前回分解、洗浄を済ませたカンパニョーロ NJS 仕様のハブ 今回はこれの
グリスアップを行います ついでに競輪ならではの話も書いてみましょう
ホイールに使われているのが カンパニョーロの NJS 認可ハブですが 奥にハブが単体で
写っているのが 従来から我々アマチュア選手が使っている RECORD ハブです この二つを
明確に呼び別けるのはどう言えば良いのでしょうね、 分解した各パーツは綺麗に洗浄して
あります 新しいグリスを使い組立、調整を行いましょう
今回は Campagnolo LB-100 カンパの白いグリスを
使います
ハブ本体のボールレース(玉受け)にグリスを塗布します
こんな時、チューブの容器は便利です 量はやや少な目に
しています
ボールを並べ終えました 呼び 1/4 直径 6.3500mm
のサイズの物が片方に 9個使われています
グリスを少し足してシャフトを通し玉押しを
当てて回してみます
今回はこれ位にしておきます 普段使いにすれば
やや少ない量です このホイールは一応決戦用の
位置付けなのでこの位、雨の時などを考慮するなら
隙間が無い位グリスを使った方が 水の浸入を有る
程度防げます
反対側もする事は同じです
こちらも玉押しを入れてみて量を確認しました
グリスの量に決まりは有りません 決戦用、練習用
整備の頻度などを考え、決めれば良いと思います
シャフトを装着する前に薄くグリスを塗っておきます
必ず必要な事では有りません 長く部品を使いたいので
あれば錆びの防止になるので しておいた方が良いですね
ホイールを裏返して玉押しからねじ込んで行きましょう
この段階で玉押しは、奥まで締め込んでいるだけで
結構です 調整は後で行います
舌付ワッシャーを入れ 最後にロックナットを
ねじ込みます ※ 全てのネジが正ネジです
これで回転部分の全てのパーツを組み込みました
玉当りの調整はここからです 指先でシャフトを
掴み回転の手応えを感じます
自分が一番手応えを感じ易い姿勢で調整をした方が
良いですね ベストはこれ以上緩めるとガタが出る
その一歩手前です ガタは絶対に駄目です
そのベストの一点を求め ハブスパナとモンキーで
ロックナットを固定します この写真だと両方の
ハンドルを寄せ合う事でロックナットが締まります
玉当りの調整が終わりました 今回はギリギリの
一点で調整しましたが これも試合用と普段使いでは
調整の仕方を変えています 練習用や、普段あまり
整備をしない人はやや渋めの調整の方が良いでしょう
シャフトのネジにもオイルを塗布します これは粘度の
高い SUPER LUBE スーパールーブを選びました
チェーン引きも装着しておきましょう
チェーン引きも洗浄し 事前にオイルの塗布はしています
競輪競走ではこれの使用が義務付けれています その為
フレームのエンド巾は 123mm で作られた物が多いですね
自転車競技規則ではチェーン引きは無くても OK です
競輪は日本の法律で決められており 自転車競技とは別の
規則が適用されています
チェーン引きには表と裏が有るので取付けの方向を
間違わない様に注意して下さい
ハブナットにもオイルを注します 特にワッシャーの
回転部には塗布した方が良いと思います
ハブナットを取付けました
反対側もする事は同じです ネジ部にオイルを塗布
する事で防錆びの他に、ネジのカジリや焼付きも無く
適正な締め付けを行う事が出来ます
先程のチェーン引きですが、ネジの先がこの様に整え
られています これはナットからネジが出ていては駄目
なので、自分の自転車の倍数やチェーンの長さに合せ
それぞれ選手が切り落しています
別に置いてある新しいチェーン引きと比べてみましょう
これはチェーンステーの長さやギア倍数、チェーンの
駒数などで必要な長さが変ってきます 競輪選手の
方達は色々な物を用意されているのじゃないでしょうか
でも最近はネジを切る必要の無い MIKASHIMA CA-NJS
こちらを使われる人が多いのかも分らないですね
随分昔から変わっていない容姿です ナットの大きさが
9mm から 10mm に変っていますがそれが何時頃の事か
私は不案内です
Campagnolo NJS 認可ハブの分解整備が終わりました ハブを磨く美装は又後程
やりましょう 今回は競輪の事も少し解る範囲で書きましたが手元に資料が
有る訳では有りません 先輩や友人に聞いた記憶での事なので違っていても
許して下さい・・ 今回の一連の整備はフロントハブも記事にしましょう、次回も
どうぞお付き合い下さい
前回の作業 【 カンパニョーロ NJS ハブ 分解、洗浄 】
次の記事 【 Campagnolo NJS ハブ フロントの分解と洗浄剤の比較 】
グリスアップを行います ついでに競輪ならではの話も書いてみましょう
ホイールに使われているのが カンパニョーロの NJS 認可ハブですが 奥にハブが単体で
写っているのが 従来から我々アマチュア選手が使っている RECORD ハブです この二つを
明確に呼び別けるのはどう言えば良いのでしょうね、 分解した各パーツは綺麗に洗浄して
あります 新しいグリスを使い組立、調整を行いましょう
今回は Campagnolo LB-100 カンパの白いグリスを
使います
ハブ本体のボールレース(玉受け)にグリスを塗布します
こんな時、チューブの容器は便利です 量はやや少な目に
しています
ボールを並べ終えました 呼び 1/4 直径 6.3500mm
のサイズの物が片方に 9個使われています
グリスを少し足してシャフトを通し玉押しを
当てて回してみます
今回はこれ位にしておきます 普段使いにすれば
やや少ない量です このホイールは一応決戦用の
位置付けなのでこの位、雨の時などを考慮するなら
隙間が無い位グリスを使った方が 水の浸入を有る
程度防げます
反対側もする事は同じです
こちらも玉押しを入れてみて量を確認しました
グリスの量に決まりは有りません 決戦用、練習用
整備の頻度などを考え、決めれば良いと思います
シャフトを装着する前に薄くグリスを塗っておきます
必ず必要な事では有りません 長く部品を使いたいので
あれば錆びの防止になるので しておいた方が良いですね
ホイールを裏返して玉押しからねじ込んで行きましょう
この段階で玉押しは、奥まで締め込んでいるだけで
結構です 調整は後で行います
舌付ワッシャーを入れ 最後にロックナットを
ねじ込みます ※ 全てのネジが正ネジです
これで回転部分の全てのパーツを組み込みました
玉当りの調整はここからです 指先でシャフトを
掴み回転の手応えを感じます
自分が一番手応えを感じ易い姿勢で調整をした方が
良いですね ベストはこれ以上緩めるとガタが出る
その一歩手前です ガタは絶対に駄目です
そのベストの一点を求め ハブスパナとモンキーで
ロックナットを固定します この写真だと両方の
ハンドルを寄せ合う事でロックナットが締まります
玉当りの調整が終わりました 今回はギリギリの
一点で調整しましたが これも試合用と普段使いでは
調整の仕方を変えています 練習用や、普段あまり
整備をしない人はやや渋めの調整の方が良いでしょう
シャフトのネジにもオイルを塗布します これは粘度の
高い SUPER LUBE スーパールーブを選びました
チェーン引きも装着しておきましょう
チェーン引きも洗浄し 事前にオイルの塗布はしています
競輪競走ではこれの使用が義務付けれています その為
フレームのエンド巾は 123mm で作られた物が多いですね
自転車競技規則ではチェーン引きは無くても OK です
競輪は日本の法律で決められており 自転車競技とは別の
規則が適用されています
チェーン引きには表と裏が有るので取付けの方向を
間違わない様に注意して下さい
ハブナットにもオイルを注します 特にワッシャーの
回転部には塗布した方が良いと思います
ハブナットを取付けました
反対側もする事は同じです ネジ部にオイルを塗布
する事で防錆びの他に、ネジのカジリや焼付きも無く
適正な締め付けを行う事が出来ます
先程のチェーン引きですが、ネジの先がこの様に整え
られています これはナットからネジが出ていては駄目
なので、自分の自転車の倍数やチェーンの長さに合せ
それぞれ選手が切り落しています
別に置いてある新しいチェーン引きと比べてみましょう
これはチェーンステーの長さやギア倍数、チェーンの
駒数などで必要な長さが変ってきます 競輪選手の
方達は色々な物を用意されているのじゃないでしょうか
でも最近はネジを切る必要の無い MIKASHIMA CA-NJS
こちらを使われる人が多いのかも分らないですね
随分昔から変わっていない容姿です ナットの大きさが
9mm から 10mm に変っていますがそれが何時頃の事か
私は不案内です
Campagnolo NJS 認可ハブの分解整備が終わりました ハブを磨く美装は又後程
やりましょう 今回は競輪の事も少し解る範囲で書きましたが手元に資料が
有る訳では有りません 先輩や友人に聞いた記憶での事なので違っていても
許して下さい・・ 今回の一連の整備はフロントハブも記事にしましょう、次回も
どうぞお付き合い下さい
前回の作業 【 カンパニョーロ NJS ハブ 分解、洗浄 】
次の記事 【 Campagnolo NJS ハブ フロントの分解と洗浄剤の比較 】