シマノ DURA-ACE BB-7700 使わず保管していたオクタリンクの B.B 小物の
グリスアップを行います
DURA-ACE BB-7700 JIS 規格 良く使われたオクタリンク用の B.B 小物ですが
これの洗浄~グリスアップを行います
5~6 年前すでに良く使われていた小物でしたが
その時に丁寧にグリスアップをししばらく使って
いた物です
黒いインナーカバーから片方のアダプターユニットを外し
シャフトを抜きました
当時マイクロロンのルブリカントを使いましたが
まだ劣化もせずにとても良い状態を保っています
最初に取り外すのはケースにハメ込んで有る
C リング 先の細い物で引っ掛けて外します
その次はボールリテーナー 一分玉が 18個
使われています
その奥はニードルベアリングです
これでアダプターユニットは空になりました
シャフトにはコーンが左右 2 つ使われています
分解はここまでです
今日は外のお天気が良く無いので 作業台の上で
パーツを洗います 台の天板にはワックスも掛けて
メンテナンスをしているので ガソリンや洗浄液は
こぼしたくないです・・
とは言え洗浄は丁寧に行います グリスアップで
大切なのはやはり綺麗に洗ってやる事だと思います
洗浄液は マイクロロンの青味かかった色になりました
構成パーツの洗浄が終わりました この小物を触るとその繊細さに何時も
感心させられます 凄いです
今回のグリスは Campagnolo LB-100 を使いましょう
ユニットケースの内側に薄くグリスを塗ります
皮膜が出来る程度で良いですね
ニードルベアリングの樹脂ケースにも薄くグリスを
塗布します
樹脂ケースだけをユニットの中に入れました
ケースの溝にニードルを乗せて 指で押し込みます
少しの手応えを感じながらケースにはまり込みます
全部のニードルをケースに収めました
次はリテーナーです 黒い樹脂ケースにボールが
引っ付く位のグリスを塗ります
そこへボールを乗せて行きます 1/8 サイズが 18個です
仁丹と呼ばれるサイズです ヘッド小物のバラ玉に良く
使われていますね
それを先程ニードルベアリングを入れたケースに
入れます
次は C リングです これも黒い樹脂で出来ています
ユニットケースの内側に溝が切ってあるので そこに
ハメ込みます
難しい事は有りません簡単に装着できます
確実に入っているか確認はしましょう
これでケース内のベアリングが落ちる事は
有りません
C リングが入ると整備性が上がります グリスの
充填はこのタイミングで行うのが良いですね
ニードルやリテーナーにしっかりとグリスを塗り込みました ここはボールや
ニードルが小さいのでかなり負担が掛っていると思います グリスを切らすのは
絶対に良くないですね 多目のグリスで良いと思います
シャフトには左右二ヶ所にコーンが収まります
グリスを塗っておきます
コーンです
シャフトに通し当りの有る所まで入れるだけです
インナーカバーです 両サイドにゴム質の
O リングが付いています
O リングにはグリスを塗っておきます 防水と
ユニットケースへ装着する時の潤滑剤です
片方のユニットケースに圧入し 圧入と言っても
O リングの圧が掛るだけです そしてシャフトを
通します シャフトの方向は間違わない様に注意
しましょう (右側が 1mm 程度長いです)
もう片方にアダプターユニットを取付けます
これはシールガード 小物の外部に使う
樹脂パーツです
外側からシャフトにハメ込み、奥のシールに当るまで
押し込んでおきます
左側のロックリングです BC 1.37 ハンガーネジの
呼び寸ですね
ネジ山 24 雌ねじの内径 34.8mm で JIS 規格を
表します
B.B小物の規格
JIS 左 正ネジ 右 逆ネジ 巾68mm
ITA (イタリアン) 左右共 正ネジ 巾70mm
FRE (フレンチ) 左右共 正ネジ 巾68mm が有ります
ワンの規格もそれぞれ異なり
JIS 1.37X24TPI
ITA M36X24TPI
FRE M35X1 となっています
はみ出したグリスは拭いておきます
ケースも文字も綺麗になって気持ちが良いです
オクタリンク シャフトがオクタ=8 のスプラインを
持っているのでそう呼びます シマノの特許です
このオクタリンク規格の B.B 小物の整備は過去に何度もご紹介しています
今はロードレーサーで使う事は無くなりましたが トラック用としてまだ
オクタリンクのクランクが現行商品として存在するので お使いの方は
たまに分解整備をしてあげれば良いですね
新品を分解整備した時の様子はこちらです
過去記事 【 シマノ デュラ B.B 小物 BB-7700 分解 洗浄 】
グリスアップを行います
DURA-ACE BB-7700 JIS 規格 良く使われたオクタリンク用の B.B 小物ですが
これの洗浄~グリスアップを行います
5~6 年前すでに良く使われていた小物でしたが
その時に丁寧にグリスアップをししばらく使って
いた物です
黒いインナーカバーから片方のアダプターユニットを外し
シャフトを抜きました
当時マイクロロンのルブリカントを使いましたが
まだ劣化もせずにとても良い状態を保っています
最初に取り外すのはケースにハメ込んで有る
C リング 先の細い物で引っ掛けて外します
その次はボールリテーナー 一分玉が 18個
使われています
その奥はニードルベアリングです
これでアダプターユニットは空になりました
シャフトにはコーンが左右 2 つ使われています
分解はここまでです
今日は外のお天気が良く無いので 作業台の上で
パーツを洗います 台の天板にはワックスも掛けて
メンテナンスをしているので ガソリンや洗浄液は
こぼしたくないです・・
とは言え洗浄は丁寧に行います グリスアップで
大切なのはやはり綺麗に洗ってやる事だと思います
洗浄液は マイクロロンの青味かかった色になりました
構成パーツの洗浄が終わりました この小物を触るとその繊細さに何時も
感心させられます 凄いです
今回のグリスは Campagnolo LB-100 を使いましょう
ユニットケースの内側に薄くグリスを塗ります
皮膜が出来る程度で良いですね
ニードルベアリングの樹脂ケースにも薄くグリスを
塗布します
樹脂ケースだけをユニットの中に入れました
ケースの溝にニードルを乗せて 指で押し込みます
少しの手応えを感じながらケースにはまり込みます
全部のニードルをケースに収めました
次はリテーナーです 黒い樹脂ケースにボールが
引っ付く位のグリスを塗ります
そこへボールを乗せて行きます 1/8 サイズが 18個です
仁丹と呼ばれるサイズです ヘッド小物のバラ玉に良く
使われていますね
それを先程ニードルベアリングを入れたケースに
入れます
次は C リングです これも黒い樹脂で出来ています
ユニットケースの内側に溝が切ってあるので そこに
ハメ込みます
難しい事は有りません簡単に装着できます
確実に入っているか確認はしましょう
これでケース内のベアリングが落ちる事は
有りません
C リングが入ると整備性が上がります グリスの
充填はこのタイミングで行うのが良いですね
ニードルやリテーナーにしっかりとグリスを塗り込みました ここはボールや
ニードルが小さいのでかなり負担が掛っていると思います グリスを切らすのは
絶対に良くないですね 多目のグリスで良いと思います
シャフトには左右二ヶ所にコーンが収まります
グリスを塗っておきます
コーンです
シャフトに通し当りの有る所まで入れるだけです
インナーカバーです 両サイドにゴム質の
O リングが付いています
O リングにはグリスを塗っておきます 防水と
ユニットケースへ装着する時の潤滑剤です
片方のユニットケースに圧入し 圧入と言っても
O リングの圧が掛るだけです そしてシャフトを
通します シャフトの方向は間違わない様に注意
しましょう (右側が 1mm 程度長いです)
もう片方にアダプターユニットを取付けます
これはシールガード 小物の外部に使う
樹脂パーツです
外側からシャフトにハメ込み、奥のシールに当るまで
押し込んでおきます
左側のロックリングです BC 1.37 ハンガーネジの
呼び寸ですね
ネジ山 24 雌ねじの内径 34.8mm で JIS 規格を
表します
B.B小物の規格
JIS 左 正ネジ 右 逆ネジ 巾68mm
ITA (イタリアン) 左右共 正ネジ 巾70mm
FRE (フレンチ) 左右共 正ネジ 巾68mm が有ります
ワンの規格もそれぞれ異なり
JIS 1.37X24TPI
ITA M36X24TPI
FRE M35X1 となっています
はみ出したグリスは拭いておきます
ケースも文字も綺麗になって気持ちが良いです
オクタリンク シャフトがオクタ=8 のスプラインを
持っているのでそう呼びます シマノの特許です
このオクタリンク規格の B.B 小物の整備は過去に何度もご紹介しています
今はロードレーサーで使う事は無くなりましたが トラック用としてまだ
オクタリンクのクランクが現行商品として存在するので お使いの方は
たまに分解整備をしてあげれば良いですね
新品を分解整備した時の様子はこちらです
過去記事 【 シマノ デュラ B.B 小物 BB-7700 分解 洗浄 】