岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

ロンドン五輪、日本チーム、団体でのメダルラッシュを読む。

2012-08-06 12:13:43 | オリンピック、パラリンピック


ロンドン五輪の団体戦、日本のメダルラッシュに世界が驚いているのではないでしょうか。

五輪前から期待されていた女子卓球や男子体操、サッカーは期待通りの活躍です。
しかし、女子アーチェリーやフェンシング男子や女子バトミントンのメダルには驚きました。
男女競泳にも感動しました。
柔道にも団体があればと思ったくらいです。

この団体の大活躍は、明らかに、なでしこジャパンの影響があります。
体格に恵まれない日本にとって、チームで戦うことで勝利へつなげるという方法が編み出されて来ているように思います。

もちろん、個々の力量が重要です。
しかし、それだけでは団体戦には勝てません。
一人一人の力を補うチーム力の作り方があるということです。

「なでしこ」のように、個人戦のない団体競技。
フェンシングのように個人戦を重ねる団体競技。
種目によって団体戦のかたちは違っても友と戦うという気持ちは同じです。

それは「なでしこ」の影響、そしてその源は、やはり東北大震災に違いないと思います。

東北大震災を乗り越えようという気持ちはロンドン五輪での団体戦で現象となって現れました。

スポーツは目に見える形で、私たちの心の有り様を見せてくれます。

ですから、私たち日本人も東日本大震災以降、明らかに変わってきているのです。
それは、日本というひとつのチームとしての成長でもあります

※画像は和佐又の山小屋のベッド棚に貼ってあったシールです。
熊谷さん、フランス戦頑張って!


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