トラックフレームを使ったシングルギアの 踏切り自転車の組立ては 最後にヘッド調整を行います
長くお付き合いを頂きましたがいよいよ完成です その姿をご覧下さい
今迄に乗っていた街乗りピストが 50年を超え経年劣化が進み 新しい自転車を組む事にし
競輪競走で使われていた MAKINO のフレームを用意し組み立てを進めました 長くお付き合いを
頂きましたが今回で完成します
メンテスタンドの上では正確なヘッド調整が出来ません
この調整を最後に行います
32mm のヘッドスパナを用意し 一枚は上部玉押しの
ナットに装着します
もう片方のスパナは袋ナットに掛け ナットを緩めます
玉押しを締めたり緩めたりして自分の感覚で丁度良いと
思う部分で再度袋ナットを締め込みます
※ 正ネジです
その調整具合の確認を行います 前ブレーキを掛けた状態で
自転車を前後に揺らしヘッドにガタが無いか感じ取ります
もしガタが有る様なら上部玉押しを締め込む必要が有ります
前輪を持ち上げ床に落とします これでヘッド小物に
ビビリを感じる時も 締め込みが緩い時です
前記の様な方法でガタを感じなければ 自転車を持ち上げ
左右に傾けます ハンドルが傾けた方に切れれば OK です
ハンドルが切れなければヘッド小物の締め込み過ぎです
これらを何度も繰り返し ガタが無くハンドルが軽く切れる
状態にヘッド小物は調整します
ヘッド小物の調整が終わりました 見逃しがちですが
ヘッドは自転車の走行に大きな影響を与える部分です
ここの調整はしっかりした方が良いですね
自転車に携帯用の空気入れを取り付けます 昔の名器
SILCA のインフレーターです これはフレームサイズに
依って長さを選びます
ポンプアダプターは Campagnolo の鼓型です
ハンドル部上端です このタイプはポンプホルダーは
必要の無いタイプです
SILCA 実に多くの自転車愛好家が使ったのでは無いでしょうか
私達も毎日の空気入れにはこれを使いました
こちらを使います 取り付け前に少し手を掛けます
綿のバーテープを用意しました
ポンプアダプターの先に バーテープを貼ります
この様な感じです
フレームのハンガーシェル部分です ここにインフレーターの
ポンプアダプターが当ります
コットンテープは音鳴りを防ぐ為のクッション代わりです
インフレーターのハンドル部分は トップチューブに当たる
事で固定されます
このアールになった部分にもテープを貼っておきます
この様な事は絶対に必要な事では有りませんが ちょっと
した事でフレームにも部品にも優しくしてやる事が出来ます
これで最後の備品の装着も終わり 自転車の組み立てが完了しました
少し見てみます
昔から使っている 1968年製のスギノマイティコンペ 長さ168mm
PCD151 歯数は 45丁
ペダルは三ヶ島シルバントラックネクストを新しく用意しました
少しポジション出しに苦労したサドル周り フレームに
合わせ白いサドルを選びました Selle Italia C2
チェーンは Izumi V NJS 認可部品で 特殊コート処理を
施してあります 後輪の位置調整の為に半コマを使っています
ハンドル周り 欲を言えばもう少しポジションを煮詰めたい
部分ですが後は身体を合わせて行きます ワイヤー関係は
細かな部分まで気を使って作業を進めています
完成した姿です 最初にフレームを決め、その後完成形をイメージしました
以前のまったりした自転車と比べ もう少し攻撃的な自転車になるだろうとは
思っていました ただ楽に乗れる自転車にする為にはその両立は難しいですね
この様な自転車でも 組立てを続けていると今までには解らなかった事との
出会いも有り沢山勉強も出来ました 皆さんには長くお付き合いを頂き
誠に有難うございました これからは日常の脚として乗ってやりたいと
思います
踏切り自転車とは後ろのギアが固定ギアの自転車を、昔はそう呼ぶ事が有りました
最近はほとんど耳にする事が無くなった言葉ですが こんな用語も残しておきたい
思いもあり あえてカテゴリーは "踏切り自転車組立て" にさせて頂きました
前回の記事 【 サイコンを取り付ける CAT EYE CC-VT235W 】
このシリーズの初回はここから始まっています
長くお付き合いを頂きましたがいよいよ完成です その姿をご覧下さい
今迄に乗っていた街乗りピストが 50年を超え経年劣化が進み 新しい自転車を組む事にし
競輪競走で使われていた MAKINO のフレームを用意し組み立てを進めました 長くお付き合いを
頂きましたが今回で完成します
メンテスタンドの上では正確なヘッド調整が出来ません
この調整を最後に行います
32mm のヘッドスパナを用意し 一枚は上部玉押しの
ナットに装着します
もう片方のスパナは袋ナットに掛け ナットを緩めます
玉押しを締めたり緩めたりして自分の感覚で丁度良いと
思う部分で再度袋ナットを締め込みます
※ 正ネジです
その調整具合の確認を行います 前ブレーキを掛けた状態で
自転車を前後に揺らしヘッドにガタが無いか感じ取ります
もしガタが有る様なら上部玉押しを締め込む必要が有ります
前輪を持ち上げ床に落とします これでヘッド小物に
ビビリを感じる時も 締め込みが緩い時です
前記の様な方法でガタを感じなければ 自転車を持ち上げ
左右に傾けます ハンドルが傾けた方に切れれば OK です
ハンドルが切れなければヘッド小物の締め込み過ぎです
これらを何度も繰り返し ガタが無くハンドルが軽く切れる
状態にヘッド小物は調整します
ヘッド小物の調整が終わりました 見逃しがちですが
ヘッドは自転車の走行に大きな影響を与える部分です
ここの調整はしっかりした方が良いですね
自転車に携帯用の空気入れを取り付けます 昔の名器
SILCA のインフレーターです これはフレームサイズに
依って長さを選びます
ポンプアダプターは Campagnolo の鼓型です
ハンドル部上端です このタイプはポンプホルダーは
必要の無いタイプです
SILCA 実に多くの自転車愛好家が使ったのでは無いでしょうか
私達も毎日の空気入れにはこれを使いました
こちらを使います 取り付け前に少し手を掛けます
綿のバーテープを用意しました
ポンプアダプターの先に バーテープを貼ります
この様な感じです
フレームのハンガーシェル部分です ここにインフレーターの
ポンプアダプターが当ります
コットンテープは音鳴りを防ぐ為のクッション代わりです
インフレーターのハンドル部分は トップチューブに当たる
事で固定されます
このアールになった部分にもテープを貼っておきます
この様な事は絶対に必要な事では有りませんが ちょっと
した事でフレームにも部品にも優しくしてやる事が出来ます
これで最後の備品の装着も終わり 自転車の組み立てが完了しました
少し見てみます
昔から使っている 1968年製のスギノマイティコンペ 長さ168mm
PCD151 歯数は 45丁
ペダルは三ヶ島シルバントラックネクストを新しく用意しました
少しポジション出しに苦労したサドル周り フレームに
合わせ白いサドルを選びました Selle Italia C2
チェーンは Izumi V NJS 認可部品で 特殊コート処理を
施してあります 後輪の位置調整の為に半コマを使っています
ハンドル周り 欲を言えばもう少しポジションを煮詰めたい
部分ですが後は身体を合わせて行きます ワイヤー関係は
細かな部分まで気を使って作業を進めています
完成した姿です 最初にフレームを決め、その後完成形をイメージしました
以前のまったりした自転車と比べ もう少し攻撃的な自転車になるだろうとは
思っていました ただ楽に乗れる自転車にする為にはその両立は難しいですね
この様な自転車でも 組立てを続けていると今までには解らなかった事との
出会いも有り沢山勉強も出来ました 皆さんには長くお付き合いを頂き
誠に有難うございました これからは日常の脚として乗ってやりたいと
思います
踏切り自転車とは後ろのギアが固定ギアの自転車を、昔はそう呼ぶ事が有りました
最近はほとんど耳にする事が無くなった言葉ですが こんな用語も残しておきたい
思いもあり あえてカテゴリーは "踏切り自転車組立て" にさせて頂きました
前回の記事 【 サイコンを取り付ける CAT EYE CC-VT235W 】
このシリーズの初回はここから始まっています