先日よりフルメンテナンスをしている カンパニョーロのホイール
シャマル ウルトラ 今回は洗浄、マイクロロン処理をした後に
グリスアップをし組み立てます
Campagnolo Shamal まだ未使用の新品のホイールですが 新しい間に少しでも良い
状態にする為、分解整備をしています 分解した各部品はパーツクリーナーで
丁寧に洗浄しました
唐突ですが このハブに使われているセラミックボールの
サイズが気になりました 測ってみましょう ゲージに合せると
5/32 3.9688mm が使われています スチールボールなら G で表す
等級が有るのですが セラミックボールに G 等級は有りません
使っているゲージは VAR バールの RP-26800 と言う商品です
出来る限り良い状態にしたいので Microlon マイクロロンの
メタルトリートメントで金属の表面に皮膜を作る処理をします
回転部分に使われる部品を加熱し トリートメントを
スプレーし自然に冷却するのを待ちます ハブ本体の
ボールレースにも処理をしました
さてこれでグリスアップをする為の事前準備が終わりました
フロントホイールにはマイクロロンのルブリカントを使いましたが リアホイールは
フリー部分の防水が弱そうなので カンパの白いグリス LB-100 を使うつもりでした
ただそれでは整備前と同じ 少しリスクは有りますが、ここは思い切ってマイクロロンを
使う事にします
ではここから始めます セラミックボールをリテーナーの
樹脂ケースに収めます この段階でグリスは要りません
構造上フリー側から作業を始めます ボールレースに
グリスを塗布します
先程準備したリテーナーを入れますが これには方向が
有ります 下の写真の方がボールレース側です
ボールレースに納めたらリテーナーにグリスを塗ります
一度玉押しを仮に納め 指先などで回してみます
グリスの量と リテーナーの方向に間違いが無い
かの確認作業です
玉押しを装着し 次に白い防水シールをはめ込みます
ハブに薄い溝が切ってあるので そこへ納めます
ここまでの手順は 反フリー側も同じです ホイールを
裏返し反対側も作業を終えました
ハブシャフトにグリスを塗り フリー側の玉押しを
差し込みます シャフトに塗るグリスは防錆が目的です
そのシャフトをフリー側から差し込みます
差し込んだシャフトを 反フリー側から見ています この白いシールとシャフトの間に
黒い玉押しが入るのですが このシールが結構効いています雨中走行後、内部の様子を
見てみたいものです
玉押しを装着します 今回はかなり多目のグリスを
使っています
背割りをされたアルミのスリーブを装着します
シャフトにねじ込み玉押しの調整をする為の
パーツです 調整後、これを固定する為のボルトが
使われていますが そこにはカンパグリスを塗って
おきましょう
そのパーツのネジ部にもグリスを塗り シャフトに
装着します ※ ここは正ネジです
ハブの一番外側の部品です ワッシャーが一枚入ります
双方にグリスを塗っておきます 目的は腐食防止です
ここは フリー側のシャフトの穴と このパーツの
穴に 5mm のアーレンキーを使い強く締め付けます
※ この部分も正ネジです
玉当りの調整をし 調整用のパーツが動かない用
固定用のボルトを締め込み グリスアップの完成です
綺麗に咲いていた紫陽花の花も この時期には見事に枯れています 良い雰囲気を
出していますね
今回のハブ 玉当りのシビアな調整はホイールを自転車から外した状態では
やや難しいですね やや甘めに調整をしておき、自転車に装着後 車輪のガタを
手に感じながら調整した方が良いかも分らないな 次はフリーホイールを組みましょう
前回の作業 【 カンパニョーロ シャマル フリーハブ分解整備 】
次の作業 【 Campagnolo SHAMAL MEGA G3 フリーのグリスアップ 】
シャマル ウルトラ 今回は洗浄、マイクロロン処理をした後に
グリスアップをし組み立てます
Campagnolo Shamal まだ未使用の新品のホイールですが 新しい間に少しでも良い
状態にする為、分解整備をしています 分解した各部品はパーツクリーナーで
丁寧に洗浄しました
唐突ですが このハブに使われているセラミックボールの
サイズが気になりました 測ってみましょう ゲージに合せると
5/32 3.9688mm が使われています スチールボールなら G で表す
等級が有るのですが セラミックボールに G 等級は有りません
使っているゲージは VAR バールの RP-26800 と言う商品です
出来る限り良い状態にしたいので Microlon マイクロロンの
メタルトリートメントで金属の表面に皮膜を作る処理をします
回転部分に使われる部品を加熱し トリートメントを
スプレーし自然に冷却するのを待ちます ハブ本体の
ボールレースにも処理をしました
さてこれでグリスアップをする為の事前準備が終わりました
フロントホイールにはマイクロロンのルブリカントを使いましたが リアホイールは
フリー部分の防水が弱そうなので カンパの白いグリス LB-100 を使うつもりでした
ただそれでは整備前と同じ 少しリスクは有りますが、ここは思い切ってマイクロロンを
使う事にします
ではここから始めます セラミックボールをリテーナーの
樹脂ケースに収めます この段階でグリスは要りません
構造上フリー側から作業を始めます ボールレースに
グリスを塗布します
先程準備したリテーナーを入れますが これには方向が
有ります 下の写真の方がボールレース側です
ボールレースに納めたらリテーナーにグリスを塗ります
一度玉押しを仮に納め 指先などで回してみます
グリスの量と リテーナーの方向に間違いが無い
かの確認作業です
玉押しを装着し 次に白い防水シールをはめ込みます
ハブに薄い溝が切ってあるので そこへ納めます
ここまでの手順は 反フリー側も同じです ホイールを
裏返し反対側も作業を終えました
ハブシャフトにグリスを塗り フリー側の玉押しを
差し込みます シャフトに塗るグリスは防錆が目的です
そのシャフトをフリー側から差し込みます
差し込んだシャフトを 反フリー側から見ています この白いシールとシャフトの間に
黒い玉押しが入るのですが このシールが結構効いています雨中走行後、内部の様子を
見てみたいものです
玉押しを装着します 今回はかなり多目のグリスを
使っています
背割りをされたアルミのスリーブを装着します
シャフトにねじ込み玉押しの調整をする為の
パーツです 調整後、これを固定する為のボルトが
使われていますが そこにはカンパグリスを塗って
おきましょう
そのパーツのネジ部にもグリスを塗り シャフトに
装着します ※ ここは正ネジです
ハブの一番外側の部品です ワッシャーが一枚入ります
双方にグリスを塗っておきます 目的は腐食防止です
ここは フリー側のシャフトの穴と このパーツの
穴に 5mm のアーレンキーを使い強く締め付けます
※ この部分も正ネジです
玉当りの調整をし 調整用のパーツが動かない用
固定用のボルトを締め込み グリスアップの完成です
綺麗に咲いていた紫陽花の花も この時期には見事に枯れています 良い雰囲気を
出していますね
今回のハブ 玉当りのシビアな調整はホイールを自転車から外した状態では
やや難しいですね やや甘めに調整をしておき、自転車に装着後 車輪のガタを
手に感じながら調整した方が良いかも分らないな 次はフリーホイールを組みましょう
前回の作業 【 カンパニョーロ シャマル フリーハブ分解整備 】
次の作業 【 Campagnolo SHAMAL MEGA G3 フリーのグリスアップ 】