Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

FIAMME フィアメ チューブラーリム ピスト用 赤ラベル

2016-08-31 20:44:07 | 自転車部品・用品
最近は選択肢が少なくなったチューブラー用のアルミリムですが
以前は多くのリムが存在しました FIAMME フィアメのリムを見てみましょう





私が保管している未使用のリム FIAMME の中空リム ピスト用の赤ラベル 28穴です
チューブラーリムの事を中空リムと言いますが最近はあまり聞かなくなりましたね




アルミや金属部品に埃は大敵です ビニールを巻いて
保管しています






赤ラベルの呼び名は赤色のラベルが貼って有るからですが
この他に 青ラベル 黄ラベル 金色を貼ったイーグルが
有りました 昔は青、赤、黄色は水張りのシールで良い
雰囲気を出していました この細長いシールになったのは
後の事です






ニップル穴は両ハトメでジョイントはスリーブでピン打ちです






表面のジョイント部分と刻印 アルマイト加工はされていません






これらのリムにはロード用も用意がされており その大きな違いは
リムの形状で特に幅が大きく異なっています ピスト用は一見して
解る程、細身です






折角だから少し測ってみます 巾はタイヤの接着側が広く
約 19mm 程度です 内側は狭く台形になっています






リム高は 約 11mm しか有りません




重量は 318g/1本で 今なら軽量の部類です 私は練習や試合で
長く使いましたが全く不安も無く不具合も有りませんでした





ブルーがとても優しい色の花ですね

FIAMME PISTE RED LABEL とても好きなリムです

コメント (3)
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オールドカンパ フロント ディレーラー

2016-08-29 20:15:00 | 自転車部品・用品
オールドカンパと呼ばれている時代のフロントディレーラーです
現在の様にシフトレバーにインデックスが無く自分の手加減で変速をしていた時代です





Campagnolo RECORD Front Derailleur このパンタグラフ式の変速機の登場は
1953年と言う資料が有りますが それが正しいのか私は不案内です




この写真の変速機はフレームにワイヤーリードが
取付けられた時代の物ですが これ以前の物は
変速機にシフト用のアウター受けが付いていました




パンタ構造の三角の部分 そこの一角に突起が有るのを
愛好家はデベソと呼んでいます と言う事はこの写真の
物は 非デベソと言う事になりますが、その様な呼称は
有りません
この羽根に穴の無いのはナメクジと呼び先端に窪みが
有るのをエクボと言います エクボが有るものは下位
グレードのグランスポルトだとは最近知りました 
後に羽根に三つの穴が開きそれにエクボが有る物は
レコードになっています





この頃の変速機は、変速をする時は一瞬踏むのを止め オーバーシフト気味に変速機を移動させ
変速が完了後 チェーンが羽根に擦らない所まで変速機を戻してやります 変速時に力を掛けて
いては絶体に変速はしません 変速の上手下手が幾分問われる時代でした 
カンパニョーロ レコードのフロントディレーラー とても美しいパーツだと思います

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短い距離を走っています

2016-08-27 20:21:05 | よもやま話
猛暑の時期が過ぎ風に冷たさを感じる日も有りますね 夏の盛りには自転車に
乗るのを控えていましたが、最近短い距離から乗り始めています




選手時代とは違い回復力も全く無くなっており
暑い日に乗ると身体にかなり堪えるので控えて
いました でも最近は 少し涼しさも感じる様に
なって来たのでジャージとシューズを着用して
乗り始めました




夏の間でもスニーカーや運動靴では乗っていましたが
やはり正装して乗るのとは違います 身体や関節が固く
なっているので軽いギア 38×19t 辺りでクルクル回して
います






自分で設定した 1.5Km 程の周回コースの 200m だけ
頑張り、後は心拍数を見ながら適度に流しています






たまにコースから離れ自転車屋さんで油を売っている
事もあります オイルで有名なタクリーノの上阪さんが、
最近良く油を売りに来るそうです(こちらは売るのが仕事)
良く頑張っていますね 新製品は MAHOU 魔法でしたね






先程の倍数で最高速度とケイデンスをチェックして
その日の身体の動き具合をみています 乗り始めは
日に日に良くなって行きますね 前日より良い数字を
残す、それを目標にしています 双方最高心拍数が
同じですね これは偶然ですがこの辺を越えない様に
気は付けてます 最高速度なんて可愛いものです(笑)




San Marco ASPIDE サンマルコ アスピデ 
このサドルに全く不満は有りません前後が上手く使え
私にとってはとても良いサドルです





Спутник Союз スプートニクのソユーズは マグネシウム&カーボンハイブリッドのフレーム 
組んで 3年が過ぎましたが好調で今の私には丁度良い動き方をしてくれます

このフレームの取り扱いは石川県のセンスと腕の良い自転車屋さんカツリーズサイクル&デザイン
スプートニクにはフルオーダーが出来るクロモリの Луна(ルナ)も用意されています
【 Katsuris Cycle and Design 】

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錫器 タンブラー

2016-08-22 20:04:08 | よもやま話
錫器 普段はあまり使う事が無い器(うつわ)ですが金や銀に並び
神仏具として日本に伝わって来たそうです その後に茶器や酒器として
一般に普及していったそうで そんな錫(すず)のタンブラーを購入しました



  


今回の話の始まりは食器屋さんんで食器を見ている時に 
錫のタンブラーでビールを飲むと美味しいですよね と言う
会話から錫器探しが始まりました



  


かと言って何処にでも置いて有ると言う物でも無く
ネットで色々と調べていると 大阪錫器(株)と言う
会社が目に付きました 伝統工芸士が在籍しその
人達が手作りで器を作っていらっしゃるそうです

※ 今回の掲載写真は大阪錫器(株)さんの
  Webサイトから拝借いたしております






その Web サイトにも数々の器の紹介や特徴が書かれて
いますがもう少し詳しい事が知りたくて、何度か問い合わせを
させて頂くと 初回から実に丁寧に対応して頂きとても好感が
持てる応対でした
この写真のタンブラーの内部の凹凸は ビールのきめ細やかな
泡を作るためのものらしいです





仔細に渡るアドバイスをもらい今回選んだのは 形の異なる二つのタンブラーです
ビールを飲む事を考え容量は 300ml と 330mlのものにしました 届け先から
思っていた以上に高級感が有りとても魅力的なものだと 写真が添えられ喜びの声が届きました

どの様なものでもどこかで購入する事になりますが大切なのはお店選び
今回お世話になった会社は 社員さんの応対の見事さに喜びを感じました
そんな会社の H.P はこちらです 【 大阪錫器(株) 】

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パンクの原因 クリンチャータイヤ

2016-08-13 20:10:20 | 自転車整備 その他 
自転車に乗っていると多くの人が経験するパンク その原因を考えた事が有るでしょうか
今回はバルブ付近のパンクについて考えてみます





夏の盛りです自転車選手はそんな季節でも練習を休む事は有りませんが
私は気温の高い時に走るのは遠慮しています 今日もこの街乗り用自転車で
ゆるりと出掛けました




マビックのキシリウムはコルナゴのカジュアルバイクに
使っている物ですがパンクをしたので預って来ました






この自転車を組んでから約2年が経っていますが
フロントがパンクしたのは初めてです






パンクの場所はバルブの横ですが 白い丸で囲った所は
バルブの取付け部分のゴムの厚い所で その直ぐ横の
両サイドに米粒の様にチューブが薄くなっている部分が
有りました その一方に穴が開いたのがパンクの原因です




これの原因は中が見える訳では無いのであくまで推測ですが
スポーツバイクの経験と知識が豊富な自転車屋さんの店長との会話です
リムのバルブ穴、青丸が大きい場合 ロードバイクの様な高圧であれば
バルブがリムから押し出されます その状態で長く使うと肉厚部分の
近くのチューブが薄くなると言い、今回の様な米粒は良く有る事例だそうです




私はクリンチャーにはこの様に古いチューブで
バルブ部分の保護をしますが 今回のホイールには
この保護材を使っていませんでした

その自転車屋さんの店長はバルブ穴の部分に固い
リムテープを使うなどの対策をしているらしく
自転車に依り他の方法も使い別けているそうです






私がバルブ部分の保護に使うのは古いチューブで作った
この様な物です これは石川県のカツリーズサイクルの
優秀なメカニック、成田さんが取り入れている方法で 
これでバルブ付近のトラブルは皆無だと聞いています

これの制作方法は人気記事でした
【 クリンチャー用チューブ バルブ部の保護 】




色々と実体験に基づいた話を教えて下さったのは
兵庫県宝塚市に有る自転車店 輪心(わごころ)さん
店主の木村さんは MTB の選手、メカニックとしても
優秀な方です

輪心はこんなお店です H.P 【 Wheel Soul 輪心 】






チューブの予備も無くなって来たので 輪心さんで
別けてもらって来ました 普段使い用のごく普通の物です
普段から自分ではクリンチャーを使わない私には簡単な
チューブ選びのアドバイスでもとても有り難いです






この様に箱に入っていました スペアチューブはなるべく
小さく畳みたいのでバルブの際で折ってしまいますが 
この畳み方はバルブに無理をさせなくて良いですね






私が在庫として置いている他の物も見てみましたが
全てのチューブが同じ様に箱詰めされている訳では
なさそうです






スペアチューブは今迄この様にバルブの際で折り畳んで
いましたが先程の MICHELIN ミシュランの様に畳む方が
優しいですね 今後どうするか考えてみます






今日乗って行ったお買い物用自転車 先日ブレーキゴムを
交換した時にワイヤーがボチボチ駄目だと思いましたが
これも替えないといけませんね この時代のブレーキは
何度もワイヤーのクランプを触ると、どうしてもこうなって
来ます





強い陽射しの下 元気に頑張っていました

日常的に起っているパンクですが様々な状態のチューブを見る事が出来ます
それを見過ごすのではなく色々とその原因を考えてみるのも面白いですよ
そして経験を積む事でその予防策を思い付く事も有ります いつまで経っても勉強ですね

コメント (2)
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