Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

スマホのスタンドにも使える タイヤレバー Clever Standard

2018-03-28 20:06:38 | 自転車 工具
自転車のタイヤがパンクした時に使う携帯用のタイヤレバーですがスマートホンの
自撮りを可能にするスタンドにもなる物をご紹介致します





前回マスタリンクプライヤーとして使えるタイヤレバーを紹介しましたが 今回の物も同じ
Clever Standard と言う会社のマークが入っています 
これはスマートホンのスタンドとしても使える便利グッズです ただ日本で購入出来るのかは
良く分りません






このタイヤレバーも二本を重ねて持つ事が出来ます






工具の片方がタイヤのビートを外すアール形状で
反対側は丸い穴と工具をスポークに引っ掛ける切り欠きが有ります




先にこの丸い穴は9mm 程度で内部に僅かな突起が幾つか有ります






何に使う物か思い当たるのはフレンチバルブのバルブナットですが
合せてみるとそうではなさそうです 何に使う物なのか私には
見当が付きません




本題の方ですが スポークに掛ける部分をこの様に使うと
スマホのスタンドになります これは私が思い付きでしているのでは無く
これを目的に作られた製品です






レバーを引っ掛ける位置を変える事でスマホの角度が変ります




工具の裏側には Clever Standard の文字が有ります
これの取扱い、販売先を検索してもヒットしないですね
商品として日本国内で流通しているのかは分りません 
興味がお有りの方はまた独自に調べてみて下さい





ムスカリと言うのでしょうか綺麗な青色が鮮やかです
最近は自転車に乗る時にスマホを持って行く事も多く、この様な物が重宝する事も有りますね
前回のマスターリンクプライヤー兼用レバーも、携帯工具を増やす事なく使えるのが便利です

前回のタイヤレバー 【 ミッシングリンクにも使える タイヤレバー Clever Standard 】

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ミッシングリンクにも使える タイヤレバー Clever Standard

2018-03-26 20:03:12 | 自転車 工具
クリンチャー WO のタイヤがパンクした時にはタイヤレバーを使いますが
その携帯用の物にミッシングリンクの取外しにも使える物が出ています 少し見てみましょう





これは Clever Standard と言う所から販売されている強固な樹脂製のタイヤレバーです
実は1年程前に Maggic One と言う会社から新製品として出ていますが それと見た感じは
全く同じに見えます






このタイヤレバーはこの様に重ねて持つ事が出来ます
携帯の事を考えての事でしょう






タイヤのビートに掛ける部分はやや大きなアール形状です
反対側は切欠きが有りここは使用時スポークに掛ける部分です
その先がフォークの様になっています






この切り欠きの部分をお互い合せてみると この様になります






二つを組み合わせると駆動域は広くないですがハサミの様に動きます






このフォークの様な部分の真ん中をチェーンの中に入れ
工具を開閉する事でマスターリンクを外す事が出来ます




工具の裏にメーカーの Web サイトの URL が記されています
この Clever Standard が製造元ではないかと言う話も聞きますが
私にはそれを確かめる事は出来ません
主に Maggic One のブランド名で販売されていますが 
価格は1600円(税別)の様です





自宅近くの空き地につくしが沢山有りました何か久し振りに見た気がします
今回の工具はミッシングリンクにも使ってみましたが強度的には不安も無く使えます
私はチェーン用工具を別途携帯していますが、クリンチャーとマスターリンクをお使いの方には
特に嵩張るものでは無いので良いかも分りません

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レーサーシューズの 進化

2018-03-24 20:08:27 | 自転車部品・用品
自転車競技では自転車に乗る時は専用のレーサーシューズを使います 現在はビンディングシューズが
主流ですが それ以前のシューズプレートを使う時代にも靴の進化は有りました





これは自転車用の靴でレーサーシューズと呼んでいます 最近のビンディングシューズになる前の
シューズです この様な時代にもやはり靴は進化して行きます






写真の様なトラック用のペダルやロードで使われていた
クイル型のペダルに使うレーサーシューズです




これは比較的新しい靴で GAERNE ガエルネの KEIRIN と言う
商品名のシューズです それでも 20数年前の物だったと思います






この時代の靴底には シューズプレート=桟(さん)と言う物を
取付けます これが現在のクリートの役割をします

このシューズプレートの話をすると 英語では シュープレートと言うのが
正しいと言う話が良く出て来ますが 私達日本の自転車愛好家は昔から
シューズプレートと呼びそれで充分話が通じます 
加えてこの部品を販売している国内のメーカーもシューズプレートで
案内されています ですから正しい英語についての話はご勘弁下さい






シューズプレートを装着した靴は トウクリップの中に脚を入れ
ペダルのプレートを桟で捕まえますそうしてからトウストラップで
締め付けて走行します




先程は比較的新しい靴を見て頂きましたが このスリッパの様な靴は
おおよそ 45年程前の物です この頃はロードでもトラックでも全ての
選手では有りませんが 多くの選手が素足で靴を履いていました






靴の裏にシューズプレートを取り付けるのに変りは有りませんが
靴底に釘で打ち付けています






これは靴屋さんが使う台金と言う道具ですが これに靴を被せて桟を打ちます
新しい靴を降ろすとシューズプレートを付けずに走る事で靴底にペダルの跡が
付きます それに合せてシューズプレートを釘で止めます 自分で出来なければ
靴屋さんに頼む事も有りました 微妙な調整は釘を抜いてやり直す必要が有ります




そうしてシューズプレートを取り付けたシューズがこれですが
靴の厚みが全く違います






ガエルネの進化した靴は底も含め厚みが有り 既製のクリップの先を
大きく曲げて使っています そこへ古い靴を入れるとこれだけの差が
有ります






最近のビンディングシューズに近い形状と強固さを持ったガエルネと
古い方のシューズでの大きな違いは
新しい靴はそのままペダルを回すと綺麗なペダリングが出来る形状をしています
古く底がフラットに近い靴では絶えずペダリングを意識して上手く足首を使う必要が
有ります




これは古い方の靴よりまだ前の物で 底は完全にフラットで鉄板も
入っていない靴を履いています さすがにこの様な靴ではペダリングを
強く意識しないと綺麗には回せません、この様な靴を使っていたお陰で
後に色々と役に立つ事も有りました
※ これは第 2回全日本実業団 1000mTT






靴底が柔らかいのでこの様な長い鉄板を使ったプレートも有りました
下は進化したシューズプレート こちらはボルト止めです、現在では
競輪選手の人達も使っていると思います




自転車に乗る上でシューズの役割は大きいと思います
底がスリッパの様な靴から現在の靴まで使い感じる事は
短距離の最高速 長距離走行時の疲労感の違いなど
自転車に必要な全てに対して良くなっています




先程の写真から 1年が経った私です 大学1年生の関西インカレ
1000mTT ですが多少進化して優勝しています カスクが許されていた
時代です





今となっては良く言えば自転車史 悪く言えばただの思い出話しですが
スリッパの様なシューズとカスクで走っていた時代も有ったと言う事でお許し下さい





道端や桜の木にも花が咲き始め春の気配がします 街中が少しずつ色付いて明るくなりますね
自転車競技もレギュラーシーズンに突入しすでに全国大会も開催されています 皆さんにとって
良いシーズンになります様に・・

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Campagnolo のペダルに 三ヶ島のペダルキャップ

2018-03-19 19:32:28 | 自転車整備 ペダル
私のロードレーサーには Campagnolo RECORD カンパニョーロのレコードペダルを使っています
そのキャップを無くしたので三ヶ島製作所 MKS のペダルキャップを取付けました





実はこれと同じ作業を今迄に 2度行っています そのどちらもが保管中にキャップが脱落したもので
不思議と探しても出て来ません オールドカンパと呼ばれる時代のペダルですので補修パーツの
確保が大変です、今回も純正ではなく三ヶ島製作所のシルバンの物を代用します




この自転車は天井から吊るして保管していますが
そこからキャップが落ちて幾ら下を探しても見つかりません
以前の時も見つからずとても不気味です




カンパニョーロの純正のキャップです 樹脂にメッキがして有ります






こちらが脱落した左側です 実は前日には有ったのですが
次の日の朝には無くなっていました・・・






ペダルを一旦外します 左側は逆ネジです






すでに 50年程度経ったペダルですが ネジなどの不具合も無く
回転は至って好調です カンパニョーロは一生物と言われます




整備テーブルで作業を行いましょう




ここで



最近自転車を始められた人達はビンディングペダルを
お使いかと思いますが これはシューズプレートと言う
一本の溝が切って有る物を使い ペダルのプレートに
嵌めて使います




そしてトウストラップと言うバンドを使い足を固定します
練習では信号で止まる度に手で開放と締め付けを行う必要が有ります 
競技用自転車はこのペダルがビンディングペダルに変った事で大きく
進歩したと思います



さて



作業を進めましょう MKS シルバン用アルミキャップ ネジ切りタイプ
この他にもプライムと言う物が使える様ですが 残念ながら通販で
見付ける事が出来ませんでした






アルミ製で MKS の文字が浮かび 取付け部にはネジが建てて有ります
価格が実に様々で今回は 2個 700円程度でした






カンパニョーロに使うのに、さすがにこの文字は気になります
メーカーさんには申し訳ないですが削らせて頂きます






削るのは 2~3 分で済みます 表面が粗いので少し整えましょう








600番のペーパーでヤスリ目を磨きました






さらにピカールで磨き込みます アルミ独特の艶が出ています




磨きはこの辺でおいておきます アルミのこの光沢は艶っぽくて
とても好きです






ではペダルに取り付けます グリスの交換は丁度 1年前に
行っています 今回はこのまま使います






三ヶ島のペダルキャップ用工具ですが、これは先程の
カンパニョーロのキャップにも使えます






カンパニョーロのピーナッツグリス在庫がもう僅かです
キャップのネジと内側にグリスを塗っておきます これは
防水対策と腐食防止が目的です






工具を使い奥までしっかりと締め込んでおきます








ペダルの取付けネジにもグリスを塗って自転車に取り付けます
ネジにグリスの塗布 これは自転車を長く調子良く使う為には
必要な事だと思います






はみ出したグリスは拭き取っておきます これも大切な事です




旧車と呼ばれる自転車を良い状態で維持しようとすると
補修パーツの確保が大変です 探せばカンパの純正も
何処かで見付ける事が出来ます、この辺は本人の気持ち次第ですね





純正で無いのはカンパ愛好家とすれば気になる処ですが、何か理由を見付けて自分を納得させます(笑)
しかしこのペダルの回転部はカンパ独特のヌメリ感がまだ失われていません 最近の上質な
シールドベアリングとはまた違う感触です

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メンテナンススタンド 低価格な物 

2018-03-14 20:28:36 | メンテ 用品
自転車整備をする時に有れば便利なメンテナンススタンド 今回はこれの低価格帯の物を
紹介致します フレームをクランプするタイプですが思いの他しっかりしています





これは私の物ではありませんが知人が Net で購入した物です 購入前に相談が有り
値段を聞くと 7480円 それなら買っても良いんじゃない?と言う事で商品が届きました
普通に使える物か色々と見てみましょう サンワサプライと言う会社の商品です






フレームをクランプするタイプですが クランプ部は
樹脂で出来ています






自転車のクランプはクイックでワンタッチ 実際に自転車を
銜えてみましたがしっかりとホールド出来ます






クランプ部のノブを緩める事で突出し寸法を 10cm 程度
任意の場所に変える事が出来ます






ここは 360度 回転させる事も可能で自転車の角度を自在に
ホールド出来ます






自転車のフレームパイプのサイズに応じてクランプ部の調整が蝶ネジで出来ます
ネジのメッキが良く有りませんがこれは仕方が無いですね このクランプ部分は
問題も無く合格です








足元のベースは目一杯拡げると 1辺が 1m 程度ですが クイックを触る事で
任意の場所で固定が出来ます これは使用状況に合せる事が出来るので良いと思います






脚を開閉する事で角度が変りますが 床をしっかり捕える様に
脚先の角度も動く様になっています








フレームクランプ部下のクイックを開閉する事でスタンドの高さを
変える事が出来ます 概ね 118~200cm の高さです 自分の身長や
整備内容に合せて調整すれば良いでしょう




付属部品のトレーです






付属のネジで固定します アーレンキーも用意されています






取付けには付属のアーレンキーを使いますが ここで少し残念なのはクランプ用の
バンドのサイズが少し小さく使えなくは無いですが 締め込むのに抵抗が有ります








これは本体にゴムのバンドで止めて有るハンドル用のクランプです
このタイプのメンテスタンドは トップチューブを銜えると前輪が
左右に動きます それを止める為にハンドルをこのロッドで固定します








ハンドルもゴムバンドで止めます 自転車のサイズやハンドルの
形状に依りロッドの長さの調整が出来ます 簡単な部品ですが
これが無いと使い難い整備スタンドになってしまいます




折り畳めばこの様な形で持ち運びや保管が出来ます 重量は
6kg/資料 結構ずっしりと来る重さです








私はこのハンガーシェルとフロントフォークを保持するタイプを
使っています






どちらのタイプを選ぶかは本人の好みの問題でしょう
こちらはアルミ製で現状 3kg 弱です 使い始めて 9年が
過ぎましたが不具合は有りません






付属されている取扱い説明書です しっかりした用紙です
販売元はサンワサプライ(株)と言う岡山県に本社を置く会社ですが
パソコン関連や家具など多くの物を取り扱っている会社の様です





今回の商品を net で検索すると通販大手数社で見る事が出来ます 価格も皆同じです
今回の物は販売価格から想像していたよりしっかりした商品でした 
これから整備を覚える人や部屋で自転車保管を考えている人には良さそうですね

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