Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

木製 車止め

2017-07-29 20:52:44 | よもやま話
勾配のある坂道などで車を止める時に有れば重宝する車止め タイヤストッパーなどとも言いますが
倉庫に有った木の角材で作ってみました





木製の車止めとはこの様な物で観光バスやトラックが駐車している時に使っているのを
ご覧になった事も有るかと思います この他に金属製の折り畳みが出来る物などが有ります






これはこの様にタイヤの前後に当てがいタイヤが
転がらない様に使います






最近この様な坂道が多い所の仕事が続いたので
作って車に積んでいます やはり有れば安心です






作った物を使ってみると思っていた以上に良かったので
倉庫に有った 90mm × 90mm の角材で予備を作っておきます
木材をカットする為の 墨付けをしました




電動丸ノコの用意をします






丸ノコは通常、刃にはカバーが掛っています
使う時には自動的にカバーが開いて行く様になっています






丸ノコにはベースと呼ばれる ノコを安定させ刃の出代を
調整する物が付いています 現在は刃が35mm 程度出ています
刃は切る物に合せ出し過ぎない様にします






今回は 90mm の角材を切るので刃を出来るだけ出しました
これで 70mm 程度の深さまで切れますが 一回で今回の角材は
切れません 表と裏側の両方から切る必要が有ります






では切ってみます 墨付けをしたこの赤いラインを
切り落します




この位の角度になりますが木材を縦や斜めに切るのは
少し難しいですね






一度で切れるのはこの深さまでです




裏側からも刃を入れ切り落しました






次はここを切り落します 左側は要らない部分です




やはり裏表から刃を入れ切りました この位短い木材を
丸ノコで切るのはとても危険です 木材が手でしっかり
保持出来ないので 考えている事はノコが暴れたらどの様に
自分が逃げるかを、絶えず考えて道具を使っています 
今回は無時に終わりました・・・






2つ揃ったので紐を通す穴を開けます 墨を出しました






電動ドリルに木工用の 12mm のキリを使います








これも両方からキリを使い貫通させました




折角だからもう少し手を掛けます オービダルサンダーで
表面と角の面取りをしておきましょう






作業前後です 鉛筆の墨が消える程度に表面を削り
角は面を取りました 持った時の手触りが良くなります






作業テーブルに移りました 作った日を書いておきます
こう言う事って人が間違って持って行かない様にする
目的も有ります






持ち手の紐を付けておきます 良く虎ロープを付けていますが
この大きさの物なら 紐で良いでしょう




完成です 特に難しい事はしていません





今迄もたまに欲しい時も有ったのですが そんな時は石や木材を探して来て使っていました
これからはこれを積んでおく事にします 角材がもう 1ペア分有ります、誰か要りますか?
ビール 1本と交換ですね(笑)

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サイコン センサーを 取り換える

2017-07-26 20:09:43 | 自転車部品・用品
最近は多くの人が使っている自転車のサイクルコンピューター スポーツバイクでは
結構な普及率だと思います そんなサイコンのセンサーが壊れたので取り換えしました





完全な競技用自転車で自転車競技場を走る為のトラックレーサーです
練習の時にはこの自転車にもサイクルコンピューターを付けています






最近は色々なタイプが有りますが これはオーソドックスな
ワイヤレスタイプの速度計です CATEYE CC-MC100W です




このスピードセンサーに不具合が起りました






自転車に取り付け 角度調整をする部分が破損しています
さすがにこれを直す方法は思い付きません 困りました






同じサイコンを幾つか使っていたのですが そのセンサーが
部品箱に保管して有りました これを使いましょう






電池が無くなっているので取り換えました




電池の蓋ですがこのパッキンが良く駄目になります
これは大丈夫です 助かりました




これが壊れた部分の正常な状態です この中に固定用の
小さなナットが入っています 余程強力な接着剤でも
無い限り修理は出来ないですね




では自転車に取り付けます タイラップで固定します






ホイールのマグネットに合せます 今迄と同じ位置です






本来は 2本のタイラップで止めますが こんな所の
トラブルはご免です 1本追加しプライヤーで確実に
締め込んでおきます






タイラップの髭はニッパーで切り落し取付け完了です




ホイールを回転させ動作確認をしています OK です




取り外したセンサーはまた保管しておきましょう
部品取りに使えます こんなのが結構助かる事が有ります







IRIBE イリベさんのフレームはラグの処理が綺麗ですね
ヘッドの金色はヘッドの塗装に傷が付き錆が出て来たので私が塗りました






フロントフォークの IRIBE のマーク タイヤは Vittoria PISTA EVO CSⅡ重量は 160g程度です
ホイールはごく普通の競輪ホイールです このホイールは私が組んだものでは無いのですが
もの凄く良いホイールです 私の技量ではこれの真似は出来ません ハブの周りを見るだけで
その雰囲気を出しています ハブのグリスは SPIN スピンを使っています





随分古いタイプのサイコンですが私はシンプルで好きです でも最近の多機能な物に慣れると
少し物足らなく感じてしまいます





昨年は 30 数年振りにこの自転車で競技場を走りました 子供の時の様に凄く楽しかったです
でも今年は走る為の身体の準備も出来ていません 少し体を苛めて走れる状態になれば、
また走りたいです

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小型 ラチェットハンドル

2017-07-24 20:10:43 | 自転車 工具
色々な工具の中でラチェット機能を持ったラチェットハンドルと言う物が有ります
特に自転車用と言う訳では有りませんがそれの小型の物を 2種類見てみます





これがラチェットハンドルと言われている物で色々な場面で目にする事が有るかと思います
用途や使用場面で何種類かを使い別ける事も有りますが 今回は小型のハンドルです






シルバーの方は先端の構造がソケットタイプです
差し込み角が 6.35mm で長さが約 95mm です






ブルーの方はアルミにアルマイト加工がされており
先端は先程のソケットとドライバービットの両方が
使える様になっています 差し込み角は両方 6.35mm
長さは 100mm  ホームセンターで見掛けたので一つ
買ってみました




小振りだと言っても良く解らないと思います
ノリのスティックと並べるとこんな感じです






手に取るとこんな感じでそれ程大きな力を
加える事は出来ません





これが先端のビットでボックスタイプの方です 色々な物が用意されています






ビットの取付け部分はこの様になっています 差し込み角は
6.35mm 9.5mm 12.7mm が有ります






ビットの先端に差し込む部分はこの様になっています
アーレンキーの先端ビットを取付けました






これはヘックスレンチとボックスレンチです この辺が
先端工具として我々が良く使う処ですね





これは取付け部分がドライバービットと言われるタイプです 6.35ミリの六角形状をしています
最近は建築現場などで完全に普及したインパクトドライバーに使うビットが同じ規格です
そんな処からドライバービットと呼ぶのかも分りません






先端にプラスドライバーのビットを取付けました






これはボックスレンチです




これは深型のボックスレンチで 実際には
インパクトドライバーで普段は使っています





仕事では何年かに一度この様な小振りな物が必要な時が有ります 殆んどが狭くて
通常の道具が使えない所です、そんな所ではボックスレンチやアーレンキーは良いのですが
ドライバーは使えないですね ネジの頭を押え付けるだけの力が入らないです
自転車なら色々な場所で使えそうです 最近は価格も安くなって来ているので一つ
用意しておくのも良いかも分らないですね

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マスターリンクプライヤー 携帯用 自作

2017-07-22 20:08:55 | 自転車 工具
自転車のチェーンを簡単に繋ぐ事が出来るマスターリンク或いはコネクトリンクと言うパーツが有ります
ミッシングリンクと言う商品が良く知られています それを取り外す為の携帯用工具を自作してみました





私の自転車小屋など整備場所で使う工具は市販されているのですが 携帯出来る様な
小さな物に中々出会えません 以前よりその様な物が欲しいと思っていたので自作する事にします






ただ今回は一から作るのでは無く 市販されている
この様なマルチツールを加工しチェーンに使える様にします
材質はステンレスです






これはハンドルが折り畳め そのハンドルの中に
ドライバーやヤスリなど数種類の道具が収納されている
サバイバルナイフの様な物です このペンチ部分を加工しましょう








これが Park Tool が出しているマスターリンクプライヤーです
MLP-1 現在は MLP-1.2 となり改良されています 2600円程度です






どの様な工具か一度使ってみましょう




私は 10速用のミッシングリンクを使っています
これを外してみます






ミッシングリンク前後のローラーリンクに工具を掛けます




これから工具のハンドルを握りますが ミッシングリンクの
このピンの状態を良く見ておいて下さい






ハンドルを握るとピンがプレートの内側に寄りました




これでミッシングリンクを外す事が出来ます






工具をチェーンのローラーリンクの内側に差し込む必要が有ります
内寸を測ってみます 2.2mm です 工具はこれより薄く加工しましょう






電動の回転工具 サンダーやヤスリを使い 
ペンチの先端部分を削りました






工具の厚みは 2.0mm まで削りました 削る前は 6.0mm です






そしてチェーンを掴む部分は丸ヤスリで削っています
これをしないとチェーンが逃げて上手く掴む事が出来ません




形が出来たので切削跡と表面を整えます






耐水ペーパーと油を併用して磨きを掛けました






実際に使えるか試してみます




先程の専用工具と使い方は一緒です






専用工具より多少力が要りますがしっかりとピンを
寄せる事が出来ました




力が必要なのは工具が小さくなったので当然ですが
ピンが寄った瞬間をはっきりと感じるので 専用工具より
使った感触は良いかも分りません






使った感じは 二重マルです 思った以上に良かったですね




加工したのはこの先端部分だけです






2mm の厚さまで削っています 丸ヤスリの加工は
絶体に必要です ここを加工しなければチェーンが
逃げて 使い物になりませんでした






両方から削らずに片方だけ削っています 両方から均等に
削るのが難しいのと オフセットになっている方が使い勝手が
良さそうな気がしました






今、携帯用のツールボックスには チェーン切りの工具と
ミッシングリンクを一つ入れています チェーンのトラブルは
帰って来れなくなりますのでそれは避けたい処です 
これらに今回作った工具も加えておきましょう





今回のベースになったのはごく一般的な物で特殊な物では有りません
これなら加工出来るのじゃないかと買ってみました 580円・・・





以前に私の友人が市販の携帯用マスターリンクプライヤーを持っていたので
少し探してみたのですが上手く探せませんでした この様に入れておきます

現在でもアクセスの多い過去記事です 結構面白いですよ 【 ミッシングリンクの 取付け方向 】

 
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新婚カップル 初めての ご訪問

2017-07-18 20:53:10 | よもやま話
私の自転車小屋に初めて夫婦でお越し頂きました 七月半ばの連休中の事です
固定ギアの自転車も初体験して頂きました




これから夏本番と言う 7月の中旬、新婚カップル
永谷夫婦が自転車小屋に遊びに寄ってくれました






ご主人の Ken さん 先日自転車を買う時に色々と
悩んでいましたがフリーギアのシングルスピードバイクを
選んだ様です
今日は倉庫の前で固定ギアに乗って貰いました 初めて
固定ギアに乗るとおおむねこの様な笑顔になります(笑)





新妻の Honoka さんが撮ってくれた写真です このアングルは新鮮です
また涼しくなって過ごし易くなればゆっくりと寄って下さい しかし Kenさんの手からは
飲み物が離れないですね(笑)


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