Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

塩ビ管用 マーキングゲージを作る

2019-02-26 21:53:58 | 設備 水道工事
給排水設備の配管には塩化ビニール管を使う事が良く有ります パイプと継ぎ手を使う際
継ぎ手の差込み寸法をマーキングする道具を自作しました





今回のマーキングゲージは市販もされていますが、それ程選択肢が無く実質一択かと思います
その価格が思いの他高額で購入するのを躊躇します だったら自分で作っちゃえなんですが
ガサツな私が作る物ですから それ程期待はしないで下さい






先程の写真は排水管 VU100 と言うサイズの物ですが
それをリューターとダイヤモンドホイールで加工して行きます






リューターを使い排水管に窓を開けました




この様な事に高い技術力が有る訳では無く 何とか
切り取ったと言う程度です 後はヤスリを使い成形して
行きます






事前に排水管の末端の内径に違う部材を挿入しています
一応接着剤を使っていますが それを確実に固定します
その為の下穴を開けました






ここには 12mm のトラストビスを使いました






100ミリの排水管を背割りしました






この様な形に切り取っています








切り口や要所をヤスリで削り形を整えて行きました




何の為に・・

今作った物はどの様に使うのでしょう




排水管とその継ぎ手です 継ぎ手の種類はとても多く有ります
多くの物はこの継ぎ手にパイプを差込み使います






例えばこの 100mm 径の継ぎ手にはパイプが 50mm 差し込まれます






こちらは 75mm径の継ぎ手ですが 差込代は 40mmです








パイプと継ぎ手は接着剤を塗布した後にこの様に差し込まれます
しかし これではパイプが継ぎ手の奥まで差し込まれているか
確認する事が出来ません






そこでこのマーキングゲージの出番です






ゲージをパイプの上に乗せます ゲージの裏側には黒い突起が有り
それがパイプの管末に当ります






幾つかの窓のうち 100mm 用の部分にマーキングします






このマーキングは 先程の 100mm径の差込代の 50mm の
位置に有ります




管末から 50mm の部分に施工ライン ただこれは継ぎ手にしっかり
差し込むと見え難くなるので そこから25mm 逃げた所に管理ラインを
書いています





その後、新たしく窓を開けて 5 種類の管径に使える様にしました
今まではその都度スケールで測り印しを付けていましたが これで多少は時間が
短縮出来るかも分かりません 市販品が有るけど自分で作ったと言うだけの事で
満足度は 50%でしょうか でも楽しめたから良いです(笑)

最近自転車に関係の無い記事が多くて申し訳有りません・・

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自作道具箱 持ち易くする

2019-02-16 20:08:48 | 設備 水道工事
前回自作した道具箱 とても上手く出来ましたが道具を入れても持ち易い様に
さらに作業を続けます





前回この様な仕事の道具を入れる為の道具箱を作りました サイズを含め
ほぼ予定していた物が出来ましたがもう少し持ち易い様にして行きます




持ち易いと考えると取っ手を付けるのが簡単で良いですが
限られたスペースに収納する為にはあまり突起を設けたく有りません








電動ドリルとホールソーを使い 箱の横板に穴を開け
指が入る様にしましょう






箱の両側に 30mm の穴を開けました








この状態で有れば指が上手く入りますが 中に道具を
入れても指は掛かるのでしょうか






水道の止水栓専用の自作工具です これを箱の中に
入れます








両サイドの穴に指は上手く掛かります これなら大丈夫です




最後にニスを塗ろうかと迷いましたが 仕事で使う箱では
今までにも塗料は塗らずにそのまま使っています それが
時が経つと味の有る色に変わって行くので それも又良いですよね





自作の工具作りから収納箱まで一連の作業がこれで終わりました 使う頻度が
少ない道具なので何時出番が有るか分かりませんが 自分で工夫して物を作る
これは充分楽しませて頂きました

前回の製作風景 【 道具箱を作る 】

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道具箱を作る

2019-02-13 20:12:28 | 設備 水道工事
仕事に関わらず道具を入れる為の箱が欲しい事が有ります ほとんどの場合市販の物で
間に合わせますが今回は自分で必要な物を作る事にしました





今回作る工具箱は先日作ったこの自作工具を入れる物です この工具は頻繁に使う物では無いので
必要な時だけに持ち運べる様な工具箱にしましょう






自分の倉庫や車の限られたスペースに収納したいので
この様な感じで箱に入れば良いですね




道具を入れる為に必要な寸法を測っています






特に設計図までは書きません 横に有ったネコポスの台紙に
木材を切り取る寸法を記しました






測った寸法通りにコンパネを切りました
しかし切り口が随分荒れています






流石にこのままでは使いません ペーパーを使い
面取りと木材の表面も研磨します








この仕事は外で行いました 使ったのは 240番のペーパーです




組み立ては整備テーブルの上で行います






使うのはインパクトドライバー、木工ボンド、 25mm スリムビス
今回はこれで良いでしょう




ただスリムビスとは言え合板の接着部分に使うと剥離します
それを避ける為に下穴キリを使います






底板に側板をビスで取り付けて行きます






4 枚の側板を取り付け箱の形にはなりました
ビスは等間隔に揉める様に事前に墨を入れました






まだ完成では有りませんが 道具が予定通り入るか
確かめてみます






当初予定していた入れ方ですが 少し余裕が有ります




パイプを 3本並べ その隙間にスパナを入れた方が
道具が落ち着きそうです






もう一度整備テーブルに帰って来ました
蓋を付けないといけません




蓋を開閉する為に蝶番を使いましょう








コンパネが 12mm 厚しか無いのでそれに合わせた
蝶番を使い 取り付け部分は少し削っています






蝶番の使い方って難しいですね ただ取り付けるだけでは
蓋が綺麗に開閉出来ない事が有ります 少し調整したら
今回は上手く開閉する様になりました




蓋が勝手に開かないように金具を取り付けます
これの正確な名称は良く解かりませんが パチン錠と
書かれているのを見ます








パチン錠を取り付けました ここも金物が無理をしない様に
少しコンパネの面を取っています




これで入れ物としての箱の形が出来ました 今回の特定な道具にだけ使う道具箱です
ただ道具を入れると結構重量が有るのでこのままだと持ち難いかな・・・
それは持ち易くする様に考えましょう 次回も是非お付き合い下さい

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給水 止水栓用 自作工具

2019-02-12 20:03:35 | 設備 水道工事
給水の地中埋設管に使われる止水栓の上部部品を交換する時に使う専用工具を
自分が使い易い様に自作しています





道路の給水本管から敷地内への引き込み管やメーターボックスの中に止水栓が設置されています
その止水栓で水が止まらなくなった時には止水上部を交換する事が有ります
限られたスペースで仕事をする事も多く狭い所でも使える様に工夫し自作をしています




片口スパナを使いすでに一つは作っていますが
今回はサイズ違いの物を追加で作ります






口径 20mm 用の物は完成しています 今回は下の
13mm 用の物を作ります




まずはスパナを切り落とす所から始めます






高速カッターで口の部分とハンドルを切り離しました




ここからは口部分とハンドルを 矩手(かねて)= 直角に
溶接で取り付けます






溶接で点付けし 角度や方向を確認しながら本溶接をします




製作風景は以前にもこのブログで紹介させて頂いています 今回の 13mm 用も
概ね思い描いていたものが出来ました






溶接は人に教えてもらった事も無く全くの自己流です
本職の方からすれば見習い以下かと思いますが これでも
最近少しましになりました




これで片口スパナを改造した物は 2 サイズ完成です




実は用途は同じなのですが パイプの先端にボックスレンチを
取り付けた物も作っています これは止水栓のハンドルを外し
上から差し込んで使えます 
こちらも 13mm 用は完成していましたが、今回 20mm 用を作りました






現場で誰かが間違って持って行かない様に名前を書いておきます
同業者が何名か居ると良く似た道具も有ります
悪意が無くても間違って持って帰るとどちらもが驚きます
そんな事は無い方が良いですよね






名前は水性のポスターカラー その上から透明の
錆止めスプレーを吹いておきます




種類の違う塗料の上にいきなり厚く吹くと下の塗料に
影響が出ます それを避けるために一回目は薄く砂吹きをして
そこから何度かに別けて厚塗りをしていけば良いですね
上手く艶も出ました






さてこれで当初予定していた物が完成しました
頻繁に使う道具では無いので これらを纏めて
収納する箱が欲しいです・・





とても明るい花です まだ寒い日が続きますが春は間違いなく近づいていますね

最近溶接機を以前と比べ上手く使える様になって来たので今回の様なアイデアも
形にする事が出来ます もっと綺麗な溶接が出来れば良いのですが、そこは手作り感が
有って良いと言う事にしておいて下さい

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高松競輪 開設68周年記念 Tシャツ

2019-02-09 20:00:40 | 競輪
香川県 高松競輪の開設 68周年記念 G3 が開催され その時に使われた記念 Tシャツを
頂きました デザインはは輪界で有名な方の仕事です





記念競輪は 2019.1.31 が初日でしたが その前検日に非売品の Tシャツが届きました
デザインをしたのは優秀なメカニックでも有り全国の自転車競技のプロチーム等から
デザインの依頼も有る 石川県のカツリーズサイクル&デザインの 成田加津利氏です






競輪開催初日から各スポーツ新聞も記念競輪らしく
大きな見出しで連日掲載されていました






成田さん本人が送ってくださった Tシャツを見てみましょう






競輪の車番に合わせて 9色が作られていました Kinoさん
送るから好きな色を言って下さい、と連絡をもらったので
白と黒を送って頂きました 白は 1号車の色です






こちらは 黒色で競輪では 2号車の選手が着るジャージの色です
正面に打鐘と 9名の選手が描かれ 68the Anniversary
高松けいりん と書かれています




鐘は残り 1周半から叩き始めます




選手が着用している赤いラインのパンツは S 級選手の証です




成田さんはイタリア色の強いデザインが多いと思っていましたが
日本発祥の競輪らしく和の感じがするデザインになっていますね




私のロードレーサーのスプートニク このマグネシウム
フレームはカツリーズサイクルさんのオリジナルで
塗装はデザインを含め成田さんにお任せした物です






色々な所に私の自転車である事を表す KINO55CRAZY55 の
ロゴをあしらい 私の為にグリーンの塗料を特別に作って頂いています
ちなみのこのロゴは私のブログの URL です




成田さんの手に依る仕事を表す Katsuris Cycle&Design の
ステッカーが貼られています




自転車乗りには嬉しいこの様なサコっシュを作ってみたり・・
オリジナルのジャージも色々な物を作っていて 私も何着か
愛用しています 着心地は最高です





近くの公園では草花が色付き始めました気持ちも明るくなります

成田さんはアマチュア時代は ARAYA の実業団選手として日本チャンピオンにもなり
その後競輪選手に、選手引退後は自転車店を営業しながら優秀なメカニックとして世界を転戦し
アマチュア選手の育成もされ アテネオリンピックに指導選手を送り込んでいます

私がこのブログでご紹介している自転車整備の多くはカツリさんの影響を受けています

自転車とデザインの事で相談事が有れば頼ってみると良いかも分かりません
独特なセンスでのデザイン 自転車とその部品の塗装など魅力は一杯です
【 カツリーズサイクル&デザイン HP 】
HP に貼られたバナーから目的の記事に辿り着けます お時間があれば是非覗いてみて下さい。

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