自転車の空気が減る パンクかも分からないので見て下さい とのラインが入りました
毎日使っている自転車なので 乗れないのも困るでしょう 直ぐに見に行きました
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ブリヂストンのステップクルーズと言うシリーズで 私が新車の時から面倒を見ています
購入後 8年が過ぎました 良く出来た自転車だと思います
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ラインのやりとりでは タイヤの空気が抜けていたので
空気を入れたが 一日で空気が減りますと言う内容でした
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パンク修理道具と簡単な工具を持っての出張点検です
私のパンク修理工具箱には針が入っています チューブラー
タイヤの修理をする時に使います
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話の内容から パンクなのか虫ゴムの不良なのかは
5分5分です まず虫ゴムを外します このタイプは
目視で不具合の判断が出来ません
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虫ゴムを外しバルブナットを緩め観察します
バルブは曲がらず真っ直ぐの位置を維持しています
空気管理はしっかりしている様です
☆ 空気を入れずに乗っている自転車のバルブは必ず
曲がっています
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工具箱からタイヤレバーを出してタイヤを外します
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タイヤを外してチューブを引き出します
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あえて古い虫ゴムを取り付けて 空気を入れ
水調べを行います
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空気入れも持って来ています トンボでバルブを銜えます
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私が持っている空気入れは 仏式=フレンチバルブ用で
ポンプヘッドはヒラメを使っています
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自作の空気入れのホースは トンボの反対側に
フレンチバルブの筒(チューブ)を取り付けています
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チューブに穴が開いていないか チューブを水に浸けて
点検します 使っていたバルブにも不具合はありません
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チューブとバルブに不具合が無かったので タイヤの内側も
ウエスを使い確認します タイヤ内部、リムフラップの点検
バルブ穴部分が切れる事が良く有ります 以前に点検した時に
粘着テープで補強してありました
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パンクに関係する不具合が見付からなかったので
チューブを元に戻します
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バルブは買い置きの新しい物を使います スーパーバルブと呼ぶ
商品ですが 虫ゴムを使うタイプより 長持ちすると思います
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リムにタイヤをはめる前に チューブに少しだけ空気を入れます
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全く空気が入っていないチューブにほんの少し空気を入れ
チューブが皺になったり捩れない様にします この写真では
やや空気の量が多く 少し抜いてから次の作業へ移りました
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チューブをタイヤの内部へ全周収め タイヤをリムにはめて
行きます 私はバルブの所から始めます
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バルブの部分からタイヤをはめて行くと 反対側では
タイヤがリムに入り難くなります 自分の力で無理なら
タイヤレバーを使えば良いです
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今回はレバーを使わなくてもタイヤが入りました
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タイヤ内部のチューブが タイヤとリムの間に噛んでいないか
確認します チューブが噛んだ状態で空気を入れるとチューブは
必ず破裂します
まずバルブを奥に押し込み この部分のチューブを正常な位置に
入れてやります
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タイヤをはめる前にチューブに入れた空気では 少し少ないので
もう少し空気を入れます 感覚として内部のチューブが 丸くなる
程度の空気量が良いでしょう
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もう一度バルブを押し込みます しつこい様ですが
何度も確認作業は行います
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タイヤを捻って リムとタイヤの間にチューブが噛んでいないか
全周確認します ここでの空気量はこれが可能な空気圧です
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タイヤとチューブの状態を確認して問題がなければ
空気を規定量入れます そしてバルブナットを奥まで
締め込みます 私は指先で強く締める程度にしています
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バルブに唾などをつけて 空気が漏れていない事を確認し
キャップをして完了です
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適正空気圧はタイヤサイドに書かれています このタイヤは
2.75~4.5PAR と書かれていますが 最後は BAR の間違いでしょうか
流石に一般車で 4.5BAR は多いので 3.5BAR 程度にしておきました
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これで点検は完了です 前輪もバルブを新しい物に交換
しておきました
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一通りの事をやりましたが 結局空気が抜けると言う原因までは
分りませんでした 少し不思議ですね
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折角来たので 要所のオイルアップも行いました 競技用自転車とは別に
この様な日常で使う自転車に相応しい潤滑剤を選んでいます 日々の
空気管理と 適時の注油は自転車を長く使う為には大切だと思います