Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

コンベックスホルダー 革製

2021-05-31 20:02:35 | 色々な道具
コンベックスとは巻尺の事で長さを測る為の工具です 仕事ではそれを何時も身に付ける為に
コンベックスホルダーと言う道具をベルトに取り付けて使います そんなホルダーの革製の物を
ご紹介致します





巻尺の事をコンベックスと言う様になったのは何時ごろからでしょうか
商品説明ではその様に書きますが実際周りでコンベックスと呼んでいる
知り合いは居ません これはそんな巻尺を取り付ける為の備品で革製の
ものは初めて見ました






これは高所作業をする時に使う安全帯です






これが命綱 ランヤードと呼びますがベルトの一部に
取り付けます






ランヤードは 1mm 程度の長さが有ります 使わない時は
ベルトの何処かにフックを掛けておきます






これがコンベックスと言う奴でベルトに取り付けています
この伸縮コードは高所作業時のコンベックスの落下防止用です






コンベックスの事を私達はスケールと呼びます
ただキッチンの量り(ハカリ)等もスケールと呼ぶので
区別をする為にコンベックスと言う呼称を使うのでしょうか






以後スケールで行きます スケールの表と裏です






裏側には金属で出来たフックが付いています






これをベルトに取り付けるとこの様になりますが
これでは作業中直ぐに落ちてしまいます






スケールが落ちない様にホルダーを使うのですが
最近は何故かスケールとセットになった専用の物が
凄く増えています 私が使っているこれは汎用性の
高い便利な商品ですが近頃見なくなって来ました






スケールを取り付ける時には 上の樹脂が奥にへこみます






スケールのフックを奥まで入れると樹脂がフックの上を
押さえて抜けなくしています




スケールを外す時は上部の樹脂を押し込みながらスケールを
引き抜きます 実際これを行う時は親指の爪側で樹脂を押さえ
他の4本の指でスケールを引き上げますから ごく簡単な
操作です






今回革製の物を見たので試しに買ってみました 初めて見る
タイプです Tourbon と言うメーカーで金槌のホルダー等も
作っている様です




この部分にスケールのフックを差し込みますが
ストッパー機能は付いていません




ホルダーをベルトに通しました






スケールをホルダーに取り付けます




スケールを装着しました 凄く差し込み易いです
スケールを落とすのは、しゃがんで作業をする時に
太ももがスケールを押し上げてベルトから外れます

この革なら ホルダーも一緒に持ち上がりストッパーが
無くてもスケールは落ちないのじゃないかと期待しての
購入です





凄く感じが良いホルダーで使用感も悪く有りません ただ・・
仕事で使うとやはり落ちます 私の本職である配管工事は床や土間配管が多く
たえずしゃがんだり立ったりします あまり頻繁にスケールが落ちるとストレスを感じます
でもその様な作業を行わない検査立会い等には使えそうです 場面を考えて使ってみます

コメント (6)
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ディスク用 ポンプヘッド

2021-05-29 20:02:32 | 自転車部品・用品
自転車のディスクホイールに空気を入れる場合 使えるポンプヘッドが制約されます
今回は SILCA シリカと TNI の商品をご紹介させて頂きます





これは TNI のディスクホイール用バルブアダプターと言う商品です
昔から SILCA の奴は持っていたのですが使い勝手が悪いので
新たにこれを買ってみました




この様な簡素な包装がされています






ディスクホイールの空気を入れる部分が狭いので
どうしてもこの様な小振りな形状になります






寸法は 芯先 55mm 位で ホースは直接繋ぐ様になっています
販売価格は 1000円程度です






ヘッドのネジを外すとパッキンが組み込まれています
パッキンを外そうとしましたが結構固いので止めておきました




これが今迄使っていた SILCA シリカの物です






こちらはホースを直接繋ぐ構造では有りません






こちらは先端が米式バルブと同じサイズのネジが建てて有ります
ホースの先端にアダプターを取り付け そこへこれをねじ込んで
使います 




このアダプターをコンプレッサーで使う為には ヘッドをバルブに
差し込んでも空気は出ませんので エアブロワのハンドル等を使い
少し細工が必要です




チューブラータイヤのバルブ部分です これにヘッドを
差し込んでみましょう






バルブにヘッドを装着するのが凄く固く バルブを傷める
のじゃないかと思う位の抵抗が有ります これがこのヘッドが
使い難い一番の理由です






新しく買った TNI の方はどうでしょうか やはり固いのは
同じです 実際コンプレッサーなら自分でバルブを保持しながら
何とか空気を入れる事が出来ますが 試合会場でフロアポンプを
使い独りで空気を入れるのは難しいですね





試合ではディスクホイールを使う選手も多くトラックでは 12~14kgf/cm² 位まで空気を張ります
そんな時に一人で空気を確実に入れられる様に 新しい物を試してみましたが
残念ながら私を満足させてくれませんでした 何か違う方法を考えてみます





近所の川原に咲いていた花です 今の時期この白い花が沢山自生しています
私のフロアポンプにはヒラメの横カムを使っているのですがそれが上手く
ディスクホイールで使えない時が有るのでこの様な事を試しています
こんな事をするのも自転車の楽しみの一つです 

コメント (3)
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C マークの ロックリング

2021-05-27 20:04:56 | 自転車部品・用品
自転車には幾つかのロックリングと言う部品が使われています そんな中で歴史も長く
世界の一流品として扱われているものをご紹介させて頂きます





ロックリングそのほとんどがネジが切ってある部分で使うため この様な丸い形をしています
皆さんはこの写真で何処で使うロックリングか解るでしょうか




菱形の中の C マーク この部品に刻まれているマークは
これだけです Campagnolo のマークですが他の部品で
この様な簡素なマークを見る事は有りません






このパーツはトラックハブの固定ギアの緩み止めに使う
ロックリングです ネジは 逆ネジです






これは私が始めて買った Campagnolo トラックハブの物で
1970年頃だったと思います すでに 50年以上経っていますが
現行商品も形状は同じです




形状は国産のロックリングと類似していますが ネジの規格が違います
国産 1.29×24tpi カンパニョーロ 1.32×24tpi 互換性は全く有りません






ロックリングの裏側です 特別な加工は無く固定ギアに
密着する形状です ただ昔から思っているのですが
容姿も加工も美しいカンパニョーロの他の部品と比べると
仕上げがお粗末に感じるのは否めません





ピストハブを購入するとロックリングは付属されて来ますが、リペアパーツとして単品でも用意されています
品番 RH-PI002 価格は4500円程度かと思います カンパニョーロのピストハブ 国産の固定ギアは使えますが
ロックリングは使えないので大切にしないといけない部品ですね





仕事先近くの遊歩道で咲いていた花です 雨の後は花も依り綺麗ですね

Campagnolo のピストハブ 競輪で使う事が出来る NJS 認可ハブを作っている時代が有りました
そのハブは国産規格に合わせて作られていました 不思議な時代です そんなネジ規格の違いを
以前記事にしています お時間があれば是非ご覧下さい

過去記事 
OGPイメージ

カンパ ピストハブ NJS と RECORD の違い - Kinoの自転車日記

古い歴史が有るCampagnoloカンパニョーロのRECORDハブこれは一時日本の競輪競走に使われた時期が有ります従来の物とNJS刻印が有る...

カンパ ピストハブ NJS と RECORD の違い - Kinoの自転車日記

 


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フレンチバルブ 変換アダプター 英式

2021-05-23 20:05:57 | 自転車部品・用品
自転車のホイールに使われている 仏式 フレンチバルブを英式バルブへ変換するアダプターが
有ります これにも種類が有ります どの様な物かご紹介させて頂きます





これがフレンチバルブを英式、米式に変換するアダプターで フレンチバルブにねじ込んで使います




どの様な場合に使うかは色々ですが フレンチ用の
空気入れが手元に無い時 英式、米式対応のポンプに
対応させると言うのが一般的な使い方でしょうか






これは最近買った物ですがアルミ製で軽量です
野口商会(株)からレスキューアダプターと言う
商品名で出ています 価格は 450円程度でした




少し見てみましょう 上部のネジが切ってある部分が米式の
サイズで 先端の小さな突起が英式の役目をしています






バルブを横から見ています こちらがフレンチバルブに
ねじ込む側です




ねじ込む側の中を見ると Oリングが入っており
これが空気漏れを防ぎます






これもアダプターで 英式バルブに変換します
数年前に買った物でメーカーも価格も記憶に残っていません
ただこのタイプは色々な所から販売されています
こちらにはパッキンは入っていません





大きさの比較です 同様のアダプターですが お互い使用可能なポンプが違う事に
気が付きました それを見て頂きます






チューブラータイヤの切れ端です ごく基本的な
フレンチバルブが使われています




これにブルーのアダプターを装着しました Oリングが
効いてる手応えは感じます






何処にでも有る口金 トンボで試してみます
ごく普通に使えます






一般の家にはあまり無いかと思いますが コンプレッサーで使う
エアーチャックです このブルーのアダプターは先端の突起が短く
チャック内のエアーを出す為の突起に届きません チャックでは
使えないですね




もう一つのシルバーの方を装着しました ただOリングが
入っていないので別途何かが必要です Oリングを用意するか
シールテープを巻くのも OK です 
それらが無ければビニール袋、関東の方はナイロン袋と
言うのでしょうか それの切れ端を巻いても空気は漏れません
実際 私はその様にして使っていました






こちらは外径が太く トンボの口金が入らず使えません
これはちょっと意外でした






こちらはエアーチャックは問題なく使えます 





このアダプターはどちらも同じ様に使える物だと思っていましたが それぞれ癖が有りましたね
出先で自転車屋さんに飛び込んで空気入れを借りたい場面も有るでしょう これを携帯しておくと
そんな時に便利なアダプターですが どちらを携帯するのか迷いますね

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チェーンレスト 厚歯用 自作

2021-05-21 20:02:24 | メンテ 用品
自転車のチェーンを保持する為のチェーンレスト これの厚歯用を作りました
どの様な物か是非ご覧下さい





チェーンレスト Chain rest は自転車からホイールを外した時にチェーンを休ませてやる
そんな意味で rest が使われています 垂れたチェーンをフレームに保持させてやる用具です
ベアリングとギア ハブシャフトやクイックレリーズ等を使い作ります




必ずしも溶接が必要な訳では有りませんが 今回も
アーク溶接機を使い作業を行いました




完成形です ギアは厚歯 1/8 を使い 中心部分には中空シャフト、その他はスペーサー 
ロックナット クイックレリーズとシールドベアリング等を使っています






この用具で溶接をしているのは ベアリングと小ギアです
芯出しを行い天振れや横振れも無い様に工作しています
これを調整しておかないと使い難い道具になります




今回はクイックレバーをフレームの外側にセットしました
ロードレーサーはクイックを内側にした方が使い易いですが
トラックレーサーは内外どちらでも使えます




クイックの位置を決めるのは 差し込む方向を変えるだけで
行えます クイックシャフトはダイスでを使いレバーの根元まで
ネジを建てて 不要な分は切断しています






クイックレバーをフレームの内側で使う時はこの様な
状態になります






トラックレーサーで使う場合はフロントギアのチェーンラインと
同じにする必要が有ります 
チェーンラインは 42mmにしています その為にスペーサーは
0.5mm 単位で調整しました




昔は市販されたチェーンレストで良いのが無くて自作する様に
なったのですが 最近は凄く良い物が市販されています
私が作る物よりはるかに上です






そんな中で一番評価出来るのはこれです 使い勝手も良く
多くの物がロードの薄歯用チェーンにしか使えませんが
この商品は厚歯用チェーンにも使う事が出来ます
BIKE HAND YC-521 と言う商品で 価格は1500円程度です





今迄に色々な物を作り知人や友人も使ってくれています 輪行や車載にはエンド保護の為に
両持ちの物、メンテスタンドの上で整備する時には片持ちが使い易いです
良い市販品が多く有りますが、それらとの違いはギアの有無です ギアが無いと状況に依り
チェーンが張り切れない時が有り目的が達せられない事が有ります






これは薄歯のギアですが 最近のギアは変速をし易くする為の
形状になっています、わざとチェーンが脱線し易くして有ります
ロードでは問題無いのですが これをトラックで使うとあまり相性が
良く有りません 厚歯用のチェーンには厚歯のギアが良いですね




多分これからも作って行くでしょう その為にベアリングや中空シャフト
玉押しやロックナットは多く在庫しています ベアリングは 6300ZZ
鋼板両側シールド 内径10mm 外径35mm 巾11mm これを使っています





初めて作った頃と比べ 理屈も少しずつ解り 使い勝手も良くなっています
ただ溶接は一向に上手くなっていません 時間を掛け過ぎるとベアリングが
回らなくなります 多少の知識と技術は必要ですが 是非自作にチャレンジ
してみて下さい これも自転車整備の一部です自転車が依り楽しくなりますよ 

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