Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

自転車 洗車後の作業

2023-07-30 20:06:05 | ピスト
私が普段の脚に使っている 街乗りピストを洗車しました 今回はその後の注油や美装を行います





私が日常的に使っている自転車です すでに洗車とチェーンのオイルアップは済ませました
今回は 各駆動部分に注油し フレームの美装まで行います




シングルギアの自転車ですから 駆動部分は 前後のブレーキ本体と
ブレーキレバーくらいです 潤滑剤はナノコロオイルスプレーを
使います






ブレーキレバーは済ませました フロントブレーキの
動く部分は全てオイルをスプレーします ブレーキゴムに
オイルが飛散しない様 ウエスで養生してから仕事に掛かります






リアブレーキも同様に行います オイルが駆動部に浸透した後
余剰オイルはウエスで良く拭き取ります




フレームの塗装部分や アルミ部品にワックスを掛けてやります
ワコーズのシェイクワックスと言う商品で もう 10数年使っています
カルナバ蝋が使われ 深い光沢がを得る事が出来ます






このワックスは使う前に容器を振り 中身を攪拌してから
使います 
研磨材は入っていませんが、汚れを良く落としてくれます
白い自転車に向いていると思います






ウエスにワックスを取り全体に塗り込み 別のウエスで
ワックスを拭き取ります






強い光沢と言うより落ち着いた艶が出ます
アルマイト加工がされていない部品の表面保護にも
優れています






これで美装も終わりました チェーンも良い状態に
仕上がっています




リアホイールです






使っているのは固定ギアです これにもチェーンと同じオイルを
塗布します 指先で塗り込んでいます




これで一連の作業が全て完了しました





ホイールと洗車時に取り外した備品を取り付けます




スペアタイヤ、インフレーター、サイコン 備品はこれだけです





丁寧に洗浄からオイルアップを済ませたチェーンです IZUMI V に特殊コートをしています
組み立ててから 3年弱ですが まだチェーンの伸びも大丈夫です





ホイールを装着し タイヤの空気圧も 7.5キロに調整しました この自転車はやや高圧の方が
自転車に合っています 仕上がった自転車に乗るのが楽しみです

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チェーン オイルアップ 最後の Spin Oil

2023-07-29 20:01:28 | ピスト
前回洗車を済ませた 街乗り用ピスト自転車 今回は丁寧にチェーンのオイルアップを行います
潤滑剤は もう手に入らない Spin Oil を使います





私が日常的な脚に使っている街乗り用ピストです 前ギアは 厚歯の 45丁
チェーンは IZUMI V に特殊コートをした物を使っています




洗車後 電動ブロワーを使い 水滴を飛ばし 自転車の
乾燥まで済ませています






チェーンも良く乾いています 今回使うオイルは
水置換の性格が無いので 乾燥は必要です




チェーンの洗浄具合は 同じオイルを使うので 完全に脱脂までは
行っていません しかしパシパシする手触り位の洗浄はしています






私が 10年位前の発売当初から使っている 高性能オイル SPIN
それと 横須賀市の友人が送ってくれた グラフェン これらを
合わせて使います チェーンの特殊コートも彼の仕事です




オイルは使い易い容器に 小分けしています 前回使ったオイルです






Spin Oil を容器に追加します




特に細かく計っている訳では有りません
ピスト用のチェーンならこれだけ有れば充分な量です




グラフェンを滴下します 今回は 4滴にしました
潤滑剤を混合して使う、これは相性が悪く弊害が出る組み合わせも
有りますから むやみにしない方が賢明です
SPINと今回のグラフェンは相性が良いとの解析結果が出ているので
この様にしています






これがグラフェンです 正確には スーパーエステル G-SPEC
と言う商品です






良く攪拌してから使います ピンクの Spin Oil が
一瞬で黒くなります






さて潤滑剤の用意が出来たので チェーンに注して行きましょう




使っているチェーンの構造に依り オイルアップの方法も変えています
このチェーンは ブッシュ=金属の筒が使われ その中にチェーンピン
その外側にローラーが装着されています




まずローラーとインナープレートの隙間に 1滴
これでローラー内部に オイルが浸透します






左右のアウタープレートとインナープレートの隙間に各 1滴
これでブッシュ内に浸透し チェーンピンにもオイルが届きます

最近のロードレーサーなどに使われているブッシュレスチェーンでは
ローラーの隙間に塗布してやれば チェーンの駆動部全体にオイルは
浸透します






まず 各部に 3滴オイルを注しました クランクを回転させ
徐々にオイルを浸透させ 高回転で回します オイルの飛散が
無いか確認します






手で触れてオイルの量を確認しています




チェーンの表面にも指先でオイルを塗布します




少しオイルの量を増やし オイルアップを終えます






丁度新しく足した分くらい使っています






使ったオイルの量は 2g です 何CC か分りませんが
思いの外 少なく感じますね





今回の潤滑剤でオイルアップしたチェーンは 特殊コートと相まって 凄く乗り味が軽い
自転車に仕上がります





Spin Oil 初めての出会いは 2011年でした  発売元の社長や従業員の方と懇意にさせて頂き
色々な話をお伺いし 開発意図の気配りや社長達の人柄の良さを感じ 積極的に使う様になりました
しかしこの商品はもう廃盤になり手に入りません 今回で最後です 残念です

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街乗りピストを 洗車する

2023-07-28 20:02:23 | ピスト
普段の脚として使っている自転車の洗車を行います 日常的に行っている整備の一環です





日頃の街乗りとして使っている固定ギアを使った自転車です 調子が悪いとか
特別汚れたと言う訳では有りませんが 自転車を洗ってやります






自転車の前後のホイールを外し スペアタイヤなどの備品も
外しました 今回の洗車は コードレスの高圧洗浄機を使います





天気の良い日です 洗車はここで行います 排水桝も近くに有り 必要以上通路を濡らす事が有りません






洗車の時、特に注意したいのは チェーンの状態を把握し
良い状態に仕上げたいと何時も思います 大ギアに結構
固くなったオイルが乗っています




昨年 11月に洗車と一連の整備をしています その時チェーンに
使った潤滑剤は SPIN にグラフェンを添加した物を使いました






ブレーキの駆動部や ヘッド小物の下には油脂汚れが
目立ちます これも綺麗にしましょう






まずは油汚れから ワコーズのフィルタークリーナーと
クリーナーを塗布する為の ブラシ等を用意します






フィルタークリーナーを必要量 容器に取りました
塗装用の刷毛を使います






汚れた部分にクリーナーを塗って行きます ただ塗るだけです




チェーンと前ギアにも塗布します






クリーナーを塗っただけで これだけ油脂が分解されます
特に擦っていません






時間を置かずに クリーナーを洗い流します 充分な水を使います






チェーンの洗浄は特に念入りに行います ローラーやブッシュの中に
クリーナーを残してはいけません






自転車全体を洗ってやります 洗剤はシンプル グリーンを
希釈して使います 泡切れの良い洗剤です






普段まず触らないサドルの裏や フレーム等 全体をスポンジで
洗います




洗剤を水で洗い流せば 洗車は完了です 当然ホイールも
洗っています




整備場所の前に移りました






洗車の水滴が沢山残っています






チェーンも沢山の水を含んでいます これはこの後に行う
オイル塗布の為にも 出来るだけ乾燥させてやりたいです




洗車の台数が多いと 自然乾燥をさせる事も有りますが
1台だけの洗車ですから 電動のブロワーで水分を飛ばします





洗車から自転車の乾燥までの作業を終わらせました 時間を置かずに チェーンのオイルアップを
やって行きます その様子は次回にさせて頂きます





道路脇の植栽の中に 黄色い花が咲いていました かなり気温が高い日ですが 元気ですね
次回の記事にもどうぞお付き合い下さい

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乗る自転車は 日に依り違います

2023-07-27 20:04:43 | よもやま話
暑い日が続きます その日の体調を考え 自転車の乗り方も替えています





先日体調が良く 少し無理をしたのか 走っていて脚の筋肉が痛くなる位の乗り方をしました
こんな感覚は久し振りです その反動か身体の疲れが抜けず この日は自転車も変えて 緩めの
サイクリングです






使っているクランクは SUGINO マイティコンペ PCD 151 の
1968年製造です オリジナルはこの様なシャープな形状では無く
これはかなり削り成形しています





この様な日は 長くお世話になっている 自転車屋さんにも寄ります 先程のマイティコンペは
私が子供の頃に このお店でお世話になった部品です





自転車とヘルメット 最近の情勢から 街乗りでゆっくり乗る時でも被っています
お手本になる なんて難しい事は考えていませんが 決まった事には従えば良いと思います
帰ってから 洗車をしてやろうかな・・

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タイヤ フンドシの補修

2023-07-25 20:03:38 | タイヤ
自転車に使うタイヤですが チューブラータイヤにはリムとの接着面に ふんどし、と呼ばれる
布が貼られています 今回はそれを補修します





最近は競技用自転車でも使う人が少なくなった チューブラータイヤです
ホイールとタイヤは接着剤=リムセメントや両面テープで装着されています






先日タイヤを外していると タイヤの接着面に貼ってある
ふんどしが タイヤから剥がれました リムセメントが良く
効いているとたまに起ります






このタイヤは再利用します チューブラータイヤは決して
使い捨てでは無く パンク修理をしたり セメントの劣化で
タイヤを貼り替え 再利用する事は全く問題は有りません

ただ決戦用の軽量タイヤは タイヤを剥がす時の影響が
出るので 剥がしたタイヤ次第ですね 






フンドシを接着剤を使い復旧させます タイヤの接着強度に関わる
大切な所です 今回は乾燥しても柔軟性が残る セメダインの
スーパー X2 を使います 良く使うので買い置きもしていますが
自転車のタイヤに使うのは始めてです






接着剤の説明書に準じて 貼り付けが終わりました
一晩放置します




24時間経ちました 接着具合を確認します




ちょっと付きが悪いですね 隙間から接着剤を追加するか
迷うところです




剥がしました やり直します






今回は実績が有る ボンド G17 を使います これは今迄にも
使っていましたが 乾燥後、フンドシが固くなるので他の奴を
使ってみましたが 実績=安心感を選びます




そう思い G17 で施工しましたが これも期待した程の仕上がりに
なりません 日付を書いて時間が経ってから 確認します





このタイヤはスペアタイヤにします フンドシのセメントが程好く効いているので
スペアには悪く無いタイヤです





日差しが強い日でした これはクローバーでしょうか この間まで沢山見ましたが
暑さが増して来ると数が少なくなって来ました

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