第2期中央区地域福祉活動計画 素案に対するパブリックコメント
第1、総論
1、策定主体が区民だからこそ、柔軟に
策定主体は、区民であり、行政が、策定する計画よりは、柔軟に、自由に、目標も大きく掲げてもよいのではないでしょうか。
やや、遠慮気味な感じを受けます。
大胆に行きませんか?
2、プロアクティブ・コミュニティの用語を
中央区基本構想のひとつの柱が、「プロアクティブ・コミュニティ」です。
その用語がないため、両者の整合性を持たせるためにも、用語を入れてはいかがでしょうか。
3、第1期計画と同様の記載
第1期計画では、5年間の①タイムスケジュールと②5年後の理想の姿を記載していました。
今回も、同様に、①と②の記載をお願いします。
4、ネット、ICTの有効活用
オンラインを用いた会議・講習会、対面ですべきところできないためのオンラインを用いた相談事業、ネットを用いた広報、ネットを用いた録画動画などコンテンツの提供など、ネットの活用、ICTの活用が当たり前の時代に、また、コロナ禍、用いざるをえない状況下になってきている。
社協、協働ステーション、勝どきデイルーム、浜町多世代交流スペース(仮称)、さわやかワーク中央など関連施設のネット環境の整備を早急に行うように、区に働きかけをお願いします。
5、3地域+晴海地区の各拠点整備
月島地域には、勝どきデイルーム、日本橋地域には、浜町多世代交流スペース(仮称)がある。
京橋地域には、社協本体があるが、そこが、居場所機能、相談機能も持たせるようにお願いします。
かつ、京橋地域は、京橋図書館移転後の空いたスペースに、ボランティア活動拠点を創るように区に働きかけをお願いします。
また、月島地域の晴海地区には、あらたな大きな街が誕生するため、その方々が、ボランティア活動などできるように、そのための拠点を、ほっとプラザはるみなどを用いて構築できるように、区に働きかけをお願いします。
6、コロナ禍、予算が万が一削減されることへの備え
コロナ禍、削減をすべきではない最も大事な分野であるが、万が一、削減されるようなことがあったとしても、優先順位をきちんとつけ、切り詰められるところは切り詰められるように、考え方の整理をお願いします。
7、生涯教育との有機的連携の視点
生涯教育拠点である図書館が、本の森ちゅうおうとして整備されます。
学ぶことは、心の癒しにもなります。なかなか、出てこられない高齢者のかた、引きこもられている方、悩みを抱えておられる方にも、学びの機会へのアクセスを容易にし、学ぶことによる健康寿命の延伸、悩み・ストレスの解消にも生かしてみて下さい。
8、福祉が福祉に需要を生む視点
物品調達は、障害者施設、高齢者福祉施設へまずは、調達がかけられないかと常に持つようにお願いします。
9、東京2020大会の視点
東京2020大会のレガシーの最重要なレガシーは、ボランティアマインドの醸成です。
コロナ禍、開催が流動的ではあるものの、一旦、やる方向になったなら、東京2020大会でいかに、ボランティアの活躍の場をつくるか、その会議体や準備ができるように、五輪協議会ボランティア部会との連携を密に取られるようにお願いします。
10、恊働ステーションと社協との連携強化
両者の連携強化をお願いします。
11、地域福祉活動計画推進評価報告書へのパブリックコメント
同評価報告書へのパブリックコメントをし、計画の評価に関する意見も求めてもよいと考えます。
12、関係団体とのヒアリングについて
関係団体とのヒアリングでは、障害者の7団体には、ヒアリングを行うことを今後はお願いします。
第2、各論 特に急ぐべき点
1、コロナ禍、外出自粛に伴う体力の低下
コロナ禍、外出自粛により体力低下が、ご高齢のかたや障がいのある方に起きています。まずは、実態調査が必要であり、そのうえで、居場所、図書館、仕事等、外出の機会の創出をお願いします。
2、災害時の要援護者の災害時の個別避難計画、その中での災害時に避難を支援する人の配置
災害時の個別避難計画の策定と、実際に避難する場合に、その避難を支援する人が、決められていないことが多くあります。
避難を支援するかたを早急に配置できるような取組をお願いします。
第3、各論
1、コーディネーター連絡会の設置
コーディネーターの連絡会を設置し、各分野での支援の情報交換、連携をお願いします。
それぞれが、制度のはざまの方々をどのように支援しているか、そのノウハウが共有できるのではないかと考えます。
2、情報誌の統合
情報誌を統合し、一冊にまとめるのも手ではないかと考えます。
3、自立支援協議会との連携
障害者支援の現場の状況は、自立支援協議会とも情報共有ができるような体制をお願いします。
4、ボランティア経験の継続性
「イナっこ」、ボランティア講座、福祉体験合宿、場づくり入門講座、ささえあいサポーター養成講座など参加した方々の経験を一過性で終わらせるのではなく、福祉の情報や案内がそれ以後も届けるようにしていっていただきたいと思います。
関心のあるかたには、民生・児童委員を紹介する等して、民生・児童委員の空白地域をなくすようにもしていっていただきたいです。
5、ボランティアの場の拡大
ボランティアの機会は、福祉分野だけではない。公園の整備や、グリーンインフラの整備など都市整備部や環境土木部とも連携し、ボランティアの機会の創出をお願いしたい。
6、ファミリーサポートのスキルアップ
ファミリーサポートの方のスキルアップには、オンライン講座を受講して学べるようにするなどスキルアップをする機会を積極的に創出願います。
7、中央プラネット参加企業
中央プラネット参加企業を、大幅に増加できるように、取組をお願いします、
企業へのアプローチ等、活動内容の案内を各企業に配布などお願いします。
8、障害者就労支援
中小企業にも、セミナー開催し、雇用の受け入れ先の拡大をお願いします。
自立支援協議会とも連携をお願いします。
9、居住形態別世帯割合の推移においては、
居住階層の再考を6階以上とするのではなく、20階以上も割合の推移の把握をお願いします。
本区の超高層の現実が、現れていないため。
10、合計特殊出生率
この年次変化の表も、第1期同様、入れていただけますようにお願いします。
以上