今日も寒い日です。さっきテレビで寒の戻りが暫く続くでしょう、と言ってました。
日曜日が18℃だったので、体調を崩しそうですよね。
皆さん、くれぐれも自己管理して体調維持に気を配って下さい!
それが、自分の足のためでもありますから!
それでは、『阿部先生の関節予防のための講習会』 のレポートです。
※(私の主観がなるべく入らないように…だらだらと羅列します)
そして、今回の講習会はスポーツクラブの主催なのであくまでも、パーソナルコンディショニングのための
講習会…ということをふまえて、以下私のレポートになります。
『関節痛予防のために』
~阿部佳之氏のお話より~( 阿部佳之氏 先生は、プールの指導で著名になられました。)
プールだけのトレーニングでは、改善しない方がごく少数ですが、いたので陸上のコンディショニングを
考えました。股関節痛患者さんは、痛いところだけ(あるいは弱いところだけ)トレーニングしよう、とする
傾向がありますが、体全体をトレーニングする必要があります。
関節痛の痛みの出かたは、肩こり・腰痛・膝、みな同じです。関節患者の多さは、膝・股関節・脊髄の順
になり、股関節患者は2000万人ともいわれます。
東大の川口教授がたんぱく質でHIF2aという遺伝子を、持っている人と持っていない人がいて、
例えば形成不全の股関節症と診断された人がいたとしても、なんと、その遺伝子を持っていない人は
股関節症が進行しない!ということが分かったそうです。
又、捻挫などした時にでる、NFkBという炎症を表すものは、HIF2aをより活発に働き、軟骨を減らす
(軟骨が壊れる)作用をする。炎症=軟骨を減らす。なので、鎮痛剤を服用することをお勧めします。
ロキソニンがよく効きます。←私の場合、強い痛みの時は、全然効きませんでした。
▼軟骨消失の予防
・HIF2aの働きを止める薬の開発
・NFkBの発生を抑える
・炎症の発生とリスクを低減する →・関節の動揺性の拡大を予防
・結合組織の負荷耐性を維持
■日常生活で注意すること
・押入れの掃除、草むしり、フトンの上げ下ろし
(阿部トレーナーの3大×動作)→しゃがんだまま体をひねることが良くない!
・横すわり、とんびすわり→亜脱臼、脱臼を誘発する
・運動姿勢の安定(動作調整力と筋力の安定)
・関節コンディションの維持
・過度の運動をさける
★痛みを感じることの重要性→痛みは、身体の異常を知らせるために不可欠→痛みは神経シグナルで
→防御反応が起動する→シグナルを無視すると体が壊れる
☆お天気と関節痛の影響は?
・気圧、気温、湿度が低下すると(東京中心に1000㌔四方の円内の低気圧が強く発達すると)
痛みが強く出て、交感神経の影響もあり、身体がダルく、重くなる。
まだまだ続きます。暖かくして、足を大事にしてください。明日は、相棒と温泉施設へ行ってきます。