Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

年末のサドル交換

2024-12-31 14:45:48 | 自転車整備 その他 
2024年も最後の日になりました そんな日にシティサイクルのサドル交換を行ないました





何時も私が面倒を見ている自転車です 昨日、駐輪場の横を歩いていると 自転車が止まっていたので
どの様な様子か覗いてみました






サドルが酷く傷んでいます これは使い難いでしょう
直してやらなきゃ・・






次の日の朝一番に 近くのホームセンターで
軽快車用のサドルを購入しました 1980円(税別)




自転車整備用の工具は持って来ていません 車に積んでいる
モンキーレンチだけで作業を進めます






サドルが低いと工具が使い難いので 少し上げました






サドル交換で緩めるネジは一ヶ所です






サドルを外しました






この部分のパーツは菊座と言います 緩めたのは
この六角のナットです






シートピラーのサドル固定部、折角なのでウエスで
拭いておきます






新しいサドルを準備します






一旦、菊座を分解して外しました






用意していたグリスを菊座の要所に塗布します
特にする必要も有りませんが ネジの固着防止と
防錆が目的です






菊座を元に戻しました






サドルをシートポストに取り付けます






サドルの角度、前後位置を確認しながら
菊座のナットを締め込みます






サドルが取り付きました ウエスで綺麗に拭き取ります






もう少し手を加えます シートピンを緩めます






サドルを引き抜きました シートピラーをウエスで
綺麗にしています






シートパイプ内部の汚れも拭き取ります






シートピンも一度外し グリスを塗っておきます






シートパイプ内部にもグリスを塗っておきます
固着防止が目的です、これはしておいた方が良いと
思います






サドルを取り付け グリスの余剰分は良く拭き取ります




サドルの交換が終わりました






タイヤの空気圧を見ておきます しっかり入っています
私が何時も 半月に一度は空気を入れなさいと言っているのを
良く守ってくれています






チェーンの張り具合を見ます 丁度良い状態です
少し前に調整をしました




チェーンのオイル乗りも申し分無しです 使っている潤滑剤は
Super Lube の超耐久潤滑剤です これは一般車には凄く良いと
思います 雨天時のレースにも使えます





サドル交換と簡単な確認作業が終わりました 年末最後のブログがシティサイクルの記事になるとは
思わなかったですが、自転車で締めくくれて良かったと思います 皆さんもどうぞ良いお年をお迎え下さい
来年もどうぞ宜しくお願い致します 2024.12.31 Kino 拝

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自転車の空気が減る 点検

2024-07-25 20:00:49 | 自転車整備 その他 
自転車の空気が減る パンクかも分からないので見て下さい とのラインが入りました
毎日使っている自転車なので 乗れないのも困るでしょう 直ぐに見に行きました





ブリヂストンのステップクルーズと言うシリーズで 私が新車の時から面倒を見ています
購入後 8年が過ぎました 良く出来た自転車だと思います






ラインのやりとりでは タイヤの空気が抜けていたので
空気を入れたが 一日で空気が減りますと言う内容でした






パンク修理道具と簡単な工具を持っての出張点検です
私のパンク修理工具箱には針が入っています チューブラー
タイヤの修理をする時に使います






話の内容から パンクなのか虫ゴムの不良なのかは
5分5分です まず虫ゴムを外します このタイプは
目視で不具合の判断が出来ません




虫ゴムを外しバルブナットを緩め観察します
バルブは曲がらず真っ直ぐの位置を維持しています
空気管理はしっかりしている様です
☆ 空気を入れずに乗っている自転車のバルブは必ず
曲がっています






工具箱からタイヤレバーを出してタイヤを外します






タイヤを外してチューブを引き出します






あえて古い虫ゴムを取り付けて 空気を入れ
水調べを行います






空気入れも持って来ています トンボでバルブを銜えます




私が持っている空気入れは 仏式=フレンチバルブ用で
ポンプヘッドはヒラメを使っています






自作の空気入れのホースは トンボの反対側に
フレンチバルブの筒(チューブ)を取り付けています






チューブに穴が開いていないか チューブを水に浸けて
点検します 使っていたバルブにも不具合はありません






チューブとバルブに不具合が無かったので タイヤの内側も
ウエスを使い確認します タイヤ内部、リムフラップの点検
バルブ穴部分が切れる事が良く有ります 以前に点検した時に
粘着テープで補強してありました




パンクに関係する不具合が見付からなかったので
チューブを元に戻します






バルブは買い置きの新しい物を使います スーパーバルブと呼ぶ
商品ですが 虫ゴムを使うタイプより 長持ちすると思います






リムにタイヤをはめる前に チューブに少しだけ空気を入れます






全く空気が入っていないチューブにほんの少し空気を入れ
チューブが皺になったり捩れない様にします この写真では
やや空気の量が多く 少し抜いてから次の作業へ移りました




チューブをタイヤの内部へ全周収め タイヤをリムにはめて
行きます 私はバルブの所から始めます




バルブの部分からタイヤをはめて行くと 反対側では
タイヤがリムに入り難くなります 自分の力で無理なら
タイヤレバーを使えば良いです






今回はレバーを使わなくてもタイヤが入りました






タイヤ内部のチューブが タイヤとリムの間に噛んでいないか
確認します チューブが噛んだ状態で空気を入れるとチューブは
必ず破裂します
まずバルブを奥に押し込み この部分のチューブを正常な位置に
入れてやります




タイヤをはめる前にチューブに入れた空気では 少し少ないので
もう少し空気を入れます 感覚として内部のチューブが 丸くなる
程度の空気量が良いでしょう






もう一度バルブを押し込みます しつこい様ですが
何度も確認作業は行います




タイヤを捻って リムとタイヤの間にチューブが噛んでいないか
全周確認します ここでの空気量はこれが可能な空気圧です




タイヤとチューブの状態を確認して問題がなければ
空気を規定量入れます そしてバルブナットを奥まで
締め込みます 私は指先で強く締める程度にしています






バルブに唾などをつけて 空気が漏れていない事を確認し
キャップをして完了です




適正空気圧はタイヤサイドに書かれています このタイヤは
2.75~4.5PAR と書かれていますが 最後は BAR の間違いでしょうか
流石に一般車で 4.5BAR は多いので 3.5BAR 程度にしておきました






これで点検は完了です 前輪もバルブを新しい物に交換
しておきました




一通りの事をやりましたが 結局空気が抜けると言う原因までは
分りませんでした 少し不思議ですね





折角来たので 要所のオイルアップも行いました 競技用自転車とは別に
この様な日常で使う自転車に相応しい潤滑剤を選んでいます 日々の
空気管理と 適時の注油は自転車を長く使う為には大切だと思います

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通学用自転車に 両立スタンドを取り付ける

2024-04-09 20:03:31 | 自転車整備 その他 
今回の自転車整備は 通学に使う外装変速機が付いた自転車に両立スタンドを取り付けています
購入時に付いていた 一本スタンドがらの取り換え作業です





高校へ自転車通学をする為の規則で 自転車には両立スタンドが付いている事、と言う条件が有るそうです
それに対応するために作業を進めています






新たに購入した自転車には 一本スタンドが付いていました
これが強い風が吹いた時に 自転車が倒れ駐輪場が大変な事に
なるのがその理由らしいです






その様な決まりが有るなら従う必要が有り 外装変速機用の
両立スタンドを用意しました
net で検索すれば 2000~4000円の価格で多くの物が出ています






前回までに一本スタンドは取り外し 気になる部分の
点検と準備は済ませています 新しいスタンドの作動部に
潤滑剤を塗布します

※ 前回までの作業はこちらをご覧下さい
【 外装変速機用 両立スタンドを取り付ける 】






スタンドを自転車に取り付けます






自転車の後方からスタンドを差し込み
スタンドの穴を後輪のハブシャフトに取り付けました




まだ仮付けですから これからしっかりと固定します






左側です 取り付けたスタンドの次は 泥除けのステーを
シャフトに差し込みます






次は平ワッシャーを取り付けます これはギザギザの付いた面と
平らな面が有ります






今回、ギザギザが有る方を外側に向けて使いましたが
これは 逆の方が良いかも分かりません あまり影響は
無いと思いますが、次にする時は逆にします






ハブナットをシャフトにねじ込みました まだ仮締めです
※ 正ネジです






右側に掛かります スタンドの装着部の様子です
穴から見えているボルトの頭は 変速機取り付け用ブラケットを
固定する為のネジですが これが有る為に専用スタンドが必要です




変速機保護ブラケットを取り付けます






次は泥除けのステーです






平ワッシャーを入れました






ハブナットを手締めします




これで自転車に装着する部品を全て取り付けました
ナットを本締めする前に ホイールセンターの調整をします
大切な作業です






後ろのホイールのセンター出しは ホイールとチェーンステーの
隙間を左右合わせる事で行います






調整前と調整後です






ホイールのセンター調整が済めば ハブナットを締め込み
後輪を固定します 使っている工具は 15mm のボックスレンチです
締め込むには ハンドルを下方向へ押し下げます ※ 正ネジです






左側も同様に締め込みます 




右側の変速機周りです スタンド、その他の部品が正しく
装着されているか確認します






スタンドには装着部の穴以外にも チェーンステーや
シートステーに固定する為の突起が有ります
これが正しい位置に有るかも大切な事です 
チェック後、間違いが無ければハブナットの本締めを行います

締付けトルクについて JIS 規格では 30N.m を目安とすると有ります
トルクレンチは使いませんが 結構手応えを感じる位 締めています






取り付け作業が終わったので 余剰分のオイルなどを拭き取ります
そして取り外していた樹脂製のハブナットキャップを取り付けたら
全てが完了です






いざ両立スタンドを取り付けると 最初から付いていた
一本スタンドより 自転車がしっかり自立しています






今回使った工具達と外した一本スタンドです
これはまた保管しておきます





簡素に記事を書くつもりでしたが 初めて作業をされる方にも解り易い様にと進めていると
二回に分かれてしまいました 最後までお付き合いを有難うございました
完成した自転車を届けてきます





今年は少し開花が遅かった桜ですが 綺麗に咲きました 高校の初登校に間に合いました

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外装変速機用 両立スタンドを取り付ける

2024-04-08 20:05:59 | 自転車整備 その他 
外装 6段変速が装着されたシティサイクルに両立スタンドを取り付けます
現在 1本スタンドが付いているので 取り換え作業になります その風景をご覧下さい





外装 6段変速機が付いたシティサイクルです 今回高等学校の通学に使う為には 両立スタンドが必要との
規則が有るらしく それに従う事にします 出来るだけ多くの写真を使い作業手順をご紹介させて頂きます






市販車で良く見る 外装変速機が付いた自転車です






購入時には この様な一本スタンドが付いています
通学でこれが駄目なのは 風で自転車が倒れ 学校の
駐輪場が大変な事になるらしいです






両立スタンドへの取り換え自体は そんなに難しい作業では無いのですが
通常の両立スタンドは使えなく 外装変速機用の商品が必要です




その理由として このタイプの自転車は 変速機取り付け用の
ディレーラーハンガーが後付けされています このプレートと
固定している ボルトが邪魔をします






その為に 邪魔な部分に影響を受けない形がしたスタンドが必要です
これは、外装変速機用 両立スタンドで検索すると 多くの商品がヒットします
価格は概ね 2000円~4000円程度です 






では作業を進めます 自転車を自立させる為に整備スタンドを使います
これは ミノウラ DS-534-600L と言う商品ですが 便利に使えます




最低 後輪のハブナットを外す必要が有るので その為の工具を
用意しました






後ろのハブナットのサイズは 15mm です ボックスレンチと
輪業レンチと言うラチェットレンチです これらに拘る事は無く
モンキーレンチやスパナでも作業は出来ます




右側です ハブナットに樹脂製のキャップが付いています






それをプライヤーで挟んで取り外します ただ被せて有るだけで
簡単に外すことが出来ます




ハブナットが見えました






左側もキャップを外しました






ナットを緩めます 今回は輪業レンチを使います






ナットに工具を装着し 反時計回りに工具を使います
この状態で ハンドルを下方向へ力を加えます
※ 正ネジです とりあえず緩めました






左側も同様に工具をセットし ナットを緩めて 外しました
まず順番を覚えておきましょう 外からナット、平ワッシャーです






これでスタンドが外せますが その前にマッドガード
泥除けのステーです






スタンドは外へ引っ張るだけで外せます






先程緩めた右側のナットとワッシャーを外します






やはり泥除けのステーを外し 黒い変速機の保護ステーを
外します




装着された部品を外すのは ここまでです






ここからする作業は特にする必要は有りません
自転車を購入した時に 納車点検と整備をしていますと
言われているそうです
ただ 少し確認したい事も有るので それをやります






9mm のメガネレンチを用意しました






ディレーラーハンガーの固定ネジの締まり具合を確認します
これは やはり・・ と言うべきか 殆ど締まっていませんでした
量販店の 納車点検、整備は ここまでしていないかな? と言う
推測が当たったと言う事ですね






一か所その様な事を見てしまうと 他も見た方が良いですね
バンドブレーキの 取付ネジも確認します






10mm のボックスレンチを使い 増し締めしておきます




つでに錆止めの為 ネジにオイルをスプレーしておきます
ただブレーキ本体にオイルが付着しない様 気を付けます






グリスを用意しました これはネジ部の錆止めに使うので
高級グリスは必要有りません 廉価なイモグリスです
ハブシャフトのネジに塗っておきます





出来るだけ解り易く作業を紹介していると 長くなって来ました お付き合い頂くのも
お疲れになるかと思います 続きは次回にさせて頂きます 次のスタンド取り付けもお付き合い下さい

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外装6段の自転車と両立スタンド

2024-04-04 20:03:28 | 自転車整備 その他 
高校進学による自転車通学 自転車の一本スタンドは駄目で両立スタンドが付いている事が
通学用自転車の条件だと言うお話しです





春から高校へ進学し自転車通学をするらしいです ただその高校では自転車で通学するには
ちょっとした規則が有るそうです






この自転車にはシティサイクルに良く使われる
一本スタンドが使われています これが許可されないらしいです




このスタンドは 風が強いと駐輪場で自転車が倒れるので
両立スタンドが付いた自転車が必要との事です 成る程
言っている事は分らないでは有りません






じゃ両立スタンドに交換すれば良いじゃない、と言ったものの
この外装 6段の変速機はそんな簡単にスタンドが付くのかな・・




黒い変速機ガードは別に良いのですが 正爪のフレームに
変速機取り付け用のプレートが後付けされています これじゃ
普通の両立スタンドを取り付けるには 何か加工が必要なのかな
と幾分覚悟しました




車輪の大きさは 27インチです





自転車の下見を終え 作業手順や加工の方法を考えながら歩いていると 外装 6段の自転車に
両立スタンドが付いている奴が目に留まりました それを観察すると 専用スタンドが商品として
売られている様です





帰路で目にした花も春を告げています 帰宅後知り合いの自転車屋さんへ電話で問い合わせると
在庫は切らせているとの事、自転車屋さんと言えど単発で問屋さんへ頼むと送料が発生します
それは気の毒なので今回は net で注文しました 届けば通学に間に合う様に作業を進めます

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