Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ハンドルとグリップの取り付け

2020-10-31 20:19:57 | 踏切り自転車 組立て
組立てを進めている街乗りピスト 今回はハンドルを取り付けグリップを装着します 誰にでも
簡単に出来るグリップの入れ方もご紹介します どうぞご覧下さい





トラック用フレームを使い街乗り用の固定ギア自転車を組んでいます 競輪競走で
使われていたフレームで街乗りピストのポジションを出すのに時間が掛かりましたが
今回はハンドル周りを決めてしまいます




ポジションを出す為にステムの長さや高さを変え
何度も実走行をして落ち着く所を探しました
ステムはこれにしますのでしっかりと取り付けます






まだ仮に取り付けた状態なので 一旦外します




整備台に移動して 取り付け前の作業をします






ステムを固定する為のパーツ 引き上げ棒を外しました






引き上げ棒の頭側 ワッシャー ここは棒をねじ込む時に
力が掛かります 潤滑の為にグリスを塗布します






引き上げ棒のネジにもしっかりとグリスを使います




ステムを固定する為の臼 ここも良く錆びます
グリスを塗っておきます




ハンドルのクランプネジです






6mm のアーレンキーと 12mm のスパナを使い
ネジを外します






外したクランプボルトにもグリスを使います






ワッシャーを入れボルトをステムに戻します






ボルトにナットを取り付けます この後ボルトを締め
ハンドルの角度を概ね決めておきます




フォークコラムに差し込まれる部分にグリスを
塗っておきます




フレームのフォークコラム内にグリスを塗ります
ステムとの固着防止が目的です




ステムを差し込みました






試走し決めた高さにステムを調整し 引き上げ棒を締め
ステムを固定しました






ブレーキレバーを取り付けます グリップを装着する
スペースは開けておきます 今回はハンドルと共に本組みです




左右のブレーキレバーを固定しました




ハンドル位置は概ねこの位置です しかしまだ完璧では
有りません しばらく 1mm 単位の調整は続くと思います






ハンドルグリップを取り付けましょう






事前に何種類か用意しましたが OGK の黒いグリップを
使います C-57 と言う品番でごく普通のグリップです
うんちく OGKは
現在、オージーケー技研株式会社が社名ですが
設立時は、大阪グリップ化工株式会社が社名でした




グリップをハンドルに取り付ける時 このままでは
まず入りません




ここはゴム糊を使います パンク修理の時に使う奴です






グリップの装着部分にゴム糊を塗布します 特に
塗り拡げる必要は有りません




グリップ内部にもゴム糊を塗ります






ハンドルに入れる時は回しながら奥まで入れると
良いでしょう




グリップエンドが確実に奥まで入る様にプラハンマーで
軽く叩きます




グリップのラインを真っ直ぐに合せます これで
完了です






良くゴム糊はどのくらい使うのか聞かれますが
今回は左右でこれだけ使っています 8ml 入りのチューブの
3/4 くらいでしょうか 少ないと途中で止まりますから多目に
使えば良いと思います




これでブレーキワイヤーも用意している新しい物に
交換できます





今回の自転車はポジション出しに時間が掛かったので 自転車の組み立てとすれば
ブログの展開も遅くなっています それだけ楽しめていると言う事でお許し下さい
次はブレーキ関係に進みます どうぞお付き合い下さい

前回の記事 【 ペダルを取り付ける SYLVAN TRACK NEXT 】

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ペダルを取り付ける SYLVAN TRACK NEXT

2020-10-30 20:28:58 | 踏切り自転車 組立て
組立てを進めている街乗りピストにペダルを取り付けます ペダルの右側は正ネジ
左側は逆ネジ その様な構造です 作業風景をどうぞご覧下さい





競輪競走で使われていた MAKINO のトラックフレームを使い 街乗りピストを
組み立てています 今回はペダルを取り付けましょう




クランクは SUGINO Mighty Competition これは分解した
街乗りピストから移設しました






ペダル取り付けネジの汚れを拭き取ります




ペダルと工具を用意しました ペダルにはトウクリップ
トウストラップを事前に取り付けてあります




取付けネジの固着防止に Super Lube の多目的グリスを
使います サラサラ感が強く汚れを呼び難いグリスです






右側のペダルです ネジには充分な量のグリスを
塗っておきます






ペダルをクランクにねじ込みます ※ 右側は正ネジです






ペダルレンチと言う専用工具です ペダルネジは 15mm です
スパナや薄いモンキーレンチでも使う事は出来ます ペダルは
しっかりと締め込みます、締め込みが甘いと良く緩むネジです






はみ出したグリスは良く拭き取ります






左側のペダルも同様に取り付けます ※ 左側は逆ネジです




ペダルレンチにも色々な物が有ります 私も数種類用意
しています やはり使い易い物、使い難い物が有ります






組立てを進めていますが まだポジション出しの為の
仮組みです ペダルを取り付けたので実走行で煮詰めて
行くつもりです





MKS 三ヶ島製作所のペダル SYLVAN TRACK NEXT シルヴァン トラック ネクスト
少しクランクとペダル本体の距離、Qファクターが大きなペダルです 自転車競技では
どうかと思いますが 運動靴で乗る街乗り自転車では良さそうな予感はしています

前回の記事 【 ブレーキレバーの装着 仮組 】

次の記事【 ハンドルとグリップの取り付け 】

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブレーキレバーの装着 仮組

2020-10-29 20:01:12 | 踏切り自転車 組立て
自転車の組立てを進めています今回はブレーキレバーを取り付けます ワイヤーも張り
ブレーキが使えるまでの作業を行います 





固定ギアを使った街乗りピストを組んでいます 今回はブレーキが使える様にして
表の道を走行出来る状態まで作業を進めます 但し今の段階ではポジションを出す為の仮組です






前回整備を済ませたブレーキレバーです ハンドルに
差し込みました




取付け位置を測っています グリップを装着するスペースは
空けておきます




レバーを固定するネジは下側に有り 5mm のアーレンキーを
使います ※ 正ネジです




反対側も取り付けます






ブレーキ本体はすでに付いています ブレーキワイヤーを
取り付けます 最終的には新しいワイヤーを使いますが
今回は以前の物を使います




インナーワイヤーのタイコの取り付けはレバーの
裏側から行います






ブレーキワイヤーのインナーとアウターが収まりました






私の場合、右レバーは前ブレーキにしています これを、右前と
表現します これは自分の好みです 逆を選んでも問題は有りません




インナーワイヤーを固定します






ワイヤーの固定には 5mmのアーレンキーを使います






ブレーキゴムの位置調整を行います 仮組とは言え
安全に乗る為には必要な作業です




ブレーキのセンター出しも確実に行います






後ろブレーキも決めて行きます ワイヤーをレバーに
取り付けました




インナーワイヤーを固定します ブレーキは Universal
古いユニバーサルを使っています






ワイヤーの固定には 11mm のメガネレンチを使います
ブレーキワイヤーを固定しました




こちらのブレーキゴムの位置も確実に決めます






ブレーキのセンター調整 取り付けナットは 9mm です
一旦ナットを緩めセンターを合せてからナットを締め込みます






アウターワイヤーをフレームのトップチューブに
ワイヤーバンドで固定します







ここまでの作業でブレーキが使える様になりました
今回の作業はここまでです





今回はまだハンドル周りのポジション調整が出来ていません 調整をしている間は
ブレーキワイヤーの長さを決める事は出来ません この辺りはポジションが確定してから
もう一度やり直します

前回の記事 【 ブレーキレバーを用意する DIA-COMPE 】

次の記事 【 ペダルを取り付ける SYLVAN TRACK NEXT 】

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブレーキレバーを用意する DIA-COMPE

2020-10-28 20:01:18 | 踏切り自転車 組立て
新しく組んでいる街乗りピストに取り付けるブレーキレバーの準備を行います
装着前に各部の清掃とオイルアップを行います





新しく組んでいる街乗りピストには今まで使っていたブレーキレバーを使います
取り付けまでに綺麗にしてやりましょう




数年前に購入したブレーキレバーですが使っていて
調子も良く、使い易いレバーなのでこれを使います






まずレバーを外します 取り付けネジは裏側です






5mm のアーレンキーを使いネジを緩めます
※ 正ネジです






問題なく左右のレバーが外れました




少し手入れをしてやります






取り付けネジを洗浄します 錆止めにグリスを使って
いたと思っていましたが この洗浄剤の色は・・




きっとこれですね Park-Tool Anti-Seize Compohnd
ネジの焼付き防止剤




ネジが綺麗になりました






取付け部などの油脂汚れをパーツクリーナーで
拭き取っています






グリスが塗布出来ない狭い部分には オイルをスプレー
します 




このワイヤー取付け部とその周辺の駆動部には
グリスを使います Super Lube の多目的グリスを
選びました






アジャストボルトにもグリスを使います




アジャストボルトを取り付ける部分です このネジは
錆の予防は必要です




先程洗浄したネジです






ここには 同じ焼付き防止剤を使います この商品
使用後相当時間が経過していても変質していませんでした
今までは多用して来なかったのですが、これからはもう少し
積極的に使っても良いかも分りません




清掃と一連のグリスアップが終わりました





フラットハンドル用のブレーキレバー 実に様々な物が有ります、選択肢が多く
何を使うのか迷いますが 今回のレバーは私にとって使い易い部品でした
次はこれを取り付ける事にしましょう

前回の記事 【 トラックハブのグリスアップ DURA-ACE HB-7600 】

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トウクリップを交換する National ロードレーサー

2020-10-27 20:03:07 | ロード
選手時代のロードレーサーにはトウクリップとトウストラップを使っています
今回はクリップを交換します その様子をご覧下さい





National ナショナル自転車で 1974年にオーダーしたフレームです
この自転車で多くの大会に出ています






このクリップは Minoura ミノウラの Mサイズを
つま先部分が厚い靴に合せ 先端を曲げて使っています




ただそれをする事でこのストラップを通す部分が
前方に寄りストラップを締める位置が前寄りになります
浅いクリップは好みですが流石に前過ぎます






他のメーカーのものに交換します ストラップを外します




クリップの取り付けボルトは Campagnolo 8mm 角です






カンパニョーロにはこの様な専用工具があります








取り付けボルトを外しました




ペダルは Campagnolo SUPER LEGGERI です






MKS 三ヶ島のクリップです ミノウラよりやや深く
厚い靴にも使えそうです






クリップを取り付けました




ストラップも復旧しました このつま先部分の高さが
これだけ有れば最近のシューズにも使えます






トウクリップに付属された取り付け用のボルト、ナットです




少し乗ってみました 問題はなさそうです





自転車競技ではもう使う事は無くなりましたがこの自転車は作った時の時代に合わせ
この形で置いておきたいと思います

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする