Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

カーボンハンドルを塗装する 下地処理

2021-06-29 20:02:57 | 自転車 塗装
自転車と塗装は切って離せない処が有ります 今回はカーボンハンドルに塗装をします
基本的な手順で作業を進めて行きます まずは下地の処理から始めます作業風景をどうぞご覧下さい





今回はトラック用カーボンハンドルに塗装をします 形状は 3T のハンドルと同じです
現在は黒の艶消しの塗装と要所にマークがデザインされています これを黒の艶有りに
して下さいとの依頼です 
これから塗装作業にお付き合い頂きますが私は塗装の仕事をした事は有りません あくまで
素人塗装です 暖かい目で見守って下さい






この角度から見ると格好が良いですね






塗装と同時に現在のマークも消して欲しいとの事です
マークの状態を調べています この文字はシールかな・・






今指先ではマークに段差が有るか感じています
段差が有れば塗装をしてもそのまま浮かび上がって来ます
この2つのマークに段差は感じません




文字部分のマークは剥がしてしまう必要が有ります
一度やってみます






まず常温でスクレーバーを使い剥がしてみます
剥げますが少し硬さを感じます






ヘヤードライヤーで暖めて シールを柔らかくします




その後スクレーバーで剥がしてみましたが 思いの他
深く傷が付きます これはひょっとしたらハンドルの表層まで
削っているかも分りません それは良く有りません






ペーパーを使う事にします 400番の空研ぎ用を用意しました
シールだったら糊も有り少し時間が掛かるかも分りません






まず小さな木片にペーパーを巻いて使ってみます






あまり深く削らない様にゆっくりやります




ペーパーを当てた部分は上手く剥がれます 糊も感じません
シールで無いならそれ程難しくはなさそうです




曲がりの部分は木片を使うより指先の感覚を生かし
仕事を進める方が上手く行きます




概ね文字は消えました 薄く残っている所も段差が
無ければ大丈夫です




ハンドルの他の部分も同じペーパーを使い表面を荒らします
塗装の食い付きを良くする為の足付けです






片方の足付けが終わりました




表面の切削粉をウエスで拭き取るとこんな感じです






もう片方、左側です このマークに段差は無いのと色も
次の塗装に影響を与えそうでは有りません ペーパーで
擦るだけで良いでしょう




400番のペーパーで足付けをしました




ハンドルは作業前に洗剤で付着した油脂を洗い落としています
作業中にハンドルを素手で触っているので 有機溶剤で脱脂します






使う溶剤ですが ラッカーうすめ液は攻撃性が高そうなので
ペイントうすめ液を使います




布のウエスを今までは使いましたが 今回の用途ならこの
キムタオルの方が 繊維の付着が少なくて良いでしょう
繊維とか脂は塗装の敵ですね かなり気配りが必要です






キムタオルに必要量のうすめ液を染み込ませました




ハンドルを優しく拭き取ります あまり力を入れ擦り過ぎると
ペーパーウエスが毛羽立ちます それは避けたいです






ハンドル全体の脱脂をしました






一部塗装をしたくない部分が有ります ステムの装着部は
ザラツキの有る処理がしてあります それを残す為にマスキング
をしました



 
下準備が終わったので塗装を始めます 最初に使うのは塗料の
食い付きを良くする 染めQ が出しているミッチャクロンです
420ml で1800円程度かと思います






塗装は外で行います 脚立を使います




エアブロワーで埃を吹き飛ばします






ミッチャクロンをハンドルにスプレーします
塗装は何度しても一発目は少し緊張します






ミッチャクロンはスプレー直後は多少濡れた感が有りますが
直ぐに落ち着きます 沢山塗る必要は有りません 5分程度
感覚を開けて 2度塗りしました




次はプラサフを塗ります HOLTS' ホルツのカースプレーです
プライマーとサフェーサーを兼ねた商品です






ハンドルの保持の方法を変えました この方が塗り易そうです
もう一度ブロワーで埃を飛ばします






スプレー缶を良く振って塗料を攪拌してからのスプレーです
一度目は下地が透けて見えるくらいで終えます




5~10分程度間隔を開け何度か重ね塗りをします






ハンドル位置が高いので 塗り難い上部は踏み台に乗って
上からスプレーしています しかし上から下に向けての
スプレーは塗料の出方が一定しないので難しいです






今回は 3度の重ね塗りでほぼ均一に塗れました 余り塗りすぎると
重量も増えるのでプラサフはそこそこで良いと思います





これで上塗りをするまでの作業は終わりました このプラサフの乾燥を待って次の行程へ
移ります 自転車小屋の中に吊り下げて乾くのを一日待ちましょう





近くを歩いていると柿の実を見る様になりました これから成長して行きますね
塗装は自転車のフレームも含めそこそこの数はやって来ました とても本職の人には
敵いませんが、それ程大きな間違いもしていないと思います 次回は上塗りで着色し
仕上げまで進めます 次回もどうぞお付き合い下さい

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DAISO スーパーバルブ

2021-06-28 20:01:44 | 自転車部品・用品
自転車に必要なタイヤとチューブ そのチューブにはバルブが使われています 
バルブには何種類か有りますが 100円均一の DAISO ダイソーで売られている
スーパーバルブが中々優秀です





100円均一のお店で自転車のバルブが買えます このスーパーバルブと言う商品
実は 6年程前に評判が良かったので購入し 色々な自転車に使っていたのですが
その後お店から姿を消してしまいました 今回パッケージが変りましたが再販売
されています






バルブの規格は一般車に良く使われている英式バルブに対応しています
英式バルブの構造は私が知る限り 3種類有ります おそらく一番良く
使われているのが 虫ゴム を使うタイプかと思います
このスーパーバルブにはその虫ゴムが有りません






台紙を見てみます まず先程言った 英式バルブ専用です
その他、虫ゴム不要 長持ちなどと書かれています






自転車の修理を良く頼まれるのでこの様な小物も買い置きしています
これが虫ゴムを使うタイプのバルブです 






スーパーバルブには虫ゴムが無く この筒の中に小さなシリコンの
弾が入っています その弾が上下し空気を止める様になっています

新しい物を使い概ね半年は不具合無く使えます それ以降は空気が
漏れる様になって来ます これは複数の自転車に使ってみた経験から
感じた事です





近くの河原に自生していました 小さな白い花がいっぱいです
パンク修理を頼まれその状態を調べると 虫ゴムが駄目になっている事がかなりの確立で有ります
その時は虫ゴムの交換が必要なんですが 従来の物を選ぶかスーパーバルブを選ぶかは好みも有ります
スーパーバルブ、私は結構好きです

このバルブの構造や他のバルブの紹介は以前に行っています お時間が有れば是非ご覧下さい
OGPイメージ

自転車のバルブ スーパーバルブ - Kinoの自転車日記

自転車のチューブに使うバルブは色々な種類が有りますが今回は一般車に良く使われる英式バルブウッズバルブとも呼ばれますが、その虫ゴムの代りに使う...

自転車のバルブ スーパーバルブ - Kinoの自転車日記

 


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De La TRAIL デラトレイルの使い方 2nd

2021-06-25 20:01:58 | 自転車整備 チェーン
自転車のチェーンの洗浄とオイルアップを同時に行う 今話題の De La TRAIL デラトレイル
CNT カーボンナノチューブ配合のトリートメントを使った スタートキットの使い方をご紹介
させて頂きます その作業手順をどうぞご覧下さい





汚れたチェーンを高性能オイルで丸洗い この様に紹介されている De La TRAIL デラトレイルですが
それを施工する為の スタートアップキットを使い作業を丁寧に進めて行きます






デラトライアルのスタートアップキットです
これらを使い前回はチェーンの洗浄を進めました
今回初めてご覧頂く方は、まず前回の作業風景を
ご覧頂いた方が良いかも分りません どうぞご覧下さい
前回の作業です 【 De La TRAIL デラトレイルの使い方 1st 】






このスタートキットはホイールを装着したまま作業を進めると
リアのフリーホイールも綺麗になりますが 私はホイールを外して
作業を行いました その為にリアスプロケットの汚れはそのままに
なっています






これを掃除する為に洗浄機の底に残った トリートメントを
用意した歯ブラシでリアスプロケットに塗布して行きます






それをウエスで拭き取って行きます 確かにこの方法で
ギアの汚れは綺麗に取れています これでオイルの役目も
果たしてくれるなら凄く良い事だと思います






今回ホイールを自転車から外したのは 最初ホイールを付けたまま
洗浄機を使うとチェーンからトリートメントが滴り落ちて リムや
タイヤを汚したので チェーンレストに交換し作業を進めました






ホイールのリムに CNT配合のトリートメントが付着したまま
放置するのは絶対にいけません 間違いなくブレーキ作動時に
悪い影響を与えます






パーツクリーナーを使い リムに付着したトリートメントを
全て拭き取りました






これで スタートアップキットを使った一連の作業は
終わりました でもまだ作業は残っています






洗浄機に残ったトリートメントの処理をします 最初に 25ml
程度入れましたが残っているのはこれだけです 目視で 10mL
以下ではないでしょうか






チェーンの余剰トリートメントを拭き取った ペーパーウエスに
残った物を流し出します






環境問題に取り組んでいらっしゃる方は何かご意見が有るかも
分りませんが 私が住んでいる地域では、ゴミ収集に出しても
良いのじゃないかな? と思えるギリギリの量では有ります
何か中和出来る物が有れば良いですね






道具の使いっ放しは良く有りません 次に使う時の事を考え
後始末をします 洗浄機の底には汚れが溜まっています
ただ、この程度だけなの と言う気はしています




洗浄機の底の汚れはウエスで拭き取ります






ケースの中は綺麗になりました






ギアやブラシ等はウエスで拭き取ります




ギアやブラシの隙間はエアブロワの力を借ります
ここまでしておけば 次も問題なく直ぐに使えます






最終的に処分するペーパーウエスはこんな状態
一連の作業を終えた手 思いの他汚れていません




さて 自転車です ここからは絶対に必要な作業では有りません
自転車は何時も綺麗にしておきたいと言う気持ちが有る人が
行えば良い美装です 自転車整備と美装は別物です






チェーンの洗浄時に飛び散ったトリートメントを綺麗に
拭き取りワックスを掛けます ワコーズの Shake Wax を
使います コンパウンドの添加は無いですが、良く汚れを
落としてくれるカルナバロウ入りのワックスです 一つ
用意しておくと便利な商品です




指の入り難い部分もしっかりと作業は進めます
ここで必要なのは自転車に対する愛情です




チェーン洗浄時に敷いていたタオルも必要なくなりました




洗浄、オイルアップ後のチェーンの状態を見てみます
アウタープレートとインナーリンクのプレートです






肝心なチェーンのリンク内側です 観察するのはローラーの
状態と各プレート内側 アウタープレートとインナープレート
との隙間 これらはチェーンの手入れでとても大切な部分です






先程はチェーンステー上側のチェーンを見ていました
こちらはチェーンステー下側に有るチェーンです
両方観察した方が 違うものが見れて良いですよ






チェーンのオイルの量を手で触り確認します




施工後直ぐです かなり良く余剰オイルをウエスで吸い取ったので
それ程、指先が湿る事は有りません オイルは走行すると遠心力で
チェーンの外に出て来るので 今はこれで良いと思います






その他の観察 変速機の上下プーリーの汚れも綺麗に
なっています






フロントギアの奥 ここは自転車を綺麗に保つためには
大切な部分ですね 汚れが溜まり易い所です
以下余談
インナーギアの汚れが 歯一枚飛びなのが不思議です
偶数のギアならそれも解るのですが この歯数は 47T
奇数の歯では全部の歯が汚れるはずです これは又
注意して見ておきましょう




ボスフリーの歯も綺麗になっています 
防水対策がされていないボスフリー 今回の様な清掃や
オイルアップで有れば 回転部分にパーツクリーナーや
水の浸入が無くて良いと思います





これで前回から続いた De La TRAIL スタートアップキットを
使ったチェーンの手入れが完了しました





リアホイールも自転車に戻しました この後走行するに従い CNTトリートメント効果で
チェーン内部から黒い汚れが排出されるので それを拭き取ってくださいと案内されています
それがどの様な状態になるのかは 走行してから確認する事にさせて頂きます





CNT チェーントリートメント De La TRAIL デ・ラ・トレイル スタートアップキットの使用方法を
取扱い説明書に沿ってご紹介させて頂きました 長い記事にお付き合いを頂き有難うございました

このトリートメント 潤滑性能はどうなのかと言う事なんですが 少し自転車に乗ってみるとチェーンの
音は静かになりました また私の友人でマスターズの全国大会で優勝出来るレベルの選手がこれを使い
トレーニング機器で計測すると 3W 出力がアップしたと言っています それなりの効果は有る様です

前回の作業 【 De La TRAIL デラトレイルの使い方 1st 】

この商品の取扱い会社は老舗の(株)フカヤさん
http://fukaya-nagoya.co.jp/management/product/startupkit/

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De La TRAIL デラトレイルの使い方 1st

2021-06-21 20:01:40 | 自転車整備 チェーン
自転車のチェーンの手入れをクリーニングと同時にオイルアップまで行う CNT チェーントリートメント
De La TRAIL デラトレイルの使い方を手順通り丁寧に作業を進めます その様子を是非ご覧下さい





今回は私のロードレーサーのチェーンで行います 前回チェーンの手入れをして 1年経っています
走行距離は短く状態はそれ程悪く有りませんが オイルはやや枯れ気味です




今回使うのは新商品 デラトレイルのスタートアップキットです
チェーンの汚れをクリーニングし同時にオイルアップを行うと言うもの
オイルは CNT カーボンナノチューブ配合の優れたオイルを使っています

どの様な商品かは前回の記事を見て頂ければ幸いです
【 CNTチェーントリーメント De La TRAIL デラトレイル 】 






駆動系の状態を見てみます フロントギアの汚れは
インナーギアに少し見る事が出来ます






チェーンのプレート外側にはそれ程 酷い汚れは有りません
チェーンのリンク内やローラーには黒い汚れと オイルアップ後
時間が経過し やや乾燥したオイルの状態をを感じます






リアホイールのフリーホイール 5段のボスフリーです
表面にやや汚れが有ります この様な状態の駆動系を
綺麗にして行きます






商品の取扱い説明書に沿って確実に作業を進めて行きましょう
まずは洗浄機を用意します ハンドルを外し天蓋を外します




商品の要、CNT チェーントリートメントです 50ml 入っています






トリートメントを使う場合は容器を良く振り中身を攪拌します
その後トリートメントを洗浄機に入れます 目安は 25ml




必要量を洗浄機に入れました 概ね容器半分です
ここはそれ程シビアな量を測る必要は無いと思います






この形状の容器から他の容器に移すとどうしても こぼれます
そのままにしておくと色々な所を汚すのでウエスで拭き取っています






トリートメントが入った洗浄機をチェーンにセットします
チェーンステーの下側で やや変速機寄りが良いでしょう
洗浄機の方向はハンドル取り付け部が手前です






洗浄機の蓋を取り付けます 小さな爪が有りますので
蓋をスライドさせ確実に装着して下さい






洗浄機にハンドルを取り付けます このハンドルも
蓋を固定する役目を兼ねています






洗浄機をしっかり保持し ペダルを持ってクランクを逆回転させます
洗浄機の中のトリートメントがチェーンに含まれて行きます






現在チェーンの位置は フロントインナー リアトップに掛けています
このタスキ掛けは洗浄機内のチェーンが動き難いです






前後のチェーンラインはなるべく通してやった方が良さそうです
この方がチェーンをスムーズに動かせます






クランクを 2~3 回転させると 洗浄機が凄く濡れています
これは チェーンステー上のチェーンからトリートメントが
滴り落ちて来ているからです ホイールもトリートメントで
汚れました

これは当然の現象です トリートメントを含んだチェーンを
回転させていますから・・ 私の注意不足です




まず絶対に必要な事は 床を汚さない為に吸水性が有る
タオルやウエスを敷く事



 
加えてリアホイールは外す事 リムにトリートメントが付着するのは
絶対に避けないといけません 
自転車整備で最も大切な事 安心、安全な整備これが損なわれます
加えてタイヤを汚してしまうと元に戻せません




ただリアホイールを外すとそのままでは洗浄機は使えません
リアエンドにチェーンレストやチェーンキーパーを取り付ける
必要が有ります






チェーンレストとはこの様な物です 外したホイールの代わりに
チェーンを掛けて置く為の道具です 上は私の自作品 下は市販品です
お持ちで無い方は チェーンレスト チェーンキーパー チェーンホルダー
チェーンローラー等で検索されると良いでしょう それ程高価な物では有りません 






作業を続けます クランクを逆回転させチェーンを洗浄するのは
20回程度ゆっくり回転させると案内されています ただこれは
チェーンの汚れ方やその時の状況に依り加減すれば良いと思います

今回 私は依り確実な作業をしたかったので かなり多くの回数
低回転~高回転と緩急を付けながら回転させました




作業途中のチェーンの状態 チェーントリートメントは充分
行き渡っています しかしまだリンク内の汚れは多く付着し
ています さらに清掃を続けます






床のタオルにトリートメントが落ちています 相当回数
クランクを回しました 今回のトリートメントの量では
この辺りが清掃の限界でしょう洗浄機を外してみましょう



 


洗浄機の蓋を開け本体を取り外しました




洗浄機は片付けずにまだこのまま置いておきます




次の作業は余剰なトリートメントの拭き取りです
スタートキットに付属されたペーパーウエスを使います






ペーパータオルをチェーンに軽く当てました それだけで
これだけのトリートメントを吸い込みます






ペーパータールを使う時の注意 チェーンに使う場合は絶対に
擦ってはだめです この様にタオルの繊維が毛羽立ち、これが
チェーンのプレート間に入ると始末が悪く 取り省く事はかなり
困難です






チェーン以外でトリートメントが残っている部分も綺麗に
拭き取ります この辺は多少擦っても大丈夫です






チェーンホイールの裏側のフレームも綺麗に拭き取ります
ここにオイルを残すと汚れが付着し 凄く汚くなります
自転車の美装では大切な部分です




今までの一連の作業でペーパーウエスが吸い込んだ
余剰なトリートメントです




チェーンオイルの飛散が有ってはいけません クランクを高回転させ
飛散の有無を確認します 実際に自転車に乗ってケイデンスの
200超えは有りますから それ以上回しています




チェーンに手で触れてオイルの状態を確認しています
これは今迄整備をして来た自分の感覚です もう少し
拭き取った方が良さそうです






新しいペーパーウエスを用意しました 付属されていたウエスは
見た目と手触りで キムタオルかな? と思いましたが これは
私の想像です なるべく毛羽立ちが無く破れ難い物が良いですね






ペーパータオルをチェーンに当て そっと包み込みます






それだけでまだこれだけのトリートメントを吸い込みます
この商品の説明では 施工後走行しているとリンク内部の
汚れが外に排出されると書かれています それが施工後、直ぐに
この状態なら 今しっかりと拭き取って置くほうが良さそうです





出来るだけ間違いの無いように取扱い説明書に従い作業風景をご紹介して来ましたが
文字数も含め記事が長くなってしまいました お付き合い頂いている方達もお疲れだと
思います 続きは次回にさせて頂きます




前回ご紹介した 雨上がりの蕾が開花しました 真っ白な花です
次回は施工完了から後始末までご覧頂きます 是非お付き合い下さい

De La TRAIL の取扱いは老舗の会社 (株)フカヤさん です
スタートアップキット 【 http://fukaya-nagoya.co.jp/management/product/startupkit/

次の作業も是非ご覧下さい 【 De La TRAIL デラトレイルの使い方 2nd 】

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CNTチェーントリーメント De La TRAIL デラトレイル

2021-06-19 20:02:16 | メンテ 用品
カーボンナノチューブ CNT を配合したトリートメントオイル De La TRAIL デラトレイル
自転車のチェーンの洗浄とオイルアップを同時に行う事が出来る商品ですが どの様な物か
ご紹介させて頂きます





De La TRAIL デ・ラ・トレイル CNT カーボンナノチューブを配合した潤滑剤です
ここで特筆するべきはこれを使う事でチェーン内部の汚れが CNTオイルとともに排出され
CNT が定着すればオイルが乾いても潤滑性能を維持すると言うもの




これは CNTチェーントリートメント・ボトル 300ml
価格 4950円(税込み)




こちらはスタートアップキットで最初にこれを購入すると
その後は先程の商品だけで継続して使えます
洗浄機、トリートメントオイル、ペーパータオル等がセットに
なっており 価格は 3300円(税込み)です






まず CNT とは私が以前から度々ご紹介しています
ナノコロオイルスプレーや ナノドライ潤滑スプレーを
開発製造している J-Max ジェイマックス(株)の商品です




今回の商品のラベルにも製造元等として記載されています






ではこの商品を効率よく使う為のスタートアップキットを
見てみましょう 透明の樹脂ケースから商品を出してみました




CNT チェーントリートメント 50ml  トリートメント
2回分に使えます






ブルーの物が 2つ入っています これが洗浄機と案内されて
いる物です




洗浄機の本体とハンドルを取り付け 洗浄時はこの状態で
使います






洗浄機本体の蓋を開けてみます ハンドルは取り外して
おきます 蓋に書かれた矢印方向にスライドさせて蓋を
外します




洗浄機の内部には幾つかの歯車とブラシが装着され これらが
チェーンを包み込む様にチェーンを擦る構造になっています






樹脂容器に入った トリートメントオイルです






蓋を開けてみます 凄く黒い色をしています 匂いは
機械を想像させます 最近私が使っているオイルでは
少し珍しいですが懐かしい匂いでも有ります






このトリートメントオイルを使う時には容器を振り
内部を良く攪拌してから 洗浄機に必要量入れます






使用説明では 1回の使用量は 20~25ml と書かれています
私が赤い指し棒で示しているラインが 20ml 程度だそうです





商品とスタートアップキットの内容をご紹介させて頂きました これらをどの様に使うか
私のロードレーサーで実際に作業を進めその様子をご覧頂きますが それは次回にさせて
頂きます 丁寧に隅々まで見て頂ける様な記事にするつもりでいます





雨上がりの草花は瑞々しくて綺麗です
今回の商品の取扱いは(株)フカヤさん【 http://fukaya-nagoya.co.jp/management/product/startupkit/
商品購入は H/P内の取扱いショップを閲覧すれば良いかと思います
開発製造元は 兵庫県姫路市に本社を置く 【 HOME|ジェイマックス㈱ 】さんです

次回の使用方法もどうぞお付き合い下さい

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