Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

キャリーカート 補強の手直しを再度行います

2024-11-12 20:30:45 | 製作・加工
耐荷重 40Kg 程度の折り畳み式のキャリーカートの 補強を行なっています
その作業が上手く行かず 二回目の手直しを行ないます どうぞご覧下さい





折り畳み式のキャリーカートを新調し 使う前に補強をしようとしましたが 中々上手く出来ません
今回の作業は 私の技術力の無さを暴露し 今回の記事は恥の上塗りになるかも分りません






以前も類似したカートを使っていたのですが この前脚の
アール部分が壊れました 今回は使う前に補強しようとしましたが
パイプが思いの他 薄くて 溶接が上手く出来ません






補強の為に金属を溶接しましたが 元の形が無くなる程
酷い状態です しかしもう一度手直しにチャレンジします
300x300mm 厚さ 3.2mm の鉄板を買って来ました






手直しに必要な寸法の物を切り出します
罫書棒で罫書き 見易い様にマスキングテープを貼りました






鉄板の切断にはサンダーを使います 刃は何種類か
用意していますが 切れ味の良い 金の卵を使います




木材を敷き 板が暴れない様に注意しながら切って行きます






まだ途中ですがブロワーで切削粉を飛ばします
アスファルトの目に入ったままにしておくと
凄く錆が発生します






今回の手直しに こんな大きな寸法は必要有りませんが
他の事にも使う予定をしています






今回の作業に使う材料です 幅 12.0mm にしています






ベルトサンダーで切断面のバリ取りをしておきます
ここまでが材料の用意です






さて手直しに掛かります ここまで 2度の作業をしましたが
いずれも失敗しています






これがカートのパイプに補強板を溶接した部分ですが
脚のパイプに溶接の熱で穴が開き 原型を留めていません
ここに もう一度 今回の板を当てます






現状に合わせて 板の角度を調整しました




必要な長さに切断します






当て板を クランプを使い固定しました






次の作業は溶接です 溶接棒は SUZUKID スターロード B1
棒径 1.4mm 今まではこれで全ての溶接をして来ましたが
適正板厚が 1.2~3.0mm になっています これも今回の素材には
適していないのかも分りません それを言っても仕方が有りません
これで行きます




溶接機の出力は調整出来ます この数字読みで 80前後で
使う事が多いのですが 今回は 65 にしました これ以上
下げるとアークが発生し難くなり 作業が難しくなります




時間的に少し薄暗くなって来ました ワークライトを
併用しながら進めます






まずは前回の補強板 そこから前脚のパイプに溶接
ここまでは上手く行っていますね
パイプが溶けて穴が開く事も無かったです






気を良くして次の場所へ移ります 補強板を
クランプで固定しました






上手く行くかと思いましたが やはりパイプに
穴が開きました 難しいです
暗くなって来たので今日はここまでにします




日を改めました 前の作業から 一週間開けての作業です




気になる部分を溶接し研磨してみました
穴塞ぎが出来ていますね 溶接機の出力は
前回と同じです






これは穴を塞ぎかけている所です 少し要領が解って来たかも
しかし 今日はここ迄です




三日空けました 以前の感覚を思い出しながら
作業を進めます






パイプの穴埋めに集中して進めました ここまでは
上手く行っています






こちらは補強板も上手く溶接出来ていませんでした
それと穴埋めをしていると コテコテになりました






時間を掛けて丁寧に作業を進めました
ただ写真を撮る余裕はあまり無かったです
溶接跡を研磨します






概ねベルトサンダーで研磨しました




一番最初と比べると綺麗にはなっています これで?
最初がそのくらい酷かったですから・・






パイプの穴も塞ぎました アークが発生する初爆 時間で言えば
1秒未満でしょうか 位置をずらしながらそれを繰り返しました
溶接棒を当てる時間が少しでも長いと 穴が開いてしまいます
本職の方からすれば 何を言っているんだ なのかも分りません・・






今回の補強→失敗 手直し→失敗 再手直し→妥協(今ここ)
少し恥ずかしい作業を見せてしまいましたが これで終わりにします
錆止めを塗ります




ペイント薄め液で 汚れを拭き取り、脱脂をします






ミッチャクロンを吹きました 15分程度置きます






透明の錆止めを吹きます 2~3回、重ね塗りをすれば
良いでしょう






錆止めが乾燥しました






これを使うのか? と言われれば使ってみます





最初の補強が上手く行けば この様な事にはならなかったのですが 溶接棒だけで 500g は
使ったでしょうか 絶対に新しい物を買い直した方が金額的には安かったですね
ここまで 実の無い記事にお付き合い頂き有難うございました 過去最悪の記事だったと思います
でも本人は 溶接の練習が色々と出来て良かったとも思います

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キャリーカート 失敗した補強の手直し

2024-10-31 20:02:29 | 製作・加工
折り畳み式のキャリーカートを新調し 使う前に弱い部分を補強する作業中に失敗しました
今回はそれの手直しを行います どうぞご覧下さい





折り畳み式のキャリーカートです 仕事で道具を運ぶ時に使っています 耐荷重は 40kg 程度です




今回予備として新しい物を購入しました






このカートは前脚のアール部分が弱く 以前使っていた物も
ここが壊れて修理して使っていました 今回は使う前に
この部分を補強すべき作業を進めました






補強の為に金属を溶接したのですが 脚のパイプの肉厚が
思いの他薄くて 穴が開いてしまいました






作業前より強度は落ちているでしょう 補修も難しそうなので
廃棄しようかとも考えましたが 一度手直しをやってみます
この金属のワッシャーを使います






ワッシャーを半分に切断しました




それをこの様に脚に当てて溶接してみます






溶接機の出力を少し下げて進めます 結果、この感じなら
行けるかな・・ 悪く有りません






用意したワッシャー 4枚の溶接が終わりました
これなら大丈夫、だと思ったのですが




他の奴はご覧の通り失敗です






ここに至ってはパイプの形が無くなっています




新調したカートを使う前に補強しようとしましたが
結果として失敗です





今回使った電気溶接機です 溶接棒は低電圧用 棒径は 1.4mm を使いました
溶接機の出力を抑えて使いましたが難しいですね





写真を載せるのも恥ずかしいですが この様に上手く出来た所も有ります
もう一度チャレンジするか もう廃棄処分するか少し考えます

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キャリーカートを補強します

2024-10-30 20:01:25 | 製作・加工
キャリーカート、折り畳み式の台車ですが 使う前に弱い部分の補強をします
上手く行くのでしょうか 作業風景をご覧下さい





折り畳み式のキャリーカートを新たに購入しました 主に仕事の道具を運ぶのに使っています






現在も同様の物を使っていますが そちらが結構長く
使っているので 壊れた時の為に予備で購入しました






これが今使っている物で もう 20年近く経つと思います
流石に色々な所の緩みが出てきました






この台車の弱い部分です この前脚のアールの部分が開いて来ます
それをこの様に修理して使っています




今回もアール部分の補強を 今の間にしておきます




以前は基礎ボルトのナットを使いましたが、今回は
SGP と言う鋼管を使ってみます ガス管です






高速カッターでパイプを切断します






幅 25mm 程度に切りました カートの前脚にこの様に
使う予定です






先日買ったベルトサンダーで 切断跡の研磨を行います




両面研磨し面出しを行いました






パイプをそのまま使うのでは無く 必要な長さにカットします






カットにはサンダーを使いました 丁度三分割です






もう一度 大小のベルトサンダーを使い バリ取りを行ないます






用意した 鋼管はこの様に使います 溶接します






小さなベルトサンダーを使い 溶接ヶ所の塗装を剥がしました






溶接の用意をします 100V の電機アーク溶接機です
補強材をシャコ万で固定しました




溶接をしました しかし・・






鋼管側は良いのですが 前脚のパイプに溶接棒が触れただけで
溶けて穴が開きました つい先日、別の作業で溶接が上手く
出来たので少し油断していました





一ヶ所穴を開けた時点で もう少し落ち着けば良かったのですが 今回は急ぎ過ぎました
一ヶ所で無く補強板の周囲に多くの穴 これを手直し出来るのだろうか 少し考えます・・

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作業台にキャスターを取り付けます

2024-10-15 20:09:23 | 製作・加工
ベルト&ディスクサンダーの作業台を作っています 移動を容易にする為のキャスターを
作業台に取り付けます 作業風景をどうぞご覧下さい





久し振りの木工作業です 前回までに道具を乗せ、下部スペースに棚も取り付けて
基本的な形は出来ています






この道具の為に作業台を作りました 備品、消耗材も
下のスペースに置けます






この状態では移動が大変なので 底にキャスターを取り付けます




確かキャスターの買い置きが有ったはずだと、探しました






何種類か有りますが このタイプを使います
キャスター外径 29mm 高さ 39mm です
数が足らないので 同じ物を買いに走ります




底板の厚さは 15mm です それに使えるビスも出しました






長さはこれで行けますが ちょっと用途が違うかな・・



そして・・



近くのホームセンターから帰って来ました 同じ物が無かったので
少し違うものにしました キャスター外径 32mm 高さ 42mm です
これで問題は有りません






仕事用の倉庫を探すと 長さ 12mm のトラストビスが有りました
こちらを使います






仕事は表でやります 必要な道具を用意しました






一旦道具を降ろして 作業台を天地反転させました
片方にアルミが貼ってあるコンパネです 床暖房に使う奴です






今回は 幅が 600mm 有りますから 台の中央にもキャスターを
使います 出来るだけ脚の下が良いので 脚の固定用のビスを
睨みながら位置を決めましょう




ビス 4本を使いこの様に固定しました





合計 6個のキャスターを取り付けました 全部自在キャスターを使っています






キャスターの位置は キャスターが自在に回転しても
底板から外へ出ない様にしています




自在キャスターは結構、凝った造りで 回転部分にベアリングが
使われています 自転車愛好家は何かしたくなります(笑)






潤滑剤やグリスを使いたくなりますが 今までの経験から
ここに油脂を使うと 床の汚れを拾ってしまいます
ここには 高性能潤滑剤 ナノドライ潤滑スプレーを使います
アルコール系溶剤に CNT を配合し アルコールは揮発し
CNT だけが残ります






これで完成です 少し落書きをしておきました






高さは椅子に座って作業が出来る高さ 480mm にしています






天板の大きさは 600x300mm で作りました





道具と備品などを乗せて動かしてみると 軽く動きます 上出来です




自転車小屋の中も物が増え もう一杯です
取りあえずここに置く事にします





道具は使いたい時、直ぐに出せる様にしていないと 出すのが面倒で使わないと言う事が良く有ります
その為にも動線は広く確保したいのですが 物が増えるばかりで難しいです でも気持は落ち着きました

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作業台を作ります ベルトサンダー用

2024-10-14 20:24:00 | 製作・加工
先日購入したベルト&ディスクサンダーの作業台を作ります 久し振りの木工作業です





半月程前に購入した道具です 何度か使いましたがその都度道具を抱えて運んでいます
当初から予定はしていたので これを置くための作業台を作ります





倉庫の一番良い場所に仮置きしていますが この状態でここを占領させると 他の物が置けなくなります






この道具を使ってみると この様に土間に置くと作業姿勢が悪く
作業台に乗せて 椅子を使うのが楽で良いと思います
この黒い奴が良さそうです これを基準に台の高さを決めます






仮に置いたテーブルは少し低いので 木材を敷いて 40mm
上げてみました 微妙なところですがもう 12mm 足しました






床から天端まで 480mm で作りましょう






天板の大きさは 600x300mm 作業台の下にはキャスターを
取り付けます 簡単な図面を書いてみました






まず 脚になる木材を 4本切ります 寸五=45mm の角材を
使います




長さ 410mm を 4本揃えました




天板と底板を切ります 厚さ 15mmのコンパネです






丸ノコの刃の出代を調整します うっかりスイッチに触れると危ないので
コンセントからコードは抜いています この辺の気を緩めたら駄目です






刃の出代を決めるのに ハイトゲージを使います
ベースから 17mm 出しました 刃の出し過ぎは
切り口が荒れます






丸ノコに定規を装着し 幅 300mm で切断しました
長さは丁度 600mm の奴が何枚か有りました






材料の切断が終わったので オーピタルサンダーで
表面の研磨と面取りを行ないます






空研ぎ用のペーパー 240番を使います この作業で木材の
手触りが凄く良くなります






材料が揃ったので組み立てます 片方のインパクトドライバーは
下穴キリを使います






脚を取り付ける為に墨出しをします これは底に使います
このコンパネは裏にアルミが貼ってあります 床暖房に使う材料です






45mm角の木材に対して 3ヶ所ビス止めします 下穴を開けました
木工用ビスは コーススレッドの 65mm を用意しています






木工ボンドとビスを併用します ボンドは結構効果が有ります




底板に脚を 4本固定しました






天板も同様に進めます まず脚の捩れを見ながら
4本の脚を固定して行きます




これで基本の形が出来ました 横方向に少し弱いですが
これは想定内です 不安を感じる様なら補強しましょう






作業台の上に道具を置きました 下のスペースには
この道具の消耗品などを置くつもりでいます






下のスペースに棚を作りましょう 脚の内側に紐を取り付けました
コンパネを 15mm 幅に切って使っています




棚板も 厚さ 15mm の化粧コンパネを使いました この厚さなら
中反り、たわみも大丈夫でしょう






ブロワーで埃を飛ばし 備品を棚に置いてみました OK です
横方向の強度不足を感じていましたが この棚を付ける事で
その不安も無くなりました





概ね考えていたものが出来ました この後、底にキャスターを取り付けます
確か在庫が有ったはずなので倉庫を探します





自転車小屋の近くの河原に咲いていました キャスターの取り付けは次回にさせて頂きます
どうぞまたお付き合い下さい


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