Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

2020年 年末のご挨拶

2020-12-31 18:52:59 | よもやま話
今年も残すところ僅かになり大晦日を迎えました一年間私のブログにお付き合い頂き
大変有難うございました





今年は自転車競技の試合数も少なく選手達は強い気持ちを維持するのが難しかったと思います
今年は長年頑張ってくれた街乗り用の踏切り自転車を引退させてやりました
この写真は最後の洗車をしてやった時のものです





新しい街乗り用の自転車を組み以前の自転車と同じ様に乗っています
7月初旬には皆様のお陰でブログのアクセスが累計 5000万件pv を超えました
有り難い事です

今年一年大変お世話になりました 来年もどうぞ宜しくお願い致します
皆様もどうぞ良いお年をお迎え下さい 
2020.12.31 Kino拝
コメント (2)
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競輪カレンダー 2021' 日本競輪選手養成所

2020-12-30 20:03:19 | 競輪
来年のカレンダーを用意する時期ですが毎年競輪カレンダーを頂きます 今年も日本競輪選手養成所発行の
カレンダーを送って頂きました





毎年この時期に宅急便で送って頂きますもう何年になるのでしょうか 有り難い事です
今年はガールズケイリンの卓上用のカレンダーも頂きました





ガールズは 2012年に 102期卒業の選手がデビューし 現在は 118期卒業の選手達が
走っています この 8年の間に選手の人数も増え見応えの有る競走が行われています





こちらは例年のカレンダーでここに載っている選手の人達はそれぞれが
近年に活躍したり話題の多い選手の方達です





1月は広島県 98期卒業の 松浦 悠士選手 昨年に続き今年の活躍も素晴らしいものでした





私などは この様な選手の自転車や乗車フォーム ペタリングを見るのも凄く楽しいです
この選手は埼玉県 87期卒業 平原 康多選手です 存在感が高い選手ですね





今日は一年を締めくくる KEIRIN GP が開催されました 自宅のテレビの前でくつろぎながら
見応えの有る競走を楽しませて頂きました 日常では中々ゆっくりする時間も有りませんが
こんな時間が許されるのも年末ならではですね

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サイドプルブレーキ DIA-COMPE

2020-12-28 20:04:28 | 自転車部品・用品
自転車のサイドプルブレーキ 最近の競技用自転車では使われなくなりましたが古くから存在するブレーキです
オールドパーツと呼んで良いのかも分りませんがそんなブレーキをご紹介します





(株)ヨシガイのブランド DIA-COMPE ダイアコンペのサイドプルブレーキです
この形状の物はかなり古くから存在し一般の自転車だけでは無くロードレーサーにも
使われ多くの選手達が使っていました 私もそんな中の一人でした






今回ドロップレバー用のワイヤーと共に
未使用のブレーキセットと出会う事が出来ました




私達の時代はこれをワイマンのブレーキと呼んでいました
確かに当時の吉貝機械金属(株)が スイスの Weinmann ワイマンと
技術提携をして製作されていた様でブレーキのブラケットカバーには
Weinmann の文字が入っていた記憶が有ります






このサイドプルブレーキが何時まで製造されていたのか分りませんが
現在の DIA-COMPE の web サイトにはもう載っていません






今ならご婦人用自転車や一般車でもダブルピポットのブレーキが
使われる時代です しかしこの時代のブレーキが似合う自転車も
有りますね






ブレーキ本体裏側ですが バネに錆も無く綺麗です
私はこのバネを弱くして使っていました バネを力技で
曲げるだけですが、周りでも多くの選手が同じ事をしていました
ブレーキの引きが軽いのは自転車に乗っていて楽なことを
体感的に分っていたのでしょうね






片方のキャリパーには 37 のシールが貼ってありますが
これの意味は不案内です






このブレーキの取り付けはナット式と言われますが今は選択肢も
少なくなっています 私が保管している自転車にはこのタイプを
使う物も有り、これに出会えた事は限りなく嬉しい事です 





古く旧車と呼ばれる自転車を維持して行くにはこの様なパーツは予備で置いておきたいものです
良く何処でオールドパーツを手当てされていますか? と聞かれますが 自分自身が絶えずアンテナを
張っておき、良い出会いを探すしかないですね





透き通った綺麗なブルーのハーブティー Butterfly Pea 女性の美肌効果や血液をサラサラにするらしいです
ほとんど味も香りもしないのですが その僅かな香りを楽しむために気持ちが落ち着きます
あ、私は美肌効果は期待していませんから(笑)

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特殊コートを施した 自転車用チェーンが凄い

2020-12-27 20:07:08 | 自転車整備 チェーン
自転車の走行感を左右する大切なパーツのチェーン 特殊コートを施したチェーンを使っていますが
その乗り味をインプレッションさせて頂きます





今年新たに組んだ自転車の為に友人が特殊コートで表面処理をしたチェーンを送ってくれました
街乗り用の固定ギア自転車に贅沢だと思いながら折角なので丁寧に組み付けました 





今回送ってくれたのは 自転車用の IZUMI V の厚歯用 NJS 認可チェーンにコートがされていました
防錆処理もされておりオイルも洗浄されているので 使うオイルは好きな物を使って下さいとの事です
色々な潤滑剤を用意していますがこれには SPIN スピンオイルを選びました







今回のコートはチタンベースですがナノレベルの粒子がベアリングの役目をすると言う
考え方もあり そんなコートがされたチェーンに同様の開発意図がある他社の潤滑剤を
使うのはどうかと思い SPIN オイルを選びました 私が決戦用と位置付けしているオイルです





まずこのチェーンを装着してから自転車に乗りクランクを半回転した時に軽さを感じました
これは大げさでは無く実際にそう感じています
今迄に色々な潤滑剤を使いましたが、それらの違いはそれぞれ敏感に感じます 凄く優れた潤滑剤で
乗った時に軽いと感じる商品でも、チェーンのプレート同士が擦れ合う感覚まで無くなる物は有りません 
やはりチェーンの存在は感じます





この特殊コートが施されたチェーンはその存在を感じない凄く新鮮な感覚で乗っていて
全くストレスを感じません
この処理を開発した会社はモータースポーツのパーツやケミカル品を主に扱っており
オートバイレースを念頭に開発した特殊コートですが 200馬力を超えるバイクでは
少し問題が有りまだ商品化はされていません チタンの鎧と言う商品を見聞しますが
それとは全く別物です





このチェーンを使いローラーに乗ると最高速度が 3km/h 伸びたと言う事です
これが自転車ビギナーで有れば他に要因があるかも分りませんが、全国大会で
優勝レベルの選手ですからそう言う結果をもたらす効果が有ると言う事なんだと
思います 凄い物に出会いました

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フレキチューブのツバを 綺麗に作る注意点

2020-12-26 20:03:18 | 設備 水道工事
設備工事で使う材料でフレキチューブと言うものが有ります そのチューブの端末にはツバを作ります
それをツバ出しと呼んでいますが綺麗なツバを作る為には少しコツが必要です その方法をご紹介させて頂きます





この写真の物がツバを現場で施工する為の材料で メーカーに依ってフリーチューブ、フレキチューブ
ベンリー管、などと呼ばれていますがどの呼称でも設備屋の中では通用するでしょう






これは工場で加工された完成品ですがチューブの端末は
この様にジャバラが潰されツバが作られています




それに対して巻きフレキの方にツバは無く 任意の長さで
カットしその場でツバを作ります




ツバを作る為の道具は幾つもの種類が有りその施工方法も
色々です 但しこの道具の総称はツバ出し器で通じます
このハンドルが付いたタイプで一度ツバを出してみましょう






道具のベース側にフレキのジャバラを 3山出してセットします
そこに道具の本体を装着しハンドルを回します




それに依ってジャバラの山が潰されツバが出来ます






この道具も用途は同じでシャフトの頭を叩いてツバを出すタイプです
どの様な道具を使ってもフレキのジャバラを 3山潰すのは同じです




これでも綺麗なツバが出来ています ツバ出しの良し悪しは
ツバ出し器で決まるのでは無く、その前の行程が影響します






綺麗なツバが出来るかどうかはフレキチューブをチューブカッターで
切る時に決まります これに気付いている職人さんも当然いらっしゃる
と思いますが 私も気付くまでに何本もフレキのツバを出しました




では少し見てみましょう フレキには山の部分と谷の部分が有ります
これをカットする時は通常カッターの刃を 谷部分の真ん中に入れて
切ります そしてカットした切り端はこの様な状態です




そしてこれは 谷の真ん中では無く そこをずらして山寄りに
刃を入れカットしています




その 2つを見比べてみます 左が山寄り 右が真ん中で
カットした端末の状態です 真ん中で切った方には少し
突き出た部分が有ります




これでツバを出してみます これは山寄りに刃を入れカットした方です






フレキチューブを道具にセットし基本通りに作業をします






ツバが作れました 綺麗に 3山が潰れ、パッキンが当る潰れ面も
綺麗に仕上がっています




こちらはカッターの刃を谷の真ん中に入れてカットした方です




作業は同じ様に進めました ツバ出し完了です






出来たツバの状態です 山は同じ様に潰れていますが
潰れ面が荒れています この状態ではパッキンが上手く
効かない事で水漏れを起こす事が有ります






二つを並べてみました 私もフレキは谷の真ん中で切るものだと思い
その様にしていた時期が有り 潰れ面がどうして綺麗にならないのか
不思議に思いながらツバを出していました そう思いながらも色々と
試している間に気が付いた綺麗なツバ出し方法です





たまたま私が施工した仕事で水漏れは無かったですが 漏水の修繕に行くと
フレキの潰し具合の悪い物に出会う事が有ります ここは大切な部分ですね

自転車整備についても言える事ですが何故?と思う気持ちと 依り良くしたいと
思い続ける気持ちは大切ですね

コメント (2)
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