岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

『トレッキング実践学』 高橋正太郎 著

2013-09-13 14:24:49 | 
最近、山の本を買っていないなーと反省して1冊買いました。
『トレッキング実践学』。
たまには、新しい本を買わないといけない。

日頃は、アマゾンの無料本で、大正時代の登山家の本は読んでます。
これはこれですごく面白いし、アドベンチャー的でわくわくする。
そのころには今ある山小屋の多くはすでに営業している。
100年くらいでは山はそんなに変わらない。
当時の登山家も日本アルプス10日間縦走している。
登山道も未整備な時代にほんとすごい。

最近、私たちの山岳会にも、若い方々が入会されている。
山への憧れは昔と変わらない。
だけど装備やトレーニング方法もどんどん進化している。
私たちだって、それはそれでうまく吸収したい。

山で過ごすということは簡単ではない。
街中と違って、コンビニも病院もホテルやレストランはない。
自分の足ふたつで、歩いて食べて全天候に対応しなくてはならない。
日が暮れ先が見えなくなれば露営しなければならない。
そのようなことに対応できるようになるには、多くの経験が必要になる。

しかし、だれでも最初はビギナーだ。
ビギナーをサポートするのは、よき山岳会であり読書だ。

僕たちが新人だった頃に読んだ本と今の本を比べれば、間違いなく進歩していると思う。
そんな本を読みましょう。

この本はお薦めです。


トレッキング実践学 (OUTDOOR PERFECT MANUAL)
高橋 庄太郎
エイ出版社


最新の画像もっと見る