Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

スペアタイヤを用意する チューブラータイヤ

2018-08-31 20:37:03 | ピスト
自転車愛好家は走行中にパンクをすると出先で修理をします チューブラータイヤを使っていると
スペアタイヤを携行しタイヤ自体を取り替えてしまいます そのスペアタイヤを用意します





私はリムセメントを使っているのでチューブラーのスペアタイヤは古い物を吊っています
リムテープを使っていると少し考え方が違うかも分りません






先日そのスペアタイヤを使い出先でパンク修理をしましたが
帰宅後新しいタイヤに入れ換えています






取り外したスペアタイヤをもう一度スペアにするつもりでしたが
この様にサイドに不具合が有りました 流石にこれはもう使えません






このタイヤは破棄して別のスペアタイヤを用意しましょう




当日パンクをして持ち帰って来た黒い方のタイヤは
この後パンク修理をしてこれもスペアにするつもりです
ただそれは少し先になりそうなので別のタイヤを探します






TUFO JET PRO ツーホーの 19mm 巾のタイヤが有ります
まだトレッドも残っているのでこれにしましょう






暫く保管していたのでリムセメントが乾いています
スペアタイヤは有る程度リムセメントの粘度が
残っていた方が良いので 薄くセメントを塗っておきます






セメントを塗布後 1日置きました 指で触ると少し湿り気を
感じる程度です これで充分です






スペアにする為に空気を抜いてしまいます






スペアタイヤ用に小さく畳みました




これを使い古したトウストラップで自転車の
サドルの後ろに取付けます





リムセメントを使っている場合 出先でのパンク修理はパンクしたタイヤを外し
このスペアタイヤをそのまま使います 帰宅後しっかりしたタイヤに張り替えるので
古いタイヤをスペアにすれば良いと思います 返ってその方がタイヤにセメントが
残っているので良いでしょう

これがリムテープを使っていると 出先でテープも張り替えスペアタイヤはそのまま
使い続ける事になると思います それを考えるとスペアタイヤは新品か有る程度
しっかりした物が良い気がしますね

スペアタイヤの畳み方をご紹介した、今でも多くのアクセスを頂く人気記事です
【 チューブラー スペアタイヤの吊り方 】

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チューブラータイヤ 出先でパンク修理 帰宅後

2018-08-30 20:25:07 | ピスト
先日出先でパンクをした際に路肩でスペアタイヤと入れ替えパンク修理を行いました
リムセメントを使ったチューブラータイヤは帰宅後にタイヤを張り直すと言う作業が必要です
その様子をご覧頂きます





先日久し振りに走行中にパンクをしてその場でスペアタイヤと入れ替え帰ってきました
リムセメントを使ったチューブラータイヤは帰宅後にする事が有ります






現地ではパンクしたタイヤを剥してスペアタイヤを
そのまま装着します 現場でリムセメントは使いません






リムとタイヤに残った古いリムセメントで有る程度は
張り付いていますが 帰宅後新たにリムセメントを使い
タイヤを張り直す必要が有ります






その為にスペアタイヤは使い古しの物を吊っています
今回は新しいタイヤを使います 折り癖を伸ばす為に
リムに入れて保管していましたVittoria STRADA
ビットリアのストラーダです 以前に後輩選手が
私に贈ってくれた物ですが、折角なのでこれを使いましょう






保管中にあまり空気を入れ過ぎるとタイヤが伸びるので
丸くなる程度しか入れていません 2kgf/cm2 程でしょうか




この Vittoria ビットリアのふんどしはセメントの吸い込みが
激しいので 予めリムセメントを塗っておきます






パナレーサーの速乾タイプです






塗布後直ぐに吸い込みます このままタイヤの出番まで
置いておきましょう






リアホイールを外します 15mm レンチを使います






左右のハブナットを緩めハブを一番前まで送ります






緩くなったチェーンをフロントギアから内側に外します
これでホイールを後ろに引けばホイールが外れます






ホイールを外しました 自転車はチェーンが床に着くのを嫌い
自転車小屋に吊っています






タイヤを外します 空気を抜きました








少しの手応えを残しながら剥がれました リムセメントを
塗っていなくても多少は引っ付いています






リムセメントの状態を観察します 少し乾燥しかけています
このまま次のセメントを塗ってもギリギリ行けそうです






ギリギリと言うのは後で後悔する事も有るので リムセメントを
溶剤で緩くした物を塗って古いセメントを生き返らせます




多少の粘度は有りますがほとんど溶剤です 溶剤だけでは
流れてしまうのでセメントで少しの粘度を付けています






次の作業が出来るまで ホイールの点検をしています
これは私が組んだホイールでは有りませんが 凄く精度の高い
組み方がして有ります 私にはとても真似が出来ません

逆 JIS で組んで有りますが 何か意味が有ったのでしょうか
これだけの技術を持った人が何も考えずにこの組み方をしたとは
思えないです・・






古いリムセメントも良い具合になって来たので 今度は
タイヤを接着する為のセメントを塗りました








新たに入れるタイヤの準備をします 軽く空気を入れておきます
全く空気が入っていないとタイヤのサイドを汚します
入れ過ぎるとタイヤが捩じれて仕事を難しくします
何となく空気が入っていると言う程度が良いですね




リムのバルブ穴にバルブを差し込みます 




バルブを中心にして左右にタイヤを伸ばしながら下方向へ
リムに乗せて行きます バルブの曲りに注意します




最後はホイールを持ち上げてタイヤを入れてしまいます




タイヤをリムに馴染ませて行きます フンドシの出具合を
左右揃え、概ねタイヤのセンターを合せます




ホイールを回転させてタイヤの振れを点検調整します
これは大切な作業です




タイヤのセンター出しが終われば使用圧力まで空気を張ります
7~8 kgf/cm2 程度です





何度もタイヤを張っているともう汚さなくなりましたが リムがセメントで汚れたなら
今の間にシンナー等の溶剤で拭き取っておきます







これでタイヤを張り終えました このホイールは
一晩置けば使えます




さて自転車にホイールを取付けます








ホイールを装着すればチェーンの張りとセンター調整が必要です




この様な体勢でホイールのセンターを睨んでいます




チェーンの張りを確認しながらハブナットを締め込んで
ホイールの取付けを行います




ホイールの取り付けも完了しました





選手でスペアホイールを持っていなければ、このホイールは明日の練習に使う訳ですから 
幾ら疲れていても真っ先に今回の作業をする必要が有りますね でもこの様な事は皆が
やって来た事です

出先でのパンク修理の様子です 【 出先でパンク修理 チューブラータイヤ 】

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サングラスの お手入れ

2018-08-29 20:09:04 | よもやま話
夏の日差しの強い時に良く利用するサングラス 汗などが金属のフレームに与える
影響も多く使っていると傷んできます そんなフレームのお手入れを行いました





私が使っているサングラスの一つです普段はあまり多用しませんが これも作ってから
何年も経つのでフレームが傷んできました 少し美装をしてみます






汗だけの影響では無いと思いますが つると呼ばれる
テンプル部分の色が剥げて来ました メッキだとすれば
かなり薄いものです




一度つるを外し色を塗ってみようかと思っています
それをする為にネジを緩めつるを外します






№00 の小さなプラスドライバーを使います








つるを止めている小さなネジを外し 両方のつるを外しました




塗装の前に傷んだ金属の表面を綺麗にします
コンパウンドと耐水ペーパー 1500番を用意しています






一度コンパウンドで綺麗になるかやってみます
粗目を使いましたが 金属を滑らかにするまでは
磨けません




耐水ペーパーで磨く事にします 幾分錆も発生していたので
それを落すのにペーパーが必要です




あら・・ つるの先の部分が取れました これも金属の様です








仕事が一つ増えましたが仕方が有りません ハンダ付と言う方法も
有りますが熱を加えたく無いのとハンダの腐食も考え、エポキシ系の
接着剤を使う事にします A剤 B剤 同量を取り、交ぜ合わせます
量は米粒も要らないくらいです




エポキシ系の接着剤で接着しました 実用強度が出るまで
60分必要です






もう片方のつるの塗装を先に進めます 塗料の必要の無い部分は
マスキングをします




今回は 3種類の塗料を使います






最初は塗料の食い付きを良くするミッチャクロン
1回吹きで 15分程度おきます






次は金色 Holts' ホルツのカースプレーです この様な細い物には
粒子が粗く不向きですが 買い置きの有る物でやっています






金色を 3度塗りをした後でクリアで仕上げます






塗装後 概ね 24時間乾燥させました マスキングテープを
剥します






塗装をしていない部分です つるの取付け部と反対側の先端です






つるを取付ける前に 分解した時に気になっていた取付けネジ
ここが錆びている様に感じました




ドライバーでネジを外しました 青く見えているのが青錆に見えます






洗剤で洗ってみます




どうも錆や汚れでは無くネジの緩み止め剤を使っている様です




フレームにつるを取付けました




ついでにメガネも洗っておきましょう






今回の塗装をした部分です 細くて思う様な塗装が出来ませんが
錆を進めない為に表面を保護する役目は担ってくれているでしょう






今回はこれで完了です 何か思った程良い出来栄えでは
無かったです (どれだけ良い仕上がりを期待していたんだ 笑)




こんな小さなサイズの工具は何時使うんだろうと思っていましたが
今回は役に立ちました





全く品の無いメガネですが結構気に入って使っていますこれでもうしばらく使えますね

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出先でパンク修理 チューブラータイヤ

2018-08-28 20:20:56 | ピスト
自転車に乗っていると誰もが経験するパンクですが 今回は出先でチューブラータイヤがパンクしました
リムセメントを使ったホイールです そのパンク修理の風景をご覧頂きます





私がお買い物自転車と呼んでいるシングルギアの街乗り用自転車です
これにはチューブラータイヤを使っていますがパンクをしました
出先でのパンク修理の記事は今回が始めてです どうぞご覧下さい






先日前輪のタイヤを入れ換えた処でしたが 今回は後輪の
タイヤがパンクしました パンクと直ぐに解る音と共に
一瞬で空気が抜けました




スペアタイヤとスパナは携帯しています これから直しましょう




先程の所は知り合いのお店ですが 店舗前では気が引けます
少し移動して車や歩行者の邪魔にならない所で修理をします








ロードレーサーと違いクイックレリーズは使っていません
スペアと一緒に 15mm スパナを積んでいます それで車輪を
外します






ホイールを外しました チェーンやギアを地面に付けるのを避け
天地逆にしました ハンドルは樹脂グリップですがサドルの下に
今日持っていたウエストバッグを敷いておきましょう






タイヤを点検しています 何かが刺さった様子は有りません
側溝に敷いて有るチェッカープレートの上で音がしたので
何かを踏んだ感触でも有りませんでした






さてリムに接着されたタイヤを外して行きます リムセメントが
良く効いていてそう簡単には外せません 何処か弱い所を探し
タイヤを剥す切っ掛けを作っています 生爪が剥がれそうになります






徐々に剥がして行きタイヤとリムの間に指が入る様になれば
まず綺麗に外す事が出来ます

※ 綺麗に剥すのは持ち帰ってからパンク修理をしてこのタイヤを
又使う為です チューブラータイヤは使い捨てではありません






少し時間が掛りましたがタイヤが外れました 私はもう握力も
指の力も無くなっているので時間が掛りますが選手をしていた頃は
簡単に外していましたから 皆さんが外される時もそんなに難しい
事では無いとは思います






スペアタイヤを用意します スペアは使い古しのタイヤですから
折り癖も付いています でも大丈夫ですよ






ホイールにはめる為に少し空気を入れています ほんの少し
膨れる程度で OK です 入れ過ぎはこの後の作業をやり難くします







 
ホイールにタイヤが嵌まれば少し空気を入れます 今度は
タイヤが丸くなりリムの上でタイヤを動かせる程度の空気圧です
圧力計が有れば 2.5~3.0 kgf/cm2 程度の圧力かと思います




ここでリムの上にタイヤをしっかりと乗せタイヤの振れ取りも
行います






タイヤのセンター出しが終われば使用圧まで空気を入れます
使っているのは CILCA シリカのインフレ―ターです






空気を入れ終りました 8キロ位入っているでしょう


※ リムセメントを使ったホイールではパンクをした時
リムに残っているセメントの接着力と スペアタイヤに
残っているセメントが有る程度効く為に、出先では新たに
セメントを塗る事は有りません 空気圧が高い方がタイヤが
外れ難いのでやや高めに空気を入れています それでも
接着力はパンク前より遥かに落ちているので それに応じた
走り方は必要です








ホイールを元に戻します シングルギアはチェーンの
張り調整も必要です






チェーンの張り調整が終わりホイールが取り付きました








パンクをしたタイヤも畳んで持って帰ります




これでパンクの修理が完了しました




今日使ったインフレ―ター CILCA シリカ 古い時代の物ですが
10キロ以上の空気圧を入れる事が出来ます






この様にして直したパンクですが 帰宅後リムセメントを使い
通常通り張り替えます 私の場合はスペアタイヤは修理場所から
帰宅するまでの仮タイヤと言う考え方ですのでタイヤは古い物を
吊っています





チューブラーだから特に面倒な事も無く慣れれば W/O より早く直せるかも分りません
私も出先でパンクしたのは久し振りでした 

帰宅後にする作業 【 チューブラータイヤ 出先でパンク修理 帰宅後 】

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ブレーキゴムの交換 シティサイクル

2018-08-27 20:02:12 | 自転車整備 その他 
シティサイクルに使われているキャリパーブレーキのブレーキゴムを交換しました
ゴムが減ると金属の舟でリムを擦る事も有り早目に交換した方が良い部品です




前のタイヤがパンクしたので直して欲しいとやって来ました






この自転車は先日レボシフターのワイヤーを交換しましたが
その時にブレーキゴムが酷く減っていたので 新しいゴムを
買っていたので丁度良かったです






一番に虫ゴムを確認するとそこが怪しいですが バルブがこれだけ
曲がっていると中でチューブが寄っているでしょう どうせタイヤを
一旦外すなら水調べをしておきます






やはりチューブに穴は無く新しい虫ゴムに取り替えて
空気漏れの方は完了です






このフロントブレーキのゴムが良く減っています




左側はゴムが残り少なく船でリムを擦る手前です








ここで使う道具は 10mm のレンチ ゴムが外れました




両方のゴムを外しました 特に難しい作業では無く
急にネジが緩んだ時に怪我をしない様に気を付けていれば
誰にでも出来ます ※ ネジは正ネジです






用意しているブレーキゴムです 近くのホームセンターで
買いました もし有るならアルミリム用と言う商品を
選んだ方が良いでしょう






この様な物でも取り付ける方向が有ります これは右用で
進行方向は右側です 水捌けを考えたら納得できますが
部品に方向が指定されていればそれに従えば良いでしょう




まず右側を取付けました ここでは仮止めにしています
左右のゴムを付けてから レバーを握り位置決めをすれば
良いでしょう




左側も取付け位置調整も完了です ゴムの位置はリムの上端から
1~2 mm 下に下げリムに並行にします ゴムが減った時に
タイヤに当らない事も大切です






変速機の調子も良いとの事 チェーンにも良くオイルが乗り
シティサイクルに多いギシギシと言った感じは有りません





淡い青色がとても綺麗で爽やかな感じが好きです

今回の量販店で売られている自転車はかなりブレーキが粗悪な物で誉められた物では有りません
今回もブレーキゴムがリムに対して平行に当らないので力技で本体をかなり捻りました
でもこの作業は自転車屋さんが納車前にする事なんですけどね・・・

そんな事はどうでも良いですね ブレーキゴムを新しくして効きも良くなりました
気持ちが良いです

コメント (5)
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