Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ウルトラトルク フィキシングボルトには ロックタイトを使う

2017-06-21 20:47:44 | 自転車整備 B.B
カンパニョーロ ウルトラトルクのクランクを取付ける時 先日フィキシングボルトに
グリスを使いましたが、少し思う処が有りネジの緩み止め剤 LOCTITE ロックタイトを使い
新たに取付けし直しました




BB 付近の音鳴り対策の為に友人から預かったロードバイクです ここまでに洗車をし
駆動系の分解 洗浄 グリスアップを経てクランクも取付けています ただこれで良かったのか?
と思う処が有り手直し致します






このチェーンホイールはカンパのウルトラトルクを使い
クランクの結合にはこの様なフィキシングボルトを使います




これの締め込みにはネジの緩み止め剤が良いと案内
されていますが 今回はグリスを使い締め込みました






グリスを使ったのには分解した時に BB 周りの錆の状況や
元々グリスが使われていた事もあり 先日はこれが良いだろうと
いう判断をしました






ただその後で色々と考えると 自分の自転車ならとも角
人の自転車に緩むかもしれない、と言う不安を残しては
いけないと もう一度緩み止め剤を使いやり直す事にしました
フィキシングボルトを外しました 良く締まっていました






一度左側のクランクを外します




このシャフトの内径にフィキシングボルト用のネジが
切ってあります ネジのグリスを拭き取ります




ネジのグリスを拭き取り クランクを元に戻します






LOCTITE 222 低強度の緩み止め剤です これをネジに塗布します

この緩み止め剤の強度検証をした事が有ります
自分の感覚で強さを表した この様な記事です
【 LOCTITE 強度検証 】






フィキシングボルトを 10mm のアーレンキーとモンキーで
強く締め込み完了です





自転車整備には色々な方法が有りそれが間違いで無ければ自分の信じた方法で行えば良いと思います
私がここで紹介しているのもそんな方法の一つです 複数の方法の中から選ぶ時に迷う事も有りますが
やはり基本は不安を残さない これは大切な事です やり直してすっきりしました

前回の作業 【 ロードバイク リプレイスエンド 点検 修正 】

次の記事 【 変速機の調整 BB の異音整備完了 CARRERA 】

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Campagnolo CHORUS クランク取付け ウルトラトルク

2017-06-16 20:33:49 | 自転車整備 B.B
Campagnolo CHORUS カンパニョーロ コーラスの BB カップを取り付けましたが
今回はクランクを取付けます ウルトラトルクと呼ばれる構造のクランクです





BB 付近から音鳴りがするという事で預かった友人の CARRERA ERAKLE TS です
駆動系を見直す為に分解洗浄後 新たに組み直しています 今回はクランクを取付けます






自転車を整備する時に邪魔になったのでチェーンを
サドルから吊るしていました








これもここまでです 紐を解き元の状態にしましょう




クランクは圧入されたシールドベアリングのグリスアップも
済ませています






先日取り付けた BB カップの内側にグリスを塗布します
ここは水の浸入も考えしっかりと塗り込んだ方が無難です
グリスは Campagnolo LB-100 を選びました




クランクの用意をします






クランクにシャフトが装着されているウルトラトルク
クランク側にはベアリングが有りこれが BB カップに収まります
このシャフトとベアリングにはグリスを塗っておきます






クランクシャフトを BB カップに差し込みます
この自転車にはチェーンキャッチャーが付いているので
チェーンを外に交わすのを忘れてはいけません




右側のクランクはこの段階では差し込んでいるだけです






左側の BB カップです




この内部にもグリスを塗ります 分解した時にクランクが
抜けなかったので防錆の為にしっかり塗った方が良いです






左側にはこの波型のワッシャーが入ります これは
ウルトラトルクでは絶対に必要な物です








ワッシャーにもグリスを塗りカップの中に入れておきます








左のクランクをカップに差し込みます 右側のクランクの位置を
良く確認して下さい 変な方向に取り付けてはいけません






右側に戻ります クランクの穴の中に見える部分に
これからフィキシングボルトをネジ込みます






左右のクランクを結合させる為のボルトです
頭は 10mm の六角になっています






ワッシャーが一枚入っていますが ネジも含めグリスを塗ります
Campagnolo はここはグリスではなくネジの緩み止め剤を使う様に
勧めていますが 分解した時にグリスが使われていました 私も
グリスで行きます






10mm のアーレンキーを使いネジをねじ込んで行きます
最後はモンキーレンチでアーレンキーを銜えこれで締め込みます
締め込みトルクは 40~60N.m と案内されています でもこれは
緩み止め剤を使った時の事なので今回は上限一杯に締め込むのが
良いでしょう






工具を滑らさない様に気を付け目一杯締め込みました




右側のクランクにはこのクリップを取付けます
クランクの抜け止めです 正確にはカップにハメ込みます






右側の BB カップには対角上の 2ヶ所に小さな穴が有ります
ここに先程のクリップの先を差し込みます






上とその真裏側に確実にクリップの先端を差し込みます






少し手が入り難いだけでそれ程 難しい作業では有りません
フィキイングボルトが緩んだ時 クランクの脱落防止クリップです






これでクランクの取付けが完了しました クランクを回して
みます 整備前はグリスが汚れシャリシャリしていましたが
グリスの手応えを感じる回り方をしています






油汚れを拭き取りワックスを掛けておきます
今回の整備では良くワックスが出てきますが
塗り重ねる事でより深い艶がでます こんな事は
整備とは関係有りませんが綺麗な自転車にする為の一手間です






チェーンでフレームに傷が付かない様に養生
していましたが必要なくなりました




かなり整備も進みましたが まだ少しする事も有るので
チェーンの保持をしておきましょう






チェーンレストでチェーンを引っ張っておきます




これで落ち着きました





原因不明の BB 付近からの音鳴り対策 概ねこの様な所だろうと見当を付けて
分解、洗浄、グリスアップをして、そこからもう一度組み付けて来ました
この後は変速機関係を良く見て行きたいと思います 次回もお付き合い下さい

前回の作業 【 Campagnolo CHORUS BBカップ取付け ウルトラトルク 】

次の作業 【 ペダルの清掃 取付け SPEEDPLAY 】 

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Campagnolo CHORUS BBカップ 取付け ウルトラトルク

2017-06-15 20:07:11 | 自転車整備 B.B
BB 付近からの音鳴りで整備を進めているロードバイク CARRERA カレラ 
今回は取り外し綺麗に洗浄した Campagnolo CHORUS カンパニョーロ コーラスの BB カップを取付けます





BB 付近から音鳴りがしますが原因が解りません 可能性の有りそうな部分を分解洗浄し
それらを確実に組み付けて行きます 今回は Campagnolo CHORUS の BB カップを取付けましょう






メンテスタンドに乗せておくとたまにフレームが落ちそうに
なる事が有ります そんな事でヒヤっとしたく無いので古い
トゥストラップで止めていました この BB 規格は JIS です




この後チェーンホイールを装着するとワックスも掛け難く
なります今の間にもう一度磨いておきます




今回取り付けるカンパニョーロの BB カップです








これは先日洗浄し綺麗な状態にして有ります






カンパのウルトラトルクと言う方式のパーツです
アルミで出来ています






ULTRA TORQUE 1.370"×24TPI と印字されています
この数字は JIS 規格のネジの寸法です




今回の組付けには Campagnolo のグリス LB-100 を使います
別にこれに拘る必要は有りません何を使っても結構です






ハンガーシェルの内部にグリスを塗っておきます 
水が入った形跡が有ったので腐食防止が目的です






BB カップの取付けにはグリスを使わずネジの緩み止め剤を
使いカップを手で締めると言う方法も有りますが 
私はネジにもグリスを使い工具で強く締め付けます






ネジに塗り残しが無い様に奥まで綺麗に塗り拡げます
やはり腐食防止です








BB カップのネジ 根元のフレームと接触する部分にも
塗布しておきます 腐食に依る BB シェルとの固着防止が
一番の目的です






白く見えているのは カップに取り付けられた防水シールで
ここはシャフトと接触します 潤滑の為にグリスは必要ですね








用意が出来たのでカップをハンガーシェルにねじ込みます
手で締まるだけ締め込めば OK です JIS 規格の右側は逆ネジです








カンパの BB カップをネジにグリスを塗って取り付ける場合は
工具を使って強く締め込みます この工具の大きさなら目一杯
締め込めば良いでしょう この工具は掛りが甘いので滑らせて
怪我をしない様に注意が必要です






右側のカップが取り付きました はみ出たグリスは
拭き取っておきます






続いて左側を行います する事は先程と一緒です
ハンガーシェルのネジにグリスを塗ります






BB カップのネジと中のシールにもグリスを塗っています




カップを手で締めれるところまで締め込みます ※ 左側は正ネジです






こちらも目一杯締めています ただこれは私の力とこの工具の
大きさなのでこの様に表現していますが、締め加減は人に
依って異なりますね






こちらもこれで完了です 問題無く終わりました





今回 BB 付近からの異音が発生し原因も解らない為にクランク周りの整備を丁寧に
行っています 次回はクランクを取付けましょう、いよいよ最終段階ですね

前回の記事 【 CARRERA カレラ ロードバイク 各部増し締め そして来客 】

次の作業 【 Campagnolo CHORUS クランク取付け ウルトラトルク 】

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Campagnolo CHORUS チェーンリング脱着 清掃

2017-06-13 20:16:02 | 自転車整備 B.B
ハンガー付近から異音が発生するロードバイク それを預かりその対策整備を行っています
今回はこの自転車に使われている Campagnolo CHORUS カンパ コーラスのチェーンリングを
一旦外し組み直します、ベアリングのグリスアップと並行し進めて行きましょう





今回預った自転車は CARRERA ERAKLE TS カーボンフレームのロードバイクです
そのハンガー付近の異音対策でここまで整備を進めて来ました 今回はこのチェーンホイールの
チェーンリングの脱着とシールドベアリングのグリスアップを同時に行います






このベアリングは一旦高性能グリスをシールの隙間から
押し込みましたがもう一度しっかりとやり直します
チェーンリングを外すボルトは 4 か所有ります




チェーンリング用のボルトはトルクスネジで
サイズは T-30 の工具を使います








一度どの程度のトルクで締まっているのかトルクレンチで
確認してみます 11N.m の数字が出ました






インナーリングを止めている 4 個のピンを外しました
ネジには緩み止め剤が使われている様です




ギア板自身は直ぐに外れます






次はアウターリングです インナーリングの下に
リングピンが有ります ※ 全部正ネジです






アウター用のリングピン 4 個を外し ギア板も外します




次の作業が有るのでギア板はここに吊っておきます






クランクに圧入されたベアリングのグリスを入れ換えます






先が細くて薄い道具を使います これはソルダーエイドです








道具をベアリングケースとシールの隙間に入れシールを
持ち上げます 後は元に戻らない様に全体を外しケースから
抜き取ります






隙間から押し込んだ SPIN スピンのグリスが効いていますが
綺麗に洗浄して新しいグリスを入れ換えましょう






洗浄は外で行います 洗浄に使う容器の掃除です








容器も綺麗になりました 整備の環境も大切です
ベアリング内部にパーツクリーナーを吹き付けます
これを何回か繰り返すと良いですね






先日シールを外さず少し内部の洗浄を行っているので
それ程酷い汚れは出ませんでした





ベアリングケース内を綺麗にし整備テーブルに戻ってきました これからグリスを入れます
グリスは Campagnolo LB-100 を使います








ベアリングケース内に多目のグリスを充填します 
この構造ではグリスは多い方が良いですね



 
スチールボールの隙間にも良くグリスが入っています




次はシール=リテーナーケースをはめ込みます






その前に偏ったスチールボールを有る程度リテーナーに合せ
整列させておきます それからリテーナーケースを装着すれば
上手く行きます




手で感触を確かめています グリス切れのシャラシャラ感と
汚れたグリスのザラツキ感は消えています
これ以上の状態を望むならベアリングの交換が必要ですね




チェーンリングを装着する前に汚れを落しクランクに
ワックスを掛けておきます






チェーンリングを取り付けます その前に汚れは
良く拭き取っておきます






リングピンの汚れも落します






グリスを薄くクランクの金属部分に塗っておきます
腐食防止が目的です








チェーンリングのクランクアームに接触する部分にも
グリスを塗布 グリスはサラサラ感が有り汚れを呼び難い
Super Lube スーパールーブを選んでいます






チェーンリングをクランクに取り付けますが その位置に
注意が必要です チェーンリングに一本ピンが打って有りますが
それがクランク本体の裏になります この A の印字はこの後
意味が出て来ます






チェーンリングピンのネジにもグリスを塗りトルクスレンチで
軽く締まる処まで 4 個、均等に締め込みます








ここからはトルクレンチを使います 外した時に確認した 11N.m に
セットしています 一ヶ所を一気に締めるのではなく 4つのピンを
対角に順番に締め込んで行くと良いですね




締め付けが終わればはみ出したグリスを綺麗に拭き取ります






インナーリングを取付けます




インナーリングにも A の文字が印字されているので
先程のアウターリングの A と同じ場所にセットします






そして同じ様にリングピンを締め込めば完了です
はみ出したグリスや手で汚れた部分はウエスで綺麗に
拭き取っておきましょう





ベアリングの不具合は音鳴りにつながるので良い状態に整備するのは当然ですが
このチェーンリングのピンも ピキピキと音を出す事が有ります 
音鳴りの原因が解らない時は 色々な事を考え少しでも可能性が有ればそこを
間違いの無い様に整備して行くしかないですね これで概ね主だった部品の整備が
出来ました 次はこれらを組み付けて行きましょう

前回の記事 【 Campagnolo カンパ ウルトラトルク ベアリング グリスアップ 】

次の記事 【 CARRERA カレラ ロードバイク 各部増し締め そして来客 】

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Campagnolo カンパ ウルトラトルク ベアリング グリスアップ

2017-06-12 20:35:57 | 自転車整備 B.B
Campagnolo カンパニョーロのクランク ウルトラトルクのシールドベアリングの
グリスアップを行います 解り易い様に写真を使いご覧頂きます





今回の整備は友人のロードバイク CARRERA カレラの BB 付近から異音がする
と言う事で自転車を預かりました 前回クランクのベアリングに外からグリスを
押し込みましたがもう一度しっかりとやり直す事にしました




Campagnolo CHORUS のクランクです 前回ベアリングの
隙間から SPIN スピンのグリスを押し込みましたが 一晩考え
ベアリングのシールを外しグリスの入れ換えを行う事にします
ただ私も今迄にした事が無い作業です






ベアリングを触ると有る程度グリスが効きそれ程悪い手応えでは
ありません でもここで妥協はしない方が良いでしょう






まだ手を付けていない左側のクランクから始めます






まず見えているシールらしい物を外す為に 先の細い道具を
用意しました それ程大きな隙間では無いので先の薄い物が
良いかと思います これはソルダーエイドです






他にマイナスドライバーでも使えると思いますが サイズは
2.5×0.35 以下のものが良いでしょう




私もこのベアリングの構造は知らないのですが 怖がっていても
前に進みません やってみます






シールの外側から道具を縦にいれます そこから道具を
寝かせシールを持ち上げます ゆっくりと作業を進めると
シールの一部が持ち上がりました






後は元に戻らない様に気を付けながら 他の部分も
持ち上げて行きます




シールを指でつまみシャフトから抜きます






これは樹脂で出来たリテーナーのケースですね 通常の
ケースと形状が異なりケースの背中が外から見え、それが
防塵シールの役目をしています






この様な形の物です 上の写真が背中で外側です
下の写真が内側でボールを銜えています






ベアリング内部です かなりグリスが汚れています
少しざらついた異物も混ざっている様です




回り具合はグリスを見た程、悪くは無いのですが
この状態を放っては置けません






ベアリング内部を洗浄しましょう 同時にフレームから外した
BB カップやスモールパーツも洗ってしまいましょう





さすがに整備テーブルの上では洗えないので外で行います ベアリング内部の汚れを
残さない様にエアブロワも使いながら洗浄します






パーツクリーナーは KURE 呉の物を選びました スプレー後
直ぐに乾かず適度な乾燥時間が有るのが良いですね






べアリングにスプレーしただけでこれだけクリーナーが
汚れました 器の中の物はリテーナーケースです






ベアリングにクリーナーをスプレーしエアーで飛ばす
これを何度か繰り返しました






リテーナーケースも綺麗に洗い 他のパーツの洗浄も完了です






整備テーブルの上でグリスアップを行いましょう
グリスは Campagnolo カンパの LB-100 を使います






ベアリングケースの中を見るとボールはこれだけしか入っていません
リテーナーだから当然ですがこの隙間に驚きました サイズは確認
出来ませんが個数は 15個です






ではグリスをケース内に充填して行きます ここはこの構造では
有る程度 グリスの量が無ければ防水の効果が望めません 
リテーナーケースとベアリングケースとの間に隙間が出来ない量は
欲しいですね






上からグリスをケース内に押し込む様にグリスを塗布しました








念のために先の細い物でベアリングの隙間等へ確実に
グリスが行き渡る様に押し込んでおきます






次はリテーナーケースを取付けます 樹脂で出来たどうでも良い様な
パーツですがスチールボールを等間隔に配置する大切なパーツです
ギザギザの方がベアリングケースの内側に入ります




これにグリスを沢山盛っても仕方がないので ケース全体に
グリスが馴染む程度にグリスを塗っておきます








リテーナーのケースをシールドベアリングに被せます
方向はギザギザの方が下です でも上手く収まらない・・






スチールボールが色々な所に散らばっていると 当然
リテーナーケースにボールが上手く収まりません 
ボールは概ね等間隔に並べて置く必要が有ります






その様にスチールボールを配置し新たにリテーナーケースを被せ
指先でケースを押えて行くと上手くケースが嵌まります






グリスの入れ換えが終わったベアリングを回してみます
グリスが切れた時のシャラシャラした感覚が消えグリスの
手応えを感じます 何よりグリスが汚れた時のジャリジャリした
感じが消えました




続いて右側も行いますが こちらはチェーンリングも取り外し
そこの整備と並行して行います





自転車に関わって長くなりますが全ての事が解っている訳では有りません むしろ知らない事の方が
多いと思います 今回のメンテナンスもやってみて初めて解る事、感じる事が多く有りました

このクランクのベアリングはシールドと言うほどの防水、防塵対策はされていません ベアリングケースと
リテーナーケースとの隙間が多いのでグリスの充填量を多くして、その内圧で異物の混入を防いだ方が
良さそうです オールドカンパと呼ばれる時代の回転部分を思い出します 組付け時にも BBカップの
内側にも相当量グリスの塗布が必要ですね こんな事が何かの時、皆さんの役に立てば幸いです

前回の記事 【 Campagnolo カンパ ウルトラトルク ベアリングの清掃 】 

次の記事 【 Camagnolo CHORUS チェーンリング脱着 清掃 】 

コメント (2)
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