上がりを待った。

しばらくして「お待ちどうさま。」と運ばれた「焼そば」は、かなり細い麺を使っている。紅生姜が添えられていて、イカ以外の具材はキャベツ。麺を手繰ると軟らかめに仕上げられていて、容器からかけられていたソースは濃いめの味付け。イカがとても軟らかく、旨い。量は多くないのであっという間に平らげた。ちょうどカウンター席で女将さんも賄いのお好み焼を食べ始めたところで勘定してもらう。本当は鉄板で焼いてもらってビールっていうのが一番幸せだろうが、場所柄なかなか叶いそうに無い。次は「お好み焼」か他の定食で。(勘定は¥600)

 

 


 

↓ 近くの坂の途中にあるいかにも昭和な建物がかっこいい喫茶「パル」(建築詳細不明)。実はこちらの喫茶訪問が本命だったが日曜休みで叶わず。入ってみたいが平日に来ることは出来るかな…。

 


 

伊勝

愛知県名古屋市昭和区伊勝町2-88

 

( 名古屋 なごや 名大 名古屋大学 いかつ おこのみやき お好み焼き やきそば 焼きそば 定食 鉄板焼 )

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プライマル・スクリーム @名古屋・ダイヤモンド・ホール

2022年08月21日 | ライヴ(日本公演)

プライマル・スクリーム (8月18日 名古屋・ダイヤモンド・ホール)

サマー・ソニック 2022で来日するプライマル・スクリーム(Primal Scream)がフェス出演前に名古屋と大阪で単独公演をすることになった。もうフェスで1日過ごすパワーは無いし、好きでもないバンドを見続けるほどヒマじゃない。単独公演に願ったり叶ったりで参戦。にしても、もうプライマル・スクリームでもヘッドライナーじゃないんだな…。会場は新栄のダイヤモンド・ホール。スタンディングだがオッサンなので前には行かず、1段上がった最前列を確保。コロナ対策(意味ないと思うけれど)で1人立つ分のスペースはフロアーに四角くバミってあり整然と並ぶようになっている。これがなかなか快適。これのおかげか阿保みたいに暴れまくる奴は居ないし、隣の肩が触れあうこともない。これずっと採用してくれないかな。今回の公演は「Screamadelica Live」と銘打ってある。もちろん1991年のあの名盤「Screamadelica」の全曲再現演奏。もう30年も前のアルバムなので客層もやや高く、腹の出た人も目立つ(笑)。20周年の時に大々的に同趣向のライヴが行われたが、日本では演ったんだっけか(調べても来日履歴が出てこないが、前回の来日は6年前だそう)。

アルバム・ジャケットをデザインしたド派手なスーツに、相変わらず仏頂面のボビー(Bobby Gillespie)のアカペラからライヴがスタート。昔からヘナヘナで線が細いヴォーカルだが、こうして彼が40年近くのキャリアを積むとは当時正直思えなかった。様々な音楽スタイルに臆せず変化し続けたから生き残れたんだろう。音域によってはつらそうだが、それを黒人女性バックアップ・ヴォーカルがサポート…あれ? 姿が無いゾ。うーん録音か…。このアルバムを再現するのには絶対コーラスが必要だが、さすがにステージに姿が無いヴォーカルが流れるのは違和感がある。今では機材の発達で再現出来てしまうのだろうが、ステージに揃っている面子なりの演奏でもいいのになァ。ベースを担当する紅一点、シモーヌ・バトラー(Simone Butler)は初めて観た。堅実な演奏で目立った動きや特徴あるプレイがある訳ではないが華があっていい。ハウス、レイヴ真っ盛りスタイルのダンサブルなドラムスに、アンドリュー・イネス(Andrew Innes)のワウワウ・ギターが”ワカチコワカチコ”と加わると、意識は一気にあの時代へ飛んで行く。

セット・リストでは、大好きなアルバム未収録の「Screamadelica」も演ってくれた。これがライヴで聴けるとは。満員の観客は要請でみなマスクこそしているがしっかりと盛り上がっている。「3密」ってなんでしたっけ?(笑)。曲順こそアルバムとは違うが、一度ステージから捌けた後の「Loaded」でアルバム・パートは終わり、ここからは代表曲の4連発。自分の脳内ヒットチャート上位の「Swastika Eyes」と「Country Girl」がライヴで聴けたのは嬉しかった。

<Setlist>

Movin' On Up
Slip Inside This House
Don't Fight It, Feel It
Come Together
Inner Flight
Screamadelica
Damaged
I'm Comin' Down
Higher Than the Sun
Shine Like Stars

encore

Loaded
Swastika Eyes
Jailbird
Country Girl
Rocks

 

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おくちゃん @岐阜県岐阜市

2022年08月21日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の呑み屋街、玉宮町。コロナ禍でどこの飲食店も厳しい折り、この界隈も集客には苦労しているようだ。ま、この界隈が賑わうようになったのはまだ最近だけれど。それでも新しい店が入れ替わり立ち替わり出来ていく。この日は時間合わせで「おくちゃん」という店に入って軽く飲(や)ってみた。この店もまだ新しい店のはず。以前はそんなことなかったのに、最近は”大衆酒場”アピールする新しい居酒屋が本当に多くなった。まだ明るい時間帯だが店に入ると先客が2組程。カウンター席に案内され、まずは瓶ビール(サッポロラガー中瓶)をお願いする。おしぼりとお通し(生キャベツ塩昆布)が用意された(匂い付きのおしぼりはちょっと苦手だけれど…)。つまみにお願いしたのはこちらのスペシャリテらしい「もつカレー串」。

ビールをグイッとやって喉を潤す。「もつカレー串」は想像通りもつ串にとろっとしたカレーが絡んでいる。辛味は強くないがなかなか旨い。赤い福神漬が付いているのがいい感じ。次に頼んだのは「ぐる皮」。メニューに”博多みつます”の、とあるが有名なのかな。鶏皮が串にしっかりと巻き付けてある。グニっとした食感で濃いめの味付け。旨い。こちらのメニューは豊富で何でもある感じだが、表からはあまり分からないものの、九州の品を多く揃えているようだ。デュワーズのハイボールを追加。近年デュワーズを使う店がすごく増えたが、昔はほとんど見たことなかったな。他の客が注文した「生中」を見てビックリ。”大”じゃないの?アレ(630mlあるらしい)。追加は「紅しょうがのつまみ天」と「雲仙ハム」。紅生姜はスライスしたのではなく刻んだのが入っている。ハムは脂身多めで軟らか。こちとら明宝及び明方ハムのしっかりとした歯応えのものに慣れているので食感はちょっと頼りない(これはこれで旨いけれど)。隣で酒も進まず煙草ばかり吸っている若いカップルの紫煙が直接こちらに漂ってくるのでこの辺で。給仕や勘定をしてもらった若い女性は客商売に向いていなさそうだったが、まだ色々食べてみたいものもあったのでまた寄ってみようっと。(勘定は¥3,600)

 

NEO大衆酒場 おくちゃん

岐阜県岐阜市玉宮町2-17

 

( 岐阜 ぎふ 玉宮 たまみや 居酒屋 酒場 呑み屋 昼呑み 昼飲み 大衆酒場 生ビール )

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串かつ松葉 @大阪市北区・梅田

2022年08月20日 | 大阪府

梅田駅至近の飲食街「新梅田食道街」。いつか寄ってみたいと思っていたが、今回は少し時間が出来たのでやっと叶うことに。地下鉄御堂筋線の梅田駅で降りて地上に上がる。場所は全然知らなかったのでどこなんだろうと見回すもよく分からない。その場でスマホを取り出して検索するも自分の立っている場所を指している。「?」となっていたが、歩みを進めてすぐに分かった。自分は阪急から出てきたのですぐ横のガード下がその食道街なのだった。足を中に踏み入れるとびっしりと小さな飲食店がひしめきあう夢のスポット(笑)。まだ日が高いが構うことはない。すぐに呑める店をと入ったのは串かつの「松葉総本店」。創業は昭和24年(1949)。暖簾をくぐるとすでに杯を空けている客が何人も。頼もしいなァ。さっそく自分もカウンターに向かって立ち「ハイボール」をお願いした。中では白い半袖の調理服を着た若い衆やおばちゃんが何人も。目の前のステンレスのバットにはすでに揚げ上がったタネが沢山並んでいる。周りを見回してもそこから取っている客は誰も居ないようだったので、品書きから「牛肉」と「れんこん」をお願いした。若い衆がバットから該当品を取って奥に持っていく。揚げ直してくれるようだ。混み合って来て揚げ立てが置かれるようになるとそこから勝手に取るんだろう。

早速運ばれた「ハイボール」はジョッキでレモン入り。こちらはビールも他の酒もサントリーのようだ。蒸し暑い中を歩いてきたので喉には嬉しいが、後から汗が出て困る。しばらくして揚がった品が大きなボウルに入れられて、こちら○○、こちら✕✕と△△、と順番に配られる。関西だけあってこちらの串かつの基本は「牛肉」。少し甘味のある細かい衣を纏っていて、ひと口でいけるサイズ。ソースに浸してからパクッとやる。ウメー。ソースは少し酸味強めのもの。生キャベツを間に挟みながら、こういう串物で一番好きな「れんこん」も続けて口の中へ。もう少し湿度が低ければ大きいビールをやってから他の酒に移行するが、まだ予定があるのでどうしても後で歩いた時の滝の汗を想像して控えてしまう情けなさ。追加は「紅生姜」と「えび」。これも揚げ直ししてくれ熱々を頬張った。昼間っから開いているこういう店がひしめきあう「新梅田食道街」。ここが家や職場の近くだったら身を壊すこと間違いなし(笑)。(勘定は¥1,000程)

 

 

串かつ 松葉 (松葉総本店)

大阪府大阪市北区角田町9-20 新梅田食道街

 

( 大阪 おおさか 梅田 うめだ しんうめだしょくどうがい まつば まつばそうほんてん 串かつ専門 立ち呑み 立ち飲み 串かつ 串カツ )

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桃太郎 (2) @愛知県犬山市

2022年08月19日 | 愛知県(尾張・老舗)

愛知県犬山市の桃太郎神社界隈。境内の「すずや」でみたらしだんごを買って車で2-3本摘んだが、それでは足りず何か食べて帰ろうと寄ったのは、以前に「カツ丼」を食べて旨かった土産屋兼レストランの「桃太郎」。店に入ると先客は3組も居て、ひとつのグループは多人数。ん?これ時間がかかってしまうパターンかな…と躊躇したが、時間的に他の店を探す選択肢が無かったのでテーブル席に腰掛けて熟考ののち「オムライス」をお願いした。

心配はよそに順調に、まずは和風ドレッシングのかかった千切りキャベツとトマトときゅうりのサラダが供され、後から「オムライス」が登場。平皿にこんもりと高く盛られた「オムライス」は明らかにライスの量が多め。上からジグザグにケチャップが全体的にかけられていて赤い福神漬が添えてある。紙ナプキン巻スプーンを解き、早速スプーンを入れていく。中身はチキンケチャップライスで他の具材は玉ねぎぐらい。ライスは軟らかめの仕上がり。「カツ丼」の時は玉子の仕上がりが見事だったが、この「オムライス」でも玉子がいい感じ。真下まではいっていないが薄焼きでない玉子が綺麗に巻かれていて黄色の発色も良い。少ししっとり感も残っている。さすが見込み通り、ここの主人は玉子の扱いが上手い。惜しむらくは上からかけられたケチャップ。明らかに量が多過ぎ。中がケチャップライスでない場合はそれでもいいが、入口にあったサンプル通りに1か所にかけてくれれば見た目もいいし、自分で調節出来るのになァ…。全部平らげるとお腹もいっぱい。(勘定は¥950)

以前の記事はこちら

 

御食事・喫茶 レストラン桃太郎

愛知県犬山市栗栖古屋敷14-3

 

( 犬山 いぬやま ももたろう レストラン桃太郎 レストランももたろう でんがく 洋食 食堂 大衆食堂 麺類食堂 おみやげ )

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Voodoo Soul: Deep & Dirty New Orleans Funk / Various Artists

2022年08月18日 | ソウル・ファンク・R&B

Voodoo Soul: Deep & Dirty New Orleans Funk / Various Artists (2001)

表題の”Voodoo Soul”だけでは何のことかさっぱり分からないが、副題の”Deep & Dirty New Orleans Funk”が付くと何となく方向性の分かるコンピレーション盤。ところがいきなり超有名曲のミーターズ(The Meters)の「Cissy Strut」から始まるので「?」となってしまうが、リー・ドーシー(Lee Dorsey )、ベティ・ハリス(Betty Harris)、アラン・トゥーサン(Allen Toussaint)など、なるほどとなる面子から名前もあまり知らない面々までがコンパイルされていて、”黒い”雰囲気の味わえる編集盤。ここでいう”Voodoo”は宗教的に厳密な意味じゃなく、”ディープ(つまり一般的なヒットチャートとは無縁な)”ぐらいの意味で受け止めておくのが妥当なのかも。収録されているアーティストと曲は以下の通り。

01 The Meters – Cissy Strut
02 Lee Dorsey – Everything I Do Gonh Be Funky5
03 Betty Harris – Ride Your Pony
04 Clemon Smith – Brother Man, Sister Ann
05 The Meters – Here Comes The Metermen
06 Eddie Bo & Inez Cheatham – A Lover & A Friend
07 Skip Easterling – I'm Your Hoochie Coochie Man
08 Lee Dorsey – Occapella
09 Willie West – Fairchild
10 Roger & The Gypsies – Pass The Hatchet
11 The Meters – Ease Back
12 Allen Toussaint - Louie
13 Robert Parker – Get Ta Steppin'
14 Sonny Jones – Sissy Walk
15 Backyard Heavies – Soul Junction
16 Eddie Bo – We're Doing It (Thang)

この面々でニュー・オリンズ(オーリンズ)色が充分なのかどうかは自分にも分からないが、独特のグッと腰を落とした分厚いリズムやメロディーが心地良くカッコイイ曲ばかり。硬く跳ねるようなスネアの音がいい感じ。それでもいわゆる”セカンド・ライン”のリズムの曲ばかりではないし、ニュー・オリンズという土地の持つ音楽的背景がこれらの楽曲に与えた影響は果たしてどのくらいなんだろう。年代的には60年代の終わりから70年代初めの曲が中心にコンパイルされていて、時代的にはいわゆる”ブラック・パワー”がアメリカを席巻した時期。アメリカの黒人(現在ではBlackとは呼ばず、African-Americanという呼称が一般的)が市民権を得て社会的な影響力を増していった時期と重なる。曲は別としても歌詞がすっと入ってこないのがもどかしい。

amazonにて購入(¥600)

  • Label ‏ : ‎ Metro Music
  • ASIN ‏ : ‎ B00005NSWX
  • Disc ‏ : ‎ 1
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ホワン・ロン @岐阜県美濃加茂市

2022年08月18日 | 岐阜県(中濃)

岐阜県美濃加茂市で昼食の店を探していたある日、長良川鉄道「美濃太田駅」の前にある”もつと麺類”という変わった組み合わせの店「ホワン・ロン(Hoàng Long)」に入ってみた。店名から最初は外国人がやっているのかなと思っていたのだが、調べてみると坂祝の人気イタリアン「ロザリエッタ」の関係の店のよう。近くの洋菓子の「ドルチェ・ヴィータ」もそのはずだから駅前で色々と手掛けているようだ。店に入るとこじんまりとしていて席はカウンター席のみ。年配の女性と若い見習いと思しき男性の2人でやっている。壁に向かったカウンター席に腰を下ろしてメニューを眺めた。”いつものランチ”という括りに「めんま麺セット」というのがあり、ラーメンの他にミニ丼が付いていて「ソーキ丼」か「ドテドン」が選べるようになっている。メニューに”伝説のドテドン”と煽ってあったので「ドテドン」を選んでお願いした。

しばらくして「めんま麺セット」がもやしの酢漬けと茄子の煮物の2つの小皿と共に盆にのって供された。さっそく麺から手繰っていく。尾道煮干しと説明のあるラーメンは丼の縁に魚粉が残るほど。よく知らないがこういうのが尾道のラーメンの特徴なのかな。水面には味付け玉子が半分に、もやしとめんまと刻みネギが盛られている。麺は中細のストレート麺。この麺は「ロザリエッタ」の自家製麺なんだそう。かえしが強めのスープで、煮干しも強いからか”和”の印象が強い出汁の味わい。めんまはしっかりと味が滲みていて旨いが、”めんま麺”という名前から想像するほど多い量ではない。「ドテドン」はこんにゃくなども入った色濃いどてがご飯の上に軽めに盛られていて刻み海苔が散らしてある。刻み海苔って風味のいいものが少ないが、ここでもあまりいい仕事をしているとは言えないかな。色の印象ほど濃い味付けではないのでサイド・メニューとしてはいい感じ。勘定してもらう時に「たまちゃんのいなり」という稲荷寿司が紹介してあった。次はそれも買って帰ろう。(勘定は¥850)

 

もつ料理と麺料理 ホワン・ロン(Hoàng Long)

岐阜県美濃加茂市太田町1743-2

 

( 美濃加茂 みのかも 美濃太田駅 ホワンロン ホアンロン ラーメン 中華そば 自家製麺 どて丼 ホルモン ランチ )

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グリーン ヤン(green yang) @岐阜県岐阜市

2022年08月17日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の金(こがね)公園に隣接する岐阜市文化センターの1階に入っているアジア料理の店「グリーン・ヤン」へ。オープンしてもう2年程になるようだ。以前オープンしたばかりの頃に立ち寄ったことがあるが、公園に面しているわりに中休みをするようで、もう昼営業が終わったと断られたことがある。現在公園は再整備の為、フェンスで囲われていて立ち入ることが出来ない。工事通路を通って開け放してある入口に辿り着く。先客は2組ほど。無事案内され、入口近くのカウンター席に腰掛けた。昼は軽く食べた後だったので、喉を潤す為に「チンタオ(青島ビール)」と「青菜炒め」、それに「おすすめ点心3種」というのをお願いした。店内はさほど大きいようには見えないが、厨房に3人、給仕女性が3人も居る。

まずはお馴染みの「チンタオ」を。入口近くの席なのでやや暑く、ビールを呑むにはちょうどいい。調理の様子も少し見えたが、若い衆が調理して完成した皿を「お願いします。」と先輩(?)にチェックを入れてもらっていたので研修中だろうか。綺麗な緑色で仕上がった「青菜炒め」はとろみが全く無いタイプでたっぷりのスープに浸っている。四角く切った生姜がたっぷり入っていて胡椒も使ってある。火を入れ過ぎない加減が大切な料理だが、出来上がりは上々で旨かった。蒸籠で届いた熱々の「おすすめ点心3種」は、海老しゅうまい、翡翠餃子と、あと1つ何だったか失念。もちろん旨い。追加しようか迷ったが今日はこの辺で。次はコースで食べるか、もう少し腰を落ち着けて呑んでみよう。(勘定は¥1,700)

 

亜細亜小皿料理 green yang (グリーン ヤン)

岐阜県岐阜市金町5-7-2 文化センター1F

 

( 岐阜 ぎふ グリーンヤン 金公園 こがね公園 アジア料理 シンガポール料理 中国料理 タイ料理 ランチ 青岛啤酒 昼飲み )

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