前回洗浄をしたカンパニョーロのピスト用ペダル スーパーレゲロ
今回はグリスアップと調整を行います
カンパニョーロ アルミのアウタープレートを使ったスーパーレゲロ 同じ容姿で
チタンシャフトのスーパーレコードも存在します 前回に各パーツの洗浄が済んで
いますので今日はグリスアップを行いましょう
今回使う工具達 左よりプライヤー、11mm スパナ、
モンキーレンチ、13mm スパナ、そしてピンセットを
用意しています
今回のグリスはこれで行きましょう オールドカンパ時代の
カンパグリス 製造が中止になり久しくもう手に入れる事は
出来ません 現在程ケミカル品に恵まれなかった時代に
これでトラブルが全く無かった優れたグリスです
では右側から始めましょう シャフトは左右で違うので
注意して下さい 右側には D の刻印が有ります
ペダル本体の玉受け部とその周りにグリスを塗布
します
両方のボールレースにグリスを入れました これから
並べるボールが落ちない程度は塗っておきましょう
ボールをピンセットを使って並べました この後反対側も
同じ作業を行いますが ボールが落ちにくいクランク側から
作業を進めた方が良いでしょう
ここで一旦シャフトを挿入しボールを回してやりましょう
ボールの状態やグリスの量の確認と、これでボールが
落ち難くなりますね
反対側の玉受けにもボールを並べました
こちらも玉押しを仮に装着し指先で回してやりましょう
この辺りは面倒だと思わずに 一つづつ確実に作業を
進める意味でもした方が良いと思います
シャフトにも薄くグリスを塗りますこれをしておく事で
長年経っても綺麗な状態が保てます ダスト排出用の
溝にもグリスを塗っておきます ここにはグリスを
使った方が水も回り難いので溝が埋まる位の量を
使います
準備が出来たシャフトを本体にそっと入れます
グリスの量の調整はここ迄に済ませておきましょう
ペダルの外側の玉押しをネジ込んで行きます
※ 正ネジです
ここで注意するのは 玉押しを入れて行くと良く
ボールが重なる事が有ります こうなるともう一度
ボールを行儀良く並べ直し、やり直しです
ボールも綺麗に整列しました
舌付ワッシャーを入れます やはり薄くグリスを塗布
ロックナットを入れます
次は回転の状態を確かめ玉当りの調整です
ガタが無いか指先で感じる作業です
ペダルの取付け用部分にモンキーレンチを掛けます
スパナを使うなら 15mm のサイズです
カンパのロックナットには 11mm のスパナ これは
ペダルに依り違うのでそれに応じた工具を使います
ペダルシャフトを押えロックナットを締め込みます ナットを締めるまでに
一番良い回転状態を感じておきます ナットを締めてからその状態が保てていれば
玉当りの調整は成功です
ただそう上手く行かないのがこの調整 自分で
気に要らなければ何度でも調整を繰り返します
玉押しを微調整するのに 13mm のスパナを使って
います
自分が妥協出来ずにいると満足出来るまで 数十分
掛る事も有るのがこの工程・・・
その様な自己満足に近い調整を終えるとダストキャップを
取り付けます このネジ部や裏側にもグリスを塗布ここは
防水効果も狙っています
ペダル本体にねじ込み最後はプライヤーで締め込み
樹脂製のキャップに傷が付くので少し嫌なのですが
ここが緩いとキャップが緩み、無くす事になります
キャップ周りや他の部分も はみ出したグリスは
綺麗に拭き取ってやります
これで回転部分のメンテナンスは完了です
折角だからピカールでアルミの素地部分を磨いて
やりましょう カンパのアルミは妖艶な艶が出ますよ
PATENT CAMPAGNOLO MADE IN ITALY 素敵な
文字です
メンテナンスは完了しました この様に何時使うかその予定があるのかも
解らない保管部品ですが 良い状態を保っておきたいと思っての作業です
今回触っていて感じるのはこの古い時代のカンパグリス これは理屈抜きで
良いですね 良い味を出してくれます
前回の作業 【 カンパ ピスト用ペダル メンテナンス 洗浄 】
今回はグリスアップと調整を行います
カンパニョーロ アルミのアウタープレートを使ったスーパーレゲロ 同じ容姿で
チタンシャフトのスーパーレコードも存在します 前回に各パーツの洗浄が済んで
いますので今日はグリスアップを行いましょう
今回使う工具達 左よりプライヤー、11mm スパナ、
モンキーレンチ、13mm スパナ、そしてピンセットを
用意しています
今回のグリスはこれで行きましょう オールドカンパ時代の
カンパグリス 製造が中止になり久しくもう手に入れる事は
出来ません 現在程ケミカル品に恵まれなかった時代に
これでトラブルが全く無かった優れたグリスです
では右側から始めましょう シャフトは左右で違うので
注意して下さい 右側には D の刻印が有ります
ペダル本体の玉受け部とその周りにグリスを塗布
します
両方のボールレースにグリスを入れました これから
並べるボールが落ちない程度は塗っておきましょう
ボールをピンセットを使って並べました この後反対側も
同じ作業を行いますが ボールが落ちにくいクランク側から
作業を進めた方が良いでしょう
ここで一旦シャフトを挿入しボールを回してやりましょう
ボールの状態やグリスの量の確認と、これでボールが
落ち難くなりますね
反対側の玉受けにもボールを並べました
こちらも玉押しを仮に装着し指先で回してやりましょう
この辺りは面倒だと思わずに 一つづつ確実に作業を
進める意味でもした方が良いと思います
シャフトにも薄くグリスを塗りますこれをしておく事で
長年経っても綺麗な状態が保てます ダスト排出用の
溝にもグリスを塗っておきます ここにはグリスを
使った方が水も回り難いので溝が埋まる位の量を
使います
準備が出来たシャフトを本体にそっと入れます
グリスの量の調整はここ迄に済ませておきましょう
ペダルの外側の玉押しをネジ込んで行きます
※ 正ネジです
ここで注意するのは 玉押しを入れて行くと良く
ボールが重なる事が有ります こうなるともう一度
ボールを行儀良く並べ直し、やり直しです
ボールも綺麗に整列しました
舌付ワッシャーを入れます やはり薄くグリスを塗布
ロックナットを入れます
次は回転の状態を確かめ玉当りの調整です
ガタが無いか指先で感じる作業です
ペダルの取付け用部分にモンキーレンチを掛けます
スパナを使うなら 15mm のサイズです
カンパのロックナットには 11mm のスパナ これは
ペダルに依り違うのでそれに応じた工具を使います
ペダルシャフトを押えロックナットを締め込みます ナットを締めるまでに
一番良い回転状態を感じておきます ナットを締めてからその状態が保てていれば
玉当りの調整は成功です
ただそう上手く行かないのがこの調整 自分で
気に要らなければ何度でも調整を繰り返します
玉押しを微調整するのに 13mm のスパナを使って
います
自分が妥協出来ずにいると満足出来るまで 数十分
掛る事も有るのがこの工程・・・
その様な自己満足に近い調整を終えるとダストキャップを
取り付けます このネジ部や裏側にもグリスを塗布ここは
防水効果も狙っています
ペダル本体にねじ込み最後はプライヤーで締め込み
樹脂製のキャップに傷が付くので少し嫌なのですが
ここが緩いとキャップが緩み、無くす事になります
キャップ周りや他の部分も はみ出したグリスは
綺麗に拭き取ってやります
これで回転部分のメンテナンスは完了です
折角だからピカールでアルミの素地部分を磨いて
やりましょう カンパのアルミは妖艶な艶が出ますよ
PATENT CAMPAGNOLO MADE IN ITALY 素敵な
文字です
メンテナンスは完了しました この様に何時使うかその予定があるのかも
解らない保管部品ですが 良い状態を保っておきたいと思っての作業です
今回触っていて感じるのはこの古い時代のカンパグリス これは理屈抜きで
良いですね 良い味を出してくれます
前回の作業 【 カンパ ピスト用ペダル メンテナンス 洗浄 】