Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

全日本選手権 トラックマスターズ 優勝報告

2022-07-31 20:01:22 | 自転車競技
長野県・松本市 美鈴湖自転車競技場で開催されました 全日本選手権トラック マスターズで
優勝出来ましたと後輩選手が報告に来てくれました





2022 全日本自転車選手権大会 トラックレース (マスターズ)が 7月16日~7月18日まで
長野県 美鈴湖自転車競技場で開催されました






私が国体の監督をしていた頃の濱中康志選手がまだ現役で頑張っています
今回は 60歳+ でスプリントにエントリー 短距離ではスポーツマスターズの
ケイリンで 3連覇する程の実力者です





今回はスプリント予選で日本記録の更新もしています 決勝戦でも先行し
そのままゴールラインに到達 見事に優勝を飾りました
先行して流したり 相手の捲くりに合わせて踏み直したり技術も立派なものを持っています





その報告の為にチームメンバー達との練習の帰りに私の自転車小屋へ寄ってくれました
急な連絡だったので迎えるための準備が充分出来なくて申し訳なかったです





美鈴湖自転車競技場 試合会場へ先日私が工作したメンテナンススタンドも
持って行ってくれた様です 嬉しいですね





濱中康志君 国民体育大会でも入賞経験の有る選手ですが 今でもその力を
維持しているのが凄いですね そして後輩選手達が所属する実業団登録チーム
Team ZERO UNO FRONTIER の代表者でもあります

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

街乗りピストに乗る マキノ

2022-07-30 20:04:36 | よもやま話
最近はロードレーサーが続いていたので 久し振りにシングルの固定ギア自転車に乗りました





最近は National のクロモリや スプートニクのマグネシウムフレームのロードに
良く乗っています 今日は久し振りに街乗りピストに乗りました







競輪競走に使う NJS 認可フレームですからブレーキを装着する事は考えられていません
かなりシビアに墨出しをしてブレーキ用の穴を開けました 2年弱経ちますが不具合無しに
使っています




バックエンドは 123mm 巾 120mmのハブにチェーン引きを付けるのでこの寸法で作られます
このホイールは凄く腕の良い人が組んだのだと思います 私にはこれ程、綺麗なホイールは組めません
でもどうして逆 JIS で組んだのでしょう 




杉野マイティコンペテイション 1968年製造 PCD151 です 私が始めて買ったコッタレスクランクです
オリジナル形状は無骨な四角い形をしています それを削ってこの様な形状にしています




リアブレーキのプレート センターでナットを締めると 両端が開くのでそれを無くす為に
3mm のボルトナットを使っています ブレーキは UNIVERSAL ユニバーサル

久し振りに乗った固定ギア自転車 競走用独特なスケルトンで動きが新鮮に感じます
乗った瞬間にサドルが低く感じました これは良い兆候です 暑いですが乗れる時には
乗る様に頑張ります

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TNI CO2 ボンベアダプター セット

2022-07-29 20:41:04 | 自転車部品・用品
自転車のタイヤチューブに空気を入れる為の CO2ボンベ それを使うにはアダプターが必要です
TNI のプッシュタイプのアダプターとボンベのセットを購入したのでご紹介させて頂きます





TNI と言うメーカーの商品で CO2ボンベ 16g 2本と ボンベアダプター 1個がセットになっています
ただ取り扱いのトライスポーツの H/P を見てもあまり詳しい事が分りません




箱はこの様な紙で出来たもので CO2 TIRE INFLATOR
と書かれています




セット内容を見てみましょう






ポンプヘッド プッシュタイプと紹介されています
赤く見えているパッキンの方向を変える事で 英仏の
バルブに対応します






こちらへボンベをネジ込み使います






ボンベとその先端のネジ部です これは 16g のボンベですが
25g と言うのも有る様です 当然価格も異なります






アダプターへボンベをネジ込みます これよりさらにネジ込むと
アダプター内の突起がボンベを突き破り CO2 が噴射します






チューブラータイヤの 仏式バルブです






バルブをアダプターに差し込み アダプターを強く押す事で
タイヤに空気が入ります




アダプターの駆動部に潤滑剤を塗布しておきましょう
ジェイマックス(株)の商品 ナノドライ潤滑スプレーを
使います






スプレーのノズルを駆動部に向けスプレーします 
オイルレスの商品で CNT と言う添加剤が摩擦を
軽減します






アダプターのバルブ側を分解しました






ネジとOリングにグリスを少量塗っておきます
特にする必要は有りませんが ネジを回す時 Oリングは
接触面に当っているので多少の潤滑剤は必要です








シールテープを用意しました ボンベのネジに巻いておきました
気体の漏れ防止と 少しねじ込んで携帯するので緩み止めの効果も
期待します






私はこの様にして自転車に積んでいます





最近の携帯用インフレーターはストロークが短く空気を入れるのに時間が掛かります
それで CO2 ボンベを持つ様になりました 一度だけ練習の為に使いましたが有れば便利ですね
定価も良く分らないのですが 実勢価格は 1500~1600円(税込)くらいでしょうか

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ステムを交換する 完了 DEDA ZERO 80mm

2022-07-28 19:02:31 | 自転車整備 その他 
ロードレーサーのステムを交換します 最近主流のアヘッドタイプ DEDA ZERO の
アルミステムを使います 作業風景をどうぞご覧下さい





今回のステム交換は現在使っている物では STI のブラッケットが遠く操作に苦痛を感じる為
突き出しが 10mm 短い物に交換します 新たに使うのは DEDA ZERO のアルミステムです






前回までに古いステムを外し 新しいステムには
要所にケミカル品を使い準備は整えています




フォークコラムに摩擦増強剤を塗布します






ステムをコラムに差し込みました






ステムのハンドルクランプ部にハンドルを取り付けます




ハンドルクランプに使うボルトは 4本で ネジ部には
焼き付き防止剤を使っています 
ブルーのマスキングテープはハンドルをセンター位置へ
セットする為に貼っています






フォークコラムのトップキャップは外した物を再使用します
汚れを拭き取ります






ネジにはグリスを塗ります 防錆が目的です






トップキャップとスペーサーの接点にもグリスを塗ります
汗や水分の浸入を防ぐのが目的です






スペーサーと共にトップキャップをステムの上に
セットします






センターボルトを 5mm のアーレンキーで締め込みます
この段階では軽く締まっていれば OK です




はみ出したグリスは良く拭き取っておきます
防錆が目的のグリスは沢山使えば良いです
余剰分は拭き取れば済みますから




新しいステムとハンドルが取り付きました








ハンドルの角度や高さは出来るだけ事前に計測した
寸法に近付けます その為にレーザーレベルを使っています




今回は折角なので トルクレンチを使います








寸法を確認しながら位置を決め トルクレンチでネジを締め込みます
自分の感覚で仕事を進めると絶えず緊張を強いられますが この様な
道具を使うと仕事は楽です






メンテスタンドの上で出来る事は終わったので 自転車を
降ろします 前輪を付ける前に普段手が入らない所の掃除を
しておきます




ここからはハンドルの左右のいがみや ヘッド小物の
調整を行います




ヘッド小物の調整はセンターナットを締める事で
ガタは取れます






ヘッドとハンドルの調整が終わったので サイコンを
元に戻します ベースをタイラップで止めるだけです




分解前サイコンはステムに付けていましたが タイラップが
短かくて届きませんでした 取り付けはハンドルに変更






これでステム交換の一連の作業が完了しました






今回使った道具とケミカル品 特に汗対策 錆の防止に
気を付けています 外したステムは手入れをして保管
しておきましょう




10mm 短いステムを使ったので ハンドルがその分手前に来るかと言えば決して
そうでは有りません 交換後の寸法を測ると不思議な寸法でした
STI ブラケットが遠いと思いながら 10年我慢して乗りました さてそのストレスは
解消されるのでしょうか・・





少し乗ってみました 結論から言うとかなり良くなっています 
元々上ハンドルのフラット部分を基準にポジションを出していたので そこが詰まるかと思いましたが
あまり気にならなかったです 交換して良かったです

前回の作業 【 ステムを交換する DEDA ZERO 80mm 】 - Kinoの自転車日記

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ステムを交換する DEDA ZERO 80mm

2022-07-27 20:02:12 | 自転車整備 その他 
ロードレーサーのステムを交換します アヘッドタイプ DEDA ZERO 80mm のステムです
昔のスレッドタイプと比べると容易にはなりましたが 作業風景をどうぞご覧下さい





現在使っているのは DEDA ZERO 100 の突き出し 90mm です 今の状態は STI レバーのブラケットが遠く
ブレーキや変速の操作をするのにストレスを感じます 身体をパーツに合わせようと 10年使いましたが無理でした
突き出し 80mm の物に交換します






現在のステムです DEDA ZERO 100 かなり軽量なパーツです






今回用意しているのも DEDA ZERO 突き出し 80mm です
それ程軽さは感じない アルミのステムです






作業に掛かります サイコンを外しましたベースは
タイラップで止めてあるだけです






ポジションを確認する為にブラケットの一部に
黄色の印しを付けました






ブラケット以外は少しでも元の位置を維持したいので
正確な測定をする為にレーザーレベルをセットしました






レーザー光が自転車に照射されています 採寸は全て
この縦横のラインを基準にします






スケールを使い要所の寸法を測っています






現状のハンドル周りの寸法を作図しました
これを参考にします






ハンドル取り付け部のネジを緩めて行きます
4mm のアーレンキーです






フォークコラム取り付けネジも緩めます
ここも 4mm の工具です




ステムのトップキャップです






トップキャップ締め付けボルトは 5mm のアーレンキーを
使います








ボルトとキャップを外しました これは再利用します






ハンドルクランプ用のパーツを外しました






ハンドルを外しました ワイヤー類を傷めない様に
紐を使い自転車に吊っておきます






ステムをフォークコラムから外しました






フォークコラムを掃除し 一旦スペーサーを外します






コラムに新しいグリスを塗布しスペーサーを元に戻します
ヘッドは汗の影響を受けます グリスは防錆対策です




整備テーブルに戻ってきました 用途に合わせて
ケミカル品を用意しています






Park Tool ASC-1 焼き付き防止剤です




ステムのネジ類を外し先程の焼き付き防止剤を
これらのネジに使います




ステンレス容器の底へ 焼き付き防止剤を必要分出します
色はシルバー 手触りはかなりべたつき感が有ります




ネジを用意します






ネジに防止剤を取り 塗り拡げます




このネジはコラムの固定部に使うので ねじ込んでおきます






他のネジはハンドルクランプに使うので このまま置いておきます






Tacx Carbon Assembly Compound
カーボン アッセンブリーコンパウンド 摩擦増強剤です
ステムの一部に使います








ステム本体のハンドル取付け部に塗布しました






フォークコラム取付け部です ゼリー状の中にクレンザーが
添加された様な手触りです カーボン部品で無くても
確実に部品を固定する効果は有ります






ハンドルクランプ部品にも塗布





これで今迄のステムの取り外しと 交換するステムの取り付け準備が出来ました
この続きは次回にさせて頂きます 次回もどうぞお付き合い下さい

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする