Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ヘルメットの塗装 ヘッドライトの取り付け 完成

2020-06-30 20:04:26 | 製作・加工
ヘルメットの塗装をしています 屋号や名前のシールを貼り完成間近になって来ました
ヘッドライトをヘルメットに直付けして完成です どうぞ作業風景をご覧下さい





仕事用のヘルメットに艶消しのカーキー色を塗り 同系統の緑のラインを入れています
ラインの真ん中は黄色い反射テープです 今回は最後の作業、ヘッドライトを取り付けて
今回のシリーズは完成です




まず昨年に塗装をしたブルーメタリックのヘルメット
これに使ったヘッドライトと同じ物を使います




GENTOS ジェントス CP-095D と言う小型軽量な LEDライトです
ヘルメットに使うのは軽量なのは助かります これが選択基準の
一つです 後は乾電池式 バッテリーが切れたら電池を入れ替えて
連続使用出来るのが便利です








単三電池 1本を使うタイプです  Hi の灯光で 95ルーメン
7.5時間の使用が可能です




通常は付属のゴムバンドでヘルメットに装着します
これだと周囲のラインやシールが隠れてしまいます






滑り止め加工されて良く出来たベルトですが それは使いません




この様にヘルメットに直付けします






取り付けの上下位置は割りと重要です 一番使い勝手が良い所を
選んで 穴を開ける為の印しを入れました






取り付けには 3mm のボルト、ナットを使うつもりなので
3.2mm の下穴を開けます




ライトに合せ 4箇所に穴を開けました






ライトを取り付ける為のネジを用意します これらは
自転車整備にも使うので、何種類かは買い置きしています








今回はこの 3mm の頭の大きなボルトを使います






ボルトナットを使いライトを仮付けしてみました
位置に問題は無さそうです






流石に丁度良い長さのボルトは有りません 要らない部分は
カットします






細ネジならこの様な電工用工具を使います これでステンレスの
ネジも切る事が出来ます




ネジをカットしました






ただ切り落とした切り口はネジが荒れているので
ヤスリを使いネジ山の修正をします






カットしたネジを入れてみました 今回はネジの頭を内側に使い
ワッシャーとナットは表側に使います その方が危険が少なくて
良いですね





4本のネジをカットしヘッドライトの装着が済みました 幾分時間の掛かる作業でした




今回のネジとナットはあまりきつく締めていません 
緩み止めの為に LOCTITE ロックタイトを使いましょう
これも自転車整備で使うので何種類か用意しています 
嫌気性の緩み止め剤です






今回の用途で有れば後浸透タイプの 290が向いていますが
これは強度が高くてネジを緩められなくなります 粘度が
低く浸透もする中強度 222 を使う事にしました 
はみ出した物は何時までも固まりません、ウエスで拭き取ります






これでヘルメットの外回りの外装が完了しました




次は最後の仕事 内部のパーツを取り付けます




これらの内部パーツにも取り付けの順番が有ります
まず左右の顎紐を付けます






フロントシールドを取り付け ライナーを入れます




最後に頭を包む部材を取り付けて完了です






ヘルメット後部のサイズ調整をする部分が後頭部の
かなり下に位置します これが不思議と案外使い易いです








くるっと回ってみます 後部~左サイド




今回ヘッドライトを取り付けたフロント部分
ここまでは 室内の蛍光灯の下での写真です
表の自然光ではやや感じが異なります






ここは部屋の外で屋根が有りますが自然光での写真です
やや色が薄く写りますね





今回、何回もお付き合いを頂いたヘルメットの塗装はこれで完了です
昨年塗ったブルーメタリックのヘルメットは余りにも綺麗に仕上がったので
傷を付けたくないので使わないなんて弊害が出ました 今回はそんな事が無い様に
これを使い仕事をしたいと思います  使えるかな・・(笑)

前回の記事 【ヘルメットを塗装する シールを貼る】

コメント (2)
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ヘルメットを塗装する シールを貼る

2020-06-28 20:15:35 | 製作・加工
ヘルメットに自分の好みの色を塗っています 前回は周囲にラインを入れましたが
今回は屋号や自分の名前のシールを貼ります どうぞご覧下さい





ヘルメットに選んだ色はマットなカーキーそこへ緑系のカーキーでラインを入れています
これは仕事で使うヘルメットなので自分の屋号や名前のシールを貼っていきます






シールは特別なものでは有りません カシオのネームランドで
印字した物を使います




シールを貼る部分をペイントうすめ液で拭き
マスキングテープで位置を決めます




前には血液型と名前を貼りました 随分上に感じますが
シールの下にはヘッドランプが取り付きます




左横には 職種と屋号を書いたシールです




これから後ろに回ります




名前と職種です この 2つは現場で初めて会った職人さんが
誰か分らない時には助かります






シールは貼り終えましたが ラインにもう一手間掛けます






15mm 巾のラインの中央に 6mm 巾のラインを仮入れしてみました
これで良いでしょう 先に進みます






用意したのは 反射テープです これは暗い部屋や夜間に目立ち
貼っていると良いと思います 色はたまたま同系色が有ったので
迷わず買って来ました






テープの巾が 18mm 有ります これから 6mm 巾のものを
切り落とします




反射テープに 6mm のマスキングテープを貼りました






貼ったマスキングテープに沿って 差し金を当て
カッターで切りました




この 6mm巾の方を使います






左サイドから始め ヘルメットを一周しました 特に位置は決めず
メッソ=見た目で真ん中を狙いました






この様な細かな作業は私の がさつな性格と技量では
概ね失敗します でも今回は上手く出来た方だと思います




塗装をした時のマスキングと養生が内側に残っています
これを剥がしてしまいましょう




マスキングや養生をする時は 何箇所かテープを剥がし易い様に
端を折っておきます こうしておくと凄く楽ですよ






内側の養生を剥がしました たまに隙間から塗料が入り込む
事も有りますが、今回はそれも無く綺麗に出来ています





自分好みの色とシールでカスタマイズまで完了です ヘルメットのラインには意味が有ります
今回は黄色いシールを真ん中に貼ったので 緑色の 2本線に見えます これは建築現場では
現場監督や施工管理者などの上級職の人達が使います 現場では少し気を使う部分も有りますが
私も代表者と言う立場でも有りますから勘弁して頂きます

ヘルメットの塗装に長くお付き合いを頂いていますが、次回ヘッドライトを装着し今回の
作業は完了します 次回もどうぞお付き合い下さい

前回の記事 【 ヘルメットを塗装する ラインを入れる 】

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ヘルメットを塗装する ラインを入れる

2020-06-26 20:17:50 | 製作・加工
ヘルメットに自分好みの塗装を行っています前回は艶消しのカーキー色を吹きました
塗装が乾いたので今回はヘルメットにラインを入れましょう





前回ヘルメットに艶消しのカーキー色を塗りました、それから一晩経ち艶が引き
この様にマットな塗装に仕上がっています 今回はここからヘルメットにラインを
入れて行きます



before

これが塗装直後の状態です 艶消し塗料も塗って直ぐは
艶が有り時間が経つとともに艶が無くなって行きます






ここからは何時もの整備テーブルで作業を進めます






最終的には屋号や個人の名前のシールも貼りますが
先にラインを入れてしまいます




昨年塗装したヘルメットですが これを参考にして
ラインを決めます ヘルメットの形状も違うので
全く同じにする訳では有りません






自分で思い描いた様にマスキングをします 今回の巾は
15mm にしています




さらに全体を養生しました 僅かな隙間からでも塗料が
入り込みます、これは慎重にした方が良い作業です






ペイントうすめ液で塗装部分を拭き取り エアブロワーで
うすめ液を乾燥させ、埃を吹き飛ばします






塗装の準備が出来ました ヘルメット本体は土埃系のカーキーを
塗っています ラインは同じ艶消しでグリーン系のカーキーを
使います






塗装用に作ったスタンドにヘルメットを置き、室外でスプレーを使います
まずはミッチャクロンを一吹きしました 塗料の食い付きを良くする
下地塗料です






ミッチャクロンから5分程度置き カーキーを吹きます
一度に沢山は吹きません




1回目はこの程度です ここでスプレーの出具合等の
感覚も掴みます




10分程度間を開け、何度か重ね塗りをして 綺麗に発色
したら完了です






整備テーブルに帰って来ました






塗料が完全に乾くまでにマスキングを剥がします
テープの端は少し折っておくと剥がす時に楽が出来ます






まだ塗装が柔らかいので あせらずゆっくり剥がして行きます






養生の紙が剥がれました






塗り際のマスキングテープを剥がします ここは
ゆっくり進めた方が良い作業です




全ての養生が剥がれました








ぐるっと一周見てみました あまり時間を掛けずに
仕事を進めましたが、及第点は付けて良いでしょう





これで基本になるラインを入れ終わりました この後、屋号等のシールを貼り
少しラインにも手を加える予定です ただあまり細かな事をしようとすると
良く失敗します 自分の拙い技量を考え やりたい事をぐっと我慢するのも
大切な事ですがついついやり過ぎてしまいます

塗装が乾くまでまた時間を置きます 次回もどうぞお付き合い下さい
前回の記事 【ヘルメットを塗装する マット カーキー 】

次の記事 【ヘルメットを塗装する シールを貼る】

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ヘルメットを塗装する マット カーキー

2020-06-24 20:12:11 | 製作・加工
仕事で使うヘルメットを塗装します あまり周りで見ないマットなカーキー色にします
下地処理から塗装までをご覧頂きます





今までにもヘルメットは自転車用も含め何度か塗装しています 今回は仕事で使う
この白いヘルメットの塗装を行います




自転車の整備テーブルで作業を行います 






まずヘルメットに貼られているブルーの 2本線を剥がします






かなり手こずるかと思いましたが最初の切っ掛けを作ってやると
それ程苦労する事なく捲る事が出来ました






少し残ったテープの糊をペイントうすめ液で綺麗に拭き取ります






塗装の下地作りを行います 400番の空研ぎ用のペーパーを
使います






ペーパーブロックにペーパーを巻き ヘルメット全体を研磨します




ここでもう一度ペイントうすめ液で全体を拭き脱脂します
これ以降はヘルメットに油脂類が付着しないように気を付けます






マスキングテープを用意しました 塗料を吹きたくない部分を
養生します






ヘルメット全体に塗りますが 内側は外から見える部分だけ色を塗り
それ以外には塗りません その為のマスキングと養生です




実は



昨年の 9月にもヘルメットの塗装をしています この時は気合を入れ
かなり綺麗に仕上げました ただ傷を付けたくないのであまり使っていません
今回は気兼ねなく使える様に 多少の手抜きをしながら進めるつもりです








ヘルメットを塗装するための塗装スタンドを作ります
寸三=35mm 角の木材とコンパネの切れ端です
先端にはヘルメットが落ち着く様にタオルを巻いておきます 




そしてこの様に使います 高さは塗装がし易い高さにしています






さて塗装をする前に、エアブロワーで埃を飛ばします






今回選んだ色は 艶消しのゴールドアンバーと書かれています
濃い目の土色系のカーキー色と言っても良いでしょう




実は緑系のカーキーと迷ったのですが 現場では有る程度
目立った方が良いので 明るく見える土埃色を選びました




まず裏側から塗ります 塗装の下地には塗料の食い付きを良くする
ミッチャクロンを一吹きします








ミッチャクロンを吹いて 5分程度置きました これからカーキーを
塗ります 一度に厚塗りはせずに何度かに分けて塗り重ねます




内側を塗り終えました






整備テーブルで乾くのを待ちます 塗って直ぐはマット塗料でも
艶は有ります






内側が有る程度乾いたので表面に掛かります
ミッチャクロンを程よく 2度塗りしました






カーキー色を上塗りします ここまでは問題なく進んでいます




何度か重ね塗りをして上塗りも完了しました





思いの他濃い色をしていますがこれは乾燥と共に艶が引き 色も落ち着くでしょう
塗装は塗ると乾くまで次の行程に移れません これは一晩おいてから次の作業に掛かります
ヘルメットがどの様に変わって行くのか、次回もどうぞお付き合い下さい

次の記事 【 ヘルメットを塗装する ラインを入れる 】

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発電機の台車を作る

2020-06-22 20:07:25 | 色々な道具
エンジン式発電機の保管や運搬に便利な様にキャスター付きの台車を作ります
そんな作業風景をどうぞご覧下さい





先日新たに購入したエンジン式のインバーター発電機です 保管は主に倉庫で行いますが
移動や荷物の積み重ねがし易い様に、台車と天端板を用意します




材料の構造用コンパネ 12mm と道具は丸ノコを
用意しました






折角作るのですから 細かな寸法にも拘ってみます
コンパネの巾を約 5mm 落とします




丸ノコに平行定規を取り付けます






平行定規は市販された物に 丸ノコの刃先ギリギリまでの
切り落としに使える様にこの様に 工夫した定規を自分で
用意しています






試しに発電機から電源を取ってみます




コードを繋ぎ発電機を始動させました 丸ノコのスイッチを
握ると動きます これで行ってみましょう 消費電力は 720w です




用意した板の右端 5mm 程度を切り落としました




コンパネを必要な長さに切ります 今度は直角定規を使います




必要な寸法に切ったコンパネの面取りや表面の研磨に
オービダルサンダーを使います 研磨用のペーパーは
240番です






板が用意出来たのでキャスターを取り付けます
32mm の自在型を 4つ用意しています






キャスターの取り付け位置は 発電機本体の脚の下を
狙っています






出来上がった台車は発電機本体の、外寸に合せて作りました






台車を発電機の上に乗せています








このキャスターの取り付け位置は 発電機の脚の下付近で
この様に発電機のハンドルに当らない位置を選んでいます
台車を外した時に発電機の天端板に使えます






ただ倉庫で保管しているこの状態ではこの上に物を
置く事が出来ません






簡単な事ですが 台車と同じ大きさに切ったコンパネに
胴縁(どうぶち)を 2つビスで止めています






ハンドルとの僅かなクリアランスで取り付けた胴縁で
天板が前後左右に動かない様にしました




限られたスペースの倉庫や車内では 上手く高さを稼ぎ
空間を有効に使いたいですよね




さてここまでしたならもう少し手を掛けます
機械に仕事の屋号のシールを貼ります
色々な人が沢山集まる現場では自分の持ち物に
名前を書いておくのは大切な事だと思います






ペイントうすめ液で発電機の油を良く拭き取ります




シールを貼りました ネームランドで作ったシールです
発電機の前後の 2ヶ所に貼っています






シールの表面保護と剥がれ難くする為に上からクリア塗料を
吹きます その為にマスキングを行います






塗料をスプレーします




まずはミッチャクロンをスプレーします これは塗料の
食い付きを良くする為の下塗り剤です
一度に多くスプレーせず まず砂吹きをします このシールは
溶剤に侵されない事は今迄の作業で確認しています それでも
シールのわずかな隙間から 裏の糊に塗料が回るとシールが皺に
なります それを防ぐ為に砂吹きは必要だと思います




ミッチャクロンは沢山スプレーする必要は有りません 次は
クリア塗料です これも普通の塗装以上に、僅かずつ回数を重ね
ある程度の塗膜が出来るまで吹き付けます






完全に塗料が乾くのを待たずマスキングを丁寧に剥がします




マスキングを剥がしました 結構厚く塗料をスプレーしています
塗り際が少し気になりますが今は触れません 仕上げをするなら
塗料が乾燥してからです でも多分このまま使うかと思います





台車を作るだけで随分長くお付き合いを頂きました 今回の発電機は少なくとも
月に何回かは積んで行く仕事が有るので、無駄にはならないでしょう 
仕事以外でも自転車の競技会場へ持って行く事がきっとあると思います

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