ハンドルを突いてみようか

最近ロードレーサーのポジションを触る事が多くなりました　ハンドルを少し突いてみようか
なんて考えています　突くってどう言う事なんでしょう





私が STIレバーを使い出したのは まだ13~4年前の事です　その当時からレバーの位置に
満足した事が無くずっとストレスを感じています　先日思い切ってステムを 10mm 短くし
多少は改善されました　それでもまだ遠く感じています





長く続けたポジションを変えたくなくて レバー操作を犠牲にしていましたが　もう
考え方を変えて乗車姿勢より操作性を優先させても良いかな、と思い出しました
その為に ステムの長さは触らず ハンドルを突いて レバーを身体に近付けようかと
思います





ハンドルを 突く しゃくる とは昔から良く使う言葉ですが　STI レバーが普及してから
その意味が曖昧になって来ました　これは写真の様に、バーエンドを基準にします
ブレーキレバーを突く しゃくる と言うのは有りだと思います　この場合はハンドルが
逆に動きますね





ステムを短くした事で思ってもみなかったペダリングに影響が出ましたが
それは良い方向に向っています





ハンドルを突くと STIレバーの位置が高くなり 身体に近付きます それは感覚として
解ります　ただそれがどの様に影響するのかはやってみるしか有りませんね
全てが崩れる可能性も有りますが 一度チャレンジしてみましょう

以前この様な言を記事にしています お時間が有ればご覧下さい

自転車用語　ハンドルを突く 送る しゃくる - Kinoの自転車日記

新しいシューズの調子 シマノ RC3

自転車用のビンディングシューズ Shimano シマノ RC3 を降ろし クリート調整も行いました
その後シューズの調子はどうだったでしょうか





時間が許せば短い距離ですが自転車には乗っています　先日新しい靴のクリート調整を
行いました





ホイールはチューブラーの手組みです　後輪は今年の 7月に組替えています
今回は結構スポークを張り固めに組みましたが 乗ってみると凄く楽です
柔らかいホイールに必要な気遣いが必要ありません




さて靴の調子ですが 乗って最初に感じたのは底の柔らかさ
ナイロンソールですから ある程度は予想していました
固いカーボンソールに慣れると頼りないと思いますが
柔らかいソールは色々な事を考えながらペタリングを
作るのには良いと思います　




前回 左側の爪先を内側（クランク側）へ振る様に調整しました
それも OK です　脚質や乗り手の考え方でクリート位置も変わります
私は 内股で浅いクリート位置、爪先でクルクルと回すイメージです
大きな倍数が踏めない乗り方です





自転車に乗る時は絶えず何かを考えています　乗車姿勢やペダリングの事
現役時代なら次の大会のゴール勝負の事など　自転車競技ってその様なものでしょう
靴はしばらくこのまま使ってみます

カスクを浅く 改修する

自転車に乗る時に使う保護帽の一種 カスク これを被った時に格好良く見える様に少し手を加えます





少し前に紹介させて頂いた国産のカスクです これの歴史は古く昔は皆が試合で使いました
外国選手が格好良く被っている写真を見ながら 同じ様に被りたくて真似をしたものでした




当時から国産のカスクは深く 側頭部のかなり下まで来ます
それに比べ海外の物は浅く 頭の上に乗っているだけです
今回のカスクもそれを目指して改良します




浅く被るには　側頭部を囲う部分と頭の上に有る
3本の間隔を狭くしてやれば 浅く被れます




カスクの内側です 一本のベルトが使われています
そのベルトを短く加工します






そのベルトは側頭部に固定され 3本の棒状の物にも
一部縫い付けられています




一旦ベルトを取り外します　道具を用意しました






この先が細いクラフトナイフを使い 縫製された糸を切り取ります






側頭部の部分を切り取りました




3本の棒状の物を止めていた部分も分解
これからベルトを短くします






何度か頭に被り 丁度良い加減になる様にベルトを短くし
良く似た色の糸で縫い付けました






それぞれの間隔が狭くなっています






加工前と加工後 それぞれの間隔が 12~3mm 狭くなりました
これ以上狭くすると ３本の棒が頭から浮くので 私が出来るのは
この辺が限界です




短くしたベルトは 40数ミリです






海外の古い写真です　カスクは浅く頭に乗せ 目深に被る選手が多いですね
そして各パーツが細く材質がエナメルです　私の時代はこの様なタイプが
日本では買えず憧れでした





実際に使うと このカスクはかなり深かったので浅くはしたいと思っていました
私が幾ら頑張っても写真の海外選手の様になる訳がありません（笑）

クリート位置を 微調整する

先日 降ろした シマノのビンディングシューズ　走行後のクリート位置調整を行います
直接自転車に触れる大切な部分です





先日降ろしたビンディングシューズに クリートを取り付けてから 自転車に乗って来ました
クリート位置はこの辺りだろう と言う所に取り付けて有ります






初めて靴に取り付ける場合　初回一発で決まる事はまず有りません
レーザーで計測し専用の機械で位置を決めるシステムも有りますが
それでも微調整は必要だと思います






実走行でペダリングを意識しながら走って来ました
アナログな方法ですが自分の感覚と言う部分が頼りです






クリート位置、深さについてはもっと浅くても良い位なので
現在の一番前で OK です　左側の爪先を少し内側に入れた方が
良さそうです






クリート取り付け時に クリート位置、角度を確認する為の
逃げ墨を罫書いています




逃げ墨とは

クリートの任意の部分をそのまま靴底に罫書いてしまうと
クリートを動かした時にその線が クリートの下敷きになり
見えなくなる事が有ります　その為に一定の距離を逃がした
部分に線を罫書いておきます、それを逃げ墨と呼びます

今回はクリートの赤い矢印を結んだ線を　差し金の巾分
青い矢印部分に移しています




今回は逃げ墨の線一本分　爪先を内側（クランク寄り）に
振ります　これも目視に依る感覚で調整しています






位置が決まったので 取り付けネジで固定します
ほんの僅かな調整です





自分が気になると何時までも決まらない調整です 以前はクリートに代るシューズプレート
桟（さん）を釘で打っていましたから 時間と神経を使う作業でした　これでもう一度走ってみます

長指グローブ ミズノ野球用

自転車に乗る時に丈夫な長指の手袋が欲しくて選んだのが ミズノの野球用
バッティンググローブと言う商品を買ってみました　どの様なものかご覧下さい





今回この様な手袋が欲しいと思ったのは 自転車競技場でトラックレーサーに乗る時
しっかり手を保護してくれる物が欲しいと思ったからなんですが 競輪選手の人達が
使う頑丈な物が簡単に購入する事が出来ません 依ってその代わりに使えそうな物が
このタイプでした






野球のバッティンググローブと言う物で ミズノ製で
MZ Cpmp 品番 1EJEA19014 両手用 水で洗えます と
言う商品です




野球用品に関しては全く知識が無く 実店舗で実物を見て
検討しました　片手用と言う物も多く有るので注意が
必要です






手袋の内側は 滑りにくい材質の物が使われています

掌部：合成皮革
当て革部：合成皮革
甲部：合成皮革/ナイロン/ポリエステル/ポリウレタン






手首部分は　しっかりしたゴム素材が使われ
マジックテープで止める様になっています






手に嵌めてみました　サイズ感は少し窮屈に感じます
今回は L サイズを選んでいます
サイズ：S（22-23cm）/M（24-25cm）/L（26-27cm）






自転車のハンドルを出してみました　使い心地は
自転車用では無いからか 窮屈に感じる部分も有ります
そこは自転車用と比べるからで 使う分には問題は無さそうです





今の処 冒頭で書いた以外の使い途は考えていません　ひょっとしたら使う事なく
死蔵させてしまう可能性も有るかも・・　そんな事にならない様にトラックも
走れる様に努力します
定価 3080円（税込） 実勢価格 2700~800円（税込）程度かと思います