この年末の時期にご婦人用自転車のタイヤの交換をしています
少し寒いですが屋外での作業 今回はパナレーサーのタイヤを
初めて使ってみます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/b2/594a8ba4c2ec0e7c208d94461b67bc31.jpg)
夜の暗闇で空気を入れていたらチューブが破裂
明るくなってから見たらタイヤも破裂していたと
言う処から物語は始まっています 前回に後輪を
外していますので これからタイヤを入れ換えましょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/45/c3ffa51ec02e9a8a1803f3f7c4facbcb.jpg)
古いタイヤのチューブのバルブを外します
タイヤとチューブが引っ付いている事が有るので
バルブを奥まで押し込み タイヤとの縁を切って
やります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/77/902336b37b19c645203c8cf5349d5e34.jpg)
ホイールからタイヤを外します タイヤレバーと言う
工具を 2本使います まずリムとタイヤの間にレバーを
差し込みタイヤのビート(端)を持ち上げる様にレバーを
返します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/3c/9054012abdeb50b098dead6c6abab01e.jpg)
二つ目のレバーを最初の所から少し間隔を開けて
同じ様に使います 徐々に間隔を拡げて行けば
後は手で外せる様になります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/b2/ef345effd42378d76e3476318caf4769.jpg)
タイヤとチューブが外れました やって見れば結構
簡単に外れますよ ただチューブを再利用する場合は
タイヤレバーでチューブに傷を付けない様に気を付ける
必要が有ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/0a/ba44b849b4f48dd3b6c22154d1acebdf.jpg)
ホイールのリムの状態を確認します リムにはチューブに
傷が付かない様にリムテープ(フラップ)を巻いていますが
それが劣化して切れています 他に問題がないか全体を
ウエスで拭きながら点検しましょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/c9/d4823090dfe1f137a154966cfbff8f01.jpg)
これもリムテープと用途は同じですが ビニールテープの
様に粘着テープになっています これは便利です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/92/1e8ddac7bb1bb8197e7c65e20b8bd479.jpg)
粘着テープをリムの内部に一周するのも当然 OK ですが
私は補修用として使っています 先程の黒いフラップを
テープで張り付けています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/6b/f824fcebcf529b2911989d841179cab7.jpg)
タイヤを入れる準備が出来ました タイヤを用意します
今回は初めて買ったタイヤです Panaracer パナレーサー
耐摩耗軽量タイヤ スーパーハードと言う商品です
どの様なタイヤなんでしょう タイヤ選びには規格が
大切でパッケージには W/O 26×1 3/8 と書かれています
価格は1580円
W/O リムの構造でロードバイクでクリンチャーと言いますが
それも W/O (Wired On)です 26はタイヤの直径
1 3/8 これはタイヤの巾をインチで表しています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/e9/2af6b09fdcf34fe5590169c0b070177d.jpg)
袋からタイヤを出してみました 今迄一般車のタイヤは丸い状態で売られていましたが
この様に折り畳んでいるのは初めて触りました 思っている以上にトレッドが深く
とても手触りが柔らかなタイヤです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/54/53d2f69a99368c566046fb2b2ed06018.jpg)
ではホールにタイヤを入れましょう 従来のタイヤだと
タイヤの内側に有る 2本のビートが金属でしたがこれは
アラミド繊維と言う物が使われているらしく とても柔らかく
扱い易いですね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/a1/bc7b8cd1501b11421d7d9f5e1524aee3.jpg)
畳んでいたタイヤを拡げ タイヤの両方に有るビートの
片方をリムにはめ込みます この作業は何の苦もなく
誰でも出来ると思います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/27/371f1b5ae369529195dec312cfea07f8.jpg)
今回はチューブも交換します こちらもパナレーサーの
物を選びました 750円程度です やはりタイヤと同じで
規格に注意して選びます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/04/116a8ab6ba1176077d3cd124fac6d788.jpg)
このチューブに使われているバルブに特徴が有ります
英式ですが楽々バルブと書かれています
虫ゴム不要 空気入れが楽々!
虫ゴム弁式バルブより 空気入れが楽々!
虫ゴムが無いので メンテナンスが楽々!
印刷図を見れば思い当たるものが有ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/ba/d37558ae5bf3f831b8d7a3e581a68452.jpg)
チューブに取り付けて有ったバルブの虫を外してみます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/0e/6cf616ad7af2078b7c4d00c58e24b773.jpg)
以前私のブログでもご紹介した 100円均一で売っている
スーパーバルブと同じ構造です こちらの方は普通のバルブの
10倍長持ちと書かれています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/37/2e408121156c5e3b243c8c44242fedce.jpg)
先程のバルブは構造的には面白いのですが
以前の記事に頂いたコメントで 空気圧が高い間は
空気漏れも無いのですが低圧になると漏れやすいバルブです
と言うのが有りました 内部から内圧で小さな弁を押し上げる
構造ですから納得出来ます 普段の空気圧管理が行き届かない
この様な自転車には 写真の従来の虫ゴムの方が良い気がします
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/ad/b74e5f614078f046acf1e9c2149e6d55.jpg)
今回は折角ですが古いチューブに使われていた虫のゴムを変え
こちらを使う事にします
私が乗る自転車で有れば付いていたバルブをそのまま使いますが
使う人や環境に依って使う物を選べば良いですね ちなみに
100円均一のスーパーバルブは使い続けた後輩が 7ヶ月で駄目に
なりましたと報告をくれています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/f1/3709694487f9ed306d2299d0ba069f39.jpg)
すみません与太話しが長くなりました 新しいチューブを
タイヤの中に入れましょう 片方のビートを持ち上げバルブを
リムの穴に入れます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/06/3dad9a577ebac50fe0316ada2a874b6c.jpg)
ここでバルブの小物を組み付け空気を入れれる状態にします
根元から順番に リムナット、虫(ブランジャー)、袋ナットです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/b8/9daf0c0b8198d30927b47025829cce61.jpg)
チューブに少しだけ空気を入れます 軽く丸くなる程度で
O.K です 入れ過ぎはこの後の作業をやり難くします
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/8a/b29ebf1d7c50a1ff0085d0087f31d0b1.jpg)
チューブをタイヤ内のリムの上に置いて行きます
この作業はホイールを寝かせた方がやり易いですね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/32/cabaeb2d00e8d7bd05a1190f8edd15e1.jpg)
タイヤを嵌めて行きます 私はバルブの方から始めますが
ここを最後に残す人も居る様です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/01/f99ca9aefc2ca9dabed2bfe9d7ef154b.jpg)
バルブを中心に左右均等にタイヤのビートをリムに
嵌めて行きます チューブのバルブがいがまない様に
注意して下さい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/9e/5291ebae39c13571f71becef4fb888ca.jpg)
有る程度はまった頃にバルブを奥に押し込んで
チューブがビートとリムに挟まれていないか
確認します この確認作業は何度しても良いですよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/d6/568a6f16ecc27f12df4380759af7c200.jpg)
バルブの反対側に来ました 最後の部分は手だけで
入らないと思います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/f1/72713a91a5602073701c3970d77b95d0.jpg)
タイヤレバーを使いましょう レバーをタイヤのビートと
リムの間に差し込み持ち上げます チューブを挟まない様
充分注意して下さい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/c8/cfcf57e784d6f9dcd7c3d265c5dbbe65.jpg)
固かった最後の部分もレバーを使えば綺麗に入ります
慣れれば手で入る様になりますが、あまり無理をする
事もありません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/13/826206b732329b55e92bbb11a2870f93.jpg)
チューブが噛んでいないか確認します バルブ部分は
バルブを押し込み、その他の部分はタイヤをこねてリムの
エッジ部分を目視で確認します この作業はとても大切
です チューブが噛んだまま空気を入れると間違いなく
チューブは破裂します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/26/f33c205f5518ffc01f548b4be3fe89fa.jpg)
ここで空気を使用圧まで入れます今回は
5.5kg/cm2入れました 日常でも空気圧が少ないと
チューブがタイヤ内で皺になったり タイヤのサイドに
ヒビが入ったりするので面倒でも空気管理は怠らないで
やりましょうね 最低2週間に一度です
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バルブの仕舞いです 根元のリムナットは手で奥まで
締め込みます、道具は使わなくて結構です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/72/271eeb8cf1506eddd5a7a13fb5fb1bd8.jpg)
バルブの袋ナットもしっかりと締め 写真は載せませんが
虫の穴に唾を付けて空気漏れが無い事を確認します
最後にゴムキャップをして完了です
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これで新しいタイヤ、チューブの入れ換えが終わりました ロードバイクに良く使われる
クリンチャーと呼ばれるタイヤもする事は全く同じです ただロードには仏式(フレンチ)
と言うバルブを使うのが違う処です
今回のスーパーハードと言う商品はパナレーサーのWeb サイトを見ても載っていません、
ホームセンターで良く買うW/Oのタイヤはトレッドも固く、余り褒められてものでは
有りませんが 今回のタイヤは腰もしなやかでとても良い雰囲気を持っています
ただ重量も有り重心が高い今回の様な自転車には、少し安定性に欠けるかも
分らないですね でも2~300円の価格差なら今度からこちらを選ぶ事になりそうです
その位ホームセンターの廉価版より良いタイヤだと思います 次は後輪をフレームに
戻して完了です
前回の作業
【 自転車 年末のタイヤ交換 後輪を外す 】
次の作業
【 婦人用自転車 タイヤ交換完了 】