Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

エアブロワーガン メンテナンス

2024-07-19 20:03:35 | 色々な道具
自転車の整備で使っているエアブロワーが有ります そのガンのメンテナンスを行います
その様子をご覧下さい





私の自転車整備場所で使っている エアブロワーのガンです 前のメンテナンスから
長い時間が経っているので再度手入れを行います






ガン本体から取り外せる物を外しました ねじ込んで有った
メスネジをウエスで拭きます
今回はエアホースの不具合が有り それを交換した時、同時に
この作業を進めました






これはガンの先端のパーツで ここからエアーが噴射されます
締め込み具合で流量も調整できる構造です 汚れを拭き取り
潤滑剤を塗布し 再度組み付けました
使ったのは SUPER LUBE 超耐久潤滑剤 フッ素系で粘度が高い
オイル状の商品です




これのスイッチと言うのでしょうか エアーの開閉は
レバーを握る事で行います レバーを外してみます






レバーの駆動部には ピンが差し込まれ E型の止め輪が
使われています






止め輪を外し ピンを抜きます






ピンを抜き ハンドルを外しました




ハンドルに隠れた部分に ピンを押し込むタイプの
開閉部品が付いています






本体にねじ込んである エアーの開閉用パーツを外しました
先程の先端ノズルとこの開閉部品が ブロワーガンの要ですね




開閉部品を分解しました 黒いゴム形のパッキンが良く
効いています これは洗浄した方が良いですね






ステンレス容器に入れて パーツクリーナーで洗います




洗浄後のクリーナーは汚れや磨耗粉で黒く汚れました






部品を組み立てます 分解洗浄で感じたのは 結構酷使され
活発に動いているのでしょう ここでは SUPER LUBE の
多目的グリスを使います フッ素系で吸着力が小さく
サラサラ感が強いグリスです






メインのシャフトとゴム系のパッキンに グリスを多めに
塗布します






シャフトを部品本体に差し込んで行きます 結構手応えを
感じながら内部に収まって行きます 組めました






開閉部品を本体へねじ込みます ここにもグリスを
使います ここで使うのはネジ込みの抵抗を軽減し
錆止めの効果を狙っています






ネジはモンキーレンチでしっかり締め込み ウエスで
はみ出したグリスを拭いておきます






ハンドルを取り付けます






ピンにグリスを塗り 本体とハンドルに差し込みます






ピンに E型の止め輪を取り付けます






これでハンドルの装着も終わり 潤滑剤の余剰分を
ウエスで拭き取ります はみ出した潤滑剤は汚れを
呼びますから




使う場所に依って潤滑剤も代えています 潤滑剤が持つ
性格を良く知っておいた方が良いと思います





これで動きも良くなりました 分解しながら感じたのはエアーの開閉部品の
シャフトに使われている小さなパッキンが 限界近いです 次のメンテナンスでは
交換が必要だと思います 何時までも調子良く使うにはこの様な作業をたまに
してやると良いですね

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エアホースを再び交換します

2024-07-18 20:10:05 | よもやま話
エアブロワーに使っているホースが駄目になったので 新しい奴に交換します
その様子をご覧下さい





私の自転車保管場所の整備テーブルです ここで部品の整備や美装も行っています
この場所に用意しているエアブロワーのホースが頻繁に破損するので交換します






コンプレッサーからここまでエアホースで配管し
空気圧を調整するレギュレーターを付けて ブロワーを
使える様にしています




このエアホースが何度修理しても 短期間で破損します






これがコンプレッサーですがこちらでもエア器具が使える様に
しています こちらのホースも先日交換したところです
使い出して 13年 普段は直射日光も当りませんが 耐用年数が
過ぎたのでしょうか






ホースの破損は 器具を装着する為のカプラーの取付け部で
起ります 今回はブロワー側でしたが、反対側でも同じ症状が出ます






カプラーの取り付け部分です この締め付け部分でちぎれます
水道のホースにアタッチメントを付ける事が有りますが
取り付けの構造はそれと同じです




今回は 価格も考慮し net でどの様な物か見ずに
注文しました






包装をめくります 中国製です どの様な物が届くか
博打みたいなものです・・




このタイプの商品は コイルホースだとか スパイラルホースと
呼ばれています 内径 5mm 外形 8mm 伸ばすと 6m になります




良く観察してみます メス側のカプラーです






ちょっと違和感を感じます ホースを締め込む為のナットが
全く締まっていません






オス側のカプラーも同じ状態です このくらいでは
もう驚きません、中国製ですから・・




ホースが抜けない様に ナットをしっかりと締め込みました
気が付かずに使っていたらホースが抜けていましたね




メス側のカプラーは 動く部分が沢山有ります






駆動部には潤滑剤をスプレーしておきます
鈴木機工(株)の LSベルハンマーGOLDです






先端器具 エアブロワーをホースに取り付けました
先端器具は 今回同時に分解整備をしました
これは又別に紹介させて頂きます






ホースをレギュレーターの二次側に差し込みます




これでホースの交換が終わり 何時もの定位置に
落ち着きました








使えるか試します テーブルに置いたウエスにブロワーで
風を送ります ウエスが端まで飛びました OK です
圧力は 5.0kgf/cm2 で使っています





今回のブロワーは部品の洗浄や清掃をした時に使う程度で それ程頻繁には使いませんが
やはりあれば便利です これからも活躍してもらいます

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

塩ビカッターに 名前を書く

2024-07-17 20:03:07 | 設備 水道工事
給水管を切断する為の工具 塩ビカッターに自分の名前を彫ります





先日ご紹介した スーパーツールのエンビカッター VK42N です
現場で使う前に工具に名前を書きます




私のブログでは良く使っているルーターを用意しました






先端にはダイヤビットを付けています これで工具に
名前を書きます






下書き無しで一気に彫りました ダイヤビットの切れ味が
悪くなっているのですが 今回の様なアルミ素材にはまだ
使えます




名前を彫った部分に色を入れますが ペイント薄め液で
切削粉と油脂の脱脂を行います






今回は綿棒を使いました




エアブロワで ペイント薄め液を飛ばし乾燥させます






色入れには水性のポスターカラー ポスカを使います
油性ペイントやラッカーを使うのは難しいです




彫った溝を中心に色を入れました 以前ははみ出したカラーを
剥がしていましたが 使っている間に彫った部分だけ色が残るので
最近はここまでにしています





同業者はよく同じ工具を使っています 人の物と区別を付けるために この様な名前を書きます
油性マジックで書く人も居ますし これは人それぞれです

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

塩ビカッター SUPER VK42N

2024-07-16 20:04:49 | 設備 水道工事
塩化ビニール管 主に給水管を切断する為の工具です 今回新たに購入したので
ご紹介させて頂きます





(株)スーパーツールと言う会社の商品で 塩ビカッター VK42N アルミ合金製で
外形 42mmまでの塩ビパイプを切断出来ます






紙の台紙に入っています






少し観察してみます 色はシャンパンゴールドに塗装されています
SUPERTOOL の文字が読めます






反対側です




こちらには品番 VK42N の文字が見えます






ハンドルの内部に開閉ストッパーが付いています
ストッパーを外すとハンドルが開きます






ハンドルを一杯に開くと刃も自動的に開く構造です






同梱されている赤い部品は
配線用モール・プロテクター用アタッチメントと言うそうです






歯の開閉部分に取り付けます 赤いパーツには
幾つかの線が引かれています 




これは 配線用のモールを切断する時に使うアタッチメントで
引かれた線に合せる事で 45° の留め切りも出来るそうです




私もこの道具は始めて購入する訳ではなく 車には常時
サイズ違いの 2個を積んでいます






上が一つ小さなタイプで 下が今回購入したのと同じ
切断能力です




今迄使っていた工具が たまにラチェットの空打ちを
する様になり 現場でそれが起ると仕事が捗らないので
今回予備に買っておきました





実はこれだけ塩ビカッターを持っています 仕事に依ってこの中から必要な物を持って行きます
でも もう使っていない物も有ります






これが一般的に使う塩化ビニールの給水管で
正確には耐衝撃性水道用硬質塩化ビニール管
HIVP と言います






HIVP を切断してみます 呼び径 20 外形 26mm です
工具にセットしハンドルを握ると ラチェット機能で
刃が閉じて行き パイプをカットします





私達 給排水衛生設備屋はおそらく皆が持っている 塩ビカッターです これが始めて登場したのは
50年少し前くらいでしょうか 仕事が捗る様になった工具でした

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ステンコロリン スプレー 緑 420ml

2024-07-15 20:43:19 | 製作・加工
切削加工、穴開け時に使う切削オイルです ステンレスが豆腐の様に切れると言う
ステンコロリンを購入しました どの様な物か紹介させて頂きます





金属加工をされる方は良くご存じだと思います ステンコロリン 緑のスプレータイプです
東京に本社を置く アルゴット株式会社と言う会社が取り扱いをしている商品です
工業用油脂 商標BASARA と言うのがブランドなのでしょうか






この商品には緑 塩素フリーと 赤 塩素系の二種類が有ります
塩素系は使った後の腐食の問題も有り 塩素フリーの方が
使い易そうなので 緑を選びました made in JAPAN の
文字が見えます






内容量は 420ml です net ショップでは 330ml と
案内されている所も有りますが 緑は 420ml だけです
赤は 330ml です






スプレータイプですが ノズルは蓋に付いています






使う時にはスプレー本体に装着しますが これをその都度行うと
無駄に噴射してしまいます このタイプはノズルを付け放しに
しておく方が良いのかも分かりません






今迄にも金属加工をする時には切削油を使っていました
これが凄く効果が有るのかと問われると すみません
良く解らずに使っていました





ステンコロリンの効果が高いと言う話は良く聞いています まだ使っていませんが
今迄の物と使い比べてみます ステンレスが豆腐になるのが楽しみです・・
価格は実に様々ですが 安価な所で 2000円(税込)程度です

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする