Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

溶接機は 100V 15Aで使えるのか

2021-02-27 20:02:20 | 製作・加工
新たに購入した 交流100V のアーク溶接機は 家庭用の 15アンペアのブレーカーでも
使えるのでしょうか 今回それを試してみました 溶接機は HITBOX AT-2000





今回新たに購入した 100V 対応の電気溶接機です 今迄にも溶接機は有ったのですが
今の環境 20Aのブレーカーでも使えなかった物がありました 今回の奴は問題なく
使える事は確認出来ています




ただ一般の住宅で 20A のブレーカーが備えられているかと言えば
決してそうでは無いでしょう 15A が多数を占めるかと思います
今回は 15Aのブレーカーでも使えるのかを試してみます






これらはアース付き 三相の分岐コンセントですが
写真下の物にはブレーカーがセットされています






このブレーカーが 15A です 仕事先で我々の道具を使う時
建物のブレーカーを落とさない様に使う為に用意しています




商品名は ポッキン延長ブレーカー 過負荷、漏電の両方に
対応しています そこそこの値段がしますが、ビルのブレーカーを
落として何台ものパソコンが強制終了したなんて 恐い事を想像すれば
一つ買っても良いかと言う気にはなります(笑)






では実際に試してみます ここの環境は交流 100Vで
20A のブレーカーが使われています
倉庫のコンセントと溶接機の間に 15Aのブレーカーを
噛ませました




何かを溶接してみます






メガネレンチにソケットレンチを溶接します




溶接箇所はサンダーで表面を研磨しました






メガネとソケットをクランプで固定しています






溶接機の出力は 80A にセットしました






溶接棒は 低電圧の鉄用 1.4mm の太さの物を使います






以前は中々上手く出来ませんでしたが この溶接機は
とても簡単に溶接が出来ます




先日試した 25mm のアングル鋼 厚さ3mm に 何箇所かアーク
させましたがブレーカーは落ちませんでした 家庭用のコンセントでも
使えそうです




何時もの整備テーブルに移動しました






少し時間を掛け過ぎて一ヶ所穴を開けましたが
その上から穴は塞ぎました そんな細工も上手く
出来ました






今回溶接した道具は使うので錆を抑える為に透明の
錆止めを塗っておきます





左側は以前の溶接機での工作ですが金属同士を引っ付けるだけで結構な時間を要していました
今回の作業はそれに比べごく短時間で済んでいます 私の腕が急に上がる訳はないですから
やはり溶接機の進歩なんだと思います 今回の主旨、家庭の 15A のブレーカーでも使えるか
これは大丈夫そうですね 色々な所で使えるのは嬉しい事です

コメント (6)
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100V アーク溶接機を使ってみる HITBOX AT2000

2021-02-23 20:08:00 | 製作・加工
交流100Vで使用出来るアーク溶接機を購入しましたが上手く使えるのか試用してみます
どの様になるのか一緒にご覧下さい





交流100Vで使う為に購入した HITBOXと言うブランドの AT2000と言うアーク溶接機です
今迄使っていた溶接機の買い替えですが上手く使えるのか試してみます






これは今迄使っていたもので 20年が超えました
何処でも使える様に 100v で消費電力の低い物を
選んでいます






20年も経つと経年劣化なのかコードの被覆に多数ひび割れが
出来ています こんな状態なのが買い替えの動機です




さて今回の溶接機を使ってみましょう 昇圧トランスも
用意しました、これは今迄にも使っていました






まず付属されていたアースクランプを取り付けます






接続部分のコネクターですが 一ヶ所突起が有ります






本体の接続部には凹が有ります そこに突起を合せ差し込み
コネクターを半回転させて固定させます






電極ホルダーも同様に接続しました




溶接機本体には 左に+ 右に-の表示が有りますが
取扱い説明書の通りに接続してみました








三相のアース棒の有るプラグは昇圧トランスの 115V に
繋ぎました




これで使う用意は出来ました






各コードの長さを計っておきます 電極ホルダーの先端まで
約1850mm 有ります






アースクランプ先端まで約1800mm 電源コードは1000mm です
いずれも柔らかくて使い易いコードです




今回試用する為に用意した部材です






25mm のアングル鋼は厚さが 3.0mm です 溶接する時は
表面を磨いた方が良いと教えて貰ったのでサンダーで研磨しました






溶接棒は低電圧鉄用 太さは 1.4mm を使います




電極ホルダーに溶接棒を挟みます






溶接機の背面に ON OFF のスイッチが有ります
スイッチを入れ 出力調整ツマミで 50A にセット
してみました






50A でもアークは出ますが母材の溶け込みが浅いです




80Aに上げました






これなら充分です 驚く程上手くアークが発生し
母材の溶け込みも出来ています




100A まで上げました






これも問題は有りません 溶接棒が早く短くなるので
私が追い付きません
実はここまでやってみて、余りにも簡単にアークが発生し
上手く溶接が進んでいるのに驚いています






今迄も古い溶接機を同様の条件で使っていましたが
アークを発生させるのも難しく 母材の溶け込みに
時間が掛かっていました 
新しい溶接機ではそれが嘘の様に上手く作業が進んで行きます




今度はナットとアングルを溶接してみます ナットも
サンダーで磨きました






アングルにナットをクランプで止めています






出力 80A 溶接棒は 1.4mm 一発目は少し外しましたが
2回目はそこそこの場所に溶接が出来ました




決して上手くは無いですが しっかりと付いています






反対側もやってみました 20年の間で一番良いかも(笑)




太さ1.6mm の溶接棒を使ってみます






1.6mm でもやや溶接棒が溶ける速度が遅いですが
問題なく使えます






ここまで試してみて凄く楽しく進んでいます 今迄アークを発生
させるだけでも難しく、溶接って難しくて上手くならないなあ~
って思っていましたが あれは機械のせいだったのでしょうか






昇圧トランスを外して 通常のコンセントから直に
電源を繋ぎました これで上手く使えたら最高です






80Aで 1.4mm の溶接棒を使ったのが 右端です
コンセント直繋ぎでも、変わりなく使えました





今回の結果です 本職や溶接が上手く出来る方々がご覧になれば子供の工作かも分りませんが
今迄使っていた溶接機ではこんな状態にはまず出来ませんでした 何か自分の腕が上がったと
勘違いしてしまいそうです 今回のお買い物は正解だった様です

コメント (8)
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100V用 電機アーク溶接機を購入しました HITBOX AT2000

2021-02-21 20:05:44 | 製作・加工
交流 100Vの電圧で使えるアーク溶接機を購入しました 小型で軽量な HITBOX AT2000と言う
機械ですがどの様なものかご覧頂きます





これが今回購入したアーク溶接機です 今迄使っていたものが 20年を超えたので買い替えです
Net で検索して機種を選んで行きますが 実際は使う場所の環境に凄く左右されますからかなり
難しい選択を迫られます






工具屋さんでは無く Net shop での購入です この様な箱に
入ったものが届きました 商品名かメーカーか解りませんが
HITBOX UW-AT2000 と言う商品です




箱から出した状態です Net の情報では生産国が何処か解らなかったのですが
同封された取扱い説明書の中に Made in China の文字が有りました 最近は
何処で作られたかは気にならなくなりました








この機械の特徴はかなり小振りです 高さ170mm 巾105mm
奥行225mm 程度です






重量は驚く程軽く 2.2kg しか有りません 現在使っている物は
小型では有りますが 6.7kg 有りますから、この軽さは驚きます




これが今迄に使っていた溶接機です 結構頑張ってくれました 




一番大切なこの機械の諸元ですが この様に書かれています
入力電源電圧(VAC):110V / 220V
評価される入力容量(KVA):5.8
定格入力電流(A):52A 110V; 26A 220V
出力電流範囲(A):20-140A
デューティサイクル(%):60
無負荷電圧(V):64±3%
絶縁クラス:F
保護クラス:IP23
電極径(mm):1.6-3.2

実はこれを読んでも今の環境で使えるのか全く判断が出来ません
私が 100V 用と紹介していますが 200V でも使える機械です




全面には出力調整のダイヤルが有り 20A~140Aの間で使えます
購入する時は 出力より消費電力が大切で 現在のブレーカーが
落ちるかどうかが気になりますが、これはこの商品のレビューを
頼りに想像力を働かせました






そこに拘るのは 以前にこの半自動溶接機を買ったのですが
消費電力が大きく私の倉庫の 20A のブレーカーが直ぐに落ちて
使い物にならず 延べ 2~30分程度使っただけで処分した経験が
有ります






機械の背面に ON,OFF のスイッチが有り その横に諸元が
書かれています




少し他も見てみます 機械から出ている電源プラグが
アース付きですが アース棒が折れないタイプなので
これでは通常のコンセントでは使えません・・






直ぐにホームセンターへ買いに行きました 自宅から
徒歩圏に有るお店は仕事にも使える用品が結構揃っています
これは私たちが ポッキンプラグと呼んでいる電気コードです




少し見てみましょう






上の写真がプラグ側で 下がコンセント側です いずれも
アース対応になっています








これがポッキンと呼ばれる理由で 真ん中のアース棒が
ポッキンと折れ曲がる様になっています これで普通の
コンセントに繋ぐ事が出来ます






先程のポッキンを使い 溶接機に通電してみました
出力調整ダイヤルを回すと 18~202 の数字まで
表示しました これは出力電流を表していますが
それ程正確では無いとのレビューも有りました




まだ付属のアースクランプと電極ホルダーは装着していません
これは次の記事で実際使ってみながらご紹介します





さて今回のアーク溶接機は私の環境で上手く使えるのでしょうか ブレーカーが落ちる様でしたら
前回の半自動溶接機と同じ事になってしまいます それはそれで他人の不幸は面白いかも分りませんが
私は困ります(笑) 次回の記事も是非お付き合い下さい

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ポリパイレンチ MCC CWTP-300

2021-02-19 20:04:15 | 設備 水道工事
水道等の配管工事に使う工具でパイプレンチと言う道具が有ります そんな工具の一種で
ポリパイレンチと言う商品をご紹介します




今回ご紹介するのは MCC (株)松阪鉄工所と言う工具メーカーの商品で パイプレンチの中でも
コーナーレンチとか縦型レンチと呼ばれているものです






この形の工具は今までにも有ったのですが 今回の工具は
少し違う味付けがされています 水道用ポリエチレン管用
金属継手に最適と謳われています






ポリエチレン管用継手と言うのはこの様なもので これは
バルブに継手をねじ込んでいます






実際の施工例として 黒いポリエチレンパイプに先程組んだ
バルブを取り付けています ここで使っているのは通常の
形状をしたパイプレンチです






この様な工具はハンドル部分に工具の情報が刻まれています
MCC CWTP-300 品番の後半の 300と言う数字はこの工具の
大きさを表し 長さが 300mm 程度あります この長さで口の
開く大きさが違ってきます






この工具の口を閉じた処と全開にした処です






その寸法はそれぞれ 17mm 程度から 61mm まで開きます
ここにこの工具の特徴が有ります






ここは工具の歯の部分でこれでパイプや継手を銜えます
この部分も特徴の一つです




私が今迄使っていたコーナーレンチと比べてみます






こちらも同じ MCC の商品で、サイズは一つ大きな 350 です
これが通常の工具ですが 口が開くのは 51mm までです
先程の物は小振りで有りながら 61mm まで開きました






そして歯の厚みが 通常の物 21mm と比べ 13mm と薄く
出来ています この2点の違いは ポリパイの金属継手は
パイプより外形が太いのと 工具を 2つ使う時にそれぞれの
工具同士が干渉する事が有り それを避ける為に歯が薄く
作られています






さて 工具には他の職人さんの物と区別をする為に色を塗っています
同じ職種の職人が集まると 同じ工具を持っているのは良く有る事です
他の人の物と区別が出来る様にしておくのは良い事です






今回の新しい工具にも色を塗っておきます このハンドルの
窪んだ所が色が剥げ難くて良いですね






マスキングと養生を済ませました 塗装部分は良く脂を
拭き取っています






まず塗料の食い付き=密着を良くさせるミッチャクロンを
スプレーします






ミッチャクロンを薄めに 2回塗りしました かなり気温が低いので
ドライヤーで適度に暖めています






今回も赤色にします 高価な塗料では無く地面にマーキング
する時にも使っている廉価なスプレーです 何度かに別けて
塗り重ねました




完全に乾燥する前にマスキングと養生を外しました






もう少し手を加えてやります 駆動部に潤滑剤をスプレーします
最近は工具類にも良く使っている J-MAX が製造している優れた
潤滑剤、ナノコロオイルスプレーです






スプレーを良く振って内部を攪拌してから使います 
カーボンナノチューブが金属同士の摩擦を軽減してくれます
とても滑らかなオイルです




これで使う前の一連の手入れと準備が終わりました
塗装は暖かい部屋に移し良く乾燥させます




私が用意しているパイプレンチ達です パイプの太さや
使う場所の環境に依って使い分けます ハンドルの肌が
白いのは全部アルミ製で 6丁有ります 地肌が赤いのは
鉄製です アルミと鉄では重量が全く違います





このポリパイレンチを早速ポリパイ用金属継手に使ってみると 特に細いサイズの物は
工具を 2丁使うと工具同士が干渉して使い難かったのですが この工具ではそれが無くなり
工具を使う時の気遣いが一つ無くなりました 僅かな事ですが有れば便利な道具だと思います

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RUNWELL マドラー TOOSTIER

2021-02-17 20:17:55 | よもやま話
自転車の専用工具で知られる RUNWELL ランウェル そこからお洒落なマドラーが出ています
どの様なものかご覧頂きます




新潟県の相場産業(株)が展開する自転車工具のブランド RUNWELL  今回ご紹介するのは
お洒落な用品マドラーです






RUNWELL のブランドを立ち上げ今年で 10年だそうです
自転車工具は機能的でありデザインの良さも兼ね揃えていますが
金属加工された身の回りの物も製作されています 今回のマドラーも
工具をモチーフされお洒落に仕上がっています






18-8 ステンレスをサテン仕上げされたこの商品も
フックレンチと 12角のメガネレンチを模しています




創業 80年を超える相場産業(株)のブランド RUNWELL
その製造技術は確かなものです 今回の商品もエッジが効き
工具屋さんらしいものでした





今回ご紹介した工具を模したマドラー以外にも色々な物が用意されています
友人知人への贈り物 当然自分で使うのも OK Webサイトを見ているだけでも楽しいです

RUNWELL Web サイト 【 https://www.runwell.jp/ 】 商品の購入も可能です

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