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Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

木製 自転車用スタンドの作り方

2017-04-29 20:50:38 | 製作・加工
木製の自転車用スタンドは何度かご紹介しましたがその作り方を改めて
ご紹介させて頂きます 自転車とホイールスタンドにも使える便利なスタンドです





自転車を自立させる木製スタンドですが 今迄にも何度か記事にしています
今回は誰でもが作れるように書き進めて行きたいと思います 
使う材料はコンパネ 12mm 大きさは最小 550×220mm の物1枚 
角材 35mm 長さは最低 1150mmを 1本ご用意下さい 
この写真はコンパネを切る為に線を引いています(建築では墨付けと言います)






完成形はこの様になります 自転車の後輪を挟み
自立させています




またこの様にホイール立てにも使えるので便利です






墨付けしたコンパネを切ります サイズは 
底辺 270mm 上辺 200mm 高さ 220mm の等脚台形です






台形の上辺の右側の一部を切り落します
横方向 50mm 縦 40mm の寸法です




切り出したコンパネです






コンパネの切り口はノコの返りで荒れています






切り口や表面を空研ぎ用のペーパーで研磨します
ペーパーは何でも良いですが このペーパーは
目詰まりがし難く木工には向いています 
番手は 240番位で良いと思います






面取りが終わりました 角を取る事で手触りだけでは無く
そこから木が割れたり欠けたりする事も防ぎます




ペーパーは小さな木片を用意しそれに巻き付けて
使うと使い易いです 
今回はコンパネの表面にもペーパーを掛けています 
これは仕上がりを綺麗にしたければすれば良いと思います






最終的には全体を塗装しますが 完成後内側になる
片面だけ先に色を塗ります 塗りたくない部分には
マスキングテープで養生します






塗料は何を使っても良いです 今回はオレンジのスプレーを
選びました 刷毛塗りでも OK 油性、水性どちらを選んでも
問題ありません






塗装の仕方は何度かに別けて塗り重ねて行きます
木材は金属と違い塗料が浸み込みます 
 






乾燥させてから一度ペーパーで表面を均して
再度スプレーすると綺麗な塗装が出来ます






内側の塗装は木材の表面保護ですが この様なカーボン
ホイールに木材を直接触れさせたく無いと言う事も含んでいます




塗装が乾燥するまでに角材を切ります 今回は
35mm 角を使いますが 30mm 角でも大丈夫です




長さは 270mm 300mm それぞれ 2本づつ切りました






タイヤを置く部分を少し削ります






角材の角が直接タイヤに当るより この様にした方が
タイヤに優しいですよね






角材の面取りと全体をペーパーで滑らかに仕上げて
おきます






これで角材の準備は完了です






コンパネの塗装も乾燥しました








これからコンパネと角材を組立てます ビスの位置に
印をつけています 角材は 270mm の方です






お互いの接着に木工用ボンドを使います 木材同士には
かなりな強度が出ます はみ出すのが嫌なのでボンドを
均しています でもこのボンドは乾燥するまでなら
濡れた雑巾で拭けば綺麗に取れます






印をしていた所に木工用ビス 25~32mm を使い
固定して行きます 角材とコンパネの下面は揃えています








二組の部材を組立てました これをもう一つの角材
300mm をベースにしてスタンドを作ります





自宅近くで見掛けた可愛い花です 葉の緑に綺麗な白い色が良く栄えますね

木製の自転車スタンドを組立てる準備が出来ました 次は自転車に合せて組立てて行きます
次回もどうぞお付き合い下さい

次の工程 【 木製 自転車用スタンドの作り方 完成】

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2532回 近畿宝くじは 自転車のデザイン

2017-04-26 20:08:26 | よもやま話
日本で発売されている宝くじにはジャンボの様に全国で売られている物と
地域ブロック単位で売られている物があります それらには色々な柄が描かれていますが
今回の近畿ブロックの宝くじには TOJ ツアーオブジャパンのデザイン画が使われています





宝くじに興味のない方もいらっしゃるかと思いますが この様な紙で出来た冨くじです
発売される度にデザインが変っている様ですが、今回の近畿の宝くじには 第20回 TOJ
ツアーオブジャパンの堺ステージのイラストが描かれていました 自転車愛好家には
少し嬉しくなるデザインですね





近くの道路端で見掛けた鮮やかなブルーの花です 綺麗ですね
冨くじには 3種類有るらしいですが今回の物は 番号が印刷された開封くじと言うらしいです
他のものは 被封くじ(スクラッチ) 数字選択式宝くじ、が主なものらいいですが 考えれば
子供の頃から当て物は好きですよね 

今年の TOJ は 5月21日(日)の堺ステージから 28日(日)の東京ステージまでの
8ステージで開催されます UCI 公認の国際レースなので時間が有れば観戦されると
良いと思います 実施要項等はこちらに案内されています 【 Tour of Japan Website 】

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自転車用 バイクとホイールの兼用スタンド

2017-04-24 20:26:19 | 製作・加工
自転車を自立させる為のスタンドです 倉庫に保管してある余り物の木材で作ります
自転車だけでは無く外したホイールを立て掛けるのにも便利に使えます





自転車用のスタンドは今迄金属で作った物を当り前の様に使っていましたが
それを木材で作ってみた処、思いの外使い勝手が良かったので追加で作りました






スタンドは 12mm厚のコンパネと 30~35mm 角の
木材で作ります






今回は35mm角の木材を 300mm 270mm を各2本づつ
切り出しました それに墨付けをします






タイヤの当る部分の角を落しペーパーで整えておきます








ホイールを挟む部分のコンパネは 下辺270mm
上辺200mm 高さ 220mm の等脚台形に切って
上の角を少し落としています その片面を先に
塗装しました




用意した木材を木工用ボンドとビスで組み立てます






木工ボンドは乾燥するとかなりの強度が出ます
角材とコンパネには 32mm のビスを使っています






自転車に実際に合せて組立てて行きます
タイヤの下には 12mm のコンパネを敷いています






タイヤの前後にベースとなる角材を押し当て
そこに先程組んだコンパネをホイールを挟む格好で
ベースにビス止めします タイヤの下に敷いた板を
外すとその分地面からタイヤが浮いた状態になります
今回はコンパネの12mm に 3mmの薄板を合せ 15mm
浮かせました




タイヤを浮かす事でスタンドに重量が掛り自転車も
安定します




これで完成ですが表面を保護する為に塗装をします




ライトオークと言う色のニスを刷毛塗りしました
これで乾燥を待ちましょう




塗装も乾燥しました 今迄にも木材に色々と色を
塗って見ましたが 好みも有りますが水性のニスが
簡単で楽に塗れますね 道具の手入れも簡単で臭いも
それ程有りません





自転車に使ってみました良い感じで自立しています 今回はピスト用のディスクホイールも
使える様に巾を少し広く作っています 



注意点



幾つか作っていて気付く事も有ります ホイールを挟む板と
チェーンのクリアランスを、余裕を持って確保しておいた方が
良いですね 最近は大きなギアを使う事も有るのでそんな時に
チェーンが接触しない様に板の角を落としています




ロードレーサーにも使ってみます






チェーンと板が干渉している様に見えますが トップギアに
入れておけば大丈夫です 
それよりロード用のホイールの本体巾はピスト用より狭いので
自転車が幾分倒れます その時にハンドルが切れるととても
不安定です ロードには以前作った巾の狭い物が良さそうです




ホイールスタンドとしての使用には全く問題は有りません
メンテスタンドに乗せる時など外したホイールを立て掛けるには
本当に便利です






と言う事で今回作った兼用スタンドはピストバイク専用にします
落書きをしておきました





今迄に幾つか作ったので工作にも慣れ、それ程時間は掛っていません
材料もこの為に買ってくる訳ではなく他の仕事で使った残り物です
材料費は単純に計算出来ませんが案分すれば塗料や雑材を入れて
500~600円程度でしょうか 
とても使い勝手が良いので皆さんもご自分で作られてみたらいかがでしょう・・

コメント (2)
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ロードレースの走法 自転車競技入門

2017-04-20 20:16:11 | 自転車競技
自転車に関わる練習方法や機材の情報は現在多くの雑誌や書籍また net で知る事が出来ます
昔はその様なものは限られた少数の雑誌でたまに見る程度でした そんな時代の書籍で
ロードレースの走法と言うものが有りました それを少し見てみましょう





ロードレースの走法 自転車競技入門と書かれています 著者は高橋長敏氏ですが
昔東京に山王スポーツと言う自転車屋さん或いは問屋さんと言った方が良いのかも分りませんが
そこの代表者の方です 山王エミネンザと言うブランドでフレームなどの販売もしていた会社です




昭和49年6月5日の発行で 価格は1000円になっています
当時とすれば良いお値段だと思いますが 珍しい本なので
買ったのかと思います




表紙を開けると何枚かの資料が挟んであります







SUGINO MIGHTY COMPETITION スギノマイティコンペの
BB小物の詳細資料とシューズプレートの図が載っています






何枚かの写真も掲載され 本書の方では目次が
出て来ました 簡単な目次ですが内容はかなり
細かく分類され書き進められています








目次は無視してランダムにページをめくって行きます
トークリップ ストラップと言う項目で靴の大きさに
対するクリップの大きさとプレート位置が記されています






舶来部品と国産部品の比較がされています 下の写真は何の
図か解りますか? タイヤセーバーと言ってブレーキの下に
タイヤすれすれに取付け タイヤが拾った異物を取り省く為に
取り付けるパーツです 私も使った事が有ります








自転車のフレームに関する事が書かれています スケルトン=ジオメトリーの表し方は
現在と変わる事は有りませんが この時代にハンガー芯垂線とシート集合部までの前後距離を
書いているのが面白いですね




ここには色々な大会の成績が記載されています





昭和48年に鈴鹿サーキットで行われた近畿ロードです 当時活躍した懐かしい選手の方達ですね
このレースははっきり覚えています 井狩さんと私が逃げの体勢を作り、そこへシマノの長谷部さん
岡島さん和歌山の高橋さんナショナルの川崎君が加わり先頭集団を形成 そこから私が脱落し
一旦後続のグループに戻り 脚を休めてそこからもう一度逃げを決めたと言う内容でした 先頭から
脱落したのは力不足と言う事ですね






その時の写真 鈴鹿のダンロップブリッジこの頃は
車と同じ右回りで走っていました 前から3番目です
2枚目は先頭から遅れ後ろの集団へ戻る一人旅・・
自転車は CINELLI チネリ




スタート前 私にだって可愛い時期が有りました








ここではフレームのサイズに関する事が書かれています
色々なフレームサイズとステム、クランクの寸法等が
表記されています ここでサドルの後退寸法 5cmと
出て来ます 現在のUCI規則には有りますがこの当時の
FJC(現在のJCF)規則には無かったはずです どういう
事なのか興味深い処です




画像的に面白そうな部分を拾ってご紹介しましたが
実はこの本はまだ読んでいません 今回初めて
目を通しましたが実に充実した内容です 
練習方法など今でも通用する処が多く見受けられます





この頃はクロモリのフレームしか無かったですがやはりCINELLI チネリは一度は
手にしたいフレームだったと思います 他にステム、ハンドルはトラック、ロード共
多くの選手が使いました 面白い書籍です今更ですがゆっくりと読んでみます

コメント (6)
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ヒゲトリマーを 買い替えました

2017-04-17 20:35:09 | よもやま話
普段からヒゲトリマーと言う男性用のシェーバーを小さくした様な物を使っています
その商品名の通り髭の手入れに使うものですが、それを買い替えました





これは今迄使っていた物で PHILIPS フィリップスの マルチグルーミング キットと言うのが
正しい商品名です 特に充電池が劣化したとか切れ味が悪くなったと言うのでは有りませんが
先端のアダプターを用途に依って付け替える その装着部分が甘くなって上手く使えなくなって来ました






結構重宝していたので使えなくなると不便です
それで新しい物を注文したら今日届きました 
ヤマト運輸さん絡みで色々と話題になっている
Amazon さんでの購入です






以前と全く同じ物も有ったのですが それはメーカーの
HP から外れています それで新しい方を選びました
以前の物が QG3352 今回の物は QG3356/15 と言う
品番です




梱包を全て解きました net の写真でも感じていましたが
古い方とほとんど同じです 古い方が以前より随分高く
なっていたのと、こちらの方がフル充電で使える時間が
長いのが選んだ理由です




この新しい方はどの様にして保管すれば良いのだ?
この玉子を入れる様な紙の容器にいれるのか・・・




これはあんまりだろう(笑) まだ以前のケースの方が良いですね
それを使う事にします 試してみると先端のアダプターも古い方と
互換性が有る様です





新芽が雨に濡らされとても綺麗な色をしていました

以前の物は丁度 2年前に買っていました、充電物で 2年使えたら上等ですね
今回は配送業者さんに配達時に不在であったりしない等、色々と気を使ったお買い物でした
これはとても大切な事だと思いますが 何か気軽に買い物が出来ないですね

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