私が定期的に整備をして保管しているオールドパーツで組まれた選手時代の自転車が有ります
そのチューブラータイヤを交換します 現在使っているのはPanaracer Practice Dual 270
パナレーサー プラクティス デュアル 270 と言うタイヤです
私が選手時代に乗っていた 1974年に National で製作したロードレーサーですが
今でも乗れる様に整備はしてあります 今回はこのチューブラータイヤを交換します
フロントタイヤの空気が抜けています 自転車を保管する時は
定期的に空気を入れているのでこれはパンクに間違い有りません
普段自転車の保管はタイヤに負担が掛からない様に
天井に吊っています この状態で何故パンクしたのでしょう
このパナレーサーのタイヤは黄色と黒色の境目がこの様に亀裂が入り
使えなくなります 今まで買ったタイヤ全てに同じ症状が出ます
これが Panaracer Practice Dual 270 パナレーサー
プラクティス デュアル 270 と言うチューブラータイヤです
リアタイヤもこの様に亀裂が入り その後、下の繊維が顔を出します
こうなれば危なくて使えません
10年程前に予備を含め 5~6本まとめて買った物を順次使って来ましたが
新しいまま保管していて 7~8年でこの症状が出て使わずに廃棄した物も有ります
それはさておき 今回のパンクの原因を調べて見ます
このタイヤは一度ガラス片を踏んでパンクをしましたが
それを修理して使っていました 小さな傷が有ったので
タイヤの内側にもパッチゴムを当てていましたが、その傷が
大きくなっています
何故タイヤの中のチューブにまで影響が有ったのかは分かりませんが
ここから空気が漏れていました これはタイヤの質の問題では無く
傷を付けた私自身の問題ですね
タイヤは前後共 新しい物に交換します
ホイールを外した自転車にはチェーンレストを付けて
チェーンを張っておきます
最近のロードレーサーではフロントがインナーでもこのチェーンレストで
チェーンが張れますが、この変速機はキャパシティが 26T ですから
チェーンレストの小さなホルダー部ではチェーンが張り切らないですね
これは新たな発見です
フロントをアウターにすれば OK でした チェーンホイールは
Campagnolo RECORD Ⅲ型 PCD151 52×47Tを使っています
さてタイヤを外す用意が出来ました
フロントホイールから始めます タイヤを剥がす為に
空気は全て抜きます
バルブの反対側からタイヤを剥がします タイヤを傷める様な
無理はいけませんがこの作業は力技です リムセメントはまだ
生きています
しかしタイヤのフンドシが剥がれリムに残る部分が有ります
タイヤを剥がしました 残ったフンドシですがこれは後の処理が
大変です
リアタイヤも剥がしました
沢山フンドシが残っています このままタイヤを張る訳には行きません
リムセメントで張り付いた布は指先では剥がせません 彫刻刃と
スクレバーを用意しました スクレバーは使い易い大きさに加工しました
少し時間が掛かりましたがリムは綺麗にしました
しかしこれは床から作り直す必要が有りますね
ニップル穴に残ったゴミをブロワーで掃除します
床はパナレーサーのリムセメントを使います
適量リムに出したセメントを歯ブラシでリムに塗り広げます
リムにセメントが乗っていない時には 今回の様にリムセメントや
ボンドを使い床(ベッド)を作る必要が有ります 接着強度を確保
する為の事前処理です
タイヤの亀裂やこの様にフンドシが剥がれたタイヤはもう
スペアタイヤにも出来ません
これは以前 新品を購入後 7~8年経った物をホイールに入れ
全周に亀裂が出来ている事に気が付き 直ぐに取り外したタイヤです
タイヤの中も全く汚れていないので未走行なのが解ると思います
これは先程のタイヤのバルブ部分です 下の繊維まで見えています
折角製造された商品を悪く書くのは本意では有りませんが
手間が掛かり経済的にも良くない、この商品はこれからは使えないですね
私はもうこのタイヤを買う事はしない様にします
黄色くて可愛い花が公園に咲いていました
チューブラータイヤの張替えは通常それ程手間の掛かるものではありません
今回は余計な作業が増えて一日では終わりませんでした この続きは次にご紹介します
どうぞお付き合い下さい
次の作業 【 チューブラータイヤの交換 ロードレーサー 】
そのチューブラータイヤを交換します 現在使っているのはPanaracer Practice Dual 270
パナレーサー プラクティス デュアル 270 と言うタイヤです
私が選手時代に乗っていた 1974年に National で製作したロードレーサーですが
今でも乗れる様に整備はしてあります 今回はこのチューブラータイヤを交換します
フロントタイヤの空気が抜けています 自転車を保管する時は
定期的に空気を入れているのでこれはパンクに間違い有りません
普段自転車の保管はタイヤに負担が掛からない様に
天井に吊っています この状態で何故パンクしたのでしょう
このパナレーサーのタイヤは黄色と黒色の境目がこの様に亀裂が入り
使えなくなります 今まで買ったタイヤ全てに同じ症状が出ます
これが Panaracer Practice Dual 270 パナレーサー
プラクティス デュアル 270 と言うチューブラータイヤです
リアタイヤもこの様に亀裂が入り その後、下の繊維が顔を出します
こうなれば危なくて使えません
10年程前に予備を含め 5~6本まとめて買った物を順次使って来ましたが
新しいまま保管していて 7~8年でこの症状が出て使わずに廃棄した物も有ります
それはさておき 今回のパンクの原因を調べて見ます
このタイヤは一度ガラス片を踏んでパンクをしましたが
それを修理して使っていました 小さな傷が有ったので
タイヤの内側にもパッチゴムを当てていましたが、その傷が
大きくなっています
何故タイヤの中のチューブにまで影響が有ったのかは分かりませんが
ここから空気が漏れていました これはタイヤの質の問題では無く
傷を付けた私自身の問題ですね
タイヤは前後共 新しい物に交換します
ホイールを外した自転車にはチェーンレストを付けて
チェーンを張っておきます
最近のロードレーサーではフロントがインナーでもこのチェーンレストで
チェーンが張れますが、この変速機はキャパシティが 26T ですから
チェーンレストの小さなホルダー部ではチェーンが張り切らないですね
これは新たな発見です
フロントをアウターにすれば OK でした チェーンホイールは
Campagnolo RECORD Ⅲ型 PCD151 52×47Tを使っています
さてタイヤを外す用意が出来ました
フロントホイールから始めます タイヤを剥がす為に
空気は全て抜きます
バルブの反対側からタイヤを剥がします タイヤを傷める様な
無理はいけませんがこの作業は力技です リムセメントはまだ
生きています
しかしタイヤのフンドシが剥がれリムに残る部分が有ります
タイヤを剥がしました 残ったフンドシですがこれは後の処理が
大変です
リアタイヤも剥がしました
沢山フンドシが残っています このままタイヤを張る訳には行きません
リムセメントで張り付いた布は指先では剥がせません 彫刻刃と
スクレバーを用意しました スクレバーは使い易い大きさに加工しました
少し時間が掛かりましたがリムは綺麗にしました
しかしこれは床から作り直す必要が有りますね
ニップル穴に残ったゴミをブロワーで掃除します
床はパナレーサーのリムセメントを使います
適量リムに出したセメントを歯ブラシでリムに塗り広げます
リムにセメントが乗っていない時には 今回の様にリムセメントや
ボンドを使い床(ベッド)を作る必要が有ります 接着強度を確保
する為の事前処理です
タイヤの亀裂やこの様にフンドシが剥がれたタイヤはもう
スペアタイヤにも出来ません
これは以前 新品を購入後 7~8年経った物をホイールに入れ
全周に亀裂が出来ている事に気が付き 直ぐに取り外したタイヤです
タイヤの中も全く汚れていないので未走行なのが解ると思います
これは先程のタイヤのバルブ部分です 下の繊維まで見えています
折角製造された商品を悪く書くのは本意では有りませんが
手間が掛かり経済的にも良くない、この商品はこれからは使えないですね
私はもうこのタイヤを買う事はしない様にします
黄色くて可愛い花が公園に咲いていました
チューブラータイヤの張替えは通常それ程手間の掛かるものではありません
今回は余計な作業が増えて一日では終わりませんでした この続きは次にご紹介します
どうぞお付き合い下さい
次の作業 【 チューブラータイヤの交換 ロードレーサー 】